ひな祭りのレシピ集!簡単で美味しい・子供が喜ぶ楽しい料理を紹介
ひな祭りは年に1回のイベント。料理も鮮やかにしたい!時間をかけずになるべく簡単に美味しく作れるレシピはないかな?と悩んでいませんか?そこで、簡単かつ子供に喜んでもらえるひな祭りレシピをまとめてみました。是非、参考にしてみてください。
目次
ひな祭りの由来
ひな祭りの由来についてですが、貴族の階級の子女の間で始まった「ひいな遊び」といわれる人形遊びとして行われていました。また、厄除けなどのために川へ紙を流す「流し雛」としても使われていたそうです。これが合わさって「ひな祭りの」原型になったそうです。これが庶民にも伝わり「ひな祭り」という行事になったそうです。
ひな祭りが祝日ではない理由
ひな祭りがなぜ祝日ではないのか、疑問に思った事はないでしょうか?ひな祭りは「五節句」のひとつとして「祝日として存在した」とされます。しかし五節句の祝日廃止となり、さらに「国民の祝日」より「皇室の祝日」の色が濃くなってしまったそうです。祝日制定にあたり3月3日の案や新年度の4月1日の案も出ていたそうです。
雛人形について見ていこう
雛人形とは?
雛人形は、節分が終わり立春(2月4日)頃から、遅くても2月24日までに飾り付けるのが一般的です。雛人形は、子供の身代わりとなり、事故や病気から守ってくれ、子供の健やかで幸せな成長を祈るために飾ります。姉妹がいる場合は、子供の災厄を身代わりの雛人形は、兼用を避けそれぞれ別のものを飾らないといけないとされているが、近年の住宅事情では難しいとされています。また、地域によっては妹に市松人形を贈る習慣もあります。
生産地と販売地
関東地方に集中しており、生産地としては埼玉県のさいたま市岩槻区が有名です。また、栃木県・埼玉県にも小規模ながら生産店が存在します。販売に関しては全国の商業施設で販売されているが、集中して軒を連ねるのは、人形の問屋である「東京都の浅草周辺」が有名で専門店まであります。
飾り方は?
雛人形の飾り方についてですが、飾り方には平飾りと段飾りの二種類あります。平飾りは、親王飾りのみの雛人形を飾るもので一般的な飾り方です。また段飾りは、三段・五段・七段になっており平飾りに比べ大きいのが特徴です。段飾りには、お内裏様とお雛様以外にも人官女や五人囃子・右大臣左大臣などを飾り、またお雛様の嫁入り道具などを飾ります。雛人形一つにしても、飾り方は様々なことがわかります。
ひな祭りのお祝いはお金か品か
ひな祭りのお祝いは、お金か品物のどちらがいいのか悩んだことはありませんか?こちらは、地域によって風習が異なります。雛人形を送る風習のある地域もありますし、洋服や靴などを送る場合もあります。ですが、実際に受け取る側のことを考えるとやっぱり「お金」が一番嬉しいと思います。洋服や靴などはすぐに成長して使えなくなります。なのでひな祭りのお祝いで悩んだ際は、お金が一番相手にも喜ばれるものではないでしょうか。
ひな祭りのお祝いの相場は?
では、ひな祭りのお祝いの相場はいったいいくらなのでしょうか。初節句のお祝いの相場は、一般的に親族・仲人は1万円~2万円が相場になっております。お返しをする側の都合もありますので、友人の場合は5千円~1万円位が妥当ではないでしょうか。
ひな祭りの食事の意味5選!
