のどぐろの旬はいつ?おすすめの食べ方など美味しい高級魚を徹底解剖
のどぐろという高級魚の、旬の季節はいつなのかをご存じでしょうか?今回は白身魚のトロとも言われるのどぐろの旬の時期についてや、おすすめの美味しい食べ方などをまとめてご紹介していきます。まだのどぐろを食べた事が無いという人は必見です。
目次
高級魚のどぐろの旬やおすすめの食べ方を知りたい!
のどぐろという魚をご存じでしょうか?サンマやマグロといったメジャーな魚を口にする機会は多くとも、高級魚と呼ばれるのどぐろはまだ食べた事が無い、という人も案外多いかもしれません。高級魚と言われるとその味に期待も高まってしまいそうです。
今回は高級魚と呼ばれるのどぐろについて、どういった魚なのか、旬の時期はいつなのかといった疑問についてをまとめてご紹介していきます。のどぐろの美味しい食べ方を知ったら、多少のお値段には目を瞑って購入したくなるかもしれません。
旬ののどぐろバチクソに美味い pic.twitter.com/xjMWceQG4h
— こたろー👏✌️👌👀 (@okuru_0) January 20, 2018
のどぐろとはどんな魚なの?
のどぐろという名前を耳にした事が無いという人にとっては、まずどういった魚なのかを知る所から始めなくてはなりません。実はのどぐろは「アカムツ」と呼ばれる魚と同じ種類であるそうなんですが、名前の違いには意味があるのでしょうか?
喉が黒いから「のどぐろ」
何だか不思議な名前の高級魚であるのどぐろですが、名前の由来は喉が黒いという事から来ているのだそうです。口を開いてみると、たしかにのどぐろの喉は黒い色をしているという事がわかります。非常にわかりやすい由来の魚である様です。
のどぐろは日本海沿岸で獲る事のできる魚であり、石川県が産地としては有名です。旬の時期というものはありますが、のどぐろは基本的に一年中獲る事ができる高級魚でもあるのだそうです。ただし漁獲しにくい冬の時期には価格が高騰する魚でもあるそうです。
ちなみに同じ種類であるアカムツですが、これらは関東などの太平洋沿岸で獲れたものがそう呼ばれる様で、北陸や山陰で獲られたアカムツがのどぐろと呼ばれる形となっているのだそうです。
高級魚ってどのくらいのお値段?
日常的にはお手頃な価格の魚しか口にしないという人が多い筈ですが、高級魚と言われればやはりのどぐろのお値段についても気になってしまうのではないでしょうか?高級とはいえ、手の届く価格であれば食べてみたいと感じる人もいる筈です。
標準的なのどぐろは200g程度のサイズだそうですが、大体1,800円ほどのお値段となっているそうです。もちろんサイズが変われば値段も変動しますが、200gののどぐろ全てを食べる事ができるわけではなく、食べられる範囲は90g程度となるそうです。
サイズが小さめののどぐろは脂ののりがイマイチな場合も多く、200~300g程度のサイズののどぐろが美味しい様で、満足感を得られる量を食べられるサイズでもあるそうです。せっかくのどぐろを購入するのであれば、このくらいのサイズがおすすめです。
「豆のどぐろ」とは
基本的に魚屋や市場などでのどぐろを購入できる人は良いですが、通販などでのどぐろの購入をしようと考えた場合、大抵の場合は1kg単位での購入となる事が多い様です。そうなると出費も大きく、気軽にのどぐろを楽しめないのが悩みどころです。
そんなのどぐろの中には、「豆のどぐろ」と呼ばれるものがあります。豆のどぐろとは、のどぐろの子供でありサイズは小さめですが、1尾につき100円程度の格安なお値段で入手する事ができるお得なのどぐろです。こちらの方が美味しいという意見もある様です。
しかし豆のどぐろは希少で見かける機会が少ない事もあり、やはり購入が難しい様です。大人ののどぐろよりも脂のノリはあまり良くないそうですが、のどぐろの味はする様なので見かけた際には購入してみても良いのではないでしょうか?
夏が旬となるのどぐろ
そんなのどぐろですが、やはり美味しい状態を味わうのであれば旬ののどぐろを選びたいものです。続いては高級魚ののどぐろの旬の時期についてもご紹介していきます。どの時期に食べるのどぐろが最も美味しい状態なのでしょうか?
