にんにくのひとかけ（一片）の量はどれくらい？グラムやチューブでは？

にんにくは、ガーリックともいいます。ねぎ類の一種です。一片（ひとかけ）のにんにく（約5グラム）はスパイスとして重宝されています。また野菜としても食用とされます。にんにくに含まれるアリシンは、動脈硬化、風邪に効果があります。にんにくのにおい成分はがん予防に効果があります。生で食べるときは1日一片（チューブは小さじ1）が目安です。にんにくは、少量で料理を美味しくする野菜です。

レシピ調味料は、量を細かく書いているのに具材の量は、野菜でも、にんにく一片（ひとかけ）とか玉ねぎ1個とかかなり重さに違いがあるはずなのにアバウトさは、慣れでしょうか？にんにく一片（ひとかけ）の小さな固まりでも1mm径が違えば、1.5倍近く量的に差があることになり、1片といっても調理をする人の感覚で、違いがあります。最近は「グラム」併記下レシピも多くなってきています。

にんにくをスパイスとして使用するとき、一片（ひとかけ）約5グラムの基本的な使い方を知りたいのだが、詳しい解説本もプロの料理人の解釈も異なっているように思えます。にんにくの選び方はイタリア産がよいのですが、手に入れるには困難で、国産品を使います。流通している中国産は、安全面で不安です。香りも味も悪く、中身がスカスカで粒が小さく使えません。チューブを使った方が安全です。

「野菜全般の選び方」は共通しています。野菜は食生活にはかかせません。まず最初は色で確認します。続いては切り口で確認します。それから重さで確認しましょう。それから弾力性があり表面に張りがあるものを選びましょう。にんにくの選び方も野菜と同じです。白くて張りがあり、形がよく、固く、重みがあるものを選びましょう。保存は風通しよく、光が当たらない場所が良いでしょう。夏は冷蔵庫の野菜室が良いです。

にんにくは大変丈夫な野菜で病虫害に強く、比較的簡単に家庭菜園で自分用に量をきめて、栽培できる野菜です。チューブでもよいが、矢張りプランター用土栽培も可能です。収穫できる麟茎が思うような大きさに育たないのが難点です。にんにくには花茎ができるハードネット腫と花の咲かないソフトネット腫があり、日本で栽培されているにんにくはハードネックの日本腫です。

にんにくは肥料食いといわれる野菜で、排水性がよく、有機物を含む肥沃な土質がよく砂穣土が良いです。肥料は、植え付け時に窒素肥料を、春になって複合肥料を2週間ごとに追肥し、新葉4枚で止めます。植え付け時期は秋がベストです。種麟片は手で一片づつばらしたものを球根の尖ったほうを下に5～6ｃｍの深さに押し込みます。冬季、晩春の地温維持、花茎が伸び始めに切除します。収穫時期は肥大していることの確認が重要です。

生にんにくの食べ方を紹介します。にんにくの1玉と一片（ひとかけ）の単位量が曖昧で「グラム｣表記がよいのでしょう。でも、約5グラムを計るのも大変です。誤るととんでもない量を食べてしまうことになります。スパイスとして使う場合とにんにくを食材に使うのでは、量的に大差があります。にんにくを生で食べるときは、摩り下ろしです。生魚を食べるときに使います。チューブは簡単ですが香辛料が入るので心配です。

にんにくは美味しい。でも「にんにくアレルギー」は卵ほど多くありませんが、発症する人がいます。主な症状は蕁麻疹、くしゃみ、吐き気、めまいなどです。にんにくは、一片、1グラムの少量でも食べると臭いが強烈で他人に嫌がられます。食後3時間で臭いが消える「にんにく」があると聞きました。にんにくの皮を一片一片手でむきプランターに植えます。水はごく少ししか与えないで栽培するそうです。

にんにくは、基本的に炒めものの香り付けや、肉料理の臭み消し、薬味など香辛料として料理に使われます。中国料理、イタリア料理では欠かせない素材となっています。にんにくを使うことによって、香りが出て味にもコクがつきます。あらゆる食材とも相性がよくにんにくは一片から効能が出されています。鱗茎に包まれている薄皮を剥き「ひとかけ」(一片とも呼ぶ）といわれる粒を取り出します。

