2018年06月22日公開
2024年07月20日更新
幻の日本酒をランキングで紹介!入手困難なお酒が人気の理由も調査!
日本酒といえばいま外国で注目を浴びる様になってから国内でも専門の店が出来るほど少しずつ人気が戻りつついます。その日本酒の中には入手困難と言われているほど人気の幻の日本酒と呼ばれている日本酒があることを知っていますか?そもそ日本酒というのはすぐにできるものではありません。しかしこの幻の日本酒はさらになかなかできない物の為にランキングに入るぐらい人気です。ランキングにはいるぐらい人気の幻の日本酒を紹介していきましょう。
幻の日本酒にはどんなものがあるの?
今、日本酒の人気が少しずつ復活しています。その中でも、日本酒の中でも入手困難で人気の幻の日本酒と呼ばれるものがあるのを知っていますか?日本酒のファンの間では常識なのですが、近年の日本酒ブームもあり、多くの人に知られるようになっています。その幻の日本酒とは、いったいどんな日本酒があるのか。そしてどうして入手困難で人気なのかなどを含めて幻の日本酒についてランキング形式に細かく紹介していきましょう。
幻の日本酒おすすめランキングを紹介
第10位:大吟醸で熟成古酒でランキング入り「菊姫 菊理媛」
幻の日本酒おすすめランキング第10位は「菊姫菊理媛」です。こちらのお酒は大吟醸がもてあまされるようになる前から美味しく安心して飲めるようにとひたすら追求されてきた日本酒でもある「菊姫」があります。その菊姫を更に10年ほど長い年月をかけて熟成されて出来たのが、この菊姫菊理媛です。じっくりと熟成されたその味わいは一口を飲んだら忘れられないぐらいさっぱりした味わいを感じることが出来る日本酒でもあります。
菊姫は米どころである石川県で作られているのですが、特に金沢の新鮮な海鮮食材との相性もいいそうです。またこの菊姫菊理媛は、かなり長い年月をかけての熟成をされている日本酒なのですが、このような日本酒はまず市場になかなか出回らない為に希少であり、入手困難な人気の幻の日本酒としても言われています。すっかり高級品と言ってもいいぐらいの幻の日本酒でもありますが、ぜひ興味を持ったら自宅用に買ってみてもいいです。
第9位:いつかは飲んでみたい幻の日本酒「田酒 純米大吟醸」
幻の日本酒のランキング第9位は「田酒純米大吟醸」です。こちらは青森県の株式会社西田酒造店さんが醸す日本酒でもあります。日本酒のファンの中でも有名な日本酒ではありますが、純米吟醸であれば日本酒を扱っている店であれば見かける事はありますが、純米大吟醸であるとなかなか見かける事がありません。あったとしても敷居の高い高級なお店がメインで、一般的にはなかなか出回らないまさしく幻の日本酒と言われています。
そんな田酒の味わいは上立ち香は穏やかでバナナやバニラやメロン等と同じく優しく香ります。艶のある香りを含むと、ひたすら優しく穏やかな甘味のサジェッションです。キャッチセールスの綺麗な女性にふらふらと着いていってしまうも、途中ではっと我にかえる。香りからつながるかのような艶のある綺麗な甘味。後半は早めの収束していまいます。因みに名前の由来は田んぼから出来ているお酒でお米の味も感じることができます。
第8位:日本酒の新時代を開いた幻の日本酒「而今 純米大吟醸」
幻の日本酒ランキング第8位は「而今大吟醸」です。こちらの日本酒は三重県の木屋正酒造合資会社さんが醸す幻の日本酒であり、2004年に登場して以来地酒専門店から口火を切って人気を呼んだ日本酒でもあります。六代目によると精密な計算の元で作られた日本酒でもあり日本酒としては新しい一時代を切り開いたと他言してもいいぐらいの日本酒なのです。日本酒としては正しく新しい形での日本酒を作り出した幻の日本酒です。
そんな日本酒の味わいはというと上立ち香は心地よく白桃の様に香ります。そして口に含むと、一瞬ぶわっとゴージャスな含み香の広がりを見せた後からやってくる優しさや柔らかさ等の独特の甘味と共に表現してきます。でも一瞬の引きの早さも秀逸です。このバランスが最高だという人もいるだとが。飲み終わった後、ふつふつと残像が頭をよぎるぐらい幸せな一時を味わえます。その為に日本酒をあまり飲まない若手世代から人気です。
第7位:幻の日本酒としての実力は世界一!「裏鍋島」
