2018年08月18日公開
2024年07月30日更新
グルテンフリーのお菓子が人気のお店は?簡単スイーツレシピも紹介!
グルテンフリーの食品をスーパーなどで見かけるようになりました。グルテンフリーとは小麦粉の含まれていない食品のことです。テニスプレイヤーのジョコビッチ選手を初め、多くのセレブがグルテンフリーダイエットを始めたので、ブームとなっています。グルテンの代わりにじゃがいものや米粉、とうもろこし粉などを使ったものが多く、近頃はグルテンフリーの市販のお菓子も目にするようになりました。そんなお菓子の食べられる人気のお店や自分で作れるグルテンフリーの簡単スイーツのレシピも紹介します。
目次
グルテンフリーの色々なお菓子を試したい!
出典: https://limia.jp
グルテンフリーダイエットがブームとなっています。これはグルテンの入ったものを除去する食事法です。しかし、ダイエット中でもお菓子は食べたいものです。そこでグルテンフリーのお菓子の市販品も増えてきました。それはスーパーやコンビニ、お菓子専門店でも買えるようになってきて、グルテンフリーダイエットをしている人には嬉しい限りです。また、グルテンアレルギーの人にとってはなくてはならないものです。
グルテンフリーのお菓子にはグルテンが使われていないだけでなく、砂糖やバターや乳製品まで使用していないものも増えているそうです。そんなグルテンフリーのお菓子について紹介します。
グルテンフリーについて
グルテンフリーとは?
グルテンフリーとは「グルテンなし」という意味です。「グルテン」とは、小麦などに含まれるたんぱく質(小麦タンパク) のことで、パンやうどんのモッチリしたコシの元でもあります。つまり、グルテンフリーとは、「小麦たんぱくを食べない」ということです。これは小麦たんぱくを食べないだけなので、糖質ダイエットや炭水化物ダイエットとは違うものになります。近頃は市販のグルテンフリーのパンや麺類も増えてきています。
グルテンフリーの効果
グルテンを体質的に受け付けない人、小麦アレルギーの人が食生活からグルテンを除去することをグルテンフリーダイエットと言います。グルテンを体質的に受け付けない人がグルテンを摂取すると、体内に悪いものが入ったと感じ、自己免疫システムが過敏に働き、自分で小腸の細胞を傷つけてしまいます。それにより、栄養を吸収しにくくなり、消化不良や食欲不振だけでなく、様々な重篤な病気をも引き起こすといわれています。
そのためグルテンを除去することでそれらの欠陥が起こらなくなります。ちなみにグルテンを体質的に受け付けない人以外がグルテンフリーダイエットを行なった場合に、何らかのよい効果が現れるのかという科学的実証はまだないそうです。しかし、体調が良くなった、肌がきれいになったという人がいることも事実です。
グルテンフリーの注意点
ハリウッドセレブなどが実践していると大ブームのグルテンフリーダイエットですが、欧米ではオーガニックやナチュラルと共にグルテンフリーは確固とした価値観になっています。2013年には米国食品医薬品局が市販品のパッケージに”gluten free”という文字と合格マークが付けるようになりました。このお墨付きのためか、アメリカではグルテンフリーは安心安全なものと認識されています。
しかし、グルテンフリーのものはグルテンが排除されていますが、糖質は排除していません。 さらに糖質量は、小麦ベースの食品よりもグルテン・フリーの代替品の方が多いものが多いようなので、グルテンを体質的に受け付けない人以外がグルテンフリーダイエットをする場合は注意が必要です。
グルテンフリーのお菓子が楽しめる人気のお店
グルテンフリーのお菓子が食べられるお店が増えてきているようです。時にオーガニックやベジタリアン、ビーガンフードを提供しているカフェのでデザートとしてグルテンフリーのお菓子を出していることが多いようです。そんな人気店のお菓子を一部紹介します。
鎌倉の海を眺めてスイーツをいただこう!「麻心」
マクロビの聖地、鎌倉の長谷の海沿いにあるのが「麻心(まごころ)」です。こちらでは麻(ヘンプ)を使ったヘルシーなベジ料理を、海を見ながらゆったり楽しむことができるます。ベジでなく、地元の魚を使った料理もあります。地物の生しらすを使ったものもあります。こちらではデザートにマクロビオティックスイーツが楽しめます。スイーツは日替わりで、人気の豆腐のチーズ風タルト(620円)はグルテンフリーでビーガンです。
