メロンの保存方法と保存期間を調査!正しい冷凍・冷蔵の方法は?

メロンといえば、甘くてジューシーな味がたまりませんが、メロンの正しい保存方法や完熟の見分け方などは知っていますか?メロンは賞味期限が短く、追熟も必要になるので、メロンを美味しく食べるためには、保存方法や食べるタイミングに気をつけなければなりません。今回は、メロンの正しい保存方法や保存温度、追熟の期間、一番美味しい食べごろの見分け方など、メロンの食べ方について詳しく紹介していきます。

メロンの保存方法と保存期間を調査!正しい冷凍・冷蔵の方法は?のイメージ

目次

  1. 1メロンの正しい保存方法は?
  2. 2メロンの栄養価
  3. 3メロンは追熟させて食べよう
  4. 4メロンの賞味期限(保存期間)
  5. 5メロンの保存方法・保存温度:常温で保存
  6. 6メロンの保存方法・保存温度:冷凍保存
  7. 7メロンを正しく保存して美味しく食べよう

メロンの正しい保存方法は?

メロンといえば、甘くてジューシーで、人気がとても高い食べ物です。暖かくなる季節と同時に見かけることが多くなりますが、なかなかの高級食材なので、特別な日や、頂きものとして食べることが多いと思います。そんなメロンは、手元に届いてから、食べごろになるまでの追熟期間があり、完熟したかどうかを見分けることが難しいと感じた経験がある人も多いかもしれません。

メロンの保存方法や、完熟したかどうかの見分け方を知っておくことで、せっかくのメロンを腐らせてしまうなんてことも、避けることができます。そこで今回は、メロンの正しい保存方法や、保存温度、追熟のさせ方、完熟したかどうかの見分け方、メロンの賞味期限などについて、詳しく紹介していきます。これを読めば、これまでより一段と美味しいメロンを食べることができるようになるかもしれません。

メロンの栄養価

メロンは、ウリ科きゅうり属に分類されています。一口にメロンと言っても、オレンジ色の果肉を持つ赤肉系と言われる、夕張メロンやサンセットメロンや、黄色や緑色の果肉を持ち、青肉系と言われる、アンデスメロンやアールスメロンなど、様々な種類があります。栄養価については、基本的に青肉系のメロンよりも、赤肉系のメロンの方が栄養価が高いと言われています。特に赤肉系メロンは、カロテンが多く含まれています。

一般に、メロンには、「カリウム」が豊富に含まれています。カリウムと言えば、塩分を排出する働きがあり、むくみや高血圧予防に効果的です。また、カリウムには利尿作用もあり、体内の老廃物を流してくれる働きもあります。2日酔いの症状にも効果的です。さらに、カリウムは長期間の運動による筋肉の痙攣や引きつりなども、予防してくれる働きがあります。

メロンには、カロテンことビタミンAも豊富に含まれています。ビタミンAには、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防にいいとされています。体に有害な活性酸素を抑える効果もあり、アンチエイジングや免疫力アップも期待することができます。

健康や美容にも嬉しい効果があるメロンですが、ついメロンを食べ過ぎてしまうと、体が冷えてお腹を壊してしまうこともあるため、食べ過ぎには注意しましょう。また、メロンを食べると喉がイガイガしたり、唇がピリピリしたりとアレルギー症状を起こす人も多くいます。もしそんな症状が出た場合は、医者と相談するようにしましょう。

新鮮なメロンの選び方

メロンをお店で購入する場合は、なるべく新鮮なメロンを手に入れたいものです。新鮮なメロンを選ぶ方法は、まず、綺麗な形のものを見つけましょう。また、同じ大きさであれば、重いものを選んだ方が、身が詰まっているのでおすすめです。メロンはお尻の出っ張りが少ないものほど、品質がいいとされています。出っ張りが1cm以上あるものは、なるべく選ばないようにしましょう。

メロンは、その形のバランスの良さなどが、味の品質や、食感に直結していると言えます。メロンの表面にあるネットの緻密さや、盛り上がりからも、果肉がしっかりと育っているということがわかります。メロンを選ぶ際は、左右のバランスが整ったもの、なるべく大きめのサイズ、そして、ずっしりと重いものを選ぶということが美味しいメロンを選ぶポイントです。

メロンは追熟させて食べよう

メロンは収穫後に追熟させて食べなければなりません。購入したり、もらったりしたときに、もし香りがまだ弱く、硬いままのメロンであったら、冷蔵庫に入れる前に、常温で追熟させる必要があります。メロンが完熟したかどうかを確かめる方法は4つあります。1つ目は、メロンのお尻の部分を押してみて、柔らくなっていることを感じることができたら、完熟した印です。

