玉ねぎの栽培・育て方と植え付け方法を解説!種まきや追肥の時期は?

いろいろな料理に使わる玉ねぎは栄養が豊富な食材です。血液を新鮮な状態に保ち動脈硬化や心筋梗塞などの病気を予防するとともに、ダイエット効果もあります。ビタミンの吸収を助ける働きも持っています。玉ねぎは広大な農地で栽培するシーンが有名ですが、家庭菜園で栽培することもできます。ベランダでプランターを使った植え付け栽培も可能です。育て方はとても簡単です。苗を使った植え付けから収穫までの育て方、トラブル対策、栽培のポイントを紹介します。

玉ねぎの栽培・育て方と植え付け方法を解説!種まきや追肥の時期は?のイメージ

目次

  1. 1料理の名脇役玉ねぎの植え付けから栽培方法・育て方を紹介
  2. 2玉ねぎは様々な料理に利用される野菜
  3. 3玉ねぎの栽培王国は広大な大地をもつ北海道
  4. 4栄養満点で栽培する価値あり!玉ねぎの栄養素
  5. 5玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培時期
  6. 6玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培準備
  7. 7玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~種まき
  8. 8玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培土台の土づくり
  9. 9玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~植え付け
  10. 10玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~追肥・除草
  11. 11玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~とう立ち
  12. 12玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培の目的!収穫
  13. 13玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~貯蔵・保存
  14. 14玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~トラブル対策
  15. 15玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~病気・害虫
  16. 16自宅栽培の玉ねぎでオーガニック料理

料理の名脇役玉ねぎの植え付けから栽培方法・育て方を紹介

育て方は簡単!家庭菜園で家計も大助かり

いろいろな料理の材料として登場する玉ねぎは家庭料理になくてはならない存在です。玉ねぎはスーパーに行けば、必ず手に入れることができます。しかし玉ねぎを家庭で栽培することも可能です。ユリ科の野菜である玉ねぎは種ではなくタネ球から育てます。玉ねぎの栽培は、広大な大地に玉ねぎ畑が広がる光景が有名ですが、家庭菜園として庭や畑、マンションでもプランター栽培が可能な野菜であることは知っていますか?

玉ねぎの育て方は決して難しくなく、家庭菜園が初めての人でもポイントを抑えれば、栽培は可能です。野菜の高騰化により家計を圧迫しつつある野菜ですが、種の値段は一定です。家庭菜園で自分で栽培して収穫すれば、家計を助けることにもなります。玉ねぎの種まきから植え付け、育て方と栽培方法、追肥やトラブル対策など家庭菜園での玉ねぎの育て方を紹介します。

玉ねぎは様々な料理に利用される野菜

玉ねぎは、和食、中華、洋食問わず、様々な料理のジャンルに利用される野菜です。サラダなどメインに使われることも稀にありますが、基本は主役を引き立てる脇役の存在です。玉ねぎを使うことで他の食材の美味しさを引き立てる大事な役目を持っています。栄養素も数多く含まれているため、健康の維持にも効果的な野菜です。歴史は古く東アジアやヨーロッパで16世紀ころから栽培されていた文献が残っています。

そして日本で玉ねぎの栽培が開始されたのは、明治時代に入ってから札幌で試験的に栽培されたのが始まりで北海道は今でも玉ねぎの生産地として日本一の生産量を誇っています。高温に弱い性質を持っているため、気温が高温になりにくい土地で育てやすい特徴を持っています。また、害虫や病気に強く、収穫量を担保できることも玉ねぎ生産の強みです。

玉ねぎの栽培王国は広大な大地をもつ北海道

玉ねぎの生産は日本全国で一年間で125万トンありますが、そのうちの約7割を北海道で栽培しています。圧倒的なシェアを誇る北海道はジャガイモや蕎麦の生産も全国で一位を誇り、広大な土地に見渡す限りの玉ねぎ畑が広がっています。特にオホーツク海側の都市北見市での生産が盛んです。暑さに弱い玉ねぎは寒冷な北海道は栽培するのに適した環境です。

