ごぼうの栄養や成分・効果とは?便秘や血糖値・美肌にも効果あり!

ごぼうは広く世界に分布しています。栄養的には食物繊維が豊富で、中国では昔から漢方薬としても利用されてきました。日本には平安時代からごぼうが献立として高位の人達の間で食されていたという記録があるそうです。高血糖など成人病は現代日本人の悩みの種ですが、ごぼうの栄養が血糖値を正常にコントロールしてくれるとなるとありがたいです。他にもごぼうには隠れた力があるようですのでそこを紹介していきます。

ごぼうの栄養や成分・効果とは?便秘や血糖値・美肌にも効果あり!のイメージ

目次

  1. 1ごぼうは身体に良い栄養がいっぱい!古くから日本でも愛されている
  2. 2ごぼうの主要な栄養成分
  3. 3ごぼうにはまだまだ多様な栄養成分がある!
  4. 4ごぼうの栄養分で便秘解消!
  5. 5ごぼうの栄養成分で老化防止!
  6. 6美肌効果が見込めるごぼうの栄養成分とは?
  7. 7血糖値が気になる方はごぼうの栄養成分に注目!
  8. 8ごぼうの栄養をポタージュスープで丸ごといただこう!
  9. 9美しく健康になるごぼうの栄養は素敵!

ごぼうは身体に良い栄養がいっぱい!古くから日本でも愛されている

元々ごぼうは原産がユーラシア大陸の北、西洋から中国にかけて分布していました。日本にどうやって渡ってきたのかというと中国経由で薬草の一種として伝わったようです。日本ではきんぴらや天ぷらなど色々な食べ方をされていますが、ごぼうを食用として利用しているのは主に日本ぐらいだそうです。中国では漢方薬として使われています。ですが最近は日本食ブームのおかげで世界でも食べられている国が増えています。

平安時代に海を渡って日本にやってきたごぼうですが、漢方薬としても使われているという事は元から体に良い栄養素が備わっている証拠です。栄養成分としては食物繊維がとても高く、便通を整えるのに効果があります。海外でも”gobo”という名で食べられるようになりました。ごぼうの種が縄文時代の貝塚からみつかったという話もあり、ちなみにごぼうの種は中国では漢方薬、日本では医薬品扱いだそうです。

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ごぼうの主要な栄養成分

ごぼうに含まれる栄養成分には食物繊維であるリグニン、セルロースがあります。食物繊維は人体の消化酵素では分解できない成分の事で、腸内環境を整備する効能があり、生活習慣病の予防にも効果があります。腸内細菌の発酵や分解により、エネルギー源になり、短鎖脂肪酸に変化をとげ、色々な生理作用を体にもたらすなど、健康にもたらす効能、効果が報告されています。

ごぼうの栄養成分である食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があります。水溶性食物繊維は成人病の元になるコレストロール、糖質が腸内に吸収されるのを防ぎ、血清コレストロール、血糖があがりすぎないように抑える働きをし、脂質異常症、糖尿病の予防する効能、効果が期待できます。

不溶性食物繊維は腸に刺激を与え、運動を活発にし、腸内に湧いた有害物質の排泄を促します。便秘の解消に役立ち、腸内に起きる病気の予防に効能、効果が見込まれます。水溶性食物繊維に話は戻りますが、善玉菌とよばれる乳酸菌やビフィズス菌といった有益菌を増やす腸内細菌の発酵を促しやすく腸内環境を整備する効果もあります。

ごぼうにはまだまだ多様な栄養成分がある!

ごぼうの栄養:100gあたりの栄養成分はどれくらい?

