玉ねぎが腐る原因と見分け方について!味や中身・食べられるか調査!
玉ねぎは私たちの食生活に欠かせない野菜です。どんな料理にも合いやすいので、いつでも使えるように家に常備している方も多いと思います。たまについうっかり玉ねぎを腐らしてしまったことはありませんか?そんな時、できるだけ無駄なく玉ねぎを消費できるように玉ねぎが腐る原因や見分け方を徹底調査しました。玉ねぎが腐るとどの程度まで食べられるか、味や中身がどうなのかも詳しく紹介します。
目次
玉ねぎが腐るとどうなる?
玉ねぎは野菜の中でも日持ちする方ですが、保存しすぎて腐るまで気付かなかったという経験はありませんか?または玉ねぎから臭いにがするけれど、それが腐っているかどうか判断するのが難しいものです。今回は玉ねぎの腐る原因や食べられるかどうかの見分け方などを中心に紹介します。
玉ねぎが腐る原因は?
玉ねぎはいろいろな料理に活躍する人気の野菜です。いつでも玉ねぎを使えるように常備しておく方も多いと思います。いざ玉ねぎを使う時、思いのほか玉ねぎが腐るのが早くてびっくりした経験はありませんか?もちろん玉ねぎはいずれは腐るものですが、玉ねぎが早めに腐るのにはいくつかの原因があります。
玉ねぎは高温多湿が嫌い
玉ねぎは、本来湿度に弱い野菜です。腐る原因の一つとして高温多湿な所に保管した場合です。しかも玉ねぎどうしをくっつけて、湿度の高い所に置くと腐るのが早いです。また、玉ねぎを冷蔵庫に入れると早めに腐る原因を作ってしまいます。冷蔵庫に入れる場合は、短期で使い切ってしまうことが条件です。
玉葱が腐る原因を作るものは?
玉ねぎとリンゴは料理の相性はバッチリで、よくカレーに一緒に入れたりします。しかし、保存する時はリンゴとの相性は良くありません。リンゴが発するエチレンガスが原因で玉ねぎの芽の成長の促進し、そのため玉ねぎが腐るのを早めてしまいます。玉ねぎが腐る原因を作るリンゴとは分けて保存しましょう。
腐った玉葱の見分け方
腐ると玉ねぎはどんな状態になる?
玉ねぎが腐るとどんな状態になるのか見分け方を紹介します。腐る前の新鮮なうちに食べることが一番ですが、腐る手前でまだ食べられるのなら使い切ってしまいたいものです。腐っている玉ねぎを触ると、ブヨブヨした感じがします。さらに汁っぽく水分が多くなり臭いもキツイです。まさに腐っています!とアピールするような強烈な臭いです。
触ってみる見分け方と臭いで判断する見分け方が一番分かりやすいです。特に臭いは顕著に分かる見分け方です。完全に腐っている玉ねぎならこのような見分け方でいいのですが、腐る手前の段階が一番分かりにくいです。玉ねぎを切った時に1,2層だけ茶色く腐っていることがあります。どこからか菌が入り、その部分だけ繁殖したのが原因です。その場合は腐っている層のみを省いて、残りは普通に食べられるので料理に使ってください。
玉ねぎが腐るともう食べられない?
