れんこんは生で食べられる?生で食べる方法と保存方法・あく抜きについて!

れんこんをテーマにして、れんこんを生での食べ方、保存方法、あく抜きについて調べてみたことを記事にしてみます。れんこんは日本人にとって非常に身近な食べ物であり、蓮池に咲く花を鑑賞したりしている野菜です。徳島県などれんこんの産地では、9月から12月にかけて蓮池に腰まで浸かって、れんこんを採取している光景を幹線道路の車中から見ることができます。目の当たりにします。正月のおせち料理には欠かせないれんこんでもありますが、生で食べられる方法や、保存、あく抜きについてまとめています。

れんこんは生で食べられる?生で食べる方法と保存方法・あく抜きについて!のイメージ

目次

  1. 1れんこんは生で食べられる?
  2. 2れんこんを生で食べるために:知っておく
  3. 3れんこんの選び方・食べ方で選ぶ
  4. 4れんこん:生で食べても大丈夫な変色
  5. 5れんこんの上手な保存方法
  6. 6れんこんの冷凍保存:4倍の保存期間
  7. 7れんこんの保存期間・解凍方法
  8. 8れんこんを生で食べる・あくを抜く
  9. 9れんこんの生:ぬるぬるは危ない
  10. 10れんこんの栄養素・驚きの効果
  11. 11れんこんシャキシャキサラダを生で食べる
  12. 12手軽にれんこん・生れんこんを焼いて食べる
  13. 13手軽にれんこん・簡単焼いて食べる
  14. 14手軽にれんこん・生れんこんのはさみ焼き
  15. 15まとめ:れんこんは素晴らしい野菜!

れんこんは生で食べられる?

れんこんの産地と旬

れんこんの主な産地は茨城県霞ヶ浦が有名です。次いで徳島県です。新潟の「大口れんこん」石川の「加賀れんこん」などブランド品もあります。れんこんの旬は収穫が始まる9月から10月の秋から正月のおせち料理で需要が多い冬です。れんこんは、ほぼ通年出荷されていますが、秋口に出荷される新れんこんはあっさりしていて、冬物は、粘りが出て甘味もまします。れんこんは旬の野菜です。

春れんこんは生で食べることができる

れんこんは生で食べられるでしょうか?生では、アク抜きをしなければ食べられません。れんこんは旬の、10月から3月の時期に新鮮なものが食べられます。秋から冬の時期です。おせち料理を始め、れんこん料理は、旬の秋から冬のものでした。春から夏にかけて出荷される「春れんこん」は量も限られ、高価になります。「春れんこん」はアクも全くなく、色も真っ白で、しゃきしゃき感も良く生で食べられる、れんこんです。

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れんこんを生で食べるために:知っておく

れんこんの食べ方・栽培方法を知る

秋口になるとれんこんは、成長が止まり収穫期になります。生産農家はいっせいに、れんこんを出荷します。この時期になると、出荷されて1日増すごとにアクが強くなり生では食べられる状態でなくなってきます。保存方法が大切になってきました。新鮮なうちに早く食べてしまうのがコツです。れんこんは採れたて新鮮なものでないと生で食べる生食にはむきません。生での食べ方は、酢水につけアク抜きをして食べられます。

れんこんは節で食感が違う・食べ方は?

「最初の節」ホクホク感が強く、そのまま焼くか、生のまま摩り下ろして汁に入れたり絞り汁でデザートを作ったりして食べられます。「真ん中の節」この部分はホクホクモチモチとシャキシャキの両方の感じがあります。「最後の節」この部分は、シャキシャキした食感なので、れんこんサラダや酢の物、れんこんのおひたしなどで食べられます。薄くスライスし使うのがポイントです。気に入った食べ方ができます。

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れんこんの選び方・食べ方で選ぶ

旬の野菜、れんこんの選び方は大切です。食べ方、保存、調理に関係があります。選び方は形がふっくらとして丸く肉厚のもの、節の間がが長く太くてまっすぐなもの、外皮が淡黄色か淡褐色で傷がなくつやがあるものを選びます。切り口は、白くて穴が小さいものを選びます。穴の周囲に薄青いアクが出ていないものを見つけてください。美味しく食べられます。色の白すぎるものは漂白されているかもしれません。