ごぼう100gに含まれる栄養成分を記載します。エネルギーは65kcal、不溶性食物繊維2.3g、水溶性食物繊維3.4g、カリウム300mg、カルシウム46mg、マグネシウム54mg、鉄分0.7mg、ビタミンB10.05mg、ビタミンB20.04mg、葉酸68μg,です。ごぼうはほぼ80%が水分でできています。ビタミンはそれほど含まれていません。しかし食物繊維がそれを補ってあまりあるくらい豊富なのです。

ごぼうの栄養素:セルロース

このごぼうの栄養成分は不溶性食物繊維で穀物の外皮や、豆、野菜などに多く含まれています。もっとも日常で摂取しやすい不溶性食物繊維です。効能、効果は便秘の改善や満腹感を持続してくれるのでダイエットに最適です。

ごぼうの栄養素:リグニン

リグニンはごぼうに含まれる不溶性食物繊維となる栄養素です。ココアや豆類、果物だとイチゴやナシに多く含まれている成分です。セルロースと同じく便通を良くする、満腹感を持続してくれます。野菜にはあまり多く含まれている成分ではありません。また、リグニンの、効果の1つとしてコレストロールの原因になる胆汁酸の排出する働きがあり、体に溜まるコレストロールの量を減量してくれる効能、効果があります。

ごぼうの栄養素:イヌリン

イヌリンの成分は、ごぼうに含まれる水溶性食物繊維の一種です。多糖種と呼ばれ、ごぼうの他にニラ、菊芋などにも入っています。どんな効能、効果があるのかというと、腸で急激な糖の吸収を抑制します。そうする事で急激な血糖値の上昇を抑えてくれ、腸内の善玉菌の餌にもなり、善玉菌が腸内で繁殖しやすくします。さらに他の成分として腎臓、肝臓の働きを強めてくれ、身体の免疫力を高める効能、効果があります。

ごぼうの栄養素:アルギニン

ごぼうに含まれる栄養成分のアルギニンには、栄養ドリンクの成分にも含まれていて、体力の補強に良いと言われています。アミノ酸の一種でもあり、血管を膨らませ、血液を多量に流れやすくする働きがあり、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの予防効能効果があると言われています。また、成長ホルモンにも影響を与え、コラーゲンを生成促進し、肝機能を良くし、美容効果や筋肉、骨の成長促進、疲労回復が見込めます。

ごぼうの栄養分で便秘解消!

ごぼうの成分には体をぽっかぽかに温める効能、効果があります。酷い便秘に悩まされている方は医薬品などを試す前に積極的にごぼうを食べる事をおすすめします。ごぼうに含まれる成分として食物繊維、特に水溶性食物繊維のイヌリンが便の量を増やし、腸壁を刺激する効能、効果を発揮します。イヌリンの成分は便を柔らかくし、老廃物が長期に体内でとどまるのを防ぎ、便を早く外に出す作用をします。

そして善玉菌を増やす成分があり、悪玉菌を抑えこみ、体に有害な物質を便もろとも体外に排出しやすいようにする効能、効果を発揮します。体温が下がるという現象は腸内に悪玉菌が増え、内臓機能の低下が疑われます。ごぼうにはサポニンという栄養成分が含まれており、サポニンは漢方薬としても利用されているほどで、体を温める効果が見込めます。

サポニンには強い抗酸化作用があり、便秘の解消のためには抗酸化作用物質を多く摂取する事が大事です。そうする事により体の弱った機能を上昇させ、サポニンにより腸内環境を良くし、便秘の解消には原因になっている根本を見直す必要があります。

ごぼうの栄養成分で老化防止!

ごぼうに含まれる栄養成分のイヌリンは体を温め、老廃物を体外に出す利尿効果があり、そして100gあたり320mgものカリウムが豊富に含まれているおかげで、手足、顔のむくみを取る効果があります。便秘を解消してくれる効果もあるので、便秘によって起こる肌トラブルである、吹き出物や肌荒れにも効果が期待できます。さらにごぼうは血糖上昇値を緩やかにするので無理のないダイエットにも役立ちます。

近年、アンチエイジングがあらゆる面で注目を浴びています。ごぼうの栄養成分にもこのアンチエイジング効果があるとの報告があります。ごぼうに含まれるポリフェノールの一種であるサポニン、タンニン、クロロゲン酸といった老化の原因となる活性酸素を取り除く、抗酸化作用が、高い成分がごぼうには含まれているからのようです。

ごぼうにはアクチゲニンという成分も含まれています。現在、認知症などの予防にも期待される成分で、サポニンとアクチゲニン相乗して働くと免疫力の向上や、アレルギー症状の緩和、汗疹や湿疹肌トラブルにも効果があるのではないかと言われています。

美肌効果が見込めるごぼうの栄養成分とは?

