オクラの賞味期限・日持ちは?腐るとどうなる?正しい保存方法も!

オクラの賞味期限はどのくらいで切れる?保存方法別でのオクラの賞味期限について徹底解説!腐るとどんな状態になってしまうか?日持ちしやすい保存方法についても説明します。オクラをうまく保存できず、食べられるかどうかいつも悩んでしまう方は必見です。

オクラの賞味期限・日持ちは?腐るとどうなる?正しい保存方法も!のイメージ

目次

  1. 1オクラの賞味期限を徹底解説!
  2. 2オクラの賞味期限や日持ちはどれくらい?
  3. 3オクラの賞味期限が切れて腐るとどうなる?
  4. 4オクラの賞味期限を伸ばす正しい保存方法
  5. 5オクラの賞味期限まとめ

オクラの賞味期限を徹底解説!

オクラはアフリカ北東部が原産地とされる野菜です。日本でも、鹿児島県や沖縄県などの温暖な地域で多く栽培されており、夏に旬を迎えます。鮮やかな緑色、星形の断面、独特の粘り気とシャキシャキの食感が特徴です。

オクラは、保存方法によっては日持ちせず傷みやすい野菜です。傷んでしまうと、まだ食べても大丈夫かどうか悩んでしまいます。賞味期限が切れているかどうかは、どのように判断すればよいのでしょうか?

本記事では、オクラの賞味期限についてまとめています。また、腐ったらどうなるのか、どのような保存方法で日持ちが良くなるのかについても解説します。

オクラの賞味期限や日持ちはどれくらい?

オクラの賞味期限は保存状態によって異なる

オクラは保存方法によって賞味期限が変わるようです。どのような保存方法があり、一番長く日持ちする方法はどれでしょうか?賞味期限について、保存方法別に解説していきます。

オクラの賞味期限①生のまま冷蔵・冷凍保存

生で冷蔵保存した場合、賞味期限は長くても5日~1週間程度です。ただし、適切な処理をして保存した場合の期間であり、保存方法によっては3~4日で傷み始め、賞味期限は切れてしまいます。

生のまま冷凍保存した場合は1ヶ月程度で、冷蔵庫での保存よりも日持ちするようです。生のまま長期保存したい場合は、冷凍庫での保存がおすすめです。

賞味期限のことでしたね。
冷蔵庫で5日くらいでしょうか?
長くなれば色が変わってきます。

オクラの賞味期限②カットして冷蔵・冷凍保存

カットして冷蔵保存した場合、賞味期限は長くても3~4日程度です。生のまま保存するよりも、やや日持ちが悪くなるようです。ただし、冷凍で保存する場合は、賞味期限は1ヶ月程度に延びます。

カットしてから冷凍庫で保存すると、日持ちも良く調理の手間も省けます。カットしてしまった場合は、なるべく早めに食べるようにするか、冷凍保存するのが望ましいでしょう。

オクラの賞味期限③茹でてから冷蔵・冷凍保存

茹でて保存した場合の賞味期限は、冷蔵で2~3日程度です。一度火を通してしまうと、賞味期限は格段に短くなるようです。早めの消費をおすすめします。

ただし、冷凍保存にすると1ヶ月程度は日持ちするので、食べきれない場合は冷凍保存するとよいでしょう。茹でてから冷凍保存をすれば、食べるときに茹でる必要がなくなり大変手軽になります。さらに、茹でてからカットして冷凍保存すると、調理の手間が格段に省けて便利です。

オクラの賞味期限④調理してから冷蔵保存

胡麻和えやおひたし、マリネなどに調理した状態での賞味期限は2~3日程度です。タッパーなどの保存容器に入れて保存はできますが、生のままよりも痛みやすくなります。なるべく早めに食べ切ってしまうことをおすすめします。

オクラの賞味期限⑤味噌汁やカレーにしてから常温・冷蔵保存

オクラは加熱時間が長くなるほど、賞味期限が短くなります。数秒塩茹でする程度であれば、2~3日は保存がききます。しかし、味噌汁やカレーのように長時間加熱する場合は、早く傷みやすいです。調理して時間が経過するほど、ネバネバが汁などに溶け出したり、柔らかくなりすぎて不快な食感になってしまいます。

味噌汁やカレーに入れた場合は、常温、冷蔵に限らず当日中に食べきるほうがよいでしょう。または、味噌汁やカレーにオクラを入れたい場合は、その都度入食べる分だけ入れるようにすると、鮮度も食感も保てるためおすすめです。

オクラの賞味期限が切れて腐るとどうなる?