のどぐろの旬は9月まで
のどぐろの産卵期は7~10月の期間までですが、産卵期が終わる少し前の9月頃までがのどぐろが一番美味しい旬の季節であると言われているのだそうです。これは産卵期に餌をたくさん食べる為、脂のノリが良くなる事が理由となっている様です。
その為夏の時期には美味しいのどぐろが食べられると考えられそうですが、魚といえば調理法も悩ましいポイントなのではないでしょうか?続いてはのどぐろの美味しいおすすめの食べ方についてもご紹介していきます。
旬ののどぐろを食べるなら刺身がおすすめ
旬ののどぐろを思いきり味わいたいのであれば、やはりそのままの状態を味わう事ができる刺身でいただくのがおすすめの食べ方です。脂の乗ったのどぐろは旨味があり、一度食べたら病み付きになってしまう高級魚かもしれません。
ただしのどぐろは傷みやすい魚でもあるそうなので、回転ずしなどでは口にする機会も少なく、新鮮な魚を食べられる日本海周辺のお寿司屋さんなどを訪れる事があれば、是非のどぐろの寿司や刺身を注文してみるのをおすすめします。
他にものどぐろの旬がある?
産卵期となる夏頃が最も美味しいと言われるのどぐろですが、実は他にも旬の季節があると言われているそうなのです。一年中獲る事ができるとされているのどぐろですが、実は旬と呼ばれる時期には諸説ある魚でもあるのだそうです。
一番の旬は冬?
冬には魚が寒さを乗り切る為に脂肪をつける時期でもありますが、これがのどぐろの旬が冬であると言われる理由でもある様です。更に美味しいからという理由だけではなく、のどぐろの保護が目的で産卵期を避けた結果という説もあったりするそうです。
秋が旬という説も
一方で9~12月頃までがのどぐろの旬だと言われている場合もある様です。この期間に島根県で獲る事のできたのどぐろには、「どんちっちノドグロ」というブランド名が付けられるそうで、サイズの大きなのどぐろが水揚げされるのだそうです。
白身のトロとも言われているのどぐろですが、特に季節を問わず美味しいという人もいる為、全国的にこの時期が旬であると定まった時期は無い様です。しかし各地の旬と言われる時期に、その地域ののどぐろを食べてみるというのもおすすめです。
ただし子持ちののどぐろを煮付けにして楽しみたいという場合には、当然産卵期にあたるのどぐろをおすすめします。旬だけに囚われず、自分の舌に合ったのどぐろの食べ方を見付けていくというのも良いかも知れません。
煮付けや干物も美味しいのどぐろ
そんなのどぐろですが、刺身で食べるのはもちろん鍋にしても美味しいですし、干物もかなりの絶品と言われている食べ方の様です。のどぐろの子供である豆のどぐろも、干物として売られている事もあるそうです。
更に煮付けで味わうのどぐろも美味しいそうで、食べ方にはかなり迷ってしまう事もありそうです。白身魚に多い調理法でもある昆布締めでの食べ方もおすすめされている為、通販などで大量購入した場合にはいろいろと試してみるのも良さそうです。
この他にも炙りで食べるのどぐろも美味しいそうですが、のどぐろを扱う専門店などでは塩焼きののどぐろを提供していたり、比較的お安いお値段でのどぐろを楽しむ事ができる場合もある様です。そういったお店探しをしてみるのもおすすめです。
格安で旬ののどぐろを食べたい!
しかし調理法をあれこれ試してみたいと感じても、高級魚と言われるのどぐろをそうそう入手する事はできない場合も多いものです。奮発して購入して調理に失敗してしまってももったいないですし、近場にのどぐろを扱うお店が無い場合もありそうです。
そういった場合には、ふるさと納税を利用するとお安い価格でのどぐろを入手できる場合もある様です。これまでふるさと納税を利用した事が無いという人も、この機会にふるさと納税の仕組みを利用してみるというのも良いのではないでしょうか?
近場に市場などがある環境であれば比較的安価でのどぐろを入手できる場合もあるかもしれませんが、そういった手段が無いという人は、ふるさと納税などの仕組みを利用するか通販を友人知人と折半するといった方法を取るのも良いかもしれません。
旬の美味しいのどぐろを味わおう
高級魚ののどぐろの旬はいつなのか、どういった食べ方がおすすめなのかといった気になる情報をまとめてお届けしてきましたが、これまでのどぐろという魚を知らなかったという人も、一度くらいは食べてみたいと感じる事もあったのではないでしょうか?
日常生活の中では口にする機会が無いという人でも、旅行などの際には旅行先でのどぐろを扱うお店を訪れる事もあるかもしれません。せっかくなら旅の思い出として、一度くらいは高級魚を味わってみるというのも良い経験となるかもしれません。