ひな祭りの食べ物は、昔から伝わる伝統料理があります。ひな祭りの料理にはかかせない色には縁起のいい意味が込められています。ではひな祭りの食べ物は、どういった意味合いが込められているのか?そこで今回は、ひな祭りの定番な料理(ちらし寿司・ハマグリのお吸い物など)についての意味合いをまとめましたので紹介いたします。
ちらし寿司の意味
ひな祭り定番料理のちらし寿司は、ちらし寿司の具材に意味が込められています。「えび:腰が曲がるまで長生きしますように」「れんこん:将来の見通しがいい」「豆:健康で豆に働き、まめに生きる」などです。また、寿司にはこの漢字には「寿(ことぶき)司(つかさどる)」という意味があり、縁起がいいもの・お祝い席で食べるものという意味を持っています。
ハマグリのお吸い物の意味
こちらのハマグリのお吸い物も、ひな祭りにはかかせない料理の一つです。ハマグリの二枚の貝殻は「女の子」を意味しているそうです。ハマグリはの特徴は、ハマグリの貝殻を一枚ずつ外すし、ほかのハマグリと合わせても貝殻は合わさらないのが特徴です。また仲のいい夫婦を表し、結婚式などにも縁起物の意味でハマグリのお吸い物が出されているそうです。
菱餅の意味
緑と白とピンクの餅を三段に重ねて、菱形に切ったのが菱餅です。もともと菱餅は緑と白の二色で、三食になったのは明治時代に入ってからだそうです。こちらの意味は「緑:長寿や健康・草萌える大地」「白:清浄、純白の雪」「ピンク:魔除け・桃の花」となります。またそれぞれ「よもぎ:増血作用」「ひしの実:血圧を下げる効果」「くちなし:解毒作用」があると言われています。
ひなあられの意味
ひなあられも菱餅と同じ緑・白・ピンクの種類があります。ひなあられを食べることで、自然のエネルギーを体内に取り込み、健やかに成長できますようにという願いが込められています。また、ひなあられには四色の場合もあり、その場合の意味は一年を通して幸せを祈っているという意味が込められているそうです。ひなあられには幸せな意味合いが込められているのがわかります。
白酒の意味
厄除け・厄払い・また、お腹の中に悪い子が宿らないようにという意味合いが込められて、ひな祭りに白酒を飲むようになったと言われています。また、もともとは中国のお酒である桃酒を飲んでいたという説もあり、この桃酒が白酒に変わったと言われています。
ひなあられは関西と関東と違う?
あなたにとってひな祭りにはかかせない「ひなあられ」とは、どんな味でしょうか?また、形はどんな形を想像しますか?実は、関西のひなあられと関東のひなあられは味も形も違うのです。では、いったいどう違うのか。関西ひなあられと関東ひなあられを比較しましたので紹介いたします。
関西のひなあられ
直径1㎝ほどの大きさがあり、しょうゆや塩など餅から出来ているいわゆるあられが関西のひなあられです。関西のひなあられは、もともとひな祭りにはかかせない菱餅を砕いて炒ったのが始まりだと言われているそうです。
関東のひなあられ
関東のひなあられの特徴は、小粒で甘いのが関東のひなあられです。米を爆ぜて作ったポン菓子を砂糖などで味付けしたもので、うるち米が原料となっているひなあられです。関東のひなあられは、本当に甘いのが特徴です。
ひなあられの由来は?
ひなあられのルーツは、ひいな遊び(自分たちの人形)を河川などに美しい風景を見せに連れ出したのが始まりだと言われています。このときに、野外でも食べられるものとして外に持っていたものが「ひなあられ」であったと言われています。
子供も喜ぶひな祭りオススメ献立レシピ8選
ひな祭りどんな献立レシピを作ろうか悩みませんか?せっかくだし、可愛く美味しく作りたい!でも、オススメレシピなんだろう?そこで、今回は簡単で美味しいレシピ料理をまとめてみました。オススメレシピがたくさんあり、ひな祭りや子供の日に活躍できる料理がそろっています。是非こちらのレシピを参考にしてみてください。
ひな祭りの定番「ちらし寿司」
こちらの献立は「子供も大好きな定番ちらし寿司」まずお好きな具材を用意します。人数分のお米も硬めに炊きます。炊けたらちらし寿司の素を入れ混ぜあわせます。底が抜けるケーキ型などを使い酢飯をつめ、一口大に切ったお刺身などを彩りよく飾れば完成です。こちらのレシピのポイントは、お米を硬めにたくというところです。材料さえあれば、混ぜるだけなのでとても簡単で美味しいレシピです。
手毬寿司