旬の野菜のれんこん選び、穴の内側が黒くなりかけているのは古いので選びません。穴に泥が入っているものは、調理に手間がかかるのでやめます。れんこんの両端部分がカットされているものは、選びません。カットされずに残っているものを食べ方で選びます。断面が見える状態で置かれているものは、褐変が進んでいるので、白味をいかした料理に使うときは、選ばないでください。食べられるが食感や味が悪いことがあります。

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れんこん:生で食べても大丈夫な変色

スーパーなどに置いてあるれんこんには、れんこんの表面に変色したものがあります。変色していても食べられるれんこんは、表面についている赤褐色を「赤シブ」といっています。れんこんの呼吸時にでる酸素と土中にある鉄分が化合してできたもので、旬の野菜、れんこんが生きている証拠です。表面の黒色を「黒シブ」といいます。台風などで茎が倒れた物にみられます。食べ方に関係しません。

旬の野菜、れんこんの収穫時期には、高圧の水圧で周りの泥をほぐしてれんこんが折れないように収穫します。「手ずれ」は高圧の水が直接れんこんに当たった時や、手で触ってしまうとできるものです。また、れんこんには必ず、「皮点」(表面の黒い斑点)があります。品種によって、蓮池の土質によってできたものです。「赤シブ」「黒シブ」「手ずれ」「皮点」はシーズンを通して出るもので、食べられます。食べることができない、れんこんの色点と区別しなくてはなりません。

れんこんの上手な保存方法

秋から冬が旬の野菜、れんこんは、日本以外で食べる国は、あまり無いようです。レンコンは、新鮮なものがなかなか手に入りにくい、保存の日持ちがしない、面倒なイメージがあって、食卓に出るのはほかの根菜にくらべ、少なくなります。れんこん特有の、ふわふわ感、シャキシャキ感を多く楽しめるように、しっかり保存ができるようにしたいものです。料理の用途ごとに保存方法を知っておけば、時短にもなり美味しく食べられます。

れんこんの保存方法:生で常温保存

一節まるごとのものは長持ちしやすくて、泥つきのものは泥を落とさずに保存します。一節の途中でカットされているものは、常温保存にはむきません。新聞紙、キッチンペーパーに包んでビニール袋に入れ、風通しの良い冷暗所で保存します。夏場の保存は、一節まるごとのもの、カットしたものともに、湿った新聞紙で包みビニール袋に入れて。冷蔵庫の野菜入れで保存してください。保存は他の野菜類と同じ方法です。

れんこんの保存方法:生で冷蔵庫で保存

れんこんが既に、カットされているものや、使いかけのものは、空気が、れんこんの穴に触れないように、切り口に新聞紙やラップで塞ぎます。冷蔵庫の野菜室で保存します。2日~3日で食べきります。冷蔵庫で長く保存するには、タッパーなどに入れて、冷蔵庫で保存し水を1~2日に1度取り換えると長く保存できます。水に浸けるのでれんこんの養分も失われるので、美味しく食べられるコツは、早めの調理を心がけます。

れんこんの冷凍保存:4倍の保存期間

れんこんは冷凍保存向きの野菜

旬の野菜、れんこんを多く買う食べ方をすると、保存期間内で食べれなくなります。長期保存をするには、冷凍をしておくことです。正しく冷凍保存をおこなえば、れんこんのしゃきしゃき感が失われずに必要なときに、美味しく食べられます。下ゆでしたものは、生で保存した場合より風味や栄養は、減少します。保存中は空気に触れ酸化しないように、保存袋の空気は抜いておくことを忘れないでください。

れんこんの冷凍保存方法の基本

れんこんは、しゃきしゃき感を残したまま、冷凍するときのコツは、買ってきてすぐに使う部分と、冷凍する部分に分け、冷凍する部分は手早く冷凍するのがポイントです。夏季に出荷された「新れんこん」は、日持ちがしないので冷凍保存はせずにできるだけ早い、食べ方にします。調理したものの冷凍は、まず、しっかり冷ます、フリーザーパックに入れ、空気を抜いて閉じる。冷凍庫で保存します。

