ウタマロ石鹸の使い方！洗濯物や靴の頑固な汚れを落として真っ白に！

ウタマロ石鹸は、食べこぼしや靴についた泥汚れなど生活でつく様々な汚れに効果のある部分用洗濯石鹸です。通常の洗濯では落ちないような頑固な汚れに強く、襟そでの黄ばみ汚れをはじめ化粧品汚れなどもしっかりと落とすことができます。ウタマロ石鹸の最大の特長は、その汚れ落としの強さです。

さらに、汚れを落とすだけでなく、洗濯によって失われる白さを取り戻すことができる非常に万能な石鹸なのです。この記事では、ウタマロ石鹸の効果的な使い方や注意点について詳しく紹介します。

ウタマロ石鹸は、株式会社東邦という会社が製造しています。ドラッグストアなどで130円ほどと非常に安く購入することができます。さらに、インターネット通販では、セット販売なら1つあたり100円以下で売られているので驚きです。

元々ウタマロ石鹸は京花紙という今でいうティッシュペーパーを作っていた宮井産商株式会社の初代社長によって生み出されました。日本版画が好きだったので、京花紙に歌麿という名前をつけ他のがウタマロシリーズの始まりです。

それがヒット商品になり、さらなる歌麿ブランドの拡大のため洗濯石鹸販売に乗り出し、現在の株式会社東邦と協力して作ったのがウタマロ石鹸です。しかし、バブル崩壊で宮井産商株式会社が廃業したのを機に、株式会社東邦が製造から販売までを手がけることになりました。

ウタマロ石鹸は、どこで買えるのでしょうか？ドラッグストアをはじめホームセンターでも購入することができます。また、スーパーやイオンなどでも取り扱っている可能性が高いです。

取り扱い店舗も多いので、ウタマロ石鹸を購入するのは難しくないでしょう。特売などで通常よりもさらに安くなっていることがあるので、ドラッグストアに行った際はチェックしてみましょう。

ウタマロ石鹸は、弱アルカリ性です。成分のほとんどが油でできているのですが、原料となる油は廃油を回収して精製したものです。リサイクル油から製造されているウタマロ石鹸は、エコな石鹸であるといえます。

ウタマロ石鹸の最大の特徴は、汚れ落としの力です。通常の洗濯では落ちにくい泥汚れや化粧品汚れ、子どもの食べこぼしなどの汚れをしっかり落とすことができます。水に溶けやすく塗りやすいので、汚れになじみ生地も傷めにくいといった特徴もあります。

さらに、ただ汚れを落とすだけでなく、洗濯によって失われていく洋服の白さを取り戻すことができます。ウタマロ石鹸には、安全性が確認されている蛍光増白剤という成分が配合されています。元々、白い服には蛍光増白剤が使われているのですが、洗濯をするたびにだんだんと失われていってしまうのです。

そこで、ウタマロ石鹸によってこの成分を補完することで、洋服の白さが戻ってきます。ただし、生成りの洋服の場合はその風合いが失われてしまうので、蛍光増白剤が入っていない洗剤を選ぶようにしましょう。

リーズナブルで汚れ落としの力が強いウタマロ石鹸ですが、どのように使うとより効果が期待できるのでしょうか？正しい使い方をまとめました。

様々な落としにくい汚れに効く、ウタマロ石鹸の基本的な使い方を見ていきましょう。使い方は非常に簡単なので、日々の生活に気軽に取り入れることができます。用意するものは、ウタマロ石鹸、洗面器のみです。まずは、汚れた部分をしっかりと濡らしてください。

水でもいいですが、ぬるま湯を使うとより汚れがとれやすくおすすめです。次に、ウタマロ石鹸を塗ります。汚れた部分に緑色がつくくらい塗ったほうが効果的です。その後は、きちんともみ洗いをしましょう。緑色の部分が泡となり完全になくなったらもみ洗い終了の合図です。

すすがずにそのまま洗濯機に入れ、いつものように洗うだけでしつこい汚れが落ちます。まずは、基本の洗い方を覚えておきましょう。

醤油やミートソースなどをうっかり服につけてしまった時のシミには、たたき洗いが効果的です。用意するものは、不要な歯ブラシと汚れてもいいタオルです。基本の工程に沿ってウタマロ石鹸でもみ洗いした後、シミ部分の下に濡らしたタオルを敷きます。

目立つ汚れ部分を歯ブラシで叩いて、汚れをタオルへ移すことで染み抜きをすることができます。大方の汚れがタオルへ移ったら、洗濯機に入れて洗うだけで目立つ汚れが取れる可能性が高いです。