玉ねぎは国内生産だけで消費に対応することができないほどの消費量です。スーパーで販売されて一般家庭や料理店で利用される他、加工用などの需要もあります。そのため、日本では玉ねぎを海外から輸入している実態もあります。輸入先第一位は中国で約25万トンを一年間に輸入しています。国内生産よりも少ない数ですが、安く手に入る輸入玉ねぎも国民の消費を支える大事な要素になっています。

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栄養満点で栽培する価値あり!玉ねぎの栄養素

健康を維持するために欠かせない食品として有名な玉ねぎは、体に良いとされています。しかし玉ねぎに含まれる栄養素はビタミンやカリウム、ミネラルなどたくさんありますが、その量は他の食品と比較すると少ないのです。そのためビタミンを玉ねぎから吸収しようとすると相当な量を食べないと必要量に満たないのです。でも玉ねぎを食べることを推奨する理由は、ほかの食品に含まれていない特殊な栄養素があるためです。

まずはポリフェノールです。ポリフェノールは血液をさらさらな状態に維持する効果を持っていると人気の栄養素です。ワインやブルーベリーなどに含まれていることが有名で、ポリフェノール成分だけを凝縮してサプリメントも製造して販売されています。玉ねぎに含まれているポリフェノールは、ケルセチンと呼ばれる栄養素です。強い抗酸化作用を持っているのが特徴です。

抗酸化作用は、血液をさらさらにする効果があるほか、血液を常に新鮮な状態に維持してくれます。ケルセチンにはもう一つダイエット効果があります。悪玉コレステロールの抑制や脂肪の吸収に大きな効果をもたらします。動脈硬化や心筋梗塞などを防止するとともに、ダイエットにも効果があると人気です。硫化アリルも玉ねぎに多く含まれる栄養素です。玉ねぎをカットしたときに涙を出させるのが硫化アリルです。

硫化アリルはニラやにんにく、長ネギなどユリ科の植物に含まれている成分ですが、健康を維持するのに欠かせない栄養素でもあります。硫化アリルには血圧を下げる効果があり、動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の予防に効果的です。さらに血液中の余分な糖や脂肪を除去する働きを持っているため、糖尿病の予防にも効果を示します。ビタミンの吸収率を助長する働きももっています。

ビタミンが効果的に吸収されると、疲労回復や食欲の増進、イライラやストレスの解消、不眠の防止などに効果を及ぼします。また、一般的な栄養素は加熱したり調理するとなくなったり、少なくなることが一般的ですが、玉ねぎの場合には、加熱したほうが効果が大きくなる特徴もあります。そのため、効果的な栄養補給には欠かせない食品です。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培時期

栽培時期を見誤ると失敗する確率が高くなる

玉ねぎの育て方で最も大事なポイントは栽培時期です。栽培時期を間違えると成長はもとより収穫できない可能性も高くなります。四季がはっきりとしている日本では栽培時期を適切に把握することが大事です。玉ねぎは春に植え付けして、秋に収穫するものと秋に植え付けを行い、冬を越して春に収穫するものの二種類があります。北海道など寒冷地で育てる場合には、春に植え付けを行い秋に収穫をします。

逆に西日本で栽培されている玉ねぎは本格的に寒くなる冬の直前に植え付けを行い、春に収穫します。種を植えるのではなくタネ球を利用する玉ねぎの一般的な育て方はこの冬前に植え付けを行う方法です。日本の生産第一位の北海道では春の植え付け、第二位の兵庫では秋に植え付けと育て方や栽培時期が全く異なることに注意しなければなりません。家庭菜園で玉ねぎを育てる場合には、栽培地域の環境で植え付け時期を決めます。

植え付け時期が異なっても共通していることは玉ねぎは暑さに弱いことです。そのため、全体を通して暑い時期を外すことがポイントです。暑さは玉ねぎを腐れせてしまいます。北海道では厚くなりにくいため、夏でも順調に栽培させることができますが、秋に植え付けを行う場合には、十分に寒くなってから種まきを行い、春暑くなる前に収穫を終わらせることを認識しておく必要があります。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培準備