こちらの献立は、子供にも食べやすく、見た目も可愛い「手毬寿司」です。まず、ちらし寿司の素の作り方で酢飯を作り、酢飯が冷めたらラップに大さじ一杯の酢飯を包み丸くします。次に、一つずつ具材を乗せて再びラップでくるんでおきます。のせる具材はお好きな具材でしてください。すべて乗せたらお皿に盛り、ネギ・錦糸卵・イクラなどを彩りよく飾れば完成です。子供にも食べやすく味も美味しいレシピなので、お試しください。
おしゃれにカップでお寿司
こちらの献立は「カップ寿司」です。まず、お米はいつもより水を少なめにして炊いておきます。酢・砂糖・だしを混ぜ合わせレンジで約30秒加熱し、その間に錦糸卵を作り冷ましておきます。ご飯にレンジで加熱した調味料を混ぜ合わせます。カップに酢飯を入れ好きなように盛り付けると完成です。こちらのレシピのポイントは、お好みで大葉などを乗せても彩りがよくなり、見た目も可愛い美味しい料理になっております。
ひな祭りにぴったり!春のちらしサラダ
こちらの献立は、ひな祭りや子供の日にぴったりサラダチキンを使った簡単で美味しい「ちらし寿司風サラダ」です。作り方は簡単で、好きな野菜を用意しサラダチキンをほぐし、3㎜幅の錦糸卵をつくります。あとは可愛く全部盛り付けるだけです。ドレッシングは、「塩コショウ:少々」「酢:大さじ1」「オリーブオイル:大さじ3」「醤油:小さじ2」でドレッシングができます。簡単で美味しいレシピになっております。
簡単で美味しい「鮭のポテサラ」
こちらの献立は、簡単で誰もが大好き「鮭のポテサラ」です。まず、ジャガイモをゆでておきます。玉ねぎは薄く千切りにし、ジャガイモがゆであがったら熱いうちに皮を剥きジャガイモをつぶします。そこに、玉ねぎを入れ余熱で玉ねぎに火を通します。そして、鮭フレークを入れて混ぜ冷蔵庫でしばらく冷やすと完成です。ジャガイモをつぶして混ぜるだけなので、とっても簡単にできるレシピです。
ハマグリのお吸い物
こちらの献立は、ひな祭りの定番「ハマグリのお吸い物」まず、ハマグリはよく洗い浸るくらいの水に小さじ1の塩を加えて、暗く涼しい場所で一時間以上砂抜きします。砂抜きしたハマグリは、水を擦り合わせよく洗います。鍋に出し汁とハマグリを入れ、口が開いたらさやえんどうと三つ葉などを添えて完成です。こちらは、手の込んだレシピの一つですが、ひな祭りにはかかせない一品ではないでしょうか。
トマトカプレーゼ
こちらの献立はひな祭りのおもてなしレシピとしてもぴったりな「トマトカプレーゼ」です。トマトはヘタをとり5等分にし、1切れを包丁でペーストにしオリーブオイルと混ぜ合わせます。次に、モッツアレラチーズを4等分にし、お皿に盛り付け最後にブラックペッパーをかければ完成です。5分以内で作れちゃう簡単、ひな祭りのおもてなしレシピです。
菜の花とはまぐりのスープスパゲッティ
こちらの献立は「スープスパゲッティ」菜の花は、根元の硬い部分を落として3~4㎝の長さに切り、えびは殻を剥いて背ワタをとり、トマトは種を除いてざく切りにします。鍋に水とブイヨンとはまぐりを入れて、煮立ったらえび・トマトを加えます。パスタを硬めにゆで、ゆであがる直前に菜の花もくわえザルにあげます。先ほどの鍋にパスタと菜の花をくわえお皿に盛り完成です。こちらのレシピは、おしゃれなひな祭りレシピです。
子供も喜ぶひな祭りのデザートレシピ6選
こちらは、ひな祭りのデザートレシピ集です。せっかくの日だしデザートも手作りしたいな。そんな方のために、簡単で美味しいデザートレシピをまとめましたので紹介いたします。こちらのレシピを参考に、ひな祭りに美味しいデザート料理を作ってみてください。
ホットケーキミックスでひし餅風クッキー
こちらのデザートレシピは、バターを常温に砂糖・牛乳を混ぜ合わせホットケーキミックスも合わせます。生地を3等分にし1つに抹茶パウダーを、もう1つに食紅(赤)と桜パウダーを合わせます。30分休ませ、それぞれの生地を薄くのばし重ね合わせます。型抜きしたら170℃で10分~12分ぐらい焼くと完成です。こちらのレシピのポイントは、焼きすぎるとピンク色が茶色に変わるので注意が必要です。甘くて美味しいデザートレシピです。
簡単!メレンゲクッキー
こちらのデザートレシピは、簡単に作れる「メレンゲクッキー」まず、卵白にグラニュー糖を入れ泡だて器で固めに混ぜメレンゲを作ります。こちらを二つに分け別々のボールにうつし、それぞれピンクと緑の食紅で色をつけます。絞り袋に入れて絞り、110℃のオーブン(余熱済)で40分~50分焼き冷めたら完成です。こちらのレシピのポイントは、フリーズドライなどを使って彩りよくすると、尚可愛くなります。簡単でオススメレシピです。
