コーヒー豆の量はコーヒー1杯で何グラム?使う量の目安を調査!
コーヒーを飲むときにコーヒー豆の量を気にして飲む人はあまりないと思いますが、意外と知らないコーヒー豆の量を少し気にして調査してみました。普段どれくらいの目安で一杯のコーヒーを淹れているのでしょうか、1杯、2杯と多い人は5杯以上飲む方もいらっしゃるようです。知ることでコーヒーの淹れ方、飲み方、楽しみ方が変わるかもしれないです。普段からコーヒーを飲まれる方、またそうではない方もおもてなしの際にコーヒーを上手に入れるためにもコーヒー豆の量を参考にしていただけたらと思います。
目次
コーヒー豆の量を知りたい!
コーヒーを自宅で淹れる際にコーヒー豆の量が合っているのか気になった方も多いのではないでしょうか?有名店のような美味しいコーヒーのように仕上がらないと悩んでいる方も多いかと思います。では、美味しいコーヒーを淹れる際のコーヒー豆の目安を知っていると自宅でも美味しいコーヒーが飲めることと思います。今回はそんなコーヒー豆の量について紹介していきたいと思います。
コーヒー豆の種類
量を知る前に種類を知ろう
『コーヒー三大原種』と呼ばれる大きく分けた三つの原種、エチオピアが原産地の「アラビカ種」、アフリカのコンゴが原産地の「ロブスタ種」、アフリカ西海岸のリベリアが原産地の「リベリカ種」があります。いわゆるコーヒーの祖先にあたり、そこから数多くの種類が生まれました。現在は200種ほどの品種があるコーヒー豆、世界60か国以上で生産され飲まれています。
コーヒー豆の銘柄の種類は豊富
200種類を超える銘柄があるコーヒーですが、私たちが目にするコーヒー豆の数はほんの十数種類程ぐらいでしょう。自分の好みの味を見つけることをお勧めします。「酸味」や「苦味」はもちろんのこと、「豊かな風味」「まろやかなコク」「やさしい甘味」などたくさんのコーヒー豆の中から探し出してみるのも楽しいです。
代表的なコーヒー豆の種類
キリマンジャロ
タンザニアのアフリカ大陸最高峰の山・キリマンジャロ。世界遺産にも登録されている別名「アフリカ大陸の屋根」とも呼ばれる有名な山です。この山のふもとで栽培されているコーヒー豆がキリマンジャロです。強い酸味と甘酸っぱい香りに豊かなコクのある芳醇な味わいのあるコーヒーです。品種はアラビカ種、コーヒー豆は大粒な緑灰色をしています。キレのある酸味が特徴で個性のあるコーヒーです。
モカ
「モカ」と呼ばれる由来は生産地とは全く関係ないんです。イエメン共和国の『モカ港』から輸出されたコーヒー豆をモカと呼ぶんです。銘柄もイエメン産の豆は「モカ・マタリ」と呼び、エチオピア産の豆は何種類かあり「モカ・ハラー」「モカ・シダモ」などがあり、両国から輸入された豆のことを指すのです。酸味と苦味が良いバランスで、果実に似た豊かな香りがあり、焙煎次第で色々なコクのある味を楽しめます。
ブルーマアウンテン
ジャマイカのブルーマウンテン山脈の限られた地域のみで栽培されています。収穫量が少なく、ジャマイカ政府の厳格な審査を受けてコーヒー樽に入れて出荷されます。高級な豆として知られ「コーヒーの王様」と言われており、やさしい酸味、クリアな苦み、包み込む甘味ともに調和のとれた味わいは『黄金のバランス』とも言われています。
ハワイコナ
アメリカ合衆国のハワイ島コナ地区で生産され、有機栽培での収穫時は手作業で一粒一粒づつ摘み取るために、生産量は全世界のコーヒー豆のうち1%にもならないのです。そのため他の豆に一割ほどのコナの豆をブレンドして売られている物が多いのですが、もちろん100%コナコーヒー豆もあります。
甘い香りに酸味が際立ち、柔らかな苦味とコクがあり、100年以上の歴史と伝統を持つため、ホワイトハウス御用達される高級なコーヒー豆です。
コーヒーの栄養素とは?
