甘酒をアレンジして飲みやすく!ちょい足しドリンクや料理レシピ紹介!
甘酒は今や飲む点滴として大ブームになっていますよね。アレンジも豊富で生活に取り入れやすいのも魅力です。いつも同じ甘酒に飽きてしまったという人も、甘酒のおいしさを再発見できるアレンジがたくさんありますよ。今回は甘酒のアレンジレシピや料理を紹介します!
目次
甘酒は飲む点滴?
甘酒は今大ブームを起こしている飲む点滴ともいわれる飲料水です。ダイエットや健康、美容にまで嬉しい効果をもたらしてくれる飲料水として話題になっていますね。この時期温かい甘酒は体の芯まで温めてくれますし、甘くてほっこりする味が魅力的。今回はそんな甘酒のアレンジレシピを紹介していきます。
甘酒に含まれる嬉しい栄養とは?
そもそも甘酒がなぜ飲む点滴と言われているかというと、それは栄養成分がたくさん入っているから。甘酒は主にブドウ糖でできています。脳のエネルギー源となる栄養がたくさん含まれている甘酒は飲料水の中でもトップクラス。さらに必須アミノ酸という体に必要な栄養も豊富に含まれていて体内への吸収がされやすい栄養が含まれているのが特徴。甘酒は脳と体、どちらの機能もスムーズに働くようにしてくれる飲料水です。
さらに、甘酒を作るときに増加する麹菌にはビタミンB1やB2、パテトン酸などが含まれており、これらは天然型吸収ビタミン群という体内に吸収されやすい栄養を作ってくれます。これが体内に吸収されると高血圧や肥満、食中毒の予防や疲労回復に免疫力強化などの嬉しい効果をもたらしてくれます。さらに、美肌やダイエットにも効果的です。
魅力的な効果をたくさん持った飲料水の甘酒、ぜひ生活に取り入れていきたいですね。今回は甘酒をもう生活に取り入れているという人や甘酒の味が苦手な人も楽しめる甘酒のアレンジ方法、料理に甘酒を使った方法を紹介していきます!
甘酒の基本の作り方
甘酒は市販のものでもOKですが、やはり毎日飲むなら自分で作る方が簡単でコストもかからず楽しめます。甘酒には米麹でできたものと酒粕から作るレシピがありますが、今回は鍋で簡単に作れる酒粕の甘酒のレシピを紹介していきます。アレンジはどちらも楽しめますが、まずは基本のレシピから紹介します。
材料は酒粕100g、飲料水500㏄、砂糖40g、塩少々です。鍋に全ての材料を入れ、酒粕はちぎって入れます。そのまま1時間くらい置いて溶かしやすくし、火にかけて煮立てます。酒粕が溶ければ完成。お好みでしょうがを入れてもOKです。米麹よりも酒粕の甘酒の方が簡単かつすぐに作れます。それでは、次は早速甘酒のアレンジレシピを見ていきます。
甘酒アレンジレシピ①豆乳甘酒
豆乳はイソフラボンが豊富な飲料水として知られていますね。イソフラボンは肌の生成やバストアップも期待できる成分です。甘酒と豆乳のアレンジレシピはオーソドックスですね。豆乳のあまみとまろやかさが甘酒のアルコールを緩和してくれるのでお酒の匂いが苦手な人にもおすすめです。さらに豆乳の甘みは甘酒の甘さと相性がいいので、とても飲みやすくなります。おすすめの割合は甘酒1:豆乳2です。
甘酒アレンジレシピ②ホットミルク甘酒
カルシウムも一緒に補給できるホットミルクと甘酒のアレンジもおすすめです。どちらも暖かいので、体の芯まで温めてくれますよ。寝る前のリラックスタイムに飲めば眠りの質も上げてくれます。割合は豆乳と同じく甘酒1:ホットミルク2です。牛乳などのドリンクはイライラを沈めてくれる効果もあり、リラックスするには最適です。甘酒と一緒に栄養を補給できるのも嬉しいですね。
甘酒アレンジレシピ③トマト甘酒
甘酒レンジレシピでは健康ドリンクともいわれるトマトジュースもおすすめです。甘すぎる味が嫌いな人にピッタリですよ。トマトジュースって合うの?と思う人も多いかと思いますが、実はこれが相性抜群。甘酒がトマトジュースの酸味を和らげるのと同時に、トマトジュースが甘酒の甘さを緩和してくれるのでフルーツトマトのような味わいになります。
豆乳や牛乳の時よりも後味にアルコールの匂いが残るので、アルコールの匂いが気になる人は豆乳や牛乳を少し入れると緩和されます。おすすめの割合は甘酒1:トマトジュース2。甘酒をすっきり飲みたいならこのアレンジレシピがおすすめです。
甘酒アレンジレシピ④甘酒スムージー
