黒にんにくの効能8選!目的別の効果的な食べ方を伝授!

黒にんにくがもっている効能を、8選にして解説します。また、黒にんにくの目的別に、おすすめの効果的な食べ方も紹介します。この記事では、黒にんにくについての基本的な情報をはじめ、黒にんにくの主な成分、がんの予防効果や疲労回復効果などの効能、黒にんにくの副作用に至るまで、詳しく紹介していきます。あるいは、黒にんにくについての、良い悪いを含めた口コミも併せて紹介します。

黒にんにくの効能8選!目的別の効果的な食べ方を伝授!のイメージ

目次

  1. 1黒にんにくの効能が気になる!
  2. 2黒にんにくの効果効能8選!
  3. 3黒にんにくの疲労回復・がん予防効果
  4. 4黒にんにくの概要
  5. 5黒にんにくの主な成分
  6. 6黒にんにくの副作用
  7. 7黒にんにくの食べ方
  8. 8黒にんにくの感想・口コミ
  9. 9黒にんにくを試して効能を実感しよう!

黒にんにくの効能が気になる!

黒にんにくの効能が気になる?と、思われるでしょうが、安心してください。黒にんにくには数多の効能効果があります。にんにくにも多くの効能効果があるのですが、黒にんにくにはそれに優る効能効果が、凝縮されています。この記事では、黒にんにくがもつ、成分やさまざまな効能効果、副作用、食べ方に至るまで、詳しく解説して紹介します。

黒にんにくの効果効能8選!

黒にんにくには、素の白にんにくにはない成分や大きく増加した成分などがあって、黒にんにくの効能効果もずいぶんと変化しています。黒にんにくがもつ数多くの効能効果のうち、がん予防や疲労回復などを8選して紹介します。

コレステロール値と中性脂肪値の低下

人の体にとって、血液の役目はきわめて重要です。血液中のコレステロールには善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあって、悪玉コレステロールは動脈硬化を引き起こすような役割をもっています。よく、血液がドロドロになる、というような表現を耳にしますが、これは血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が過剰になっている状態です。

血液が粘り気をもって流れにくくなっている状態であって、ここに黒にんにくの成分で、ポリフェノールの一種である「S-アリルシステイン」がもっている効能の一つである、コレステロールや中性脂肪を低下させて、サラサラな血液を保つことで酸化体質になることを防ぐ効果があります。

血液をサラサラにする

前章でも触れましたが、黒にんにくに含まれるS-アリルシステインなどの成分が、悪玉コレステロール値や中性脂肪値などを低下させる効能によって、ドロドロの血液ではなくサラサラの血液に変わる効果があります。白にんにくには100g当り1.0mgしかないS-アリルシステインが、黒にんにくには16.0mgにまで増加しています。

黒にんにくには、血液の質と流れを良くする働きがあって、日本人に多い死因の「脳卒中」や「心筋梗塞」などの予防に、大きな効果を果たしてくれているわけです。

風邪予防

黒にんにくの効能には、風邪にたいする予防効果もあります。人は体温が上がることで免疫力がアップします。黒にんにくを食べることで血行が良くなり、風呂に浸かった時と同じ効果が得られて、体温が上がり免疫力もアップします。この黒にんにくによる免疫力のアップが、風邪やインフルエンザに罹りにくい体質につながるわけです。

アイチエイジング効果

白にんにくにも抗酸化作用はありますが、黒にんにくの抗酸化作用はそれを凌ぐパワーが秘められています。ポリフェノール一つをとっても、100g当りに白にんにく34mgで、黒にんにくは215mgです。活性酸素によって老化する人の体は、強い抗酸化力をもつ黒にんにくのアンチエイジング効果で、若々しい状態を保つことが可能になります。

年齢を重ねるごとに強くなる加齢臭は、黒にんにくの抗酸化作用によることで、臭いを抑制する効果もあります。美肌効果を期待する場合は、黒にんにくを就寝前に食べる食べ方が効果的です。

整腸効果

白にんにくに豊富に含まれるアリシンは、黒にんにくにはほとんど含まれません。アリシンには、強力な抗菌や殺菌作用があって、腸内環境を整えてくれる働きがあります。あるいは、ぜん動運動排便を促す働きもあります。

黒にんにくにはアリシンはありませんが、アリインという成分があってアリナーゼという酵素と組み合わさることでアリシンに変化します。また、黒にんにくには豊富な食物繊維も含まれています。食物繊維の整腸効果が便秘の解消にもつながります。

