蒸しパンは冷凍保存がおすすめ!解凍方法とアレンジレシピも紹介

蒸しパンは手軽に手に入るふわふわでしっとりとしたパンです。上手に保存することで長持ちするので、長期間楽しむことができます。この記事では、蒸しパンの保存方法、解凍方法やアレンジレシピを紹介しています。気になる方は是非チェックしてみてください。

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目次

  1. 1蒸しパンとは
  2. 2蒸しパンの保存方法
  3. 3冷凍蒸しパンの解凍方法
  4. 4冷蔵保存方法
  5. 5常温保存方法
  6. 6蒸しパンのアレンジレシピ
  7. 7食べきれない蒸しパンは冷凍保存しよう!

「蒸しパンが大好き。どんな風に保存すると長持ちするの?」
「冷凍した蒸しパンを、どうやって解凍すればいい?」
「蒸しパンを作ってみたいけれど、どんなレシピがある?」
しっとりふわふわした食感が特徴の蒸しパンは、スーパーマーケットなどで手軽に手に入るパンです。


ついつい買いすぎてしまってどんな風に保存すればいいのかわからず、傷んでしまうことはないでしょうか。
また、自分で蒸しパンをたくさん作って保存してみたいという方もいらっしゃるでしょう。


この記事では、蒸しパンの保存方法や、解凍方法とアレンジレシピも紹介しています。


本記事を読むことで、蒸しパンを長持ちするために最適な保存方法、保存した蒸しパンを解凍する際の手順や、さまざまな蒸しパンのアレンジレシピを知ることができます。


蒸しパンを保存できる方法がわかり、傷んでしまって無駄にしてしまうことが減るでしょう。
蒸しパンの保存方法が気になる方は是非チェックしてみてください。

蒸しパンとは

蒸しパンは、ふわふわでしっとりとした食感が特徴で、小麦粉、鶏卵、牛乳、砂糖、塩、ベーキングパウダーを混ぜて捏ね 、蒸し器で蒸すと完成です。


家庭でも簡単に作ることができる優しい味の身近なパンです。


蒸しパン、あるいはパンの歴史は古く、原料である小麦が小麦粉に加工され始めた時期から作られるようになりました。
水と小麦粉で捏ねたシンプルな生地を焼いたものは、約1万年前からメソポタミアやエジプトで食べられていた記録が残ってします。


蒸しパンに果物などをのせたものは、蒸しケーキとも呼ばれています。
最近では、米粉を加えてよりもちもちとした食感の蒸しパンも作られるようになり、様々な蒸しパンを食べることができるようになりました。


手軽でおいしい蒸しパンを保存する方法について、これから詳しく解説してきます。

蒸しパンの保存方法

それではここからは、具体的な蒸しパンの保存方法について、特におすすめの冷凍保存についてご紹介します。


蒸しパンの保存方法は常温での保存、冷蔵での保存、冷凍での保存となります。
この中でも特に冷凍での保存がメリットも多くあるためおすすめです。


なぜ冷凍保存がいいのか、気になる方は是非チェックしてみてください。

おすすめの保存法は冷凍!

蒸しパンの保存方法は様々ありますが、冷凍保存すると2週間ほど保存できますのでおすすめです。


しかも冷凍保存すると、蒸しパンのおいしさを長持ちさせたまま保存することができます。


冷凍保存をしてもなるべく長期間の保存はやめて、2週間以内に食べ切るようにしましょう。

解凍後に味や食感が損なわれない

蒸しパンを冷凍保存したあとに解凍しても、味や食感が損なわれることはありません。


食材を冷凍保存し解凍すると、「す」ができます。
これは、冷凍したことで食品の中の水分が凍り、それが溶けると凍っていた部分が穴が開いた状態になります。
そしてそのまま、スポンジのように内部がスカスカになってしまった状態を、「す」と呼びます。


この「す」ができるのを利用して生まれた食材に、「凍みこんにゃく」や「高野豆腐」などがあります。
ただし、「す」が生まれることで食感や味が悪くなるため、ジャガイモなどは冷凍保存には適していません。