れんこんの保存期間・解凍方法

れんこんの保存期間

れんこんの冷凍保存期間は、事前処理が旨くできたものは、約1ヶ月大丈夫です。冷凍のコツは、冷凍時の庫内の急速冷凍か、どうかで決まるようです。業務用冷凍庫では、急速冷凍が可能なので長期間保存が可能ですが、家庭用冷凍庫では、冷凍前に水分をできるだけ除く手間が必要になります。調理用にスライスしたれんこんは、解凍しないで凍ったまま、調理した方がしゃきしゃき感を残し、食べられます。

れんこんの解凍方法と使い方

れんこんをサラダなどに使う場合は、シャキシャキ感を残しておくために、解凍は時間をかけるのがコツです。時間をかけて解凍することで、れんこんの組織の破壊が少なくなるためです。解凍は冷蔵庫で、自然解凍をします。煮物や、炒めものなどは、解凍しないで冷凍のまま調理して、壊れた細胞から出るうまみを残さず使い切ります。料理の味は、一段と美味しくなります。食べ方に応じた解凍をします。

れんこんを生で食べる・あくを抜く

れんこんのあく抜きは、レンコンの一節(約200g)に対し水500ml、酢を小さじ1入れたもの煮5分さらします。レモン果汁でも大丈夫です。酢は、れんこんに含まれる「ムチン」と合わさるとシャキシャキ感がいっそう増し、変色をしない効果も大きくなります。アクの栄養分は、水に溶けやすい性質がありますから、長い時間置かないように心がけます。

れんこんのあく抜きは、サラダ、なます、きんぴら、天ぷら、など彩りや食感を味わう料理には必要なことですが、醤油など色々な調味料を使う料理の味付けやほくほくした煮物やハンバーグなどの素材に使うのであれば、変色や食感には変化がでないので、あく抜きをせず食べられます。可能な限り空気に触れさせないため、できるだけ最終にれんこんを、まぜ合わせることです。

れんこんの生:ぬるぬるは危ない

れんこんは生で食べられるか?れんこんを店頭で選ぶときに、最も注意をして見分けをしなければならないのは腐敗です。見た目で、本来ベージュ色の皮の部分が真っ黒になって、穴の部分まで黒くなってきているれんこんは、腐っています。中は乾燥しているが、表面にはぬめりがあって、れんこんの切り離した部分にもぬめりが出ているものは、外見で腐りを確認できるものです。食べられる、れんこんではありません。

れんこんが腐る原因は、保存の仕方がまずいことが挙げられますが、購入時の選び方、に加えて、冷蔵庫保存の期間で問題があります。普通の野菜の感覚で冷蔵庫保存の期間が、2週間以上となると腐りが出てきます。早く消費をするように「保存れんこん」を忘れないことです。通常冷蔵保存の目安は、1週間です。それより長く保存するには、冷凍保存で日持ちをさせることです。

れんこんの栄養素・驚きの効果

れんこんの糸引く成分・ムチン

れんこんをカットすると、粘り成分が糸を引きます。この成分が「ムチン」です。ムチンには、消化を助ける働きがあります。胃の粘膜バリアの機能があり、胃炎や胃潰瘍に効果があるといわれます。ムチンは水溶性の成分で、加熱に弱い弱点があります。汁物メニューが効果的にムチンを摂取できる料理です。ムチンは、今健康効果が注目されている成分です。

疲れを癒す生れんこんの健康効果

れんこんには、疲労回復や滋養強壮、花粉症にも効果があり、夏ばてなどからの回復に役立つといわれています。たんぱく質や脂質の消化を促進したり、肝機能を高めるともいわれます。また、ストレスに強くなる、ビタミンCも豊富でメンタルな体調不良も回復に役立つといわれています。体力増強効果、疲労回復効果、滋養強壮効果がありますから、虚弱体質の人には、おすすめの食材、「れんこん」です。

れんこんシャキシャキサラダを生で食べる

手軽にれんこん・明太クリーミーサラダ

しゃきしゃきのれんこんの歯ざわりに、箸が止まらなくなる、クリーミーな和え物サラダです。「材料」れんこん(新れんこんか、アクをぬいたもの)1本、塩ひとつまみ、ソース(明太子レトルトパスタソース)1人分、マヨネーズ大さじ1、牛乳大さじ1。「作り方」ボウルにパスタソース、マヨネーズ、牛乳を入れ、良く混ぜ合わせる。れんこんは薄くスライスしたものをソースと混ぜ合わせる。

