サワーとは?チューハイとの違いは?レモンサワー・レモンハイの違いも!

サワーとチューハイは居酒屋で定番のドリンクメニューです。レモンサワーやレモンハイをはじめとして様々なサワーやチューハイが販売されています。缶チューハイもメーカーから販売され度数の高いストロングチューハイも人気です。そんなアルコール飲料であるサワーとチューハイの違いを知っていますか?サワーとチューハイの違いについて紹介します。定番のレモンサワーとレモンハイの違い、画期的なサワーである塩レモンサワーなども紹介します。

サワーとは?チューハイとの違いは?レモンサワー・レモンハイの違いも!のイメージ

目次

  1. 1サワーやチューハイの違いは意外にも知られていない
  2. 2サワーとチューハイの特徴
  3. 3サワーとチューハイの違いは?
  4. 4レモンサワーとレモンハイの違い
  5. 5塩レモンサワーのおすすめレシピ
  6. 6サワー以外のややこしいお酒の違い
  7. 7サワーとチューハイの違いは曖昧だった

サワーやチューハイの違いは意外にも知られていない

居酒屋での定番ドリンクメニューにもなっているのがチューハイやサワーです。店によって表現が異なりますが、チューハイは、レモンやウーロン茶、緑茶などが定番のメニューです。またサワーはレモンや青リンゴ、巨峰、カルピスなどが人気です。どちらもも焼酎をベースにした果実ジュースを加えた飲み物です。

両者の明確な違いを知っていますか?普段気にしたこともない人も多いのではないでしょうか?言われると考え込んでしまうような両者の違いについて紹介します。

サワーとチューハイの特徴

サワーとチューハイは語源が異なります。そしてベースとなるお酒ももともとは異なっていました。今ではその境目はなくなり、どちらも同じことを意味するようになっています。ベースとなるお酒が焼酎であれば、どちらも同じで、アルコール度数も関係ありません。

サワーとは?

サワーは英語のsourである酸味が語源となっています。かつては柑橘系で作ったカクテルでしたが、それを炭酸水で割るようになり、さらに柑橘系以外の果実でも使われるようになっています。ベースが焼酎に変わり、甘いお酒でも使用されています。

英語の「sour」が語源

サワーとは、英語のsourが語源となっています。sourの意味は酸っぱいです。もともと酸っぱい飲み物を指しており、酸味の強い柑橘系の果物やベリー類でスピリッツを割ったカクテルが起源です。さらにそのカクテルを炭酸水で割った飲み物として使われるようになり、一般的に広まるようになりました。

甘いお酒もサワーになる?

もともとは柑橘系の酸味のある果物がベースでしたが、今では、柑橘系だけでなく様々な果物の果実が用いられるようになっています。青リンゴやカルピスなど酸味をほとんど感じることのない果実も利用されています。

現在では酸味を感じることができる柑橘系だけでなく、甘いお酒もサワーと呼ばれています。ベースは最初はスピリッツでしたが、ベースとなるお酒も焼酎に変化しても同じ名前で呼ばれています。

チューハイとは?

チューハイとはハイボールと焼酎の文字をくっつけてできた造語です。焼酎がベースになっているのが特徴です。焼酎をベースにすれば割る飲み物に特に定義はありません。ウーロン茶や緑茶などもチュ-ハイになります。またチューハイの火付け役は缶チューハイです。

チューハイの名前の由来

チューハイの語源は造語です。ハイボールのハイと焼酎の酎を取ってチューハイと呼ばれています。ベースとなるお酒は名前の通り焼酎です。焼酎を様々な飲み物で割った飲み物がチューハイと呼ばれています。

チューハイは缶チューハイの名前で広まっています。1984年に登場した缶チューハイは自宅で気軽に飲めるアルコール飲料として人気です。限界がない缶チューハイの業界は今も成熟過程の途中で、新しい商品が次々と開発されて販売されています。

炭酸で割らなくてもチューハイ?

チューハイは炭酸水で割ることを定義としていません。ウーロン茶や緑茶のように炭酸でない飲み物で割るのもチューハイと呼ばれています。焼酎がベースになっていれば、割る飲み物は何でもチュ-ハイになります。ハイとつけることで焼酎との組み合わせであることが明確にわかるのもチューハイの特徴です。

缶チューハイでは度数が高いものも

缶チューハイのブームはとどまるところを知りません。新商品は次々と販売されています。右肩上がりの市場でアルコール飲料の中では人気のジャンルです。缶チューハイはアルコール度数が低いのが定番でしたが、最近ではアルコール度数が高いストロングチューハイも人気商品です。

ストロングチューハイはアルコール度数が8%以上あり、ビールのアルコール度数である5.5%や6%を遙かに超えるアルコール度数です。アルコール度数が強い缶チューハイが欲しいというユーザーのリクエストに応えた商品です。もちろんアルコール度数が低い飲みやすいチューハイや果実感をしっかり出したチューハイも根強い人気です。

サワーとチューハイの違いは?