市販のケーキで簡単!ひな祭りケーキ
こちらのデザートレシピは、市販で簡単に出来る「ひな祭りケーキ」まず、マシュマロはチョコペンで可愛くお顔を書いておきます。ホイップクリームに砂糖と少量の食紅(赤)をまぜピンク色にします。輪切りにした市販のロールケーキの断面にホイップクリームをぬり、絞り口で可愛くします。最後にマシュマロで作ったお顔を飾れば完成です。市販のロールケーキで簡単にひな祭りケーキが作れるなんて素晴らしいレシピです。
苺モナカ
こちらのデザートレシピは「イチゴモナカ」まず、イチゴはヘタをとり縦半分に切っておきます。チョコレートを湯煎にかけ溶かします。モナカの種10枚のなかにチョコを少量入れイチゴをうえにのせます。そして、そのうえにあんこをのせ、モナカの種をうえにかぶせてサンドします。最後に、お好みで残ったチョコレートをモナカの半分にディップし完成です。ひな祭りにぴったりで、彩りも可愛いデザートレシピなのでお試しください。
市販のアイスで菱餅風アイス
こちらのデザートレシピは、市販のアイスで作る「菱餅風の三色アイス」です。パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。イチゴアイスを常温で少し柔らかくし一番下に平らに敷き詰め、冷凍庫で一時間以上冷やし固めます。次に、その上にバニラアイスと抹茶アイスもそれぞれ一時間冷やし固める作業を繰り返します。食べる直前にカットすると、菱餅風カラーのアイスが完成します。ひな祭りのデザートとしてぴったりです。
フルーチェを使って爽やかデザート
こちらのデザートレシピは、市販のフルーチェを使って作る簡単デザートです。まず、フルーチェを分量より多めの牛乳220㏄を加えて作っておきます。キウイは皮を剥いて粗みじん切りにし、はちみつを大さじ1加えて混ぜ合わせます。そして容器に混ぜ合わせた「キウイ→ヨーグルト→フルーチェ」の順番に入れ、冷蔵庫で冷やして完成です。こちらのレシピのポイントは、市販のフルーチェで簡単にデザートが作れるところです。
ひな祭りのご当地イベント
地元の人でも知らなかったという方もいるのではないでしょうか。こちらは毎年、全国各地でご当地のひな祭りイベントが開催されたくさんの人を魅了しています。そこで今回は、伝統的なものから斬新的なものまで、各ご当地のひな祭りイベントをまとめましたので紹介いたします。
【福岡】柳川ひな祭り さげもんめぐり
およそ2か月間水の郷・柳川はひな祭りで華やかになっており、水上ランタンや水上パレードがおこなわています。期間は、2月11日から4月3日まで開催されています。また、さげもんとは、布細工などで作った縁起物のつるし飾りを雛人形とともに飾る、福岡柳川市伝統の風習になっております。
【京都】市比賣神社 ひいな祭り
京都の市比賣神社では、ほかの地方イベントは珍しい人形ではなく人間による「ひいな祭り」が開催されています。「ひいな」というのは「ひな」の古話です。まず、目の前で十二単の着付けが実演され、大きなひな壇にお内裏様とお雛様、三人官女・五人囃子の「ひと雛」が揃います。そのあと、五人囃子の雅楽に合わせて、三人官女が舞いを披露してくれます。期間は毎年3月3日のみになっております。
【徳島】ビックなひな祭り
徳島県の勝浦で開催されているイベントで、約30000の雛人形が「人形文化交流会館」に飾られています。中央にそびえたつ、高さ8m約100段のひな壇には約10000体が展示され迫力も満点です。こちらは、2018年で29回目を迎える伝統的イベントになっております。期間は、2月18日から4月4日までです。
【千葉】かつうらビックなひな祭り
千葉県の勝浦市で開催されているイベントで、遠見岬神社の60段の石段に1200体、とな交差点に800体、覚翁寺山門前に600体など市内各所に約25000体の雛人形が飾れています。また、ライトアップもやっており、街がひなまつり一色に染まります。期間は2月23日から3月4日までです。
ひな祭りレシピを使ってみよう!
ひな祭りのオススメレシピや簡単で子供が喜ぶレシピなど紹介いたしましたがいかがだったでしょうか。見た目も可愛くて、簡単に作れる料理がたくさんありました。一年に一回の「ひな祭り」なので、こちらのレシピを参考に、手の込んだ美味しいひな祭り料理を、是非作ってみて下さい。