ビーガンなので、チーズ風タルトにはチーズを使わず、豆腐で代用するレシピです。これに3種のソースを付けながらいただきます。最寄駅は江ノ電の長谷です。営業時間は11:00~21:00で、定休日は月曜日です。
グルテンフリーのお菓子が目白押し「カフェアムリタ」
「かわいくなりたい」「健康になりたい」をテーマにマクロビオティックを取り入れた食事やグルテンフリーのスイーツを提供している人気のお店です。心と身体の健康には食事と体を動かすこと、笑うこと(楽しむこと)と考え、お料理教室やヨガ、落語など様々な美容と健康に効くイベント、ワークショップも開催しています。
こちらのお菓子は全てがグルテンフリーで、白砂糖不使用です。フレッシュなフルーツを使っており、毎日2種類ほどスイーツのメニューはあります。人気のマクロビカフェ「カフェアムリタ」ですが、残念ながら2017年の12月29日で閉店してしまいました。最寄駅は東京メトロ半蔵門線の押上駅です。営業時間は11:00~18:00で、定休日は不定休です。
グルテンフリーのお菓子がいっぱい「チャヤナチュラル&ワイルドテーブル 日比谷シャンテ店」
昨年末にリニューアルオープンしたカフェです。体や環境に優しい(=ナチュラル)、野生や自然の力を宿した食材(=ワイルド)をテーマに、ヘルシーな料理を提供するお店です。ランチは持ち帰りのお弁当もあります。スイーツのメニューはかなり豊富で、10種類ほどあります。全てに卵、乳製品、白砂糖を使っていない人気のヘルシーなお菓子です。グルテンフリーのものはメニューに明示されています。
小さなサイズなので、食事の後にも食べたくなるスイーツです。持ち帰り用のグルテンフリーのお菓子もありますので、お土産におすすめです。最寄の駅はJRの有楽町線で、営業時間は火~土が11:00~23:00、日曜月曜が11:00~22:00です。年中無休で営業しています。
アレルギーの人におすすめ「MOR Happiness」
吉祥寺にあるこだわりのケーキ屋さんです。こちらのお菓子は小麦粉・卵・乳製品・落花生・白砂糖・添加物不使用のレシピで、アレルギーの方にはもちろん、ヘルシー志向の人達からも人気の高いお店です。その他にアレルギーがある場合には相談すれば対応してくれることもあります。ロースイーツでグルテンフリー、そしてヴィーガンです。素材はできる限りオーガニックのものを使用しています。
安心してみんなが同じテーブルで同じものを食べれるように、心を込めてお菓子を作っています。カップケーキ6個で2280円、直径15㎝のホールケーキで5500円ほどと値段はかなり高めですが、アレルギーのある人にはありがたいお店です。ネット購入も可能です。お店の場所は吉祥寺からバスに乗り、4つ目のバス停「明星学園入口」下車徒歩2分ほどの距離です。営業時間は月〜土は11:00~21:00、日曜祝日は11:00-20:30です。
グルテンフリーの和菓子「和のかし 巡」
卵・乳・小麦粉・添加物を使わない安心でヘルシーな和のお菓子を扱うお店です。健康な状態を血の巡りの良いことと考え、血糖値を上げにくく、巡りを促す自然の素材にこだわっています。心も身体がほっとする自然の甘さは、唯一血糖値を上げないと言われるアガベシロップを使っています。こちらのお菓子は当然、全品グルテンフリーです。
餅玄米を使った大福「福巡り」は人気の商品で、これにもアガベシロップを使用しているので、優しい甘さです。メニューは豊富なので、どれにしようか迷ってしまいそうです。こちらのお菓子はお土産にはもちろん、店内にイートインスペースがあるので、ちょっとした休憩もできます。最寄駅は小田急線の代々木上原駅です。営業時間は10:30-18:00で、定休日は月曜日です。
米粉パスタ専門店の米粉スイーツ「かくれん穂゛」
こちらのお店は、国産のお米100%の米粉パスタ専門店です。ビーガン対応可能メニューもあるので、ベジタリアンやビーガンの方でも安心して食べられます。こちらのお菓子は全てグルテンフリーです。人気商品の「米粉と豆乳のとろりん和風プリン(税込300円)」は卵・乳・小麦・白砂糖不使用のレシピなので、ビーガンの方でも食べられるプリンです。