栽培してから困らないように準備しよう

栽培時期を見極めたら、栽培環境の準備です。しっかりとした栽培環境がととなっていないと玉ねぎを順調に生育させることができません。特に家庭菜園の場合で認識が必要なのが栽培スペースです。そのくらいのスペースが必要なのか見極めておくことがポイントです。畑や庭の場合は、広さはある程度確保できれば、玉ねぎ栽培ができます。あとは収穫量に応じて広さを決めるだけです。

玉ねぎは一株一球です。そのため株の数イコール玉ねぎの収穫量と認識しておく必要があります。一株の範囲は25センチ程度四方は必要になるため、畑のサイズを決める目安にできます。一方プランターを用いてマンションのベランダなどで栽培する場合には、大きめのプランターを準備します。玉ねぎは地中に育つため、浅いプランターであれば、発育の妨げになる可能性があります。深さが最も重要です。

プランター栽培でも一株一球は変わらない為、一般的に販売されている60センチ程度の長さのプランターであれば、3株が限界です。これ以上育てたいのであれば、プランターを増やすようにします。株と株の間隔を狭めると収穫できる玉ねぎのサイズが小さくなってしまいます。ベランダのスペースなどと相談しながら、栽培する玉ねぎの数を決めることをおすすめします。

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玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~種まき

植物栽培で一番難しいのが種まき

玉ねぎの栽培は、苗床を作成して苗を育てることから始まります。苗床で種まきを行います。苗が育ったら植え付けするために移植するのが一般的な栽培方法です。しかしどの植物にも共通して言えるのが種まきから苗を育てる過程が最も難しいことです。種はシビアで予定通り発芽させるのはプロでも難しいのです。気象条件なども大きく影響することや、土の中だけの生育である為、外から生育状況を確認できないのも理由です。

種まきのためにはまず種を入手しなければなりません。園芸店やホームセンターでは玉ねぎの種をしています。種まきをするのはプランターがおすすめです。苗までの成長過程に利用するため、深さは浅くても構いません。土はたい肥を練りこんだ栄養豊富な土を利用します。培養土を利用してもOKです。育苗箱に種まきすると一つ一つの苗を移植しやすくなるため、余裕があれば、育苗箱を利用することをおすすめします。

種まきは条間10センチ程度の間隔、株間隔3センチ程度の間隔で行います。種まき後軽く土を覆い、たっぷりと水やりをします。土の乾燥は種まき後の発芽率を低くするため、種まき後にはしっかりと水をやり乾燥させないことが大事です。土の乾燥を防止するためにマルチをかけても構いません。空気の取り入れ口を作ることを忘れないようにします。種まき後は発芽まで乾燥だけを注意して栽培します。

種まきから数日で発芽します。発芽しても水で乾燥を防止することは継続します。種まきを畑や庭で行っている場合には周辺の雑草処理も欠かせません。玉ねぎに栄養が行き渡らなくなるためです。プランターや育苗箱を活用する場合には、雑草の心配はいりません。発芽後本葉が大きくなるころ、間引きを行います。最終的に株間隔が6センチ程度になるように間引きします。固くなった条間の土を掘り起こしておくと苗が大きくなります。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培土台の土づくり

玉ねぎの育て方の良しあしは土づくりで決まる

苗が成長すると植え付けの時期になります。まずはしっかりとした土づくりをします。畑や庭で育てる場合には連作障害を考慮して昨年玉ねぎを栽培した土地では絶対に栽培しないようにします。病気になりやすくなるためです。最低でも一年間は違う作物を育てて、連作障害を防止します。プランターでも土を新品に入れ替えることで連作障害の心配をなくせます。

畑や庭の土は植え付け前には必ず酸性になっています。作物を育てると土は酸性になるからです。そのため、作物にちょうど良い弱アルカリ性にします。石灰を利用して植え付け時期の一か月前あたりからアルカリ性の土壌にします。さらに培養土や腐葉土を練りこみ、栄養豊富な土にしておきます。プランターで育てる場合には、園芸店やホームセンターで販売している野菜栽培用の土を利用するのがおすすめです。

