2021年02月20日公開
2024年11月06日更新
パンは英語ではない?食パンや他の種類の呼び方もチェック!
パンの英語での呼び方について解説します。日本には食パンやバケット、バンズなどさまざまな種類のパンがありますが、それぞれ英語ではどう呼ぶのかをまとめました。ブレッド以外の呼び方や、日本独自のパンの英語での呼び方も紹介します。
パンは英語と日本語でどう違うのか調査!
シックスパ〜ック💪😅🌟湯種はちみつ山食パン🍞
— しっふぃー (@judsondr) February 15, 2021
『食パンの技術』という、色んなパン屋さんの食パンの作り方が載っている本を立ち読みしたので参考にしたけど、3斤分で6分割丸め成形って書いてて、1斤なのにそのまま6分割しちゃってて入れ方わからんかった💦結果、筋肉山食パン😂💕#パン作り pic.twitter.com/AcPYYHA0cg
パンは英語だとブレッドと呼ぶことは学校でも習いますが、パンにもいろいろな種類があり、それぞれ呼び方も変わってきます。日本でもよく使われるバンズやバケットなどは、ただ単にブレッドと言っても伝わりません。
本記事では、さまざまな種類のパンの英語での呼び方についてまとめました。学校などではなかなか得られない知識ですので、これを機にいろいろなパンの英語での呼び方を覚えてみましょう。
パンは英語ではない?
日本のパンの語源
Love a Loafで食パン購入。焼き立てでRM6は激安。全く目ただない場所にひっそりと置かれていて、思わず「売り物ですか?」と店の人に確認してしまった。明日の朝は玉子サンドで決まり。クキパパチャンネルのが美味しそうなのでレシピはそれで。 pic.twitter.com/RnzEobBzbQ
— さやさや🇲🇾海外トライアル移住 (@my_png_2020_1) February 15, 2021
日本のパンの直接的な語源は、ポルトガル語の「pao」だといわれています。ヨーロッパには他にも、フランス語のpain、イタリア語のpane、スペイン語のpanなどの言葉があります。これらはすべて、ラテン語のpanisが起源です。
日本でパンという言葉を使うようになったのは大正時代の米騒動以降だとされており、それ以前は漢字で表記されていました。戦国時代の南蛮貿易の頃には「波牟」、江戸時代には「蒸餅」「麦餅」、幕末から明治にかけては「素麺包」「麺包」などと記されていたようです。ちなみに「素麺包」と「麺包」は、中国語の「面包」が起源です。
英語のパンとブレッドの意味
【バターミルク食パン🍞】
— PatyCafe (@Paty_Cafe) February 17, 2021
明日新しい食パンが店頭販売に並びます
国産小麦100%、発酵バターミルクを使用しトーストしたら風味倍増しの旨食パンです
お好みの厚さでお楽しみいただきたいのでスライスはしておりません、ご無理のない範囲でどうぞご利用ください
一斤は¥550
一本(二斤分)はお得な¥1000 pic.twitter.com/qV1SrGzeC7
日本のパンを英語に訳すとbread(ブレッド)になり、パンは英語ではフライパンの意味になってしまいます。日本のホットケーキのことを「パンケーキ」ともいいますが、あれは「フライパンで焼いたケーキ」という意味です。また、カナダではシャレのことを「pun」といい、発音を間違えるとダジャレという意味にもなってしまいます。
ブレッドはパン全般を指す言葉としても使われますが、一般的には食パンのイメージが強いようです。ブレッドはゲルマン祖語の「brauen」が起源で、同じ起源の言葉にはドイツ語の「Brot」やオランド語の「brood」などがあります。
食パンの英語での呼び方は?
