寸胴鍋おすすめ11選！一人暮らしにぴったりの小さめサイズの商品も

寸胴鍋とは、直径と深さが同じ程度の円筒形の鍋のことをいいます。素材やサイズが豊富で、実際選んでみるとどれにするか迷ってしまいがちです。本記事では、そんな悩みを解決するために、寸胴鍋の選び方をリサーチしました。

またおすすめの寸胴鍋を、異なる素材やIH対応かどうか、一人暮らしにぴったりのサイズなど、幅広く11種類紹介します。あわせて、寸胴鍋で作れるおすすめレシピもまとめたので参考にしてください。

寸胴鍋を選ぶにあたって、一番に考えるべきは素材です。寸胴鍋の使い勝手や、料理の仕上がりは寸胴鍋の素材の種類によっても異なります。ここでは、どのような種類が、どんな方に向いているのかもあわせて解説していきます。さっそく、みていきましょう。

ステンレス製は耐蝕性に優れていてサビにくいため、長く使える寸胴鍋が欲しい方におすすめです。サビにくいという特徴のため、パスタを茹でるときや醬油を使った料理などの塩分を多く含んだ調理に向いています。

ステンレスの中でも、モリブデン鋼という素材が含まれている寸胴鍋は、より強度が強いタイプになります。通常の商品と比べると高いですが、より長く使えるためおすすめです。

アルミ製の寸胴鍋は熱伝導率が高く、多くの食材をゆっくり煮込む場合におすすめです。さらに、アルミ製の寸胴鍋は他と比べて安いことから、初めて寸胴鍋を買う方でも気軽にチャレンジができます。

しかし、アルミという素材は酸やアルカリに弱いため、使い続けていると数年で穴が開いてしまうことがあります。長く使いたい場合は、腐食防止コーティングされたものを選ぶとよいでしょう。

料理にこだわりがあり、プロ級の味を求めたいなら銅製の寸胴鍋がおすすめです。銅製の寸胴鍋で調理すると、素早く均等に食材に熱が通るため、ふっくらとした仕上がりになります。本記事で紹介する素材の中で、一番の熱伝導率を誇ります。

デメリットとしては、手入れが難しいのと、比較的高い点です。せっかく手に入れても、手入れ方法を間違えてしまうとすぐに使えなくなってしまいます。購入する際は、事前にチェックするようにしましょう。

おしゃれなものが多いホーロー製の寸胴鍋は、デザイン重視で選びたい方におすすめです。他の素材のものに比べ、圧倒的におしゃれなデザインのものが多いです。加えて、IHやオーブンで使えるものも多いため、煮込み料理以外にも使うことができます。

デメリットとしては、割れたり欠けたりしやすい点です。さらに、重くて扱いずらいため、頻繁に使いたい場合には向かないといえます。

素材の次に考えたいのが、寸胴鍋のサイズです。一人暮らしの人なら比較的小さなものがいいですし、家族で使うなら大きいものがいいでしょう。また、使いやすさについても考えて選びましょう。

寸胴鍋は大きいものが多いため、収納場所やシンクに収まらないこともあります。キッチンが狭い場合は、半寸胴もおすすめです。

IHヒーターで使用したい場合は、寸胴鍋がIHに対応しているかも忘れずに確認しましょう。また、鍋が大きすぎるとIHヒーターのセンサーがうまく作動しない場合もあるので、注意が必要です。

フッ素加工などが施されている、コーティング仕上げタイプは焦げ付きにくくお手入れが簡単です。普段から寸胴鍋を使いたい方は、手入れのことも考えコーティング仕上げのものを選ぶとよいでしょう。

こちらの「ムラノインダクション18-8寸胴鍋」は一人暮らしの方におすすめな小さめサイズです。深さも15cmとなっており、収納スペースが少ない方、シンクが狭い方でも使いやすくなっています。また、アルミをステンレスで挟み込んだ設計で、食材にムラなく熱が伝わるのもおすすめなポイントです。価格は3,149円となっています。

こちらはパール金属から発売されている「ママディナーふっ素加工IH対応ガラス蓋付寸胴鍋」という寸胴鍋です。ガスだけでなく、オール熱源で使えるのでIHの方も使用できます。深さもしっかりあるので、パスタもばっちり茹でることができます。

また、フッ素樹脂コーティング済みなので、焦げ付きにくく手入れが簡単です。価格も1,780円と安いので、まずはチャレンジしてみたいという方におすすめです。

こちらはニトリから販売されている「IHふっ素中子付き寸胴鍋22cm」です。ガスとIH、両方で使うことができます。野菜や麺を茹でる際に便利な中子が付いているのがポイントです。

また寸胴鍋、中子ともにフッ素樹脂加工が施されているので、焦げ付きにくく手入れがしやすい点も人気の理由です。価格は2,536円となっています。

この「業務用寸胴鍋」のおすすめポイントは、なんといっても軽さです。約8Lという大容量でありながら、わずか0.8kgと他と比較しても軽量になっています。サビや汚れに強いステンレス製なので、長く使いたい方にもおすすめな商品です。こちらもIHでの使用が可能です。価格は2,620円となっています。

こちらは本間製作所から発売されている「仔犬印寸胴鍋」という商品です。業務用として50年以上の実績があり、日本だけではなく海外からも人気があります。純度99％以上の高価な準アルミが使用されているため、熱伝導にすぐれ、耐久性も高くなっています。

サイズも種類豊富にあるため、一人暮らしの方も自分にあったサイズを見つけることが可能です。価格は10,750円と少し高いですが、長く使えることを考えれば高すぎるということはありません。