野菜栽培用の土は野菜の生育に必要な栄養素をすでに取り込み、すぐに利用できる状態の土として販売されていますものです。そのままプランターに土を入れて利用することができます。面倒なアルカリ性への変更や配合などを行わずに済むため、初心者でも簡単に利用できるメリットがあります。畑や庭でも土を掘り返し、販売している野菜栽培用の土を利用することもできます。最低でも植え付け時期の一週間前には準備を終わらせます。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~植え付け

いよいよ栽培開始!植え付け方法

苗を土に植え付けていよいよ栽培開始です。初心者は種まきから行うと発芽まで簡単に成功させるのは難しく、また種まきから苗までは手間がかかるため、苗を購入してそこから栽培を開始する方法がおすすめです。園芸店やホームセンターでは時期になると玉ねぎの苗を販売しています。種よりは価格が高いのですが、確実に育てることができるため、初心者は苗の植え付けからスタートすることをおすすめします。

育苗箱やプランターで育てた苗はを移植する際には、根を傷つけないように周囲の土と一緒に移植することを心がけます。根を切ってしまうとその後の成長に大きな影響を及ぼします。慎重にゆっくりと行うことが大事です。育苗箱から移植するのは簡単です。一つ一つのポッドからまるごと抜き取って移植することができます。苗を植え付けする目安の大きさは6ミリほどの太さで30センチほどの高さです。

苗は大きいとその分玉ねぎも大きくなると思われがちですが、苗が大きいとその分とう立ちしやすいなどの欠点があります。逆に苗が小さいと収穫する玉ねぎのサイズが小さくなります。そのため適度な大きさの苗を利用することが重要です。園芸店で苗を買うときにも苗のサイズを見極めることが大事です。株間隔を15センチ程度に保ち植え付けます。この時浅植えが基本です。深く植えると丸みのない玉ねぎになってしまいます。

土の温度が15度から20度くらいが玉ねぎの成長に適正です。そのため植え付け時期が寒い時期になるとしっかりと根付くことができずに枯れてしまいます。逆に暑いと腐ってしまったり、とう立ちを早めてしまう要因になります。大きい玉ねぎを育てるためには植え付けの時期が最も大事です。植え付け後に寒い時期が来たときにはマルチをかけて防寒対策をするなど根付くまで手間をかけてあげる必要があります。

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玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~追肥・除草

栽培に手間をかければその分収穫で恩返し

玉ねぎは追肥が必要な野菜です。追肥は土の栄養素が減少することを見計らって土に栄養素を追加してあげる事です。追肥は適切な時期に行うことがポイントです。追肥が遅いと病気になりやすくなったり、発育が悪くなります。追肥が多すぎるとこれも病気の要因になったりするため、適切な時期に適量を行うように心がけます。一回目の追肥は植え付け一ヶ月後が目安です。一株当たりに化学肥料10グラムを与えます。

株に直接追肥するのではなく、株周辺に追肥を行い周辺の土と混ぜ合わせることが追肥のポイントです。次の追肥タイミングはさらに一ヶ月後です。同じ分量を与えます。基本的に行う追肥はこの二回です。合計の追肥の量を変えずにタイミングを小刻みにすることは可能です。ただし追肥の時期は二回目の追肥時期を超えないように気を付けます。これ以降の追肥は成長に逆効果になります。玉ねぎが腐敗しやすくなってしまいます。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~とう立ち

大きな玉ねぎを収穫するための栽培の工夫

玉ねぎの生育を邪魔するのがとう立ちです。植物は子孫を残す活動を行います。気候や温度などを感じ取って次の世代に種を残す時期を見計らっています。そしてその時期が来たと感じ取ると花を咲かせ、種子を作ることを始めます。植物が持っている栄養素は子孫を残すためにすべてを使う為、とう立ちすると栄養素が少なくなり収穫に影響を及ぼします。そのため、とう立ちを見つけたり速やかに摘み取る必要があります。

