2021年01月27日公開
2024年11月06日更新
うなぎの食べ過ぎには要注意!体に与える影響や栄養をチェック
うなぎの食べ過ぎは体にどのような影響を与えるのかまとめました。うなぎを食べ過ぎると下痢になる原因や、うなぎの摂取目安量について解説。栄養や効果効能についても紹介しますので、注意点を守ってうなぎを楽しみましょう。
うなぎの食べ過ぎは体に悪いのか知りたい!
妊婦さんには鰻が良くないと聞いたので1年近く我慢した鰻。本日ついに食べることができました!高知競馬場近くの[かね春]というお店の鰻弁当です✨高知競馬場におこしの際は、ぜひ[かね春]へ❗#かね春 pic.twitter.com/ytfY3CdUFv
— 佐原瑠衣 (@SRUI20) September 9, 2019
夏バテ防止やスタミナがつく食べ物としてお馴染みのうなぎですが、食べ過ぎると下痢など体に不調が現れる可能性があります。特に妊婦は、ビタミンAの過剰摂取に気をつけなければいけません。そこで本記事では、うなぎの食べ過ぎが体にどのような影響を与えるのか詳しくまとめました。
また、摂取目安量や効果効能についても解説しますので、うなぎを食べる際の参考にしてください。
うなぎの食べ過ぎの影響
ビタミンAの過剰摂取になる
今日食べた鰻🐟鰻もビタミンA過剰摂取になるらしく食べすぎたらあかんとの事でね、半分だけ食べた🥲
— 羽琉🍜🍥 (@p_haltaro) January 23, 2021
おいしかった_(:3 」∠)_ pic.twitter.com/n4YeS9kStw
健康のために必要なビタミンAですが、摂りすぎると過剰摂取になるため注意が必要です。ビタミンAは脂溶性のビタミンですので、水溶性のビタミンBやビタミンCと違って体外にあまり排出されません。
そのため、ビタミンAが多い食材を食べ過ぎてしまうと、体内に過剰に蓄積されてしまいます。ビタミンAが蓄積されると起こる症状は、頭痛、皮膚の乾燥、皮膚の剥がれ、顔の紅潮、食欲不振、関節痛、吐き気、嘔吐などです。通常の量を食べる分には問題は少ないのですが、美味しいからといって食べ過ぎることのないよう注意しましょう。
さらに、うなぎの食べ過ぎは下痢や腹痛の原因になることがあります。うなぎは脂質が多いので、胃腸が弱っている時に食べると腹痛や下痢になってしまうのです。タンパク質や脂質が多い食事は下痢や腹痛になりやすいため、胃腸が弱い体質の人や体調が悪い時は食べるのを控えましょう。
妊婦は特に注意が必要
今晩はうなぎ☺️ 妊婦なので少しだけ… でも美味しかった✨ 明日健診なのにごはん食べ過ぎかなぁ🥺 pic.twitter.com/C1Vbelw883
— yuri (@korin16124507) July 21, 2020
ビタミンAは摂り過ぎに注意が必要な栄養素です。特に、妊婦は過剰摂取に注意が必要といわれていますが、なぜでしょうか?ビタミンAは胎児の成長にも必要な栄養素です。しかし、摂りすぎると胎児の器官成形異常が起こる可能性が高くなることが知られています。そのため、妊娠がわかったら食べる量には気をつけましょう。
うなぎはビタミンAが多く含まれていますが、うなぎ自体が体に悪いわけではありません。毎日大量に食べるのは問題ですが、たまに常識の範囲内で食べる分には問題ないので安心してください。我慢のし過ぎはストレスになりますので、適量を楽しみましょう。
1日の摂取量目安
蓄積した疲労を回復させようと、岡谷の「水門」にてうなぎ。
— 宮田光朗 (@326miyata) January 25, 2021
ここのお店の甘口のタレがすごく好み。#岡谷の名店 pic.twitter.com/8Hda3ggGqz
日本人の食事摂取基準によると、1日のビタミンAの上限は成人で2700μgとなっています。大きさにもよりますが、うなぎ1枚には大体2250〜3000μgのビタミンAが含まれています。そのため、1日にうなぎ1枚程度であれば、特に問題はないといえるでしょう。