さっぱりとした甘さで、米粉のもちっとした口当たりが癖になる味です。この他にも米粉のワッフルやティラミスもあり、米粉のお菓子なら一押しのお店です。最寄駅は東京メトロ千代田線の町屋駅で、営業時間は月~金は11:00~15:00、18:00~22:30で土日祝は11:00~16:00、18:00~22:30です。年中無休で営業しています。
お野菜バルの発酵デザート「85BAL TEPPEN」
「85BAL TEPPEN(ハッコウバルテッペン)」は三軒茶屋にある人気のオーガニック&グルテンフリーのお野菜バルです。厳選されたお肉やお魚メニューがある一方、ベジタリアンやビーガンメニューも豊富です。こちらのお菓子類ももちろんグルテンフリーです。レシピに発酵食材を積極的に使っているのも特徴1つで、「なめらか甘麹プリン(税抜500円)」は乳と卵を使わず、絶品プリンにしました。
出典: http://3-cha.net
ココナッツショコラケーキ(税抜500円)はココナッツが入っており、サクサクとした食感が人気のスイーツです。グルテンフリーですが、チョコレートケーキのしっかり感も味わうことができます。最寄駅は田園都市線の三軒茶屋駅です。営業時間は11:30〜15:00、18:00〜24:00で土曜日は11:30〜15:00、17:00~24:00です。定休日は日曜日です。
国産大豆使用の913のスイーツ「KOE green」
自由が丘にあるサラダボウル専門店「KOE green(コエグリーン)」では、国産大豆を使用したグルテンフリーのスイーツのブランド「913(ヌフアントロア)」のメニューを提供しています。こちらのスイーツは国産大豆にこだわり、保存料、着色料、香料無添加で製造しています。人気商品のチーズケーキ(1カット税抜500円)は、低脂肪のクリームチーズは使用していますが、生クリーム・バター・牛乳は不使用のレシピです。
そのため、通常のチーズケーキと比べ、1ホール600キロカロリーとととても低カロリーです。砂糖の代わりに甜菜糖を使っていますので体に優しくできています。その他クレメダンジュ(税抜500円)も人気です。こちらはフルーツソースをかけてあります。最寄駅は東急東横線の自由が丘です。営業時間は11:00~22:00で、年中無休で営業しています。「913(ヌフアントロア)」の商品はネットでも市販されています。
グルテンフリーのお菓子で人気な市販品は?
成城石井や紀伊国屋などの高級スーパーや、カルディーコーヒーファームのような海外の食材を売っている店では市販のグルテンフリーのお菓子を扱っています。市販品のグルテンフリーのお菓子は手軽に買えるので嬉しいです。そんな市販のグルテンフリーのお菓子を紹介します。
グルテンフリーでナッツフリーなお菓子「ヒドゥンガーデンのクッキー」
ヒドゥンガーデンのクッキーはグルテンフリーでナッツフリーのお菓子です。小麦の代わりに、ばれいしょでん粉と米粉を使って生地を作り、そこに野菜を練りこんで焼きました。その上、市販品には珍しく合成着色料も保存料も入っていない、健康にすごく配慮されたお菓子です。ヒドゥンガーデンはカナダの会社で、自分の子供が野菜嫌いで、どうにか食べさせたいとレシピを試行錯誤して、でき上がったのがこのお菓子です。
このクッキーにはレッドベルベット、チョコチップ、ココアチェリーの3種の味があり、レッドベルベットにはビーツとココアが、チョコチップにはかぼちゃとチョコチップが、ココアチェリーにはほうれん草とチェリー、ココアが入っています。全商品にチョコレートが含まれているので、チョコがダメな人は食べれません。40gで350円と市販品のお菓子としてはかなり高価格です。成城石井などのスーパーで買うことができます。
サクサクの食感が満足感大「ココナッツトースト」
ココナッツの果肉をローストして食べやすく1口サイズに固めたお菓子です。レシピではココナッツチップ、砂糖、玄米シロップ、植物油、食塩のみを使ったグルテンフリーのお菓子です。見た目は雷おこしのような感じですが、香ばしい風味と優しい甘さ、サクサクの食感が美味しいクッキーです。80gで480円と市販品のお菓子にしてはかなり高めの値段設定です。
老若男女食べて美味しい「おからクッキー」