ただ、蒸しパンは冷凍保存する前から「す」が入った状態なので、冷凍保存し解凍しても味や食感が損なわれることはありません。


そのため、蒸しパンを冷凍保存するのがおすすめです。

パサパサにならない

蒸しパンを冷凍保存しても、砂糖の働きで生地がパサパサになりません。


でんぷんは、時間が経つと自然と水分が蒸発し、固くなってしまいます。
ですが砂糖は水分を保つことができる機能を持っています。
そのため砂糖を含む蒸しパンは冷凍保存をしても、完全に凍ってしまうことはないのです。


つまり、蒸しパンは冷凍保存して長期間保存をしても水分が保たれるため、固くならずパサパサにならないのです。


冷凍保存をしても解凍すれば、蒸しパンは砂糖の働きによりしっとりふわふわの状態で食べることができるのです。

蒸しパンの冷凍保存の手順

蒸しパンの冷凍保存の手順は、まず蒸しパンを小分けにしてラップに包み、フリーザーバッグに入れてすぐに冷凍します。


蒸しパンは早く冷凍保存することで鮮度が保たれ長持ちします。
そのため、大きな蒸しパンは1食分に切って小分けにしましょう。
その際に、薄く小さく切ると早く冷凍保存できます。
また、袋の中にたくさん入っているものは1個ずつに分けるとよいでしょう。


小分けにしたら、蒸しパンに空気が入らないようにしながら、きっちりとラップで包みましょう。
そうすることで、蒸しパンから水分が蒸発するのを防ぐことができます。


ラップに包んだら、フリーザーバッグに入れましょう。
そうすることで、ラップで包んだだけよりもさらに密閉することができ、水分の蒸発を防げます。
その際には冷蔵用のストックバッグではなく、必ず冷凍用のフリーザーバッグを使用して保存しましょう。


フリーザーバッグに入れたら、すぐに冷凍保存しましょう。
常温のまま放置すると、痛んでしまったり水分が蒸発したりしてどんどん乾燥していきます。
なるべく買ってきてすぐに冷凍保存しましょう。

冷凍蒸しパンの解凍方法

それではここから、冷凍蒸しパンの解凍方法についてご紹介します。


冷凍したいけれど、どうやって解凍したらおいしく食べられるのかわからないという場合もあるでしょう。


常温、電子レンジ、蒸し器など様々な方法で解凍できますので、詳しく解説していきます。
自分にあった方法で解凍してみてください。

自然解凍

蒸しパンの解凍方法に、自然解凍があります。


自然解凍は、季節にもよりますが、常温に2~3時間置くだけで自然と解凍されます。


自然解凍をすると、蒸しパンの色や味、食感が損なわれるのを最小限に抑えられます。


自然解凍の方法は、冷凍保存していた凍った蒸しパンを取り出し、ラップはつけたまま常温で2~3時間置くだけです。
優しく触ってみて、蒸しパンの中心が柔らかくなっていたら、解凍が済んだことになります。


しかも、蒸しパンは半解凍の状態でも食べることができます。
半解凍だと、常温の状態と違った食感が楽しめます。


もし冷凍する前に長時間暑い場所で保管されていたり、製造後何日か経過していたりする場合は、自然解凍後に必ず加熱してから注意して食べましょう。

蒸し器

蒸しパンのふかふかを復活させる解凍方法に、蒸し器を使って解凍する方法があります。


蒸し器で解凍すると水蒸気が発生し、蒸しパンに水分を与えて解凍することができるため、ふかふかした食感を楽しむことができます。
少し手間がかかりますが、蒸し直すと焼きたてのしっとりふかふかした蒸しパンを食べることができるためおすすめです。


蒸し器で蒸す場合は、蒸し器の手順に従って蒸し直しましょう。
手軽にフライパンで蒸すこともできるのでご紹介します。


まず冷凍保存していた蒸しパンを冷凍庫から取り出し、ラップを取ります。
その後、フライパンの中に高さが1㎝程度になるように水を入れ、蒸し板や耐熱性のあるお皿を入れて火をつけます。
水が沸騰したら蒸しパンを蒸し板やお皿にのせて蓋をします。
そのまま中火で3~5分程度蒸すとできあがりです。