時間が経った上履きなどの汚れにはつけおき洗いが効果的です。ウタマロ石鹸を使ってもみ洗いをした後、ぬるま湯を張ったバケツや洗面器に入れてください。しばらくつけ置きした後、洗濯機で通常通り洗いましょう。

ぬるま湯で汚れがゆるみ浮いてくるので、時間が経った取りにくい汚れも綺麗になる可能性があります。なかなかとれない頑固な汚れにもおすすめの方法です。

泥汚れはブラシを使うのがおすすめです。泥汚れは水に溶けない不溶性の細かい粒子が繊維に入り込んでしまうため、非常に落ちづらいです。外遊びで靴についてしまった泥汚れがなかなか落ちず苦労したという人も多いのではないでしょうか？そんな時は、汚れを落とす力に優れたウタマロ石鹸を使いましょう。

基本の工程のもみ洗いをする前に、不要な歯ブラシなどで繊維から粒子をかき出すようにして洗ってください。その後、もみ洗いをし、通常通り洗濯機に入れると完了です。ただし、強くこすりすぎると服の繊維を傷つけてしまうので、注意してください。
 

子どもの上靴や運動靴の汚れに悩まされた経験がある人も多いのではないでしょうか？ウタマロ石鹸を使った簡単な靴の洗い方を紹介します。まず、靴の汚れが浮きやすくなるように、しっかりと水やぬるま湯で濡らします。洗面器にぬるま湯を入れて、靴を浸けておくのもおすすめです。

次に、たわしにウタマロ石鹸をつけて洗っていきます。汚れがひどい時は、直接ウタマロ石鹸をつけてからたわしでこすってください。汚れが落ちたらよくすすぎ、完了です。汚れが取れるまで、この作業を繰り返してください。ウタマロ石鹸には除菌消臭効果もあるので、靴の気になる臭いもなくなります。

気がつくと襟や袖が汚れていたという経験がある人も多いと思います。そんな時に役立つ、部分洗いの方法を紹介します。まず、部分洗いしたい箇所を水かぬるま湯でよく濡らします。

次に、汚れている部分にウタマロ石鹸を塗り、よくもみ洗いします。汚れ部分がとれたら他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗ってください。汚れが取れない時は、つけ置きをすると取れる可能性が高まります。

ウタマロ石鹸は洗濯だけでなく、家の掃除にも使えます。汚れやカビが発生しやすい洗面所や風呂のコーキング掃除にも、うってつけなのです。隙間を目地剤などで充填したコーキング部分は、一度汚れるとなかなか落ちなくて困るものです。

そこで、コーキング部分を綺麗にする掃除法を伝授します。ウタマロ石鹸をつけた歯ブラシで汚れやカビをゴシゴシとこするだけで、蛍光増白剤の効果で真っ白になります。しかし、あまりに頑固な汚れは落ちないので、こまめに掃除しておくことをおすすめします。

キッチン周りの汚れを落とすことにも使えます。キッチンのゴムパッキンも油汚れや色素沈着などで汚れやすい場所です。汚れてきたら、ウタマロ石鹸と歯ブラシを使ってゴシゴシとこすることで、キッチンを綺麗にすることができます。一度試してみてください。

砂埃が溜まってしまう窓のサッシの掃除にも、ウタマロ石鹸が有効です。古いタオルにウタマロ石鹸を刷り込んで、サッシを一拭きすると汚れがすっきりとれます。こびりついた泥汚れもさっと落としてくれるので、ぜひ窓掃除に取り入れてみてください。サッシ掃除には、ウタマロ石鹸ではなくウタマロクリーナーもおすすめです。

ウタマロ石鹸は毎日使うメイク小物のお手入れにも使うことができます。意外にも雑菌が繁殖しやすいメイク小物ですが、ウタマロ石鹸を使って洗うと除菌もできるので、おすすめの使い方です。やり方はウタマロ石鹸をつけもみ洗いをし、水ですすげば完了。

非常に簡単なので、ぜひ一度試してみてください。また、水垢が気になる蛇口の掃除にもおすすめです。タオルにウタマロ石鹸を溶かした水をつけ、蛇口を拭きましょう。目に見えてピカピカになります。

ウタマロ石鹸を使う際の注意点について紹介します。とても万能なウタマロ石鹸ですが、使用する際はこれから挙げることに注意するようにしてください。

ウタマロ石鹸はきなりの服の洗濯には使わないでください。ウタマロ石鹸には衣服を白く見せる蛍光増白剤が配合されています。そのため、きなりの服が白くなりすぎてしまい風合いを損ねてしまう可能性があるので、使用は避けるようにして下さい。

どうしても使用したい時は、目立たないところで色落ちしないかどうかを試してから使うようにしましょう。

きなりの服に使えないのと同じ理由で、色物にも使わないようにして下さい。蛍光増白剤が配合されているため、色物は色落ちしてしまう可能性が高いです。もし、誤って使用してしまった時はすぐにしっかりとすすいでください。