2つ目に、メロンが完熟したら、次第に甘い香りが漂ってくるのがわかります。3つ目は、もしツルがついたものであれば、ツルは段々と枯れていきます。4つ目は、爪で弾いた時の音で判断することができます。まだ十分い熟していないメロンを弾くと、硬い音が返ってきます。それが、だんだん熟していくのに連れて、低くくもった、ボンボンといったような音へと変わります。

メロンを保存するときは、温度管理に気をつけなければなりません。もし、追熟する前に冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が止まってしまいます。追熟が止まってしまったメロンは、常温で再び保存しても追熟させることができないので、気をつけましょう。

Thumbメロンの食べごろと見分け方は?美味しさを見抜くポイントとコツ紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

追熟前のメロンを食べる方法

メロンを追熟させる前に、冷蔵庫に入れたり、カットしてしまった場合は、その後追熟させることはできません。追熟前のメロンは、固くて甘さがないのが特徴です。もし、そんな状態のメロンが目の前にある場合は、きゅうりのように浅漬けにしたり、ジャムにしたりする方法があります。他にも、シロップに漬けたり、ヨーグルトやハチミツと一緒に食べたりしてみてもいいでしょう。

メロンの賞味期限(保存期間)

メロンは、追熟して食べごろになったら、冷蔵庫で保存しましょう。メロンは賞味期限が短く、食べごろになって2〜3日以内に食べきるのが、メロンが一番美味しいときで理想です。なぜなら、メロンは完熟後2〜3日で発酵し始めるからです。発酵とは、メロンが熟しすぎたり、呼吸できなくなったりしたときに起こる「アルコール発酵」を示します。食べても体に悪影響はありませんが、食べたときに舌を刺すような味になります。

基本的に、メロンの賞味期限(保存期間)は収穫してから7〜10日、食べごろから2〜3日と言われています。食べごろをすぎると、発酵が進み、次第に腐っていきます。

メロンの賞味期限が過ぎている場合

もし、メロンをカットした際に、色が黒くなっていたり、中身がドロドロになっていたりする場合は、賞味期限を過ぎたメロンなので、食べないようにしましょう。もし食べてみたとしても、甘みはすでに苦味に変わってしまっています。熟しすぎたメロンは、舌がピリピリすることもあります。

メロンの保存方法・保存温度:常温で保存

メロンは食べるまでに追熟させる必要があります。追熟させるためには、必ず常温で保存しておくことが必要です。理想の保存温度は、20度〜25度くらいで、日差しが当たらない、風通しのいい冷暗所で保存しましょう。メロンが完熟したことあとは、賞味期限が短いので、早めに食べきるようにしましょう。

メロンの理想の食べ方は、メロンを食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れて冷やすと、美味しく食べることができます。もし、完熟する前に冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が止まってしまいますので必ず完熟したことを確認してから、冷やすことがポイントです。

もし、メロンをカットしてから、冷蔵庫で冷やしたいという場合は、種をとってから、空気に触れないように、ラップできっちりと密封するように包んでおきましょう。そうすることで、メロンの味が落ちていくことを防ぐことができます。また、冷蔵庫保存であれば、野菜室で保存をすると、温度の関係から鮮度をより保つことができます。

メロンの保存方法・保存温度:冷凍保存

実は、メロンは冷凍保存をすることも可能です。賞味期限内に食べきれない場合は、冷凍保存をする方法をおすすめします。メロンの冷凍保存の方法は、まず果肉の部分だけを切り取ります。一口大の大きさにカットしたら、ラップを敷いたバットなどに並べて、さらに上からもラップを被せて、冷凍庫へ入れます。メロンが凍ったら、冷凍用のジップロックなどに移し替えて、保存しましょう。

冷凍保存しておいたメロンを食べる際は、そのままシャーベットのようにして食べたり、ミキサーにかけてスムージーやジュースとしても飲むことができます。ちなみに、メロンを冷凍保存した場合は、約1〜2ヶ月ほど保存しておくことが可能です。完全に解凍してしまうと、べちゃべちゃと水っぽくなり、あまり美味しくないので、半解凍や、凍ったままで使う方がおすすめです。

Thumbメロンは冷凍保存できる?賞味期限やから冷凍レシピまで紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

メロンを正しく保存して美味しく食べよう

いかがでしたか?今回は、メロンの正しい保存方法について紹介しました。メロンは、なかなか普段手に入らない高級なものなので、せっかく食べるならば美味しく食べたいものです。今回紹介した、メロンの保存方法や保存するときの温度、完熟の見分け方などをしっかり頭に入れて、メロンを最高の状態で美味しく食べましょう。

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