おから工房のおからクッキーは原料はもちろんおからで、グルテンフリーのお菓子です。その上、小麦や卵などの特定原材料7品目は一切使用しないレシピです。ダイエット中にも嬉しいお菓子で、低糖質で食物繊維を豊富に含んでいます。なので、お肌の調子が気になる女性、糖質摂取が気になる男性、腸内環境を改善したいご年配、アレルギー体質の子供など、どんな人が食べても安心できるプレミアムクッキーです。
味は4種類あって、プレーン、黒ごま入り、ココア入り、生姜風味です。白い砂糖を使わず、素焚糖(すだきとう)を使用しているので、血糖値が急上昇しにくいので、体に優しいお菓子です。この商品はコンビニやスーパーなどでの扱いはなく、インターネットのみで購入できます。
香ばしいお米のビスケット「オコメケット」
カルディーコーヒーファームで市販されているグルテンフリーのお菓子です。小麦のクッキーのようで甘くて美味しいのですが、お米が原料で、国産米粉を100%使っています。そして小麦、乳、卵不使用のレシピです。生地に練り込まれたあられが香ばしくかりっとしていて、いいアクセントになっています。お菓子の形もお米の形をしていてとってもかわいいです。プレーンの他に黒ごま味もあります。7枚入りで257円です。
ノンフライでヘルシーなチップス「ココナッツチップス」
ココナッツミルクで有名なタイの「チャオコー」ブランドのココナッツチップです。パッケージデザインも南国らしく植物や鳥が描かれています。原料はココナッツ果肉と砂糖と塩のみのレシピで、もちろんグルテンフリーのお菓子です。チップスといっても油を使っていないので、ヘルシーです。南国の太陽をたっぷり浴びたココナッツ果肉を、オーブンでローストしてサクッと香ばしく仕上げてあり人気の商品です。
ほんのり効いた塩味とココナッツの甘さのバランスよく、デザートのトッピングや牛乳をかけてコーンフレークのようにしても美味しくいただけます。これもカルディーコーヒーファームで市販されており、価格は40gで124円です。
グルテンフリーの簡単で美味しいお菓子レシピ
米粉で作る「バナナメープルスコーン」
グルテンフリーのお菓子ということで、このレシピでは小麦粉の代わりに米粉を使用しています。そしてローカロリーにはマストな人気のメープルシロップを砂糖の代わりに使っており、バナナとメープルシロップの優しい甘味のスコーンです。また、米粉を使うことにより、外はカリッと中はふっくらした食感のスコーンになります。お菓子ですが、お腹にたまりますので、がっつり食べたいときにはおすすめです。
バナナはフォークの背でつぶします。ボウルに米粉、ベーキングパウダー、サラダ油を入れ、カードで切るようにさっくり混ぜます。そこにバナナ、メープルシロップ、牛乳を加え、さらにカードで均一になるまで混ぜてひとまとめにします。めん棒で2cmくらいの厚みに伸ばし、カードで4等分にカットします。200℃に予熱しておいたオーブンで約20~25分焼けば出来上がりです。
アーモンド粉で作る「チョコレートケーキ」
グルテンフリーのケーキを手作りするのは難しいように感じますが、このレシピでは簡単に美味しいケーキが作れるので人気です。グルテンフリーということで小麦粉の代わりにアーモンド粉を使用しているので香ばしく、市販品にはなかなかない深みのあるチョコレートケーキに仕上がります。まさに大人のお菓子です。
まず、バターを室温に戻しておきます。バターを混ぜて柔らかくし、そこにアーモンドパウダー、上新粉、ココアパウダー、ベーキングパウダー、砂糖を入れて混ぜ、最後に全卵を混ぜます。直径10cm程度のケーキ型(フッ素樹脂加工のもの)に生地を流し入れ、180度で25~30分焼きます。粗熱が取れたら、8個分割にして食べてください。
米麹粉末が入った大豆粉の「紅茶のシフォンケーキ」
小麦粉の代わりに米麹粉末が入った大豆粉を使って作るシフォンケーキレシピです。米麹粉末が入っているのでふっくらとしたシフォンケーキになり、米本来の糖分でしっとりとなります。シフォンケーキの「ふっくら」と「しっとり」を表現しました。このレシピでは生クリームを挟んでよりスイーツらしくしていますが、なくても十分に美味しいです。お土産のお菓子としても喜ばれます。