面倒な、にんにくの皮むきをなんとかかんたんに手間いらずで出来るほう方がないものかと、探してみました。ひとつづつ剥くのは、面倒で、手にも臭いが移ってしまいます。簡単裏技がありました。円筒形のビンを用意します。にんにくを入れ、しっかりと蓋を閉めます。あとはとにかく振るだけです。ある程度振ると皮がはがれてバラバラになります。一度フタを開け、へたを除き、フタを閉め振るだけです。

にんにくを選ぶポイントは、「新鮮である｣「香り、風味（コク）」「辛味のバランスが取れている」のが良いといわれています。見た目、触った目では、重いにんにくを選ぶこと、中身が詰まっていてものは新鮮です。外皮と実の間に隙間のないもの、上端部分がしまり、ふっくらしていること、上皮の色が白いこと、ニオイが強いものは避けること。にんにくの新鮮な時期は、生産地から出荷される5～9月です。

にんにくの世界の生産地は、日本、中国、アメリカ、イタリア、韓国があります。日本の店頭に出ているのは、中国産と国産でイタリアなどは全く見ることがありません。中国産と国産との相違は、価格です。中国産の方が圧倒的に安価です。中国産との価格差は、2倍~10倍あります。中国産は暖かい環境で生産されているため、「ひとかけ」が小さく、辛味が強く、加熱すると潰れてしまいます。

「にんにくアレルギー」の主な症状は、蕁麻疹になってかゆくなる、クシャミや鼻水が止まらない、皮膚が腫れてかゆみが出てくる、腹痛や下痢が起きる、などです。ただし、他の食品と重なってアレルギー症状が出ていることも考えられるので、専門家に相談することが大切です。「特定原材料」として牛乳、卵、小麦、えび、カニ、蕎麦、ピーナッツの7品目による、アレルギー症状でない時は、にんにくアレルギーの可能性があります。

まず、引き起こしたアレルギーが、にんにくアレルギーと判断できたら、にんにくの摂取をしばらく止めることが大事です。にんにくをひとかけでも食べると、効果は約48時間持続します。したがって2日間は、食べずにいて症状が回復に向かえば、にんにくアレルギーの症状である可能性が高いので専門医に調べてもらいましょう。にんにくアレルギーがある人は、命にかかわる、アナフィラキシーショックを起こすので要注意です。

黒にんにくは、もとは白い生にんにくを発行熟成させると黒くなります。普通、食品が発酵するのには、酵母菌のような微生物がいります。にんにくにはには糖質とアミノ酸が含まれていて、この2つが反応をおこして発酵をするのです。白い生にんにくは発酵して、熟成をして色は黒くなり、黒にんにくに生まれ変わるのです。熟成された黒にんにくは、抗酸化作用が高まります。ポリフェノールやアミノ酸の含有量が増加します。

黒にんにくは生活習慣病の予防に効果があります。夏ばてや疲労の回復に役立ちます。むかしから健康増進の素として使われてきました。研究機関から、「生にんにくを発酵させてできた黒にんにくには、S-アリルシスティンという浮き脳成分が制せ逸され、生にんにくの約4倍も含まれている」と発表されました。黒にんにくには、生活習慣病の予防、抗がん作用、血液のサラサラ作用で動脈硬化を防ぐ、疲労回復・体力増強作用、アレルギー改善、といった効果があるのです。

高齢になると、精力の衰えを感じる人が多くなります。高齢になるほど、精力、体力、気力に個人差があり、加齢を気にしないで元気に生活を楽しんでいる人、引きこもってしまう人に分かれてしまいます。精力をアップするには、高齢になるほど栄養補給が必要です。「黒にんにく」の3大成分は、アスパラギン酸の疲労回復、亜鉛の精力アップ、アルギニンの血行促進、勃起力を高める、効果があり黒にんにくを食べれば、充分でしょう。