こちらの「ぱすた＆めんぽっと」は、ステンレス製の寸胴鍋の中でも、おしゃれなデザインが特徴です。オール熱源対応なので、IHでも使用できます。また、湯切りかごがついているので、麺や野菜を茹でるときに便利です。

ただし、かごの穴が大きいという口コミも多く見られたので、細い麵を茹でるときには注意が必要です。価格は2,754円となっています。

こちらの「ハニーウェアソリッドシリーズキャセロール」はIH対応の寸胴鍋です。見た目もおしゃれなので、そのまま食卓に並べることもできます。また、ふたを外せばオーブン調理も可能という、ホーロー製ならではの特徴もあります。

一人暮らしの方から、家族で使いたい方まで幅広く使えるちょうどいいサイズです。価格は4,531円となっています。

ル・クルーゼの「ストックポット」はおしゃれなデザインと豊富なカラーバリエーションが特徴です。全9種類のカラーがあるので、好みのものをみつけることができます。ホーロー製なのでガス、IH、オーブンで使用できるのも人気の理由です。一人暮らしの方におすすめの半寸胴サイズもあります。こちらの価格は12,490円です。

こちらの「マイスター半寸胴鍋」はラーメンのスープ作りやカレーなどの煮込み料理におすすめな商品です。半寸胴タイプで、一人暮らしの方にもおすすめです。耐久性に優れ、傷にも強いのが特徴ですが、IHでは使用できないので注意が必要です。価格は4,427円となっています。

本格的なラーメンのスープ作りなどをしたい方や、大きい寸胴鍋を探している方におすすめしたいのがこの「キングデンジ 寸胴鍋」です。この商品は、取っ手の部分が金色でおしゃれなのもおすすめのポイントです。

大きくて重いので、一人暮らしの方には向きませんが、プロも使うような寸胴鍋が欲しい方にはぴったりの商品です。価格は25,443円と高めですが、モリブデン鋼が使われているので長く使用できます。

銅製の寸胴鍋をお探しの方にはこちらの「SAエトール銅 寸胴鍋」がおすすめです。業務用としても利用されている本格派の寸胴鍋です。銅製なので食材にムラなく熱が伝わり、料理がおいしく仕上がります。強度も耐久性も抜群ですが、手入れが難しいので無理がないようにリサーチしてから購入しましょう。

【材料】

• 豚バラブロック 400～600g
• 片栗粉 大さじ2杯
• 卵 4～6個
• ネギの青い部分 1/2～1本
• 大根 1/3本
• 米のとぎ汁 適量
• （A）生姜の薄切り 4枚
• （A）酒 大さじ4杯
• （A）醤油 大さじ4杯
• （A）砂糖 大さじ3杯
• （A）みりん 大さじ2杯
• （A）豚肉の茹で汁 300cc

1. 大根を2cm幅に切り、皮をむきます。さらに半分に切ったら、味が染みやすいように隠し包丁を入れます。
2. 生姜を薄切りにし、ネギの青い部分はよく洗っておきます。
3. 豚バラブロックを5cm幅に切り、片栗粉を全体にまぶします。次に、豚バラ肉の表面に焼き色が付くまでフライパンで焼きます。
4. 寸胴鍋に米のとぎ汁とネギを入れて、沸騰させます。沸騰したら豚バラ肉を入れて蓋をし弱火で40分～1時間ほど煮ます。その間に、別の鍋で先ほどの大根を茹でておきます。
5. 大根に火が通ったら、鍋からあげて氷水につけておきます。鍋でもう一度お湯を沸かし卵を茹で、茹であがったら氷水につけて冷やし、殻をむきます。
6. 豚バラ肉が煮えたら茹で汁300ccと豚バラを一度取り除き、他の茹で汁を捨てます。300ccの茹で汁と（A）の調味料を鍋に入れ、沸騰したら豚バラ肉と大根を入れます。落し蓋をして、弱火で30分ほど煮込みます。
7. 茹でた卵を入れ、さらに20分煮込みます。
8. 2時間から1日ほど冷まし、もう一度暖めたら完成です。

こちらは煮込み料理の定番、豚の角煮のレシピです。一見手順が多く見えますが、動画で確認すると意外に簡単であることがわかります。こちらのレシピでは煮込み終わってから一度冷ましていますが、時間がない時はそのまま食べてもおいしいとのことです。

こちらは寸胴鍋を使ったミネストローネのレシピです。寸胴鍋なら一度にたくさんの量が作れるので、スープの作り置きとしてもおすすめのメニューになります。パスタも入っているのでお昼ご飯にもちょうどよいです。このレシピは分量が多めなので、一人暮らしの方は半量で作るのがおすすめです。

こちらは、寸胴鍋を買ったら一度はチャレンジしてみたい本格的派醤油ラーメンのレシピです。時間をかけてじっくり煮込むこのメニューは、寸胴鍋にぴったりです。こちらのレシピはかなり時間がかかりますので、休みの日など時間がある日にチャレンジしてみてください。

寸胴鍋は、一度にたくさん調理をしたいときや、じっくり煮込む料理を作りたいときに最適です。一人暮らし向けから家族で使えるサイズまで幅広い種類があります。日常使い用も、素材にこだわった寸胴鍋も、生活に役立つこと間違いありません。

また、本記事では寸胴鍋を使って作れるレシピも紹介しました。お気に入りの寸胴鍋を見つけたら、ぜひそのレシピにもチャレンジしてみてください。