悪玉コレステロールの減少

白にんにくにはなくて、黒にんにくに含まれるS-アリルシステインの効能は、活性酸素と悪玉コレステロールの結合を防いで、老化防止や生活習慣病の予防に役立つことと言われています。黒にんにくがもつS-アリルシステインの抗酸化作用は、高血圧の改善や動脈硬化の予防、心臓疾患の予防などに役立っています。

疲労回復

黒にんにくに豊富に含まれるアルギニンは、エネルギー産出の効果を高めて、疲労物質を体外に排出する、疲労回復の働きをもっています。白にんにく100g当り110.33mgのアルギニンが、黒にんにくでは388.00mgまで増加しています。前述のアリシンとスレオニン、メチオニンが含まれないだけで、黒にんにくにはほぼすべてのアミノ酸が豊富です。

必須アミノ酸もバランスよく含まれていて、疲労回復や滋養強壮の効能にも優れています。黒にんにくはもちろん白にんにくの疲労回復や滋養強壮効果は、人類が何千年もの間、享受し続けてきた効能です。特に、夜眠る前に黒にんにくを食べる食べ方が、疲労回復に効果的です。

がん予防

従来から、白にんにくにもがんを予防する抗がん作用があることは分かっていました。黒にんにくにはそれを上回る抗がん作用のパワーがあります。黒にんにくに豊富に含まれるS-アリルシステインがNK細胞活性化させる働きがあり、がん細胞を抑制する効果があるからです。

NK細胞とは、自然免疫の主な因子として働き、がんである腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に、重要な役割を果たしている細胞です。

黒にんにくの疲労回復・がん予防効果

黒にんにくがもつ成分や効能についてはいろいろなものが考えられます。それらの効能のうち、疲労回復やがん予防をはじめ、さまざまな効能をもつアリシンについてや、黒にんにくブームの火付け役佐々木甚一氏の研究結果なども紹介します。

アリシンの効果

にんにく特有の臭いを発するアリシンの効能効果は、多岐にわたります。強力な殺菌力をはじめ、新陳代謝を良くし滋養強壮・疲労回復の効果、血液循環を良くし動脈硬化・高血圧・老化などの予防効果、胃液の分泌を促し胃の調子を整えて食欲増進の効果、がん細胞の活性化を防ぎ、免疫力を高めてがんの予防効果などがあります。

佐々木甚一氏の研究結果

黒にんにくが現在のような脚光を浴びたのには、元弘前大学医学部教授の佐々木甚一氏によるところが大です。黒にんにくの動物試験の結果は、黒にんにくの栄養成分や抗酸化力、殺菌作用などの効能を科学的に明らかにすることで、黒にんにくの存在を知らしめました。

また、最近開発された商品である、黒にんにくをさらに上回る「琥珀にんにく」の効能などの機能性を解析することが、今後の研究課題として残っています。

黒にんにくの概要

黒にんにくは、従来からの白にんにくとは別物ではありません。ただし、自然な発酵熟成をはかることで、その見た目や成分は白にんにくと黒にんにくでは、大きく異なってしまったことは間違いありません。黒にんにくの基本的な概要を紹介しておきます。

見た目の特徴

同じニンニクですが、白にんにくと黒にんにくは、見た目はまったくの別物です。黒にんにくの玉は、全体的には薄茶色をしています。薄茶色の皮を剥いて取り出すと、中身は真っ黒です。皮は乾燥しきっていて硬いですが、黒い中身は柔らかい状態です。黒にんにくの身を切り分けてみると、芯の部分がわずかに茶色ですが、全体はやはり真っ黒です。

製造方法

黒にんにくの製造方法は、白にんにくを高温・高湿の一定な環境に3~4週間置くことで、熟成して黒くなります。黒にんにくの発酵・熟成過程では、いっさいの食品添加物を加えていません。黒にんにくが黒くなるのは、チョコレートの場合と同じメイラード反応と、考えられています。

味と食感

黒にんにくの味と食感こそ、白にんにくとはまったく異なります。米を発酵させて作る甘酒を考えてみると分かりやすいかもしれません。米と甘酒では味も食感も違うように、白にんにくと黒にんにくは違います。黒にんにくは熟成して黒くなることで糖度も増え、甘栗やドライフルーツのような甘さと食感です。

香り

黒にんにくには白にんにくのような強烈な香りはありません。食べた瞬間は、甘酸っぱい香りがひろがり、ギョーザなどを食べた後のようなにんにくの臭みは、まったくありません。この意味では、女性にも安心しておすすめできる、にんにくとなります。

