ゴーヤの摘心・剪定の方法と時期は?回数やタイミングなど調査!

夏には日差し避けとして緑のカーテンとして活躍しているゴーヤですが、上手に育てる方法はあるのでしょうか?ゴーヤの摘心や剪定を上手におこなうことで、初心者でも簡単にゴーヤを育てることができます。ゴーヤはビタミンcも多く、体を冷やす作用があるので、暑い時期に是非食べたい野菜です。プランター栽培でも簡単に育てやすいので、摘心と剪定のタイミングやコツをつかんで、失敗なくゴーヤを育てましょう。

ゴーヤの摘心・剪定の方法と時期は?回数やタイミングなど調査!のイメージ

目次

  1. 1ゴーヤで緑のカーテンをしよう
  2. 2ゴーヤを上手に育てる方法
  3. 3ゴーヤの摘心と剪定
  4. 4ゴーヤの上手な摘心の方法
  5. 5ゴーヤを摘心をする時の注意点
  6. 6実がなったときの摘心の方法
  7. 7ゴーヤの剪定が必要なとき
  8. 8まとめ:ゴーヤの実をもっと生らせよう!

ゴーヤで緑のカーテンをしよう

夏の暑い時期になると日差し避けに緑のカーテンをされている家が多くあります。エコや省エネになり、尚且つ食べることもできるゴーヤは緑のカーテンとして人気が高く、また簡単に作りやすく、緑のカーテンに適している野菜です。花では朝顔をカーテンにしている家が多く見られます。ゴーヤの涼しげな緑のカーテンを栽培してみませんか?

緑のカーテンに適している野菜

緑のカーテンに適している野菜は、つる科の葉を作る野菜になります。ウリやヘチマなどがその代表的なものになります。ゴーヤは、ウリ科の野菜になります。ゴーヤは、別名で、にがうりやツルレイシとも言われています。沖縄料理でよく耳にするゴーヤですが、最近では沖縄に限らず、全国的に身近な夏野菜のひとつになっています。

ゴーヤを上手に育てる方法

ゴーヤは一年生のつる科の植物で、緑色で苦味があるのが特徴の野菜です。ビタミンcを多く含み、苦味成分が夏バテに効くと言われています。体を冷やす作用もあるので暑い時期に食べたい野菜です。栄養豊富なゴーヤは、日差しや暑さにとても強く、手間もかからないので、初心者にも育てやすい野菜のひとつです。

ゴーヤはプランターで育てるときも、畑で育てるときも、緑のカーテン状にしたい時には、支柱を地面にさしネットをかけて枠組みを作ります。そして、ゴーヤのつるをネットへ促して成長させていきます。20cm~30cmほどの間隔をあけて苗を植えると良いでしょう。
 

ゴーヤを植える時期

ゴーヤを植える時期は、苗のものですと、4月から5月が植え付けるタイミングとしては一番良いでしょう。緑のカーテンにする場合は、実よりも葉を多く作る方法もありますが、上手に摘心や剪定をタイミング良くおこなうことで、実もほどほどに実り、葉もきれいなカーテン状に育てることができます。

ゴーヤは日差しを好み、暑い時期にぐんぐん育つ野菜なので、あまり温度が低すぎたり、日差しが少なすぎると、他の野菜と同じように成長が悪くなります。苗を植え付ける時期も天候の良い日が続く時を選び、遅くとも、梅雨前には土に根付いているようタイミングを計って、苗の植え付けをしましょう。苗の植え付け回数を数回に分けて育てると、失敗や全滅の予防につながります。

追肥のタイミングと回数

ゴーヤの苗を植え、根付いてから20日程度過ぎたら、一回目の追肥を行ないましょう。その後は、3週間に一度のタイミングで追肥すると良いでしょう。追肥させすぎても、ゴーヤの実がならない場合がありますので、量は与えすぎないよう注意しましょう。
 

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ゴーヤの摘心と剪定

ゴーヤは、暑さにとても強く、手間のかからない育てやすい野菜です。初心者にも育てやすい野菜ですが、実を適度につけ、葉をきれいに生い茂らせ、上手に緑のカーテン状に広げていくためには、摘心や剪定する時にいくつかの注意点があります。

ゴーヤは摘心と剪定を上手にすることで、広がり元気に伸びていきます。摘心や剪定をせずに、放置していても育ちますが、葉は広がらず、実も少なく、ひょろりとした元気のないゴーヤになります。摘心も剪定も、ハサミでつるや葉を切るだけです。簡単にできますので、コツをつかんで上手につるを広げて、夏の日差しをいっぱい浴びた元気なゴーヤを育ててください。

ゴーヤの上手な摘心の方法

ゴーヤの摘心はどのようにしたら良いのでしょうか?摘心とは、親づるの先端を切り、芯止めすることで、脇芽を生やしていく方法です。その脇芽が子づるとなります。ゴーヤの緑のカーテンは、さらに子づるも摘心をおこない、いくつか先端を切り、孫づるを増やしていきます。摘心する回数を多くすると、つるがどんどん増え、葉が生え広がって行きます。