アルツハイマー病の予防効果
アルツハイマー病とは思考、記憶、行動に問題を起こすという脳の病気です。一般にいう加齢からくる「もの忘れ」とは異なります。若年性アルツハイマー病もあって年齢はあまり関係がないようです。
出典: http://i.gzn.jp
コーヒーには抗酸化物質があり、体のサビから守ってくれる「ポリフェノール」が含まれています。また炎症を抑える働きを持っていたり、神経細胞の活性化させる「トリゴネリン」という成分がカフェインと同じぐらい含まれています。アルツハイマー病の予防のために、一日の目安として3~5杯飲むことでリスクが下がるのであれば毎日飲み続けていきたいです。
むくみ改善効果
顔や手や足、誰でも一度はむくみを経験したことがあると思います。コーヒーには身体に溜まった要らない水分や老廃物を身体の外に排出する働きがあるのです。飲むことで利尿作用が高まり余計な水分を押し出すのと、交感神経の働きを活性化にし水分の循環を良くしてくれます。適度な運動も取り入れてつつ、体内の水分バランスを保ちながらコーヒーを楽しみましょう。
脂肪燃焼効果
『カフェイン』と、ポリフェノールの一種の『クロロゲン酸』がコーヒーには含まれています。脂肪分解を促し体脂肪の燃焼しやすい状態にしたり、蓄積を抑える効果や血行を良くし代謝を促進してくれるカフェインとクロロゲン酸。コーヒーの飲み方の目安として食後の後のホットコーヒー、また運動する前に飲む方が効果的です。ダイエットや美容効果も得られながら健康にも繋がるなら嬉しいです。
コーヒー豆の量は1杯でどのくらい?
毎日飲むコーヒーですが一杯の豆の量の目安はどうでしょうか、使用量を知ることで豆を購入する際に量り売りで購入したり、袋詰めでの購入の際の目安にもなります。
コーヒー豆によって量は変わる
コーヒーは種類によって量や重さが変わることを知っていますでしょうか?一番に変わるのは焙煎の仕方、時間によって大きくかわります。焙煎によって豆の水分量が変わるため、色の薄いものは重くなり、色の濃いものは軽くなるため、コーヒー豆の色の濃さによっては使う量は変わります。さっぱりとした飲み心地のアイスコーヒー用の豆は真っ黒なツヤに焙煎してあります。
基本的な1杯のコーヒー豆の量
一杯のコーヒーを淹れるのであれば、ペーパードリップで140ccのカップに約10gの豆の量が適量でしょう。2杯のカップを同時に淹れるのであれば18gの量にします。二倍の量と思いがちですが、濃い目にならないように少しずつ減らしましょう。カップの大きさは様々ですので、基本的な一杯のコーヒー豆の量を目安として普段に使うカップの適量を決めるいいでしょう。
分量で味の変わるコーヒー豆
好みというものは人それぞれ違うものですよね、濃い目が好きな方や薄目が好きな人とあります、たまには普段のコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか?計量器で2gづつ増やしたり減らしたりしながら新しい好みの味があるかもしれません。休日の一杯はしっかりと計ったコーヒーでとか、一日に何杯も飲む方は飲む時間帯に合わせて、コーヒー豆の量を変えて淹れるのもちょっとしたこだわりになりそうです。
有名コーヒー店での1杯のコーヒー豆の量を調査
スターバックスでの1杯のコーヒー豆の量
お馴染みのスターバックスですが誰もが一度は訪れた事があると思います。アメリカ・ワシントン州シアトルで開業し世界規模で展開するコーヒーのチェーン店。スターバックスお勧めの豆の量は180mlの水に対して大さじ二杯(10g)が美味しいコーヒー。少しお湯が多めに感じますが何杯でも飲みやすいアメリカンタイプかもしれません。
ドトールコーヒーでの豆の量
ドトールコーヒーは日本で開業したコーヒーのチェーン店なんです、昭和55年に原宿駅前に一号店ドトールコーヒーショップを出店しました。今ではコーヒーチェーン店としては日本最大の店舗数を持つお店になります。カップ3~4杯を入れるのに500mlの水に対して48gの豆の量がお勧めのコーヒーの淹れ方です。
タリーズコーヒーでの豆の量
アメリカ・ワシントン州シアトルを本拠地とするコーヒーのチェーン店で、アメリカではスターバックスと並んで人気のあるコーヒーショップです。お店のおすすめな淹れ方は、カップ一杯のコーヒーを作るのに150~200mlの水に対して10gの豆の量が基本だそうです、やはりアメリカンです。
ブルーボトルコーヒーでの豆の量
出典: http://mmtre.com
アメリカ・カルフォルニア州オークランドに本社を構えるコーヒーショップです。2015年に日本一号店を清澄白河にオープン、ドリップコーヒーが主であるため焙煎したてのコーヒーを提供しています。カップ2~3杯のを淹れるのに310mlの水に対して30gの豆の量が良いそうです、深い味わいのコーヒーになりそうです。
コーヒー豆の量を計って入れると味わいが変わる
毎日飲むコーヒーですが飲み方はいろいろです。「この一杯のコーヒーは美味しく頂こう」なんて思いながら作るコーヒーは格別だと思います。自分自身の好みの味を知ることで豆の量を計って入れる、是非とも最高の一杯の味わいを楽しみに作ってみてはいかがでしょうか?
1杯のコーヒー豆の量を決めて美味しいブレイクタイムにしよう
一人で飲むときも美味しく頂き、また、お友達を呼んでみなさんで一杯づつのコーヒーを飲み比べをしてもいいですよね美味しいコーヒーを出されると思わず話も弾みますよね、おかわりの一杯に少し変化をつけてもいいかもしれません。楽しいひとときに豆の量を計って淹れる最高のコーヒーを頂いてください。