手軽に生れんこん・水菜のサラダ

「材料」(2人分)れんこん5cm、水菜1/2束、シーチキン1/2缶、マヨネーズ大2、コショウ適宜。「作り方」れんこんは、2~3ミリ厚さにスライスして酢水にさらす。水菜は5cmくらいに切るれんこんと水菜にさっと湯を通す、ボウルに、れんこん、水菜と調味料を加えて和え、器に盛る。飾りにカイワレダイコンなどの生をのせると引き立ちます。れんこんと水菜のシャキシャキ感がご飯に良く合います。

手軽にれんこん・生れんこんを焼いて食べる

「材料(2~3人前)」れんこん200グラム、厚揚げ2枚(300グラム)、薄力粉大さじ3、オリーブオイル大さじ2。「タレ」ケチャップ大さじ3、砂糖小さじ2、顆粒中華だし小さじ2、水大さじ3。「作り方」タレを全て合わせておく、れんこんは洗って2ミリ程度の輪切りにし、厚揚げは5ミリ程度の幅に切る、ボウルにれんこんと厚揚げを入れ、薄力粉を入れて混ぜ合わせます。

オリーブオイルを敷いたフライパンを中火にかけ、れんこんと油揚げを入れ焼いていく、厚揚げが生焼けにならないよう焼き色をしっかりつける。照り焼きで生焼けがなくなったら完了です。肉を使ってないのにこの味付けは、ご飯が進みます。厚揚げにしっかり火を通し生焼けをなくすのがコツです。香ばしさが違います。

手軽にれんこん・簡単焼いて食べる

超簡単・れんこんの塩焼き

「材料2人分」皮付きれんこん200グラム、オリーブオイル、塩、こしょう「作り方」フライパンにオリーブオイル油大さじ2を中火で熱し、れんこんは水気を切って入れる。焼き色が付くまで(生焼けに気をつける)焼く。上下を返して焼き、塩小さじ1/4、コショウ少々を加えて混ぜる。れんこんは、生で食べることができるので生焼けでも害はないが、色合いと味、シャキシャキ感が全然違います。

れんこんを焼く調理は・生焼けが怖い

れんこんのはさみ焼きは、美味しく食べられるが、作るのに手間と時間がかかり、生焼けの失敗があります。生焼けをしないためのひと手間、はさむ前に火を通しておくことで、生焼けは、少なくなります。下処理もひと手間、挟むネタの半分を分けます。醤油などを少し加えて火を通しておきます。残り半部うのネタと混ぜ、いつものように挟みます。生焼けがなくなります。生焼けがないと安心です。

手軽にれんこん・生れんこんのはさみ焼き

「材料」れんこん120グラム、豚挽き肉、赤身100グラム。「調味料」生姜汁小さじ1/5、醤油小さじ2/3、酒小さじ1/2強、水大さじ1/2、ごま油こさじ1/2「作り方」れんこんは5mm幅の12枚の輪切りにしする、ボウルに豚ひき肉を入れ、調味料を加えて練り混ぜる。れんこんは、2枚ひと組にして片面に片栗粉を薄くはたく、豚ひき肉を乗せて挟み、全体に片栗粉をまぶす。フライパンを熱しサラダ油を引く。

フライパンにれんこんを並べる。大さじ1/2の水を加えてフタをし、生焼けにならぬよう、焼き色が充分つくまで焼きます。「タレの調味料」酢大さじ1/2、醤油大さじ1/2、水小さじ1/2、ごま油小さじ1/2、青ねぎ2g、レモン1/6個、香菜少々ボウルにタレの調味料を入れて混ぜ合わせ、タレをつくる。器にはさみ焼きを盛り、串に切ったレモンを添える。香菜をあしらい、タレをかける。

まとめ:れんこんは素晴らしい野菜!

れんこんは、泥沼に花を咲かせる野菜、根菜でない「茎菜」水中の茎に節が4つあって、穴が開いている、その穴に空気を取り入れ呼吸をして1年かけて成長し、正月のおせちに登場する奇妙な野菜「れんこん」ホクホク、シャキシャキが特徴の食感で、サラダ、なます、てんぷら、焼き物、など多様な料理が楽しめます。また、素晴らしい健康効果は、古くから知られています。味、食感、健康効果を普段の食生活に取り入れたいです。

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