メロンは冷凍保存できる？賞味期限やから冷凍レシピまで紹介！

メロンは食べごろが難しい食べ物です。更に一つまるごと買ったのはいいけど売れてなかったりその大きさから一気に食べきるのが難しかったりと、美味しいのに買いづらて躊躇している人は多いようです。

野菜・果物の判別はよく話題になっているのをみかけます。調べてみると野菜は畑に作って副食とする植物で、果物は食用となる水気の多い、草木の実とあります。

しかし、一般的に言われるのはスイカ・メロン・イチゴは果物という事。しかし定義でいうとこの3つは畑に植えて地面の方でできるため野菜と定義されます。

結論を言うと一般的に言われるのは果物、しかし作物的に見ると野菜です。農林水産省の消費者相談の対応でもはっきりした定義はなく、「生産分野においては野菜」という事のようです。

しかしメロンはスーパーで果物コーナーにあり、基本的には果物として紹介されています。一般的には果物としての認識が多いのでメロンは野菜的な果物という事で、「仕分け」ではなく「会話で話す」のであれば果物とするのが適切かも知れません。

スーパーに置いてあるメロンは基本的にはまだ熟していないメロンを売っています。とくに同じメロンでも値段が高い場合は熟しておらず、値段が安いメロンほど食べ頃のメロンというパターンも多くあります。

スーパーでメロンを買う場合は「いつ食べるか」ということをメインに考えて購入するのがおすすめです。

スーパーで買ってすぐに食べるなら安いメロンを買えば良いかというと、一概には言えません。やはり他の野菜・果物でも言える事ですがどれだけ熟しているかを良く見て選ぶ必要があります。

メロンは買ったばかりの時は、まだ完成品とは言えません。買った後、適切な保存状況と追熟期間を経て完熟を迎え、晴れて完成品となります。

一番美味しい状態と言われる完熟までの期間を追熟期間といいます。せっかく食べるのなら一番美味しいときに食べるようにしたいです。

メロンの完熟具合を調べるのは4通りの方法があります。まず1つ目は「香り」です。あまり香りを感じないときはまだ追熟中という事です。甘～い香りがしてきたら熟してきている証拠です。1つ目はこの香りの強さで完熟かそうでないかを見極める事ができます。

二つ目の見分け方はメロンの「つる」です。「つる」を見るとピンと張りがあって硬い場合はまだ追熟中です。逆にしなびてきて柔らかくなってきたら完熟に近づいている証拠です。二つ目はこのしなび方を見て完熟を判断する事ができます。

完熟具合の調べる方法3つめはメロンの下を見ます。メロンのお尻の中心が硬いようであればまだ追熟中という事です。これとは逆に押してみて柔らかくなっていたら完熟してきているという事です。この方法は押しすぎると痛みが早いので注意が必要です。

完熟の見極め最後の4つ目は、音です。メロンをノックしてみて、音が「カンカン」と高い音の場合はまだ熟していないという事になります。熟してきたメロンは「ボンボン」と低い音が鳴ります。強く叩きすぎると痛みも早いのでこの方法も気をつけて行って下さい。

これは以前テレビで紹介され、押したり叩いたりして判断するのは後から買う人が嫌な思いをするのではないかということで視聴者やスーパーからクレームがでた事があります。

しかし、スーパー側は押して判断する方法を禁止する札を置いている場所と、確認するのは仕方ない事として黙認または問題ないとするスーパーもあり、意見が分かれました。

結局メロンを押したり叩いたりして見分けるのは、そのスーパーの方針に合わせて決めた方が良いようです。わからない場合は店員に聞いてみても良いかも知れません。

農家から収穫した後、完熟するまでの日数は5～10日が目安と言われています。収穫時期がわかる場合はそこも目安にすると食べごろの時期を更に見極めやすくなります。

まるごと一玉メロンを購入すると、ほとんどのメロンがまだ完熟していません。そのため、家で追熟期間を適切な状態で保管する必要があります。

メロンは追熟期間が必要です。一度冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が進まなくなってしまい美味しく食べる事ができなくなります。

適切な保存方法は常温で保管する事です。また、密閉した状態は味が落ちる可能性もあるようなので、袋などに入れる場合は口は開けて置くのが良いようです。

完熟したら、その美味しさは2、3日しかもたないと言われています。なので美味しいメロンを食べるには2、3日で完食してしまうのが最もおすすめです。ただし、適切に保存しなかった場合はもっと早く味の劣化または腐食が進むので注意が必要です。

もし、量が多くてとても食べきれないという場合には冷凍保存という方法もあります。以下では正しい保存方法～冷凍保存の方法を紹介していきますので残った場合は参考にしてみて下さい。

メロンを食べきれなかった時は、カットして冷蔵庫に保管する方法が最も簡単です。スーパー等で売っているカットメロン等も同じ様に冷蔵庫に保存すれば痛みが少なく美味しく食べる事ができます。