オクラが腐ると見た目に変化が出る

オクラは腐ると見た目が変化してしまいます。具体的にはどのような変化でしょう?どの程度の変化がみられたら、食べられないと判断するべきでしょうか?詳しく説明していきます。

オクラの見た目①色の変化

オクラは腐ると変色します。表面は黒く、切ると中身が茶色く、種は黒くなります。元々表面は変色しやすいため、表面に黒い部分があっても、中身の変色がなく綺麗な状態であれば食べることができます。

できれば変色が始まる前に食べ切ることをおすすめします。しかし、表面の一部が黒くても中身が綺麗であればまだ間に合いますので、心配なときは切って確認するとよいでしょう。

オクラの見た目②しなしなで柔らかい

保存過程でオクラの水分は徐々に抜けていきます。水分が抜けると、しなやかさは失われ柔らかくなります。しなしなで柔らかくなっている場合は、傷みが進み腐っている状態です。食べないほうがよいでしょう。

ただし、多少しなしなしていても、中身を切って色が変色していなければ食べられることもあります。賞味期限が切れているかは、柔らかいかどうかの他にも、色の変化の程度なども併せて確認するとよいでしょう。

オクラの見た目③表面の劣化

オクラが腐ると表面にネバネバしたぬめりが出てきたり、カビが生じたりします。また、表面が溶けてしまうこともあるようです。

表面のみが一部変色しただけであれば、問題なく食べられることもあります。しかし、表面にぬめりやカビが生じたり、表面が溶けたりした場合は、傷みが進み腐っているため食べないほうが良いです。速やかに処分しましょう。

オクラが腐ると臭いや味も変わる

表面や中身の変色や変質、ぬめり、カビの発生の他にも、腐ったオクラは臭いや味も変化します。生ごみのような臭いや味がするものは、かなり傷みが進行し腐っているといってよいでしょう。

ツンとした生臭さを感じた場合は、食べないほうが良いです。賞味期限が切れているかどうかは、臭いでも判断しましょう。万が一食べてしまい変な味がするようなら、直ちに食べるのを中断して、速やかに処分してください。

オクラの賞味期限を伸ばす正しい保存方法

オクラはあまり日持ちせず、賞味期限が切れやすい野菜といえます。しかし、適切に保存をすることで賞味期限を延ばすことは可能です。適切な保存方法とはどのようなものでしょうか?詳しく説明します。

オクラの保存方法①冷蔵庫で保存

オクラはアフリカ原産の野菜なので、低温下で保存すると低温障害を起こしてしまいます。オクラの保存の最適温度は7~10℃です。保存するなら冷蔵室ではなく冷蔵庫の野菜室がいいでしょう。
最適湿度は90~95%です。湿度がしっかりと保たれた状態が重要です。

オクラは温暖な地域で育つ野菜のため、保存環境が低温すぎると低温障害を起こします。適切な保存温度は7~10℃といわれています。冷蔵庫で保存する場合は、野菜室での保存が適しています。

また、最適な保存湿度は90~95%と高めです。冷蔵庫は乾燥しやすいため、保存の際は新聞紙やポリ袋で包み、湿度を逃がさない方法をとることがおすすめです。

オクラの保存方法②冷凍庫で保存

オクラは保存温度が低いと低温障害を起こしますが、冷凍する場合は低温障害を起こす心配がありません。また、冷凍すると賞味期限も1ヶ月と長くなり、鮮やかな緑色を保つこともできるため、長期保存にはおすすめの方法です。

生のまま冷凍保存するのも良いですし、さっと下茹でした後に保存しても良いです。冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いた状態で保存しましょう。ただし、生のまま保存した場合は食べる前に下茹でが必要になります。食べる際の手間を省くという点では、下茹でしてから冷凍保存するのがよいでしょう。

また、保存可能期間が1ヶ月間と長期になるので、保存用袋に日付を記入しておくと便利です。冷凍でも保存期間が長くなると冷凍焼けして品質が落ちますので、日付を記入して1ヶ月以内に食べきるようにしましょう。

オクラの保存方法③作り置きする

オクラを作り置きのおかずにして保存すると、調理の手間が省けて便利です。作り置きおかずにして保存する場合は、賞味期限は冷蔵で3~4日程度、冷凍で2週間程度です。冷蔵よりも冷凍保存のほうが日持ちがよいです。冷蔵保存の場合はタッパーなどに入れ、冷凍保存の場合は冷凍保存用の袋に入れて、空気を抜いて保存するとよいでしょう。

オクラの保存方法④乾物にする

【使用する材料・道具】

  • オクラ
  • ざる
  • 保存袋

【手順】
  1. オクラを塩もみして、産毛をとって水洗いをする。
  2. 水気をよくとり縦半分に切る。
  3. 断面が上になるようにざるに並べ、2~3日干す。
  4. 保存袋や瓶にいれ、冷蔵庫で保存する。
  5. 食べる際は、水で10分程度戻してから使用する。

上記は乾燥オクラのレシピですが、オクラを乾物にして保存するという方法も有効です。干して乾燥することでうまみが凝縮され、その上冷蔵庫で1ヶ月程度は保存できるようになります。やや手間のかかる方法ですが、長期保存にはよい方法といえます。

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オクラの賞味期限まとめ

オクラは保存方法によって賞味期限が変化することがわかりました。加熱時間が長い調理の後に、常温や冷蔵保存をした場合が一番日持ちせず、賞味期限が切れやすいです。一方、一番手軽で保存期間が長いのが冷凍保存で、下茹でをしてから冷凍保存すると調理の手間も省けて便利です。

他にも作り置きをして保存したり、乾物にして保存するなど様々な方法があります。保存方法が適切でないと傷みが早く、変色や変質、カビや臭いが発生することもあります。適切な保存方法で、できるだけ長く美味しいオクラを楽しみましょう。

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