ゴーヤの摘心をするタイミングや回数

ゴーヤの一回目の摘心は、本葉が5~6枚くらい生えてから行ないます。時期として、土にゴーヤがちゃんと根付いてた状態でおこなうことが大切です。気温の暖かい日が続くときが良いでしょう。親づるの先端をハサミで切ります。苗を植えてから1週間以上は経ってから摘心しましょう。摘心することで、子づるが出てきて、広がりながら成長していきます。

摘心は本葉が5~6枚になったからといって、必ずおこなうわけではありません。ゴーヤの丈が1メートルくらいに育ってから摘心をおこなう方法もあります。その方が、地面にしっかりとゴーヤが根付いているので、摘心をおこなうことで、子づるが元気に育つ場合もあります。ゴーヤの苗が土に根付いた時期に摘心することが大切です。

子づるを摘心する方法

子づるは、出てきた脇芽全てを成長させるのではなく、摘心をおこなって、孫づるを増やしながら成長させていきます。子づるの脇芽が少し出てきたら、上の方の脇芽の方が成長が良いので、上から3本くらいの子づるを残し、下に生えてきた子づるは摘心します。そうすると、上の方で孫づるも成長してきてます。

ネットからはみ出てきた子づるは、摘心すると、孫づるが出てきて、ネットに葉を増やしてくれます。子づるの摘心回数は、1回~2回になります。ゴーヤの花は小づるや孫づるに多く咲きますので、上手に育てられると、ひとつの苗から10個から20個程度のゴーヤを実らせることができます。
 

緑のカーテンをきれい作る摘心の回数

親づると子づるも摘心の回数を増やすと、つるがたくさん成長しますが、全体的にきれいな緑のカーテンを作るには、親づるは、本葉が7枚から9枚育った時期に1~2回ほど摘心すると成長が良く、子づるの摘心は、子づるが成長し、本葉が6枚程度育ったら、摘心すると良いでしょう。その後、孫づるが出てきますが、しっかりした孫づるのみを残して、孫づるも摘心していきます。

ゴーヤの成長中に、親づると子づるの摘心が少ないと、上の方に集中して葉が生い茂り、下の方に葉があまりない状態になります。

 

ゴーヤを摘心をする時の注意点

葉っぱを切りすぎると、育ちが悪くなります。ゴーヤの最初に生えてくる葉は双葉、次に初生葉、次に親葉が生えてきます。なので、親葉の数え方を間違えないようにしましょう。親葉から葉の形が変わるので、よく見て摘心しましょう。また、土に苗が根付いていないうちは親葉が生えていても、そのタイミングでは摘心は行なわず、しっかり根付いてから摘心すると良いでしょう。
 

摘心後にゴーヤが元気がないとき

ゴーヤの苗がまだ根付いていない状態で、摘心してしまった可能性があります。葉っぱが元気な状態で摘心をしましょう。また、気温が低いときに摘心は向きません。弱ってしまったゴーヤは、成長がかなり遅くなります。力がないとそのまま弱ってしまう可能性もあります。摘心は大切なことですが、慎重に行ないましょう。

 

実がなったときの摘心の方法

子づるが伸びてきて成長してくると、つぼみをつけ黄色のかわいい花を咲かせます。花には、雌花と雄花があり、雌花は花の根元に小さなふくらみが出来ます。雄花は、落ちてしまいます。雌花の小さなふくらみが、ゴーヤに育ちます。雌花を見つけたら、雄花を切り雌花にこすりつけて、人工受粉させるとゴーヤの実がなります。
 

ゴーヤの実がなり始めてから、2週間~3週間くらいが実の取り頃です。ゴーヤの表面がつやつやして、表面の膨らみが盛り上がっていると熟している証拠なので、実を切り取るタイミングになります。実りの期間は気候によっても変わってきます。実を取ったら、そのつるは、摘心しましょう。次の孫づるがまた実をつける可能性があります。葉を茂らせるためにも摘心すると良いでしょう。
 

ゴーヤの実がなったときに、早い時期から実が黄色いときは、水が不足している可能性があります。また、マグネシウム不足も考えられます。追肥や水不足に注意しましょう。また、プランターで育てている場合、プランターが小さすぎると、ゴーヤの実もあまり大きくなりません。ゴーヤの実がなり出すときが、水分や栄養が一番必要な時期となりますので、不足しないように注意しましょう。
 

ゴーヤの剪定が必要なとき

ゴーヤの剪定は、葉が生い茂りすぎたり、実をならせたいときに葉やつるを切ります。緑のカーテンとして葉をきれいに広げ育てる時に、生い茂り過ぎていたら、ネットからはみ出たつるは剪定します。また、実をならせたいときは、日が入るように葉を切ったりして日が当たるようにすると蕾がつきやすくなります。


 

まとめ:ゴーヤの実をもっと生らせよう!

ゴーヤの実をならせたい場合は、子づるに雌花がつくことが多いので、子づるを増やすようにしましょう。また、葉が生い茂っていると日が当たりにくくなり、花芽が付きにくいので、葉を少し落とすなど剪定して隙間をあけて日が入るようにことも大切です。上手に摘心と剪定をして、ゴーヤ栽培を楽しみましょう。

 

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