白だしを使った人気レシピの煮物やスープが美味しい!簡単手軽に本格料亭の味!
白だしを買ったのはいいですが、目的のスープや鍋などを作ってしまうとなかなか他にどんなレシピがあるの解らないという方は案外たくさんいらっしゃると思います。ですので、ここではどんなレシピに白だしを使えるかを紹介したいと思います。
目次
多くのレシピに使える白だし
白だしとは昆布やシイタケ、鰹節などの煮汁にみりんや塩、そして白しょうゆや薄口しょうゆなどで味を調えた調味料です。基本的に他のだしつゆと同じように薄めて使うもので、ほかのだしつゆと同じコーナー希釈用のものが売ってあります。この白だしもいろいろなレシピに使えますので紹介していきたいと思います。
白だしのレシピと他のレシピの違い
白だしと同じような使い方をする調味料にだし汁やめんつゆなどがあります。めんつゆとの違いは色です。特に煮物やスープなどの汁ものを使ったときにめんつゆはめんつゆ自体の色がついてしまいます。もちろんこの色が美味しそうにみせることも多いのですが、素材の色を生かしたいレシピをつくるときはしょうゆやめんつゆを白だしに変えるのが簡単で手軽です。
白だしとだし汁の違いは味になります。白だしはだし汁にしょうゆや塩などで味をと問えたものになるのでだしの素材以外の味がついて、濃くなります。特に見た目と反して白だしは塩分が強いです。素材の味を生かしたいときや病気療養中で濃い味のものを食べられないときはだし汁のほうが人気です。ですが、白ご飯が進む味のしっかりした、それでいて色鮮やかなおかずを食べたいときは白だしが人気です。
白だしと野菜のレシピ
煮物
白だしに限らずだしが重要なレシピといえばまず煮物が思い浮かぶと思います。他のだしもそれぞれ特色があって人気の料理です。白出しの色が薄いという特色を使えば手軽に色鮮やかな煮物ができます。煮物にはさやいんげんやにんじんなどの色鮮やかな食材も使うので素材の色を損なわないのはうれしいですね。
おひたし
おひたしは白だしでも美味しく作れます。ホウレン草や小松菜など緑の葉物野菜としょうゆや黒いだしと緑のコントラストもきれいですが、白だしで作っても野菜の色がそのままに近い鮮やかな色で仕上がるのもきれいです。お浸しは名前とは裏腹に浸さなくても茹でた素材に白だしをかけて混ぜるだけで簡単にできるのも良いですね。
漬物
白だしでお漬物を簡単に作ることもできます。作り方は簡単です。ナスやキュウリ、白菜などの具材お好みの具材をタッパーや袋に適量の白だしを入れて漬けるだけです。漬ける時間は夜漬けて朝食べるぐらいの気持ちで、一晩市販の浅漬けのもとを使って作るとき変わらないです。いつもの味に飽きた時にいかがでしょうか?
白だしと魚のレシピ
さばの味噌煮
さばの味噌煮は普通に作るならみそとだしで作りますが、白だしをいれることで塩のきいたお酒のおつまみにぴったりの煮物に仕上げることができます。甘いおかずが苦手な方やいつもの味に飽きた方に手軽に味を変えることができるレシピです。
ぶり大根
ぶり大根も白だしを使って美味しく仕上げることができます。しょうゆの色に染まったぶり大根もとてもおいしそうですが、白だしを使うことでぶりも大根も淡い色合いの煮物にできます。その様子はまるで高級老舗料亭のさまをていしています。少し、特別な日のメニューにいかがでしょうか?