黒にんにくの高い効能をもつ成分である、S-アリルシステインが生成されることで、臭いが軽減されるというのが理由になります。

黒にんにくの主な成分

黒にんにくには、発酵熟成の過程を経ることで、豊富な栄養成分が生成されています。白にんにくにはなったような成分や、栄養価が大きく高くなった成分などがあります。黒にんにくの主な成分を紹介します。

ポリフェノール

黒にんにくには抗酸化作用やホルモン促進作用などの効能がある、ポリフェノールがひじょうに多く含まれています。白にんにくのときには、34.0mgであったものが、黒にんにくの場合には、215.0mgと増大しています。6.3倍です。

アミノ酸

黒にんにくには、必須アミノ酸もふくめて20種類以上のアミノ酸が含まれています。各アミノ酸は単独でか他と結びついて、複雑ながん予防や疲労回復などの効能を発揮します。これらのアミノ酸の内、白にんにくから黒にんにくに変わることで増えたアミノ酸は、9種類にも及びます。多いものは最大16倍にもなります。

S-アリルシステイン

S-アリルシステインは、アミノ酸の1種類です。白にんにくの時にはわずか1.0mgしかなかった成分ですが、黒にんにくの場合には16.0mgと増えています。黒にんにくを語る時に、一番顕著な成分でもあります。がんの予防や疲労回復に大切な効能がある成分です。

黒にんにくの副作用

黒にんにくの副作用について紹介します。白にんにくを生で食べる時のような副作用はありません。けれども、黒にんにくの副作用に限らず、すべての食べ物で食べ過ぎは体に良くありません。

過剰摂取による胸やけ

白にんにくを生で食べた時のような、副作用としての胃腸障害は黒にんにくの場合はありません。黒にんにくは、発酵熟成することで、副作用を引き起こすアリシン成分がほとんどなくなります。したがって、アリシンが豊富な白にんにくのような、副作用としての胃腸障害は起きません。ただ、副作用ではなく食べ過ぎによる胸焼けは起こり得ます。

出血しやすくなる

黒にんにくの副作用として心配されることに、鼻血などで出血がしやすくなることがあります。黒にんにくには血行を良くする効能があります。これは裏返すと、血小板凝固を起こりにくくすることとも言えます。これが副作用として出血しやすくなりことにつながる可能性をもっています。

黒にんにくの食べ方

黒にんにくの食べ方について、どんな風に、どれくらい、どう料理して食べるのか?と言った疑問に応える形で黒にんにくの食べ方を紹介していきます。

皮を剥いてそのまま

黒にんにくの食べ方?は、まず乾いた硬い薄茶色の皮を剥き外します。一片から黒い中身が現れたら、柔らかい身ですから、つぶさないようにして取り出します。剥き終えたら、そのまま口に入れる食べ方でかまいません。

1日に食べて良い量

黒にんにくを1日に食べても良い量とは?再三述べているように、黒にんにくに限らず食べ過ぎは好ましくありません。いくら栄養価が高いと言っても、黒にんにくは1日に1~2片が適している量だと言えます。

料理に使う方法

黒にんにくを料理に使う食べ方は、いろいろとあります。一番はサラダのトッピングやバーニャカウダに添える食べ方です。あるいはステーキなどの洋風料理のソースに使用します。また、おにぎりの具として包み込むのもありです。

黒にんにくの感想・口コミ

話題の食材だけに黒にんにくにたいする感想は、ネットなどの口コミに溢れています。そんな口コミから良い感想から悪い感想まで、いろいろ紹介してみます。

良い口コミ

黒にんにくにたいする感想はたくさん溢れている中で、やはり良い感想の口コミが圧倒的に多くありました。黒にんにく愛用者の口コミで「風をひかなくなった」という効能に対する声は数多くあります。抗がんに効能があるとのことで、口コミの70代男性も常用されているそうです。

冷えからくる血行障害対策の効能に期待して食べている、という口コミの中年女性もいました。

悪い口コミ

黒にんにくにたいする悪い感想の口コミは、主なものは価格が高いというものです。たしかに、安いものとは言えませんが、作るテマヒマを考慮すると致し方ない気もします。次には、皮を剥いたら黒にんにくがすでにしぼんでいた、という口コミもありました。にんにくの臭いがきつかった、という口コミもありました。

黒にんにくを試して効能を実感しよう!

抗がん作用や疲労回復、風邪予防、コレステロールの減少、整腸効果、アンチエイジング効果などと、黒にんにくの効能には驚かされました。白にんにくが熟成発酵すると栄養素やその栄養価が、これほど変化するとは考えられませんでした。紹介した、驚異の黒にんにく試して効能を実感しよう!ではありませんか。

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