腐る部位以外の状態を確認
腐った玉ねぎが食べられるかどうかは、玉ねぎの腐り方にもよります。部分的に腐っているのなら、その部分だけを取り除けばあとは食べられるのでカットしてください。玉ねぎ全体がすでにぶにょぶにょになっていたら、残念ながら食べられる状態ではありません。臭いもキツイのですぐに処分しましょう。
では芽が出てしまった玉ねぎは食べられるのでしょうか?これについては、問題なく食べられるので安心してください。玉ねぎの芽はじゃがいもと違って毒性のものは含まれていません。ただ芽が大きくなるにつれて、そこに栄養分を取られてどんどんまわりが腐っていきます。玉ねぎの芽が出てきたら早めに食べてしまいましょう。
玉ねぎの中心部分だけが腐っていたら、外側だけ食べられるので大丈夫です。腐った茶色い部分を除けば、白い部分は問題なく食べられるので無駄なく玉ねぎを使ってください。しかし、玉ねぎの腐った部分の臭いがキツすぎたり味がおかしかったりすれば、無理をせずに処分してください。迷った時は食べない方が無難でしょう。
では、腐った玉ねぎはどんな味がするのでしょうか?できれば味わいたくないですが、間違って口にした場合の参考にして下さい。実際腐った玉ねぎを食べてしまった方について調べると、カビ臭い味がした、酸っぱかったとありました。食あたりになってしまうと、食べて2時間後くらいに胃の膨張感と腹痛を伴うそうなのでくれぐれもご注意ください。
玉ねぎが腐る時のキツイ臭いの消し方
玉ねぎをうっかり腐らせてしまった経験がある方は多いと思います。しかも、ものすごい強烈な臭いで腐ったことに気付く方がほとんどです。この玉ねぎの独特の腐った臭いは、一度床などについたらなかなか取れません。そこで、腐った臭いを少しでも解消する方法を紹介します。
まずは部屋の換気をすることです。少しの時間ではなかなか玉葱の腐った臭いは取れないので、できれば半日くらいは窓を開けることをおすすめします。また臭いの原因になっている玉ねぎはもちろんのこと、玉ねぎが入っていた袋や箱も処分しましょう。玉ねぎの汁がついていなくても、臭いが染みついていないかチェックしてみてください。
窓を開ければ少しずつ玉ねぎが腐った臭いが薄れてきますが、すぐにでも消臭したい場合は洗剤を使って床を掃除するのが良いです。洗剤の種類によっては床や家具を傷つけてしまうことがあるので、洗剤選びには注意が必要です。また、重曹もおすすめです。重曹には臭いを吸収、消臭するはたらきがあります。重曹にはお菓子用や掃除用がありますが、どちらを使用してもかまいません。
上手な玉ねぎの選び方
玉ねぎを長期保存するには、購入時に新鮮な玉ねぎを選ぶことが大事です。新鮮な玉葱を選ぶポイントは、まずはなるべく丸い形のものを選びましょう。いびつな形のものは収穫の時期が悪い可能性があります。玉ねぎが球形に近いほど良い状態です。また手に取ってずっしり重い方が実が締まっていておすすめです。
玉ねぎは古くなるほど水分を含み柔らかくなってきます。なので乾燥しているほど新鮮です。玉ねぎの皮に傷が入っているとそこから腐り始めてくるので注意して選んでください。また、玉ねぎの色は鮮やかでツヤがあるのが健康な証拠です。赤玉ねぎならより赤く、白玉ねぎならより白いものが良いです。
玉ねぎの先端が細くスッとしているものがおすすめです。先端部分の皮が剥がれているのは、芽が出はじめている可能性があります。芽が出るということは鮮度も味も落ちていることなので、極力避けましょう。
玉ねぎが腐りにくい保存方法
玉ねぎは保存方法によって随分日持ちが変わってきます。玉ねぎは、冷蔵庫で保存するよりも、風通しの良い場所で保存する方が断然日持ちします。玉ねぎは皮と実の間にカビが生えやすいので、風通しが良い方がカビの繁殖を防げます。軒下などに吊るして保存するのがベストですが、今はなかなかそれができない環境の家の方が多いと思います。1個1個新聞で包んで保存するのもおすすめです。
玉ねぎが水分を含んで柔らかくなっている場合は、冷蔵庫に保管した方が良いです。ただし、冷蔵庫の湿度を玉ねぎが吸収すると腐りやすいので新聞紙に包んで入れてください。また、使いかけの玉ねぎは空気に触れないようにラップでぴっったり包んで冷蔵庫で保管します。冷蔵庫に入れておくと約1ヶ月は日持ちします。
使い古しのストッキングを左右に分けて切り、玉ねぎを1個ずつ入れて結びます。それをそのまま自宅の洗濯用物干し竿に吊る方法もおすすめです。もし玉ねぎが腐ってしまったら、他の玉ねぎとすぐに離してください。そのまま一緒に保管すると、あっという間に他の玉ねぎにも感染して腐りはじめます。
玉ねぎは冷凍保存が可能です。大量に玉ねぎがある場合は、スライスにしたり摩りおろしたりして冷凍庫に保管してもOKです。その際はジッパーでしっかり密封してください。使う分ごと小分けにすると便利です。ただ冷凍すると玉ねぎのシャキシャキとした食感はなくなります。冷凍で約1ヶ月は保存できます。
玉ねぎが腐る前においしく食べよう!
いかがでしたでしょうか?玉ねぎが腐る原因や見分け方を紹介しました。玉ねぎは冷蔵庫で保存するより、常温で保存した方が長持ちすることが分かりました。新鮮なうちになるべく早く食べることが一番ですが、上手に保存すれば収穫から3ヶ月から半年日持ちするそうです。できるだけ長く玉ねぎを保存して楽しめるように是非参考にしてください。