材料によって呼び方が違う
角食、柔らかすぎで切りにくい。#パン作り #食パン
— Gucchi Mike (@1QMveKCqG4kDaN1) February 16, 2021
全粒粉の食パンですが、ちょー柔らかい。明日のランチはサンドウィッチ、、、 pic.twitter.com/WWsf5yddtY
ブレッドにもいろいろと種類があり、使われている材料によって名前が変わってきます。日本で食べられているような一般的な食パンのことは「white bread」、全粒粉で作られた少し茶色い食パンは「whole wheat bread」といいます。
ベイカリーなどではわざわざブレッドをつけずに、「white or wheat?」ときかれたりもするようです。また、バターやジャムなどがついていないあっさりとしたパンのことを、「plain bread」といいます。同じブレッドでもいろいろと種類があるので、覚えておくと便利です。
食パンの数え方
ラ・パンの食パンもらった🍞💕💕 pic.twitter.com/nURaFsz8Zg
— なっちゃん*♡໒꒱· ゚ (@723nm7m2) February 12, 2021
日本ではスライスされた食パンのことを1枚、2枚と数えますが、英語でも「1枚」という意味の「slice」を使って「a slice of bread」と数えます。ちなみに、2枚以上だと「two slices of」のようにsliceが複数形になります。
「slice」ではなく「piece」という単語も使えますが、こちらは日本語で「ひとかけら」という意味です。1枚ではなくひとかけらと数えたい場合は「a piece of」という表現を使うようにしましょう。
次に、日本語でいう「1斤」という数え方ですが、英語だと「loaf」という単語を使います。これは「ひとかたまり」という意味で、日本でもミートローフなどに使われています。1斤の場合は「a loaf of」で、2斤以上の場合は「two loaves of bread」のようにloafがloavesとなるので気を付けましょう。
パンの種類と英語での呼び方
バンズ
今日バンズいい顔してやがる pic.twitter.com/opYGcf3lCn
— ヨウヘイ@ジン (@Yohey2) February 14, 2021
バンズはハンバーガーなどによく使われていますが、英語では丸い小さなパンのことをいいます。日本でいう「バンズ」はすでに複数形になっていますが、1枚だけの場合はバンズではなく「バン(bun)」となります。
bunは「禁止する」という意味の「ban」と発音が似ているので気をつけましょう。bunの場合は1個2個と数えられるので、数え方はそのまま「a bun」「two buns」となります。bunには他にも、まげや髪の毛のお団子といった意味もあります。
フランスパン
昨日の夕飯は出前館でピザ!
— 私的電子音楽箱 (@Ash03072) February 14, 2021
で思い切り手抜きしたので
今日は相変わらず不恰好な
手作りフランスパンと
クリームシチューにします(*^─^*)ニコッ pic.twitter.com/q9TC36zaMp
固い食感と小麦本来の味が楽しめるフランスパンですが、英語では「バゲット(baguette)」といいます。baguetteはもともとフランス語ですが、英語でもそのままの発音で使われているようです。日本だとバケットということもありますが、バケットだと英語では「バケツ(bucket)」という意味になってしまいます。
なぜ日本ではバゲットのことをバケットとも呼ぶのかというと、バゲットが日本に入ってきた時に名前が誤って伝わってしまったせいです。その時に「バケット」と呼ばれていた名残で、今でも日本では「バゲット」と「バケット」が混在して使われています。
ライ麦パン
これは上手くいった!と思う!Uchi @uchi_uni さんのライ麦パン!昨日焼いたやつをスライスして、今日はこっちをお友達に持ってった。この味食べてもらいたくて😊この前本で知ったやり方で型で焼かせて頂きました💦🙇♀️ pic.twitter.com/ITq7XkXZv4
— Tetsu@毎日いちパン (@Tetsu_ichipan) February 3, 2021
ライ麦パンは全粒粉で作られたものに似ていますが、それよりもさらに茶色くてライ麦の香りがしっかりとしているところが特徴です。体にも良いため、健康志向の人たちから特に人気があります。ライ麦を主原料として作られているため、そのまま「Rye bread」と呼ばれます。
ベーグル
✥ベーグル✥
— Poco (@merit_poco) February 19, 2021
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初めて作ってみました◎
ブルーベリージャムとクリームチーズの組み合わせとても好き🥰
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また色んなの作ってみよっと#ベーグル #お菓子作り好きな人と繋がりたい #パン作り好きな人と繋がりたい #手作りパン pic.twitter.com/iH5ALXpUYK