熟成黒にんにくを炊飯器で作りませんか？簡単で手間はかかりません。時間はかかりますが、生にんにくの皮はむかずに玉のまま15個から20個を炊飯器に入れます。炊飯器の保温を押します。熟成が始まると3日ぐらいからにんにく臭がするので、寒気に気をつける。毎日具合をチェックします。15日前後で熟成は完了します。一片の皮をむいて弾力があり、黒くなっていたら成功です。2日間常温で寝かします。

オーブントースターで作る黒にんにくの作り方です。にんにくを皮付きのまま、アルミホイルで3重に包みます。アルミホイルに包んだにんにくをオーブントースターを温めて、低温で30分から40分ほど、焼き上げます。アルミホイルに包むことで蒸し焼き状態になり、ゆっくりと加熱されて熟成状態になります。40分程度蒸し焼きにして、中の皮がきつね色に変われば完成です。

「チューブにんにく」と「おろしにんにく」は万能調味料として一般に使われていますが、チューブの中身表示を見たことはありますか？チューブにんにくには、にんにく、食塩、油、でんぷんが入っています。減塩している人は、要注意です。チューブより生のにんにくを料理に使う方がよいでしょう。自家製にんにくペーストを作ります。簡単に作れて冷蔵庫で2週間くらい保存ができます。

にんにくペーストを作ります。材料はにんにく80グラム、オリーブオイル30グラム、塩少々です。下準備はにんにく皮をむいておくことです。作り方はにんにく、オリーブオイル、塩をペースト状になるまでフードプロセッサーにかけます。密閉容器に入れて冷蔵保存する。オリーブオイルの量はにんにくの40％が目安です。毎日の料理にチューブと使い分けをして活用出来ます。

材料は10人分でにんにく10玉、オリーブオイル大さじ3、塩小さじ1、水大さじ2です。作り方はにんにくの玉は、さっと濡らしレンジで2分半加熱します。一片、一片するりと皮が取れます。一片、一片になったら耐熱容器に入れ、塩、水を入れラップをして5～6分加熱する。容器から取り出しフォークでつぶします。オリーブオイルを加えよく混ぜます。密閉袋に入れ薄く延ばし冷凍保存します。

フランスのブルゴーニュ地方名物のエスカルゴ料理に用いる香りがよい調味料です。バターに、にんにくやパセリなどを加えたものです。材料は無塩バター100グラム、にんにく1片、パセリの葉部分30グラム、塩小さじ1/2、コショー少々です。作り方はバターを2cm角に切りボウルに入れ、室温に置いて柔らかくしておきます。パセリの水気をよく拭きとリ、葉の部分を粗みじん切りにします。にんにくはみじん切りにしておきましょう。

みじん切りにした材料と室温に戻したバターをフードプロセッサーに材料を全て入れ、滑らかになるまで攪拌します。ひとまとめにしたら完成です。ラップに包んで棒状にし、冷蔵庫で冷やしてからお好みのサイズに切り分けると使いやすいです。保存期間はラップに包んだ状態でさらに保存袋に入れ、冷凍庫に入れ、2週間以内を目安に食べましょう。

材料は4人分でタコ1パック（60グラム）、おろしにんにく大さじ1/2（チューブの場合は小さじ1/2）、バター大さじ3、白ワイン大さじ1、きざみパセリ少々、パン粉大さじ3、クレイジーソルト適量です。作り方はタコはひと口大にきり、クレイジーソルトをふります。タコとクレイジーソルト以外の材料は合わせておきましょう。耐熱容器にタコを入れ、あわせておいた材料をかけオーブンで10分焼いて、出来上がりです。

どうしても気にかかるので、にんにく料理のレシピは、1玉、一片で全て片付けていますが、にんにく、ひと玉の量は野菜である以上、少しずつ違いがあると思います。日本のにんにくと中国産では形状、重量、ひと玉から出てくる実の個数にも差があるといわれます。にんにくの大きさに差があるので、当然同じひとかけでも重量に差が出てきます。後は好みで使う量を調節して、にんにくを使いこなしてみましょう！