卵黄とグラニュー糖をボウルに入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てます。太白ごま油を加え、油が見えなくなるまでハンドミキサーで混ぜます。次に牛乳を少しずつ加え、均一になるまで都度ハンドミキサーで混ぜます。大豆と米糀のスイーツ粉をふるいいれ、紅茶も入れ、粉気がなくなるまでハンドミキサーでぐるぐる混ぜます。別ボウルに卵白とグラニュー糖をひとつまみを入れ、ハンドミキサー低速で1分弱泡立てます。
泡立ったら中速にして、15秒おきに4回に分けてグラニュー糖を加えてメレンゲを作ります。先ほど作った生地にメレンゲをひとすくい加え、ハンドミキサーの羽を手に持ち、均一になるまでぐるぐる混ぜます。残りのメレンゲを立て直し、生地を加え均一になるまでゴムべらでメレンゲを潰さないように底から返すように混ぜます。生地をシフォンケーキの型に流し入れます。これを170°Cに予熱したオーブンで 35分焼けば出来上がりです。
バター不使用、砂糖控えめのヘルシーお菓子「豆乳のベイクドチーズケーキ」
グルテンフリーでバター不使用、お砂糖控えめ、豆乳を使ってさらにヘルシーにしたチーズケーキのレシピです。簡単に作れて子どもに人気のチーズケーキなので、定番のおやつにおすすめです。
室温に戻したクリームチーズに砂糖を加え、ホイッパーで練ります。そこへ卵を割り入れてしっかり混ぜ、豆乳を3回にわけて加え、よく混ぜます。型にこの生地を流し入れ、180℃のオーブンで30〜40分焼きます。粗熱をとってから冷蔵庫でよく冷やしてください。お好みでベリーや市販のフルーツソースをトッピングして食べてください。
米粉とアーモンド粉の「フルーツタルト」
米粉とアーモンド粉を使ったほろほろサクサクのタルト台に、米粉と豆乳を使ったカスタードクリームをたっぷり入れて、季節のフルーツをのせた美味しいフルーツタルトです。見た目もきれいでホームパーティーなどにもおすすめのお菓子です。ボウルにブラウンライスフラワー、アーモンドプードル、片栗粉、シナモンパウダー、植物油、メイプルシロップを入れて混ぜます。まとまらない場合はお水を少量ずつ足して様子をみましょう。
生地を5〜6等分に分けてタルト型に入れ、手で伸ばしながら広げたらフォークで空気穴をあけておきます。170℃のオーブンで20〜25分焼き、粗熱が取れたら型からはずして冷まします。次はカスタードクリームを作ります。まず、砂糖と卵黄を混ぜておきます。豆乳を小鍋に入れ、沸騰寸前まで温めます。
これににホワイトライスフラワーとバニラエッセンス、砂糖と卵黄を混ぜたものを入れて、とろ火でホイッパーで混ぜながら好みの硬さにします。粗熱をとってから冷蔵庫で冷やします。冷えたら、タルト台に豆乳カスタードを塗り、お好みのフルーツをトッピングしたら出来上がりです。
「グルテンフリーパンケーキ」
おからを使ったパンケーキなので、イソフラボンや食物繊維がたっぷり含まれています。便秘解消効果も期待でき、ダイエット中のお菓子としてもおすすめです。おからを使っているので、サクッフワッなパンケーキに仕上がります。作り方は、全卵、ベーキングパウダー、おから(できれば生のもの)、豆乳ヨーグルト、ミューズリー、玄米粉(白米粉でもOK)の順にボウルに入れて混ぜ、冷蔵庫内で一晩寝かせます。
フライパンにココナッツオイルをひいて加熱し、生地を流し込み、両面を焼きます。次にパンケーキソースの作り方です。冷凍プラムは流水で皮を洗うようしながら皮をむき、外側から適当な大きさにそぎ切りし、焼いたパンケーキに凍ったままのせます。"味の母"を小鍋で半分の量まで煮詰めてシロップにし、パンケーキに回しかければ出来上がりです。
紅茶の香る「コーンフラワー蒸しパン」
小麦粉を使わず、コーンフラワーを使用した蒸しパンの簡単レシピです。アールグレイティーを入れることで、香りよく、深みを増す味になります。素朴な蒸しパンで、お腹にもたまり、おやつにはぴったりです。コーンフラワー、上新粉、砂糖、ベーキングパウダー、アールグレイの茶葉をボールに入れて混ぜ、溶いた卵と水を加え混ぜます。直径7cm位のカップに生地を7分目くらいまで入れ、蒸し器で10~15分蒸せば出来上がりです。
4つの材料で作る「トマトと米粉のクッキー」
このクッキーレシピではグルテンフリーのため、米粉を使用し、その他にはきび砂糖、無塩バター、ミニトマトのたった3つの食材しか使っていない素朴なお菓子です。作り方は米粉、きび砂糖、バターをフードプロセッサーに入れて、さらさらの状態になるまでよく混ぜ合わせます。混ぜながら皮を剥いたトマトを少しずつフードプロセッサーに加えて、生地がまとまってくるまで混ぜます。