サワーとチューハイはもともと原材料が異なっている飲み物でした。両者の明確な区分けは時代とともに消え去り、今では焼酎ベースの飲み物はどちらの名称でも正しい呼ばれ方です。ただ地域の特色はあり、関西地方ではチューハイしか使用されません。

最大の違いはベース

本来、はきちんとした定義が備わっていました。しかし明確な違いの一つにあるのがベースとなるお酒です。サワーはスピリッツがベースとなるカクテルに炭酸水を加えたもの、チューハイは焼酎をベースにしているものです。そのため両者は全く異なる飲み物だったのです。

今ではその区分けも曖昧になっており、明確な定義づけはなくなっています。ベースとなるお酒は焼酎であり、柑橘系だけでなく甘い味も登場しています。そのためどちらを使っても間違いではありません。

関西ではレモンサワーとは言わない?

地域によっても使われ方が異なるケースもあります。関西地方ではサワーと言う名をあまり使用しません。居酒屋ではチューハイばかりです。関東では店によって呼び名が異なるケースがほとんどですが、関西圏ではチューハイが大多数を占めています。

もともと焼酎ベースの飲み物はチューハイでしたが、サワーがその領域に入ってきました。関東では、柑橘系の果物が普及していたこともあり、両者が入り乱れる状況になりましたが、関西では、チューハイの領域を崩されることがなかった歴史があり、チューハイだけが使われています。

居酒屋ではほとんど違いはない

居酒屋では焼酎をベースにしている飲み物はどちらの名称でも使われています。しかしベースが焼酎ではなくスピリッツを使用するこだわりの店では明確にチューハイとは呼ばずにサワーと呼んでいます。焼酎以外のお酒のベースではチューハイとは呼ばないためです。

一般的な居酒屋では、焼酎をベースに提供しているのがほとんどです。どちらの名称が利用されるのかは店次第であることが多く、両者に明確な違いはほとんどなく、同一のものと考えることができます。

レモンサワーとレモンハイの違い

ベースとなるお酒がスピリッツではなく焼酎であれば、レモンサワーもレモンハイも違いはありません。ただそれぞれの特徴は残っており、あくまでも感覚の中で使わているだけです。生レモンを使用する場合にはサワーが近く、炭酸水ではなくミネラルウォーターを使用するのであれば、レモンハイが近いといったイメージや感覚の違いのみです。

レモンサワーの中身

居酒屋で定番の飲み物にレモンサワーがあります。厳密にはレモンサワーはベースとなるお酒がスピリッツベースのお酒になります。ベースがスピリッツでそれにレモンを搾って炭酸水を混ぜた飲み物です。しかしスピリッツを使用する店は少なく、現在では焼酎を利用するケースがほとんどですが呼び名は変わりません。

柑橘系の酸っぱさが特徴です。生レモンサワーはレモンを飲むタイミングで絞るものです。スピリッツと炭酸水とレモンが別で提供されます。自分でお好みでレモンを搾って、スピリッツ炭酸水に混ぜて飲むのが飲み方です。炭酸水でもミネラルウォーターでも同じです。

レモンハイの中身

レモンハイのベースとなるのは焼酎です。一般的に甲類焼酎が利用されます。レモンハイは炭酸水で割る必要はなく、ミネラルウォーターでも立派なレモンハイになります。レモンハイはベースとなる焼酎を入れてレモン果汁を加えます。そしてミネラルウォーターもしくは炭酸水で割ります。

レモンハイには、生レモンを添えることはあまりありません。洒落た居酒屋などでは、レモンハイの飲み口にカットレモンが刺してある場合もありますが、ほとんどの場合、完成形で運ばれます。

ほとんど違いはない?

レモンサワーもレモンハイも違いはほとんどありません。ベースが焼酎であり、レモン果汁が含まれており、割る液体は炭酸水でもミネラルウォーターでも違いはなく、どちらの名称を使っても間違いではありません。ユーザーも名称の違いによって混乱することもないほど、両者の境目はないのが現状です。

塩レモンサワーのおすすめレシピ

今巷で人気になっているのが塩レモンサワーです。通常のレモンサワーと異なり塩味がアクセントになっている飲み物です。塩レモンサワーを取り扱う居酒屋も増えつつあります。メーカーも家庭で飲める塩レモンサワーを缶で販売しています。アルコール度数も6%で飲みやすいお酒です。

塩レモンサワーとは?