幻の日本酒ランキング第7位に紹介するのは「裏鍋島」です。こちらは2011年にインターナショナル・ワイン・チャレンジにある日本酒部門で最優秀賞を取り、その実力を世界中に知り渡られたと言われている幻の日本酒でもあります。その為に入手困難な日本酒である「鍋島」の隠し酒として出てきたのがこの「裏鍋島」なのです。鍋島ですら入手困難ななのにその鍋島によって生まれた裏鍋島は更に入手困難な日本酒でもあります。
この日本酒は佐賀県の富久千代酒造有限会社さんが醸しています。味わいとしては、鍋島としては上立ち香は穏やかでメロンのように香るのですが、裏鍋島はその逆で少し辛味が全面に出ているのが特徴です。鍋島は口に含むと、ぶわっとメロンが弾けたかと思うと、キリリと引きしまって収束してしまいますが、それでも透明感のある切れ味さっぱりの大吟醸らしい酒でもあります。正しく鍋島とは逆で裏鍋島と呼ばれるのは納得です。
第6位:幻の日本酒の中でもプレミアム「十四代 超特撰」
幻の日本酒ランキング第6位は「十四代超特撰」です。この十四代は製造されている日本酒がすべて幻の日本酒に入るレベルでの入手困難な日本酒ばかりなのですが、その中でも一番もっとも入手困難と言われているのが超特撰と呼ばれているこちらなのです。一度口にしたら忘れられないのですが、また次を買おうとなってもなかなか買えずに入手困難になっているのです。もはや日本酒のファンの間ではプレミアム価値がついています。
プレミアムな価値が付いているこちらの超特撰ですが、米どころと言われている山形県で作られている日本酒であり、日本酒としては飲みやすい独特の優しい甘さが自慢の日本酒でもあります。一般的に甘い日本酒はちょっとくどい印象がありますが、この十四代目の超特撰が持つ甘味はどこまでも上品で繊細であり、そしていつまでも舌の上に残ることなく味の引きの良さも人気の秘訣でもあります。高くても買う価値がある日本酒です。
第5位:幻の日本酒の中では一番繊細な味わい「黒流 石田屋」
幻の日本酒ランキング第5位は、「黒流石田屋」です。この日本酒は福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す幻の日本酒で、ネーミングが特に変わっている日本酒です。この幻の日本酒のネーミングに対して味わいは予想を裏切る繊細な味わいを楽しめる事から大人気の日本酒でもあります。この日本酒は開けるときからが本当に楽しみと言われています。一度ほどくと、なかなか同じように結べない木箱の帯封を引いていくとお酒が見えます。
この日本酒は本当に繊細なので開け方にも繊細さがいります。しなやかに打ち込まれているので、乱雑に扱うと滑脱し組織が崩れてしまうので丁寧に開けいきます。開けたら漂る上立ち香は、穏やかながら心地よくメロンを思わせるように香ります。ヘッドスペースがいつもよりある分感じやすいのかもしれませんが、うっとりとさせられるいい香りがでてきて、まるで日本酒を飲んでいるのかわからない感触を味わう事が出来るのです。
第4位:有名酒臓から生まれた幻の日本酒「継 今大吟醸」
幻の日本酒ランキング第4位は「継今大吟醸」です。この日本酒は、元々製造している酒倉が有名でそれも「朝日酒造」で作られている幻の日本酒なのです。朝日製造といえば、新潟でもその名前を知らないと言われているほど日本酒の酒造としては有名な場所で一番有名な日本酒が「久保田」になるのですが、その久保田よりもさらに上にいく幻の日本酒がこの継今大吟醸でもあります。その今大吟味である継について紹介します。
大半は贈り物に使われることが多い継ですが、拘りは原材料からあります。原材料に使う水と米はとことんこだわり、淡麗を極めた日本酒の為にどんな和食でもあうというのが特徴でもあります。使われている酒米は「越淡麗」というお米を使っています。しかもこの日本酒は正しく幻の日本酒と言っていいのは、生産者限定の完全契約栽培で作られておりその拘りはとてつもなく半端ありません。その為他の日本酒よりもやや高めです。
第3位:お祝いの席にお勧めの幻の日本酒「黒竜 仁左衛門」
幻の日本酒ランキング第3位は「黒竜仁左衛門」です。こちらは第5位にて紹介した幻の日本酒である「黒流石田屋」と同じ場所で作られています。石田屋と並ぶぐらい有名な幻の日本酒であり、なかなか手に入らないと言われている入手困難な物です。しかしこの日本酒も実は日本料理にとても合うお酒として有名なのです。他のメーカーよりもいち早く大吟醸として売り出した日本酒にも拘らず今なお圧倒的な人気を誇っているのです。