その後生地を取り出し、ラップで包んだら、冷蔵庫で30分程度休ませます。米粉の打ち粉をして、綿棒で生地を5ミリほどの厚さに薄く伸ばし、好きなクッキー型で抜きます。クッキングシートを敷いた天板にそれを並べ、170℃のオーブンで25分ほど焼けば出来上がりです。市販品のクッキーとは違い、やさしい甘さのクッキーになります。
フライパンでできちゃう「メープルクッキー」
材料を全て入れて、混ぜて、切って、フライパンで焼く、簡単クッキーレシピです。グルテンフリーで米粉とアーモンドプードルを使っているので、アーモンドの風味が美味しいお菓子です。アーモンドプードル、メイプルシロップ、サラダオイル、メイプルシュガーをボウルに合わせ、ひとまとまりにします。これを直径3~4cmの棒状にし、ラップで包んで冷蔵庫で30分ほど休ませます。
その後、生地を厚さ3~5mmに切り、弱火で熱したフライパンに並べます。蓋をして片面4~5分ずつ焼き、粗熱が取れたらメープルシュガーをまぶせば出来上がりです。市販のお菓子とは一味違ったお菓子になります。
自然な甘さが優しい「甘酒の白玉だんご」
グルテンフリーのお菓子レシピですが、これは和風のものです。甘味を甘酒を使って出しています。甘酒は発酵食品ですし、自然の甘さが美味しい大人にも子供にも人気の白玉だんごです。小腹が空いたときにもおすすめなヘルシーなおやつです。きな粉をかけることで栄養価がアップします。
ボールに白玉粉を入れて水と甘酒を混ぜ合わせたものを少しずつ入れながら、ヘラで練っていきます。全体がひとつにまとまってきたら今度は手でこねていきます。これを16等分の少し平らなお団子状にして、沸騰したお湯の中に入れて茹でます。湯の中で白玉だんごが浮き上がってきたら、上げて冷水にさらしてぬめりを取ります。水を切ってから、器に白玉だんごを盛り付けて加糖していないきな粉をかければ出来上がりです。
素朴な和風のお菓子「サツマイモ焼き玄米もち」
すりつぶした玄米ご飯とサツマイモを合わせた素朴な和風のお菓子です。レシピではこしあんを使用していますが、こしあんを入れなくてもサツマイモのほのかな甘さと麦味噌の塩気で満足できる、市販のものにはなかなかないおやつです。サツマイモは皮つきのまま水洗いして、ラップに包んで電子レンジで3~4分加熱します。竹串がスッと刺さるくらいの柔らかさになったら、1cm角に切ります。こしあんは6等分し、丸めておきます。
ボウルに炊いた玄米ご飯を入れ、すりこぎで粘りがでるまですりつぶします。これに先ほどのサツマイモと麦みそを加えて混ぜ、6等分にします。手を水でぬらしてこれを丸め、少し押して平らにします。これの中にこしあんを入れ包みこみ、丸い平らな形に整えます。片栗粉を薄くまぶし、サラダ油を引いたフライパンを熱し、両面を焼き器に盛れば出来上がりです。
グルテンフリーの美味しいお菓子を見つけよう!
グルテンフリーのお菓子を紹介しました。小麦粉は私たちの食べている食品の中で、かなり多くのものに含まれています。特にお菓子にはクッキーやケーキ、おまんじゅう、たい焼きなどにも入っています。お醤油やお酢にも入っているので、おせんべいやおかきもグルテンフリーではありません。
グルテンフリーはオーガニックやベジタリアン、ビーガンとともにアメリカを中心に欧米で人気の食事方法になっています。グルテンアレルギー以外の人の中にもグルテンフリーを実践する人は多く、医学的見解はないものの、体調が良くなったという話も聞きます。しかし、グルテンフリーものは小麦粉を除いているというだけであって、糖質が低いとは限りませんので、ダイエットをしたいだけなら注意が必要です。
欧米の食品メーカーの中にはグルテンフリーのものを多く販売しています。そんな市販品のものの中にはパンや麺やお菓子があります。これらのものはグルテンフリーにするために、じゃがいものでんぷんや、米粉、おからなどを使っています。また、白砂糖を使わず、メイプルシロップやアガベシロップといった血糖値の急上昇を抑えたものも多いです。その他にもバターや卵なども使用していないものもあります。
そんなヘルシーで工夫されているグルテンフリーのお菓子は、味も美味しく、素朴なものが多いです。本当に体にいいものは何か、考えさせられるそんなお菓子です。