ごぼうの栄養成分としてポルフェノールの一種である3つの成分があることには触れました。老化の原因になる活性酸素を取り除く効果が見込めるので、老化防止効果が期待でき、活性酸素を除去する事ができるという事は肌細胞の酸化を防ぐ事が可能になり、酸化によって起こる肌のシミ、シワ、たるみ予防になります。

ごぼうに含まれる栄養成分の水溶性食物繊維の働きで、糖質の働きがゆっくりになる事から肌が焦げ付くといわれている糖化予防にもなります。また、便通もよくなる事から便秘によって引き起こされる肌の荒れやくすみなどが軽減され、腸内に善玉菌が多く繁殖する事で、腸内でのビタミン合成循環が良くなり、肌に栄養が行き渡りやすくなります。抗酸化作用と合わせて肌の透明度が高まる事も期待できます。

血糖値が気になる方はごぼうの栄養成分に注目!

ごぼうの栄養成分にある水溶性食物繊維はゲル状に食べ物を包み込みます。水溶性食物繊維に包まれた食物は消化官内の移動が遅くなり、血糖値の上昇も穏やかになると言われています。ごぼうはアクチゲニンという栄養成分も含まれており、筋肉へグルコースの取り込みを促進する働きもあるそうです。

また、糖の代謝に必要なマグネシウムや亜鉛といった成分も補給でき、こういった成分の複合により、糖尿病予防や糖尿病予備軍と呼ばれる人の食事療法にごぼうは重宝されています。糖代謝だけではなく、ごぼうに含まれるポリフェノール酸類は抗酸化作用により、過酸化脂質を制限します。水溶性食物繊維の働きによって起こる高血糖値抑制やアクチゲニンの働きからごぼうは肥満防止にも役立つと言われているようです。

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ごぼうの栄養をポタージュスープで丸ごといただこう!

ごぼうのポタージュスープの調理法を紹介します。調理法の、紹介の前にまず材料からですが、今回は四人分を想定します。ごぼう1本、玉ネギ1/2、小じゃがいも1個、バター10g、チキンブイヨン1個、水300cc、牛乳300cc、塩、胡椒少々、青ネギ少々、生クリーム少々です。まず調理法して最初にする事は皮に注意する事です。

ごぼうの皮をがりがり全部削ってしまう調理法はダメです。ごぼうの皮のアクは正体は大事なポリフェノールです。調理法としては皮を剥くのではなく、タワシなどで泥をこすり落としましょう。次の調理法としてはごぼうを水に1~2分ほどつけておく事です。前準備ができたら次に本格的な調理法に移ります。ごぼうを縦半分に切り、斜めに薄くスライスして水にさらします。上記のとおり水に1~2分つけておきます。

続いてごぼうのポタージュ調理法ですが、たまねぎを薄めにスライスし、じゃがいもは皮を剥いて薄くスライスしていきます。鍋を温め、バターを投入して溶かし、たまねぎをしなっとなるまで炒めます。ごぼうも入れて炒めます。ラストでじゃがいも入れ、周りがうっすら透きとおるまで火が材料に通ったら、水とチキンブイヨンを入れて加熱、沸騰したらアクを取り、蓋をして10分ほど弱火で加熱します。

ごぼうが柔らかくなるまで煮たら、火からどけて粗熱がとれるまで待ちます。それからミキサーにかけてポタージュ状にします。締めの調理法としてもう一度鍋に戻して火をかけ、牛乳をかけて沸騰させ、温めます。ラストは入れ物に注いで、刻んだ青ネギと生クリームを軽く注いで終わりです。以上で、ごぼうのポタージュ調理法を紹介しました。

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美しく健康になるごぼうの栄養は素敵!

ごぼうは、中国では漢方薬として扱われているほど栄養に恵まれ体に良く、食べると体が温まり、便通も良くなります。栄養ドリンクに含まれている成分も含まれており、男性には精力剤としての効果もありますし、女性には美肌の効果が見込まれます。人参と炒めたり、煮物にしたり、ポタージュスープにしたりと食べ方にも多様性があり栄養満点で健康になれる、美味しい身近な万能野菜がごぼうなのです。

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