甘酒をさらに飲みやすくするアレンジレシピならスムージーもおすすめです。最近トレンドにもなったスムージーは野菜や果物を使ったダイエットにもよく使われる飲料水。甘酒を入れて作れば栄養も満点で満腹感も高くなりますよ。甘酒100㏄~150㏄、豆乳100㏄、バナナ一本を全てミキサーに入れて攪拌するだけの簡単なレシピです。忙しい朝にも使えます。
さらに甘酒とスムージーのアレンジレシピはお好きな野菜や果物を追加してもOKです。例えば甘酒100㏄、ヨーグルト50g、バナナ1本、ミニトマト3個をすべてミキサーで混ぜて作るアレンジレシピもおすすめ。栄養満点な甘酒にミネラルやリコピンたっぷりのトマト、肌荒れや便秘に効くバナナを入れることであっという間に美容やダイエットに効果的な甘酒アレンジドリンクが出来上がります。
バナナは凍らせて使うとしゃりしゃりとした食感も楽しむことができます。スムージーはいろいろなアレンジができるので、お好みの組み合わせを探してみてください。
甘酒アレンジレシピ⑤コーヒー甘酒
甘酒のアレンジレシピではコーヒーとの組み合わせも。甘酒とコーヒー?と思われるかもしれませんが意外と相性抜群なんです。ブラックコーヒーに甘酒を混ぜることでしっかりと甘みを感じ、コーヒーの苦みを消してくれます。イメージとしてはブラックコーヒーにガムシロップなどの甘味料を入れた感じになります。後味に甘酒のアルコールの匂いが気になる人は牛乳を足してみると匂いが気にならなくなります。
甘酒が入っていると言われなければ気づかないくらい自然なカフェオレの味になります。甘味料代わりに甘酒を使えるなら栄養面でも嬉しいですね。おすすめの割合は甘酒1:コーヒー2です。牛乳はお好みで加えてください。
甘酒アレンジレシピ⑥かぼちゃの甘酒煮
甘酒はドリンクとして飲む以外にも料理にだって使えます。甘酒で料理?と思われるかもしれませんが、これが相性抜群なんです。砂糖の代わりに甘酒を入れる料理なら、栄養もプラスできて嬉しいですね。かぼちゃの甘酒煮はやさしい甘さが美味しい一品です。材料はかぼちゃ8分の1個、甘酒50㏄、味噌大さじ1、鰹節一掴み、飲料水700㏄、寒天2cm角です。寒天は水でもどして絞っておきましょう。
かぼちゃは一口大に切り、鍋に入れます。そこに飲料水を入れ沸騰したら甘酒と寒天、味噌を入れ落とし蓋をし、かぼちゃが柔らかくなるまで中火で煮込みます。かぼちゃが柔らかくなったらかつお節を振りかけて火を止めて完成。出来立てもおいしいですが、常温で置いておくと寒天が固まってジュレ状になるので、冷やして食べるのもおすすめです。食物繊維たっぷりのかぼちゃに甘酒をプラスすることで栄養も豊富な料理に仕上がります。
甘酒アレンジレシピ⑦甘酒みそ焼きおにぎり
甘酒はドリンク以外にも料理として楽しめることを紹介しましたが、甘酒のアレンジレシピは焼きおにぎりなどの料理にも活用できます。こちらは砂糖の使っていない米麹の甘酒を使うレシピです。材料はご飯(発芽玄米入りでも可)200g、合いびき肉50g、甘酒大さじ1、味噌大さじ1、生姜チューブ大さじ2分の1、大根の葉大さじ1、サラダ油大さじ1、塩小さじ2分の1です。甘酒と味噌はよく混ぜ合わせておきます。
フライパンにサラダ油を熱したら肉としょうがを入れて炒めます。色が変わったら大根の葉を加え、混ぜておいた味噌と甘酒を加えてさらに炒めます。別の器でご飯と塩を軽く混ぜ合わせ、4等分にしたら丸く握り上から押して平らにします。オーブントースターにアルミホイルを敷いて分量外のサラダ油を塗ったらおにぎりを重ならないように置き、5分焼いたらおにぎりを裏返して炒めた味噌を乗せ再度5分焼いて完成です。
しそを巻いたアレンジも、より一層おいしくなります。健康にも美容にもいい栄養満点な焼きおにぎりなので、ちょっとした朝ごはんやおもてなしにもおすすめの一品です。米麹と酒粕の甘酒はドリンクとしても飲み心地が違うように、料理として使う時も違いがあるので今回のように甘くないものを作るときは砂糖を使っていないもので作ってみてください。
甘酒アレンジでもっとおいしく!
いかがでしたか?今回は甘酒のアレンジレシピを紹介しました。栄養豊富なドリンクとして人気が高い甘酒も、アレンジ次第で料理など様々なバリエーションを楽しむことができます。甘酒をもっとおいしく飲みたいと思っているなら、ぜひアレンジでもっと甘酒を楽しんでくださいね!