もちろん価格は高めですがクリオティも高く、多くの人を虜にしています。そんな上品な味わいをすることが出来るだけではなく元の黒竜からさらに拘り抜いた製法で限定生産しただけでなく、更に独自の方法で熟成させた「黒竜仁左衛門」は、他の大吟醸では味わう事が出来ない貫通した味わいを感じることが出来るのです。今なお高価でありますが、キリっとしたしっかりした日本酒を好む人であればぜひ一度は飲んでみるべきものです。
第2位:洞爺湖サミットで出た幻の日本酒「磯自慢アダージョ」
幻の日本酒ランキング第2位は「磯自慢アダージョ」です。あの洞爺湖サミットの乾杯酒としても使われています。この磯自慢は、元の「磯自慢中取り純米大吟醸35」から少量を取り分け、冷蔵貯蔵でゆっくりと熟成させます。その後蔵元自らが年毎の熟成酒の中から、その年に最高の品質を迎えた物を選び出し“アダージョ”の名を冠するといいます。もちろんその年の出来が悪ければ生産どころか出荷すらもないという位の日本酒なのです。
因みにアダージョと名前を付けたのは、アダージョが音楽用語の一つの言葉であり、作曲家の意図をより正確に伝えるための手段として書かれたものだと言われています。その用語の意味を借りたうえで、愛情を込めて醸し、ゆっくり穏やかな独自の低温熟成で眠りにつかせた酒として生まれたのがこの幻の日本酒という所です。飲む顧客が“ゆったりとした時間の流れのひととき”そして穏やかな癒しの時を、じっくり味わう為だそうです。
第1位:幻の日本酒の中で超希少酒!「朱金泥 能代」
幻の日本酒ランキング第1位は「朱金泥能代」です。幻の日本酒としてはとにかく有名な酒でもあります。どうしてこの日本酒が圧倒的な1位になるのかというとその生産量の少なさです。なんと年間でも60本しか市場にすら出回らないと言われている希少なお酒でもあるのです。その希少はコップ一つにも出ています。なんと一杯のコップで1万円と言われている位驚きの価格です。正しく特別な日に特別な人と一緒に飲むのがいいです。
この日本酒自体地下の貯蔵庫で丁寧に熟成されて作られた特別な大吟醸であります。フレッシュなものとは異なり、まったりと舌に濃厚な旨味を味わうことが出来るのも希少であり幻の日本酒と言われているだけの価値がります。その味わいを試したことない人も多く、なかなか口にする機会がない幻の日本酒ですが、それでもとても美味しいと言われているのです。ぜひ買う機会があれば一度買って飲んで見て欲しいと思います。
幻の日本酒が入手困難なのに人気の理由
ここまで幻の日本酒と呼ばれていたものについてランキング形式でご紹介しました。幻の日本酒と呼ばれている日本酒を仕入れていくメリットはやはり宣言効果です。特に今はSNSでの情報収集が盛んな情報社会です。なので誰かひとりが出した情報がすぐに拡散されます。またその宣言効果によって新規顧客の開拓につながるだけでなく今まで日本酒というものを謙虚していた人達にも興味が注がれるのは間違いはありません。
また情報によって流れてもそれらは知っている人の間では話題になってもなかなか一般の人にまで情報が行きません。すでに出た時には「こんな美味しい日本酒知らなかった!」「なんでもっと早く教えてくれなかったの!」「もっと飲みたいけど入手困難で人気の日本酒だなんて・・・」と出た頃には幻の日本酒となっている事もよくあります。おいしい日本酒に出会っても既に入手困難で人気の酒となっていて手に入れるのも一苦労です。
しかし、それは職人たちによって長い年月をかけて作られている物ですし、何よりも幻の日本酒は生産する数にも限界があります。しかしそれは日本酒として最も美味しい部分を味わってほしい為でもあります。そんな幻の日本酒をじっくり味わう事が出来るのは、入手困難になっても欲しいと思う気持ちが大事です。また生産量が少ない分手に入れた時の価値は大きく嬉しいのは間違いありません。それだけの価値が幻の日本酒にあります。
幻の日本酒を手に入れてその味わいを楽しもう
ここまで幻の日本酒についてランキング形式ご紹介してきました。まだランキングにはない幻の日本酒も存在しているのでぜひ機会があれば探してみて下さい。幻の日本酒は職人の手によって長い年月かけて作られているものです。だからこそ入手困難な日本酒とも言われています。そんな幻の日本酒を知った事で新たな日本酒の事を知ることが出来ます。今回の事がきっかけで幻の日本酒に興味を持ったならばぜひ試してみましょう!