ベーグルは日本でもよく食べられており、ドーナツのような丸い形とモチモチとした食感が人気です。英語でもベーグルは「bagel」と表記しますが、発音はカタカナで書くと「ベイゴー」という感じになります。ベーグルの中にハムやチーズを挟む場合は、「bagel sandwich」となります。
マフィン
今日の朝ごはん🍽
— TKtop (@tomo_take_714) February 12, 2021
イングリッシュマフィンに、卵、ハム、チーズを挟んでみたよ😊
今日は、学校が休校になってしまったから、お弁当はお休み♡
でも、そうすると、お昼ご飯は何にしようかな。。。
私は夕方まで断食🥲#朝ごはん #イングリッシュマフィン #ハム卵サンド #おうちごはん pic.twitter.com/wjplOTFZh7
日本語で「マフィン」というと、カップケーキのようなものとファストフード店で見るような平べったい丸いパンの両方が思い浮かびます。英語だとただ単に「muffin」といった場合は、カップケーキのようなものだけを指す言葉になるので気をつけましょう。
エッグベネディクトで使うような平たいパンのことを指す場合は、ただのmaffinではなく「English muffin」となります。逆にカップケーキのようなマフィンは「American muffin」や「Quickbread muffin」と呼ぶこともあります。ただ、日常会話ではあまりこういった言い方はしないようです。
その他
#細密リアル決定戦
— サチ (@sachi_picture) May 2, 2020
デニッシュとクロワッサン🥐 pic.twitter.com/iP1br4QUqX
その他のパンの種類にはクロワッサンやパニーニなどがありますが、これらは英語だとそれぞれ「croissant」「Panini」となります。クロワッサンはフランス語、パニーニはイタリア語が起源です。クロワッサンはカタカナにすると「クロサーント」に近い発音になり、日本人には発音しにくい単語としても有名です。
サンドイッチやホットドックなどは英語をカタカナに直した言葉ですので、英語でもそのまま「sandwich」や「hotodog」となります。生地にバターが練り込まれたサクサクのデニッシュは英語でも「danish」となりますが、Danishには「デンマーク人」という意味もあります。
はっきりと区別したい場合は、「お菓子」という意味の「ペイストリー」をつけて「danish pastry」とすると良いでしょう。
日本のパンの呼び方
⛅️おはようございます‼️😃✨#道の駅みしょうMIC #緑新鮮市 に
— ピース パン工房 (@peacebakery8) February 12, 2021
🥦パンのランチセット,#フレッシュ一本松 と上2ヶ所に
🔶バターリッチ食パン
🌿よもぎ食パン
🍞シンプル食パン
🍇有機レーズンパン
🆕🌸桜よもぎあんぱん の
出荷終わりました‼️
🍫🍋大人のビターチョコフランス
焼き立てです pic.twitter.com/pejhVDmSz5
日本には外国にはない種類のパンがいろいろとありますが、あえて英語に直すとしたらどうなるでしょうか?日本のパンは丸い形のものが多いので、ブレッドよりはバンズの「bun」を使ったほうが伝わりやすくなります。
例えばあんパンなら「bean-jam bun」、メロンパンなら「melon bun」というように表記しましょう。逆に丸くない形のものであれば、ブレッドを使ったほうが良い場合もあります。ブレッドを使う場合の例としては、「steamed bread(蒸しパン)」や、「deep-fried bread(揚げパン)」などがあります。
具を挟んで食べる種類のものは、sandwichを使って表すのがおすすめです。焼きそばパンであれば「fried noodle sandwich」、メンチカツパンであれば「ground meat cutlet sandwich」のように表記することができます。
ただ、日本独自の商品は英語にしてもイメージがつかみにくいので、わかりづらそうな場合は説明を加えてあげたほうが良いでしょう。
パンの英語での呼び方を知っておこう!
またまたパンを焼きました✨いつもの通り、ホームベーカリーさんの技の賜物ですが😁バナナを入れたのでしっとり甘くておいしい❤#不惑のママ #人妻 #ママ #主婦 #パン #食パン #ホームベーカリー #hb #バナナ #しっとり pic.twitter.com/EVK5aan3jM
— 不惑のママ (@fuwakunomama) February 16, 2021
英語でのパンの呼び方や数え方についてまとめました。日本語の「パン」はそのままでは英語として通用せず、場合によっては違う意味に誤解されてしまうこともあります。また、バケットやバンズ、ベーグルなどの名前も発音が違うため、そのままではなかなか伝わりません。
いざという時に使えるように、表記の仕方だけでなく発音もしっかりと把握しておきましょう。