簡単に蒸すことができますので試してください。
お皿を使用する場合は、必ず耐熱性のあるお皿を使用しましょう。

電子レンジ

蒸しパンは電子レンジを使い、600Wで約20秒加熱することで解凍できます。


その際には解凍ボタンではなく、「温め」の設定で加熱しましょう。
一度に蒸しパンを大量に加熱すると熱が通らない部分も生じますので、大きさにより1~3個ずつ温めましょう。


電子レンジで解凍するには、凍った蒸しパンのラップを外します。
その後、濡らしたキッチンペーパーで包みましょう。
その状態のまま、耐熱性のあるお皿にのせて、ふんわりとラップをかけましょう。
電子レンジで600Wで20秒加熱すれば解凍できます。


濡らしたキッチンペーパーで包むことで水分が蒸しパンに浸透し、固くなったりパサパサしたりするのを防ぐことができます。
加熱しすぎると固くなったりしますので、加熱時間には注意が必要です。


電子レンジで蒸しパンを解凍したあとに冷めると固くなります。
再度冷凍保存するのは食感も落ちますし、雑菌が増えることがあるためやめましょう。
必ず食べきることができる量であることを確認した上で、食べる直前に適切な量を解凍するようにしましょう。

炊飯器

蒸しパンは炊飯器でも解凍することができます。


炊飯器で保温中のごはんの上に蒸しパンを置くだけで解凍することができます。


これは、炊飯器はごはんの乾燥を防ぐために湿度を保つように作られているため、蒸しパンを解凍する際も適度な湿気を与えてくれることによりおいしく解凍することができるのです。
ごはんに蒸しパンの味やにおいが移るのが嫌だという場合は、一旦蒸しパンをアルミホイルに包んでごはんの上にのせることで解決します。


もし、ごはんが入っていない状態で解凍する場合は、フライパンで蒸すときと同様に、炊飯器の中に蒸し板や耐熱性のあるお皿を入れて、水を注ぎ、炊飯スイッチをいれると蒸し器として使えるので解凍できます。
炊飯器での解凍は、とても簡単な方法でできますが、楽すぎて蒸していることを忘れてしまうことがあるため、時折中を確認しながら加熱しましょう。


炊飯器を使うととても簡単に解凍できるのでおすすめです。

冷蔵保存方法

ここまでは、蒸しパンを凍らせて冷凍保存する方法を解説してまいりました。
冷蔵で保存する方法は、冷蔵するときと少し違うので注意が必要です。


まず、蒸しパンを1つずつラップで包みます。
その後、密閉できる容器や、冷蔵に適した冷蔵用のストックバッグなどに入れます。
その際にチャックがついているものだと密閉できるため便利です。


蒸しパンを入れたら、冷蔵の場合はしっかりと空気を抜いて冷蔵庫で保存しましょう。


空気と触れることにより蒸しパンの劣化が早まりますので、空気をしっかり抜くのがポイントです。
蒸しパンの冷蔵・常温での保存期間は3日~5日程度になります。
それまでに食べきるようにしましょう。

常温保存方法

蒸しパンの常温での保存方法は、暑くなる場所や直射日光を避けて、乾燥しないように密封して保存してください。


常温保存すると、蒸しパン自体は固くなりにくいですが、季節により暑かったりすると傷みが早くなりますので注意しましょう。
買った蒸しパンなら常温で保存する場合も、消費期限内に食べるようにしましょう。
蒸しパンの常温での保存期間は、冷蔵と同じく3日~5日程度となります。