ウタマロ石鹸は生地へのなじみやすさや、やさしさを考慮して水に溶けやすいように作られています。風呂場などの直接水がかかる可能性がある場所で保管すると溶けてしまう可能性があるので、注意しましょう。保管場所としては、湿度がそれほど高くない場所が良いです。ケースに入れて保管すると溶ける心配がないので、おすすめです。

おすすめの保管方法についてまとめました。より使いやすくなるような保管法をチェックしていきましょう。

ネットに入れて吊るしておく方法は簡単に泡立てることができ、便利です。小さくなったものもネットに入れると、使いやすくなります。カットした時の破片を入れるのもおすすめです。

持ちやすくスティック状にカットして保管するのもおすすめです。細長くカットしてから、手で持つ部分だけにラップを巻いて輪ゴムで固定することで簡単に使いやすくなります。その際、使用しないものは個別にラップに包んで保存袋に保管しておくと便利です。

また、ダイソーで購入できる襟袖用の洗濯石鹸の石鹸部分をウタマロ石鹸に取り替えると非常に便利な石鹸スティックを作ることができます。スティックのりのように繰り出すことができ、収納にもなるのでおすすめです。

ウタマロ石鹸は、襟や袖などのしつこい汚れを取ることもできます。そんな時には、小さくカットしたものを使うと便利です。包丁やカッターナイフを使って小さいサイズに切ることができます。

レンジで20〜40秒ほど温めるとカスも出づらく切りやすくなるので、おすすめです。使いやすくカットしたものをミニタッパーや小物入れなどに入れておくと、見栄えも良く取り出しやすいです。

無印のPP救急用品ケースと取り替え用スポンジを活用すると、ぴったりと保管することができます。ウタマロ石鹸がちょうど入る大きさでフタを閉めて収納することができるので、持ち運びにも便利です。どちらも安価で購入できデザインもシンプルなので、おすすめです。SNSでも話題になっている収納方法です。

ウタマロ石鹸は100均の調味料入れにもぴったりです。調味料入れの中に石鹸を保管し、鍋を洗う用のブラシを一緒に入れておくと手を汚すことなく使用することができます。また、100均には石鹸ケースやおしゃれな小物ケースも売っています。保管ケースを探している人はぜひ一度足を運んでみてください。

おすすめのウタマロ商品を紹介します。おしゃれ着洗い用や掃除に特化した商品が非常に人気です。商品の特徴をまとめました。

ウタマルリキッドは中性で無けい光なので、色柄ものやおしゃれ着の洗濯に使えます。ウタマル石鹸では使えない生成りや色柄ものの洗濯は、ウタマロリキッドでするのがおすすめです。汚れ落ちは強力なままでメイク汚れや泥汚れまで幅広い汚れに対応しています。

また、主成分が手肌や環境にやさしいアミノ酸系洗浄成分なので、手が荒れにくいのも嬉しいです。口コミでは、ファンデーションのパフなどのメイク小物の洗浄に使用している人が多かったです。

ウタマロキッチンはしつこい油汚れをスッキリ落とし、手肌にやさしい食器洗い用洗剤です。便利なポンプタイプなので、キッチンで重宝します。少ない量でも泡持ちが良く、しっかりと洗えるのが特徴です。また、泡切れもいいので、すすぎも手早くできます。

使用後にスポンジを固く絞り、原液を浸透させ次回使用時まで置いておくとスポンジ除菌も可能です。さらに、手指にやさしい成分でできているので、1日に何度も食器洗いする主婦の強い味方です。

ウタマロクリーナーは、家中の掃除をこれ1本でできてしまう中性の住宅用クリーナーです。汚れ落としの力は強いままで、手肌にやさしい成分でできています。手軽に本格的な掃除をすることができ、非常に便利な洗剤として人気です。

換気扇やコンロ周りの油汚れや、水垢などのしつこい汚れにも落としてくれます。また、中性の洗剤なので、水拭きできるところならどこでも使うことが可能です。お風呂やトイレから、床、窓掃除までこれ1本でピカピカになります。ぜひ一度使って、効果を実感してみてください。
 

ウタマロ石鹸の使い方や注意点について紹介しました。安くて効果が高い石鹸なので、上靴や体操着などの洗濯におすすめです。ただし、生成りの服や色柄ものは色落ちしてしまう可能性があるので、使用しないように注意してください。

他に、おしゃれ着洗い用のウタマロリキッドなど石鹸とは違った用途で使えるシリーズも取り揃えられているので、チェックしてみましょう。手指や環境にもやさしいウタマロ石鹸をぜひ一度試してみてください。