メロンの切り方は縦より横？簡単なカットの仕方とコツを解説！

メロンは縦横どうやって切っても美味しくいただけます。切り方のコツはメロンは丸いので滑って指を切ってしまわないように注意してカットしましょう。特にツルツル皮のメロンは滑りやすいです。メロンはそのまま食べても良し、お料理に加えても良し、漬けても良しと意外にオールマイティーなのです。ここからは、メロンの切り方のコツや、簡単な切り方と美味しい食べ方について解説していきます。

メロンの種類は主に2つに分かれます。マスクメロンや夕張メロンのような網目状の皮がある「ネット系」とまくわ瓜に代表される網目のない「ノーネット系」があります。「ネット系」と「ノーネット系」では切り方を変えるとそれぞれのメロンの旨味が感じられます。縦や横に半分に切る、一口サイズに切り分けるなどの切り方のコツや食べ方のコツを解説します。

メロンには種類の違うメロンがあります。ネット系メロンの代名詞はT字のツルがしっかりとした夕張メロンやツルのないアンデスメロン、ノーネット系はツルツルした皮が特徴のプリンスメロンやホームランメロンがあります。ノーネット系メロンはツルツルした皮なので切る時は滑りやすいので気を付けましょう。

メロンには色の違う仲間がいます。夕張メロンなどの「赤肉系」アンデスメロンなどの「青肉系」そして、ホームランメロンを代表とした「白肉系」です。「赤肉系」は甘味が強く濃厚な味で横半分に切り、種を取り除いた中にブランデーを注ぎスプーンですくってお洒落に食べたり、「青肉系」はさっぱりとした甘みなので縦にくし形に切りリンゴのように皮を剥いた一口サイズがおススメです。

ホームランメロンと言えば「白肉系」ですが、ほんのりとした甘い香りと味に気品があり、野菜のような、白桃のような感覚に驚きます。切り方は縦半分をにくし形に切り、一口サイズに切り分けフォークで上品に召し上がることが出来ます。クセが無いので一口サイズ以下にカットして他の野菜とサラダにしても最高です。オリーブオイル系ドレッシングと相性がいいです。

メロンの王様と言われるマスクメロン。切り方のコツは、T字のツルがあるものはそこだけ切り落として縦や横に半分に切り、種を取り除く。切り方のコツとしては、ネット系で皮も固いので底を少し平らに切り落とすと安定する。しかし、メロンは底（お尻）のほうが上部より甘いので、たくさん切り落とさないようにするのがコツです。上部はしっかりとした果肉で甘さ控えめで上下で混ざり合うと美味しいです。

いただき物のメロンの王様「マスクメロン」を前にしてどうやって切ったらいいのか悩むところです。縦に切るのか横に切るのか。実はメロンの切り方には、メロンの甘さか関わっています。メロンは上部（T字のツル）から下部（おしり）にかけて甘みが濃くなっていきますから、縦に切るほうがメロンの旨味そのものを美味しく味わえます。次に、上部から下部に縦にナイフを入れて切る「簡単パーティーカット」について解説します。

縦に切った半分のメロンの中央の種を指で軽くなでるように取り除きます。スプーンでこすると美味しい部分も取り除いてしまうので指を使うのがコツです。その半分を更に半分に、また半分と切り、8等分にしたうちの1個のメロンの端を指で持って、反対側の端から皮に添ってナイフを入れ、実の部分を一口サイズに切るとパーティーカットの出来上がりです。レタスなどの野菜を添えてもお洒落です。

パーティーカットしたメロンをそのまま食べても美味しいけれど、更に生ハムを乗せて食べる「生ハムメロン」もお洒落です。生ハムの塩気がメロンの甘さとコラボして口の中で美味しいハーモニーを奏でます。ワインや洋酒によく合いますし、サラダ野菜や一口サイズに切ったチーズと混ぜ合わせると更に美味しくいただけます。

次に、横に切る「サークルカット」について解説します。野菜にはサークルカットをすることが多いです。横に切るメリットは、より濃厚な甘さを追求できるところにあります。メロンは下部がより甘いく柔らかいので横半分に切って種を取り除き、スプーンで豪快にすくって食べるのがおススメです。皮ギリギリまですくえるのでメロンを最後まで堪能できます。