常温で持ち歩く場合は、気づかないうちに鞄の中などが高温になり、いつのまにか暑さで蒸しパンが傷む場合があります。
傷まないうちに早めに食べましょう。

蒸しパンのアレンジレシピ

それではここから、蒸しパンのアレンジレシピを5つご紹介いたします。


オーソドックスな蒸しパンから、ダイエットに最適な蒸しパン、子供向けやヘルシーなものまで、多彩な蒸しパンのレシピを集めました。


どれも簡単に作れるものばかりですので、チャレンジしてみてください。

材料3つ!ふわもち蒸しパン

材料3つ!ふわもち蒸しパン
材料3つで作る簡単蒸しパンです。
生地作りにかかる時間は3分!
市販のプリンを使うことで砂糖や卵などの材料や計量の手間を省きます。 作るのが簡単なので、朝でも楽にできたての蒸しパンを食べられますよー! レーズン以外にチョコチップやナッツ、チーズなど、お好きな具でお試しください♪

こちらのレシピは、3つの材料で蒸しパンが作れます。


しかも生地を作るのに必要な時間は3分です。
簡単に蒸しパンを作れますので、お子様のおやつや忙しい朝食などにぴったりです。


時短で手軽に蒸しパンを作りたいときにおすすめのレシピです。

レンジで簡単♪♪オートミールとおからパウダーのバナナ蒸しパン

レンジで簡単♪♪オートミールとおからパウダーのバナナ蒸しパン
思い立ったらすぐ出来る♪♪簡単蒸しパンです😊 オートミールとおからパウダーを使うので腹持ちもいいです😁👍 朝ごはんにもおやつに♪♪
ダイエット中にもピッタリ✨✨

こちらのレシピも簡単に作れる蒸しパンですが、オートミールとおからパウダー、バナナを使っているため、ダイエットにぴったりな蒸しパンです。


手軽に作れますし、腹持ちもいいので朝食に作るのをおすすめします。


バナナの優しい甘味がダイエット中に嬉しい蒸しパンです。

ほうれん草蒸しパン

ほうれん草蒸しパン
甘さ控えめで、ほうれん草をたっぷり摂れる、お野菜蒸しパン。おやつとしてだけではなく、朝食にもぴったりだと思います。

こちらのレシピは、ほうれん草を練り込んだ蒸しパンです。


ほうれん草を多く摂取でき、とてもヘルシーな蒸しパンになります。


甘さは控えめなため、甘い蒸しパンが苦手だという方にもおすすめです。
野菜が苦手なお子様も手が出やすい蒸しパンなので、いつのまにかたくさん食べていたりするでしょう。


健康のためにも是非作ってみてください。

デーツでうさ耳!たまご蒸しパン

デーツでうさ耳!たまご蒸しパン
デーツをうさぎのお耳にした
イースターにぴったりなたまご蒸しパンです。 ホットケーキミックスとフライパンで簡単に作れます。

こちらのレシピは、お子様に大人気の蒸しパンです。


デーツをうさぎの耳に見立てています。
ホットケーキミックスとフライパンで簡単にできるのに見栄えもよく、お子様のおやつに最適な蒸しパンです。

【ふっくら蒸しパン】米粉の黒糖三角蒸しパン

【ふっくら蒸しパン】米粉の黒糖三角蒸しパン
こちらはInstagramでも人気のおやつです!ラップにくるんでお店に売っているのを見るとつい食べたくなっちゃう三角蒸しパンを、身体に優しい栄養材料で♪

こちらのレシピは、米粉が入った蒸しパンのレシピです。


米粉が入ることでよりしっとりもちもち感が増すのと、黒糖の優しい甘みを感じることができ、蒸しパンをおいしく食べることができます。


しっとりもちもち感が好きな方は是非作ってみてください。

食べきれない蒸しパンは冷凍保存しよう!

いかがでしたか。


蒸しパンのおすすめの保存方法と解凍方法、アレンジレシピをご紹介させていただきました。


蒸しパンは冷凍保存すれば、長期間保存することができ、解凍方法も常温解凍すれば手軽に解凍することができます。


蒸しパンの保存方法を知っておくと、無駄にすることなく食べることができるでしょう。


蒸しパンを最適に保存するには、この記事で紹介したことは重要です。


是非この記事を参考にして、食べきれない蒸しパンは冷凍保存し、蒸しパンを無駄にすることなく食べましょう。

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