一玉まるごと冷蔵庫に入れてしまうと、味は著しく落ちてしまいます。なぜかというと、種とワタは非常に劣化しやすいからです。

メロンを冷蔵庫に保管する場合は必ずカットして、タネとワタを取り除いてからラップを掛けて保存するようにしましょう。

最近冷凍果物がスーパーやコンビニで多く見かけるようになりました。このように自宅でもメロンを冷凍して美味しく食べる事ができるのかどうかを調べてみました。

冷凍すると食感が大きく変わるものが多く存在します。例えば豆腐を見てみても、市販の豆腐を普通に冷凍しても、プルンとしたあの食感の豆腐はなくなり、しわしわまたはスカスカになってしまいます。

しかし、メロンの場合は果汁が変化することなくそのまま氷になり、おいしい果汁そのままメロンを凍らせる事ができます。ではどうやって保存するのが一番おいしく保存できるのかを調べてみました。

冷蔵庫に保存する場合はカットしてワタと種を取り除いてからラップをして保存しましたが、冷凍保存する場合もやっぱりカットは必要です。

そして、ラップで保存します。また、フリーザーバッグやタッパーウエアに入れても保存できます。

さらに美味しく冷凍保存する方法は、急速冷凍を利用します。美味しさをできるだけ逃したくない場合、凍らせるのが早ければ早いほど味は劣化しないので、急速冷凍を利用することで風味の劣化を大きく防ぐ事ができます。

更に速く冷凍させるためには、金属のトレイを使うともっと早く固まります。金属は温度の変化が早いのでその上に置くことで熱が冷えるスピードが早くなります。そして２，３時間経過して十分固まったら別の容器に保管しても良いのでスペースが気になる場合は移しましょう。

メロンの賞味期限はいつなのか？冷蔵保存した場合と冷凍保存した場合、またそのまま保存した場合で調べてみました。

一玉まるごと大きなメロンを常温保存した時の賞味期限は、収穫してから5～10日となります。しかし、どこかにぶつけていたりするとそこが痛み、腐食が周辺から広がるので見た目と香りでも判断する必要があります。

完熟した後、種とワタを取り除いてカットしたあと冷蔵庫に保存したカットメロンは2～3日が賞味期限となります。

完熟した後、種とワタを取り除いてカットしたあと凍らせたメロンの賞味期限は２～３習慣が目安です。

冷凍したカットメロンはそのまま食べてもシャーベットのような食感で美味しいのですが、せっかくのメロンなので少し手を加えてもっと美味しく食べるの方法をおすすめします。冷凍メロンのレシピを以下に用意したのでメロンを冷凍したときは是非作ってみて下さい。

夏にぴったりメロンのジュースのレシピです。メロンをそのままジューサーにかけてしまうよりも、牛乳を加えたほうが風味が豊かになり美味しくなります。材料は冷凍メロン（2分の１玉）に牛乳200cc、砂糖大さじ1杯を加えジューサーで混ぜたら完成する一番簡単なレシピです。

ひんやりとして濃厚なメロンジュースは暑い日にはより美味しくなります。さらに練乳がある方は砂糖を練乳に替えて見てもデザート感たっぷりの濃厚なメロンジュースを楽しむことができます。

冷凍メロンを使えば、スーパーなどでよく見るメロンゼリーを作る事もできます。レシピの材料は粉末カンテン2gにメロン2分の1玉を使います。

冷凍メロンは少し常温で溶かしながらスプーンで潰して置くとスムーズに作る事ができます。鍋に水130ccと粉末カンテン2gを入れ中火で沸騰させます。

そして2分ほど加熱してカンテンを溶かします。そして火を止めて冷凍メロンを少しづつ溶かし入れます。この時、好みで砂糖を入れても美味しくなります。そして容器に移して粗熱がとれたら冷凍庫で冷やして固まったら完成です。

お腹にも優しいメロンスムージーのレシピです。まずは冷凍したシャーベット状のカットメロンを半解凍してミキサーでかき混ぜます。そしてヨーグルトと砂糖・ハチミツをお好みの量で（普段ヨーグルトに砂糖を入れて食べる割合がベストです）入れて更にミキサーにかけて完成です。

これから暑くなる季節はキーンと冷えたシャーベットが大人気です。冷凍したメロンはシャーベットにするのがとても簡単で、シャーベット好きな方はメロンをあえて少し残し、このレシピを参考にメロンシャーベットを作って見て下さい。

作り方は冷凍カットメロン500gをミキサーで少しづつ潰し、砂糖大さじ2～4杯と牛乳100ccをいれて更にミキサーをかけます。一度味見をして甘くなければ砂糖を追加します。

フリーザーパックに入れて冷凍保存し、スプーンでお皿に盛り付ければメロンシャーベットの完成です。食べるときにサイコロ状にカットしてグラスに入れると、おしゃれな角切りのメロンシャーベットにもなります。

この春から夏にかけてたくさんメロンが出荷されるので、スーパーなど見かけた時はこの記事を参考にメロンの美味しい時期を見極めて、食べ残ったら冷凍保存、そして美味しいメロンデザートを作って楽しんで見て下さい。