妊婦の場合は、うなぎを週に1回1食で100g〜150g程度が目安になります。他の食べ物からもビタミンAを摂取する可能性も考量して、これ以上食べ過ぎないよう注意しましょう。
うなぎは食べ過ぎなければ栄養効果が高い
栄養と効果効能①ビタミンA
美肌の為に摂りたい栄養😙
— お薬通販ジェネクリ (@genecli) January 21, 2021
ビタミンA‼️
ビタミンAは肌のバリア機能をサポートする働きがあり、緑黄色野菜に多く含まれています。しかし効率よく吸収させるには動物性食材も必要。赤身肉やうなぎにも多く含まれているので積極的に摂りましょう😋 pic.twitter.com/39mjTgSJoI
ビタミンAは主に、皮膚や粘膜を保護する作用があります。目の粘膜である角膜や結膜を保護する作用があるので、ドライアイや眼病の予防、回復に効果的です。ドライアイで悩んでいる人や、目を酷使している人は、積極的にビタミンAを摂取しましょう。
ビタミンAには皮膚の新陳代謝を高め、美肌を保つ働きがあるので、アンチエイジング効果もあります。肌の基礎体力を上げ、ターンオーバーを促進することで美白効果も期待できます。さらに、免疫力を高める効果もあるので、風邪予防にも役立つでしょう。
栄養と効果効能②ビタミンB群
鰻
— 櫻井 大典 / 新刊『気うつ消し』でたよ (@PandaKanpo) January 23, 2021
平性、もしくは微寒性と言われているので、熱がこもりやすい人にもおすすめです。気血を滋養し、足腰の重い痛みやしびれを解消し、栄養豊富で、滋養強壮してくれる。
疲れにおすすめですが、胃腸弱ってると結構重くてお腹壊すこともあるよ(経験済み)。 pic.twitter.com/Ez6PXjwoYp
うなぎに含まれるビタミンB1は、脳神経の正常な働きを助ける他、糖質代謝には欠かせない栄養素です。ご飯と一緒に食べるうな丼は、疲労回復にうってつけの組み合わせです。夏バテ気味の時や疲れが取れないときは、うな丼で疲労回復しましょう。
ビタミンB2は、髪や肌などの健康維持に効果的で、口内炎や皮膚トラブルの回復にも役立ちます。さらに、成長期には欠かせないため、別名、発育ビタミンとも呼ばれています。
栄養と効果効能③DHA・EPA
昼ラン行くか鰻食べに行くか
— 拗ねたてて (@baby88yu) January 23, 2021
悩んだ結果 鰻食べるを選択しました
お昼に食べるうなぎ贅沢 pic.twitter.com/F0FchoCpDz
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳の働きを活性化させてくれる栄養素です。脳細胞や神経を正常化し、血液の流れを良くする効果があります。DHAは加齢とともに減少するので、ぜひ意識して摂取しましょう。
EPA(エイコサペンタエン酸)は、脳梗塞や心筋梗塞といった、重大な血管の病気を予防する効果があります。さらに、コレステロール値を下げ中性脂肪を減らす働きがあるので、生活習慣病の予防にも繋がります。DHAもEPAも体内で合成されないため、食べ物から摂取するしかありません。不足しがちな栄養素ですので、意識して摂取しましょう。
うなぎの食べ過ぎに注意しよう!
まさかの晩御飯うなぎ
— 🐈ねこちのべるち🐈 (@Nekochi__) January 18, 2021
3日連続うなぎになってしまった
ビタミンA過剰摂取なっちゃいそう pic.twitter.com/gRmu0hmFeC
うなぎにはビタミンAが豊富に含まれているため、食べ過ぎには注意が必要です。特に、妊婦は食べる量に注意しましょう。成人であればうなぎ1枚、妊婦の場合は週1回100g〜150g程度が目安です。食べ過ぎに気をつけて、適量を楽しみましょう。