玉ねぎのとう立ちはネギ坊主と呼ばれる芽です。芽が小さいうちに摘み取ってしまいます。ネギ坊主は天ぷらなどにして食べることもできます。ネギ坊主を成長させて玉ねぎになること待っても食用として利用することはできません。芯が固く食用に向かないためです。ネギ坊主が出てしまった玉ねぎでこれ以上生育が見込めないと判断した場合には、抜き取って葉玉ねぎとして早めに食べてしまうこともできます。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~栽培の目的!収穫

育て方のポイントを守れば収穫は確実

いよいよ収穫の時期を迎えます。玉ねぎは地中で育っているため、生育状態を地表から観察することはできません。玉ねぎの収穫時期を判断するのは葉と茎の状態です。茎や葉が7割程度倒れているのが収穫の目安です。収穫時期についても適正時期があります。収穫が遅いと玉ねぎが柔らかくなってしまい、貯蔵性に適さない玉ねぎになります。玉ねぎは葉が完全に枯れるまで成長を続けるため、収穫時期の見極めが大事です。

茎や葉が枯れた株から順次収穫しても、全体の葉や茎が枯れることを見計らって一斉収穫しても構いません。収穫後はすぐに食べることもできますので、家庭菜園では収穫時期が訪れた株から順次収穫することがおすすめです。葉が枯れる前に黄色くなると病気が発生している証拠です。葉が黄色くなっていることを発見したら収穫時期を待たずにすぐに収穫してしまいます。

収穫方法は、葉の付け根をつかんでまっすぐ上に引き抜きます。抜けい場合は、根がしっかりと土に絡みついていることが想定されるため、スコップなどで周囲の根を切ってあげると引き抜きやすくなります。収穫は晴天に日に行います。また収穫後はすぐに食べれますが、3日程度天日干しにすることで店頭に並んでいる玉ねぎと変わらないような状態になります。また保管もしやすくなります。

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玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~貯蔵・保存

せっかく栽培しても腐らせないための工夫

玉ねぎの収穫は年に一回です。そのため、貯蔵することを念頭に入れておくことが必要です。玉ねぎの貯蔵は適切な温度と湿度の下で保管することがベストです。直射日光が当たらない軒下につるしておくだけで半年は保存することもできます。床下に保管庫があればベストですが、台所の下などでも湿度管理が適切にできれば、長期間保存する事もできます。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~トラブル対策

植え付けから収穫まで栽培に付きまとうトラブル

玉ねぎはトラブルが起きにくい野菜です。逆にトラブルが起きるようでは栽培方法に誤りがあった可能性を疑うのが一番です。ネギ坊主ができてしまうような場合、苗が大きすぎることや追肥が過剰であったことが要因です。また、収穫後腐りやすいのは収穫時期が遅いためです。さらに分球してしまうなどの要因は、苗が大きく育ちすぎている事です。適切な時期とタイミングを守れば、トラブルは大抵発生しません。

玉ねぎの植え付けから収穫までの育て方~病気・害虫

植え付け後から注意して観察しよう

野菜を育てる時に注意しなければならないのが病気と害虫です。玉ねぎは病気にかかりにくい野菜です。そのため、病気になる要因も栽培ポイントに間違いがあった可能性を疑うべきです。追肥のタイミングや量を間違える事、栽培時期が間違っていること、連作してしまっていることなどが病気の要因です。また害虫は、毎日栽培状況を観察することで回避できます。取り除き、軽く殺虫剤を噴霧することで回避できます。

自宅栽培の玉ねぎでオーガニック料理

育て方は簡単!自宅で玉ねぎづくりに挑戦しよう

玉ねぎは栄養価値が高い野菜です。いろいろな料理に使う名脇役として重宝されています。玉ねぎは家庭菜園で栽培することもできます。畑や庭を持っていなくてもプランターで栽培することもできます。病気やトラブルにも強いため、家庭菜園の初心者でも簡単に栽培できるのが特徴です。自宅で作る玉ねぎはオーガニックです。健康ブームの今、自宅で玉ねぎづくりに挑戦してみてはいかがですか?

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