サークルカットで横半分にしたメロンの種を取り除いてしまうと、中央にヘコミが出来ます。このヘコミにブランデーやリキュールを注いでメロンと一緒にいただく「メロン大人すくい食べ」スプーンで一気に頬張るメロンは最高です。お洒落なホテルのバーなどでは高級品ですが、宅飲みや食後の大人タイムには、お安いメロンでも最高です。

自宅で出来るフルーツカクテル「メロンデポンチ」は赤肉と青肉のメロンを横半分にカットし、メロンの果肉だけを小さ目のスプーンやアイスクリーマーで一口サイズにくり抜きます。お子様向けには、果肉を一口サイズくり抜いたメロンの下部にメロンやイチゴ等の果実を入れ、サイダーを注いでストローやスプーンを添えて。大人向けには、サイダーの代わりにシャンパンやスパークリングワインで仲間とワイワイ楽しめます。

ノーネット系でツルツル皮の代表に「クレオパトラメロン」があります。この品種は黄色く大きい玉で、果肉は白。ネット系メロンとの違いは、甘さがスッキリとしていて肉厚で上品な味わいです。その他にもツルツル系で「プリンスメロン」なども人気があります。サラダ野菜とも合うプリンスメロン。ここではツルツルの皮まで使えるメロンの切り方とコツを解説します。

ツルツル系大御所の「プリンスメロン」の形はメロンと言うより「瓜」です。少し縦長で丸く縦縞模様が特徴で、果肉は青白っぽい色をしています。あっさりした甘みとしっかりとした食感。切り方としては、縦半分に切り種を取り除き、8等分にして皮をむく「アップルカット」がおススメ。リンゴの皮を剥く要領で、長すぎる場合は半分にしてもいいです。

ツルツルメロン「プリンスメロン」の皮をむいて、漬物にしたり、野菜と一緒にサラダにしたりすることが出来ます。ネット系はネットが邪魔して無理なので果肉重視で楽しむ。ノーネット系はメロン全体を漬物にしたりすることが出来ます。北海道ではプリンスメロンをスライスカットにして味噌で漬けたり、関西では糠に漬けたりと保存食としても重宝します。

メロンの切り方や美味しい食べ方を解説してきましたが、ここでは、美味しいメロンの食べごろや、頂き物で、まだ青いからと置き忘れて熟れ過ぎたメロンの使い道など、メロンの見分け方を解説していきます。

高級なメロンは贈っても贈られても嬉しいですが、贈る時はより美味しいメロンをと思いますが、ネット系メロンは皮がネット状になっているのでネットが盛り上がっていて、細かく均等に網目になったものがおススメです。ノーネット系、ネット系共通では表面の色がはっきりしていて重く、みずみずしい香りがするものを選びましょう。食べごろサインは底の部分（おしり）が柔らかくなってき頃がおススメです。

メロンは野菜か果物か？実は「果菜」と言われて、実を食用とする野菜に属します。イチゴやスイカも「果菜」に属します。メロンの種類はネット種、ノーネット種に分かれます。メロンは野菜のような風味と果物のような甘さを秘めた高級品と昔から言われます。ここまではメロンの種類による簡単な切り方とコツを解説してきましたが参考にしてください。

頂きものマスクメロンを大事に置いときすぎて熟れすぎてしまったら苦みも出てきますのでそのまま食べても美味しくない場合があります。その時には、ジュースにしてもいいです。果肉と牛乳をミキサーに入れて２～３分でメロンジュースが出来上がります。又、果肉とバニラアイスを入れてミキサーで2分でメロンシェイクの出来上がりです。メロンシェイクを製氷皿に入れて冷凍したらメロンアイスになります。
 

メロンには大きく2種類あり、切り方も種類により縦や横がある。種類により甘さや食感が違い、食べ方は豊富です。切り方のコツは、食べる人が食べやすいような切り方にあります。お子様やお年寄りには一口サイズ、たくさん豪快に食べたい方にはサークルカットなど。最後に、メロンは高価なものと思いがちですが、お手軽に食べれるメロンがたくさんありますのでこの機会にお伝えした切り方や食べ方も是非に試してみてください。