今人気になっている進化形のレモンサワーが塩レモンサワーです。レモンサワーはありふれた飲み物で魅力も感じにくくなっていますが、塩レモンサワーは塩味が効いたレモンサワーで、塩がないものとはひと味違う魅力があります。メーカーからも市販されて人気になっている商品です。

究極のレモンサワーとも呼ばれる塩レモンサワーを本格的に提供する店では、レモンと塩をつけ込んで最低でも一ヶ月は寝かせるというこだわりの店もあります。レモンと塩の相性は良く、レモンにしっかりとしみこんだ塩味が一層美味しさを引き立てます。家庭でも作れる簡単さも魅力です。

材料

塩レモンサワーの材料は、甲類焼酎と炭酸水とレモンです。そして塩レモンサワーの主役でもあるです。レモンはできる限り新鮮なものをセレクトするのがおすすめです。レモンの皮には農薬などが含まれています。皮まで利用したいのであれば、農薬を使っていないものを選びます。

分量はレモンの20%分の重さの塩を用意します。塩分が多いと感じるかもしれませんが、酸味と相まってちょうど良い分量がレモンの20%分です。もちろん好みによって塩加減を変更することは可能です。

作り方

塩レモンサワーの作り方はまずレモンと塩を融合させます。レモンをくし切りにして細かくします。そしてジップロックなどに入れて塩をまぶします。しっかりと手でもみほぐして塩とレモンを馴染ませます。冷蔵庫で半日から1日程度寝かせれば、レモンに塩がしみこんだ状態になります。

あとはグラスに氷を入れて甲類焼酎を注ぎます。炭酸水を注いで最後に塩レモンをのせます。塩レモンの量はお好みです。塩加減がアクセントとなるたまらない美味しさです。塩で喉が渇くため、おかわりしたくなるのが特徴で、病みつきになる美味しさです。

サワー以外のややこしいお酒の違い

明確な定義がなく、どちらでも同じような意味として使われているお酒は、他のお酒の種類でも存在します。ハイボールやカクテル、焼酎ハイボールです。もともとの定義を知っておくことでお酒の席が一段と楽しくなります。

ハイボール

今、ハイボールが人気です。ハイボール人気によりウイスキーの売り上げも右肩上がりです。また、ハイボールはカロリーや糖質が低くダイエット中のお酒としても注目を集めています。

ハイボールはベースとお酒がウイスキーです。ウイスキーには様々な種類がありますが、シングルモルトでもブレンデッドでも構いません。そして割るのは炭酸水です。甘みのない無果実の炭酸水で割るのがハイボールの定義です。レモン炭酸などで割る場合もありますが、厳密にはハイボールではありません。

そしてハイボールはカクテルの一種に含まれます。ウイスキー本来の味わいやコクを楽しむのがハイボールの味わい方です。

カクテル

カクテルとは広義な意味では二種類以上の材料がブレンドされた飲み物を意味しています。そのためアルコールが入っていなくても、チューハイやハイボールもカクテルに含まれます。カルピスも原液と水を混ぜる飲み物であるためカクテルの一種に属します。

一般的に使用されるカクテルは、お酒の分野で存在し、ベースとなるお酒に別なお酒やリキュール、または果実類などをブレンドした飲み物です。種類も豊富で無限大の可能性があるのがカクテルです。ブレンドする材料だけでなく、分量や混合の方法などによって異なる味わいを作り出すことができるのが魅力です。

焼酎ハイボール

焼酎ハイボールはその名の通り、ハイボールのベースをウイスキーではなく焼酎にしたものです。チューハイやサワーは果実が入っている特徴がありますが、焼酎ハイボールは、炭酸水のみで割った物であるのが特徴です。

チューハイやサワーを作る際には、果実が主役になるため、甲類焼酎を使用するのが一般的ですが、焼酎ハイボールの場合には、乙類焼酎を利用するのが一般的です。焼酎本来の旨味を楽しむのが焼酎ハイボールの魅力です。

サワーとチューハイの違いは曖昧だった

ベースとなるお酒がかつては全く別であったものが、今ではその区分けはなくなって曖昧な位置づけになっているのがチューハイとサワーです。焼酎を果実ジュースで割った物はどちらの名称でも違いはありません。ベースが焼酎であれば違いはなく、アルコール度数も関係ありません。

どちらの名称を使っても間違いではありませんが、お酒の知識として違いを知っておくと、注文するときにお酒の作り方を考えながら飲むことができて、お酒の席が一層楽しくなります。

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