刺身/海鮮丼
お刺身にはしょうゆをつけて食べる人がほとんどだと思いますが、白だしにつけてもおいしいです。確かに鯛のように淡泊な味の刺身ならしょうゆのほうが圧倒的においしいかもしれませんが、ぶりやサーモンのような脂ののったこってりとした魚でしたら脂を白だしがうまく流してすっきりとさせてくれます。また海鮮丼にかけたり、漬け丼にするときの漬けだれにしておくと魚の色が茶色くならず、色がそのまま残ります。
白だしと肉のレシピ
豚の角煮
豚の角煮を使うときにしょうゆを使うと煮汁の味が濃くなりあまり豚の味を感じなかったり、甘辛い味しか感じないことはありませんか?豚の味が感じられる角煮を作りたいときにも白だしを使うと簡単にできます。塩ベースの素材の味が色濃く残った角煮が手軽にできます。
ロールキャベツ
ロールキャベツは和風のだしと相性の良い料理です。コンビニのおでんの定番の種になっていることからもお分かりだと思います。ただロールキャベツを作るときにパン粉は入れないほうがいいです。スープに関しては白だしでおでんを作るときのをそのまま使ってもいいですし、いっそおでんを作るときのたねの一つとして用意してもいいです。
白だしとその他の食材のレシピ
丼物
中華丼や牛丼、かつ丼など昼食に人気の丼物にも白だしは手軽に使えます。特に、親子丼、玉子丼、他人丼などの卵が主役の丼物に味の面だけでなく色合いの面でも合います。しょうゆやだしつゆなどを使うより白だしを使うことで玉子の黄色を鮮やかなままにすることができます。
おかゆ
おかゆの味付けをするときに白だしをいれると味がしっかりとつきます。また、白だしの味も基本的に他の具材を邪魔するようなものではないので鮭や玉子を追加で入れても美味しく召し上がれます。おかゆは体調が悪いときに食べることも多いので栄養がある食材をいれてもその味を邪魔しないのはうれしいですね。
炊き込みご飯
炊き込みご飯を作るときに市販の炊き込みご飯の素を使う方が多いと思います。しかし、白だしを入れることでも手軽に作れます。作り方とは簡単です。炊き込みご飯を作るときに本来炊き込みご飯の素入れるたいみんぐで好みの具材と白だしを入れるだけです。白だしの分量としては、具材の量と塩分によって違いますが、米二合に対して小さじ二杯から調整していくとよさそうです。
揚げ出し豆腐
揚げ出し豆腐や野菜の揚げびたし等も白だしで味付けをしても美味しくいただける料理です。揚げ物特有の脂っぽさと白だしの塩がよく合います。また揚げ出し豆腐の衣は厚いのでしょうゆベースでたれを作ると衣にたれが染みこみ茶色くなってしまいますが白だしベースなら染みこんでも色は移らず豆腐の白さは損なわず上品な見た目を損ないません。
だし巻き卵
老舗の旅館の朝食などの定番のおかずであるだし巻き卵も白だしを使うことで上品な味と美しい黄色を両立させることができます。また、白だしをしっかり聞かせただし巻き卵は砂糖を入れなくても美味しいですので砂糖をとりすぎかなと思っていらっしゃる方にもおすすめです。お弁当の人気のおかずでもあるだし巻き卵を白だしで美しく仕上げるとお弁当も色鮮やかになります。
パスタ
パスタといえばミートソースやカルボナーラなどが思い浮かぶと思います。これらのパスタの隠し味に白だしを入れて調整しても美味しいです。しかし、白だしを活かすなら日本発祥の明太パスタをはじめとする和風パスタがいいです。ですが洋風パスタも一杯目は普通に食べて二杯目に白だしをソースにかけると手軽に味を変えることができて便利です。
白だしとスープのレシピ
お吸い物
白だしを使った料理といえば汁もの、スープが思い浮かびます。その中でも日本を代表するスープ、ミソスープこと味噌汁があります。しかし、味噌には塩分が含まれているので白だしで作るとしょっぱくなって味の調節が難しいです。ですのでお吸い物が人気です。白だしでお吸い物を作ると透明度のある高級感のあるお吸い物になります。
カレー
カレーと白だしは不思議な組み合わせに思えるかもしれませんが、白出しを入れたカレールーはうどんやそばによく合いますのでカレーうどんにもお勧めです。老舗のカレーうどんは白だしに限らずだしを使っていることが多いので、白だしを入れることにより、手軽にプロの味が出せます。
また、世の中にはカレー味のフレーバーがたくさんあることからカレーは多くのものと合います。それはカレーに入れる具材も一緒でいろいろな具材を入れたカレーがあります。色々な具材の中でもこんにゃくや大根など和風の食材を入れたものや淡泊な鶏肉を入れたカレーにとても合います。
カレーライスやカレーうどんに合うということはスープカレーにももちろん合います。そのままでも色々な副菜に合う主菜ですが、白だしを入れることにより和風の副菜とより合わせやすくなります。カレーライスと同様に和風の食材とも合わせやすくなるので、冷蔵庫の少し残った整理も簡単にできます。
中華スープ
中華スープを作るときは中華スープの素や鶏がらスープを使ってそのあと調味料を入れて味を調えるという方が多いと思います。調味料で味を調えるときに白だしを中心にすると中華風でありながら和風のおかずにもマッチするスープになります。また中華スープや赤や黄色、緑、白といった色とりどりの具が入れて作れるので、白だしで作ると色が損なわれないので食卓が華やかになります。
料理のレシピにおける白だしの使い方のまとめ
ここまで、白だしを使う人気の料理を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。白だしを使う場合は白だしは色が移らないので色鮮やかな食材の料理でつかうと素材自体の色合いが活かせる料理に使うといいです。また、色は薄いですが、味はしっかりと付いていますので入れすぎに注意です。これらの点をいかして、人気のおかずを白だしで作ってみましょう。