500キロカロリーはどのくらい？ダイエット中の1食の献立例まとめ！

様々なダイエット方法がある中で、1食500キロカロリーに抑えるダイエット方法があります。500キロカロリーの食事だと1日どのくらいの食事の量になるのでしょう？また、どんな食べ物がOKなのでしょうか？

500キロカロリーの食事がどのぐらいの量なのかを徹底調査。ダイエット中でも嬉しい1食500キロカロリー以内に抑えた献立メニューも併せて紹介します。500キロカロリーの食事方法で、賢く美味しくダイエットをしましょう。

体脂肪を1キロ減らすためには、7000kcal消費することが必要です。摂取したカロリーよりも、消費したカロリーが7000kcal多くなければ1キロ痩せることはできません。7000kcalを運動で消費するのは、とても大変です。

しかし、毎日少しづつ消費するカロリーを増やすこと。また、摂取するカロリーを抑えることができれば体脂肪を燃焼させることができます。食べ物や飲み物を口にする際、摂取カロリーと消費カロリーを日頃から意識して生活することが大切です。

500キロカロリー以内で食事をするダイエット方法は、通常の食事よりも摂取カロリーや消費カロリーを意識した生活になります。

食事を500キロカロリーに制限をすると、女性の場合どれほど減量できるのでしょうか？まず、1食の摂取カロリー目安を表で確認し、-500キロカロリーをすることで1食分の減らせるカロリーが分かります。1年間でどのくらい体重が減るのか、計算式にあてはめて把握してみましょう。

1食500キロカロリーの食事にすると、30代の成人女性の場合、通常必要な1食分のカロリーは約660kcalです。1日1食を500kcalにした場合、1食で減らせるカロリーは160kcalとなります。1週間だと約1,060kcal、1ヶ月だと約4,800kcal、1年だと約54,750kcalです。

脂肪1kgを減らすのに必要なカロリーは7,000kcalです。計算式で当てはめると、54,750kcal÷7,000kcal=7.8kgです。1年間で7.8kg減らせる計算になります。

食事を500キロカロリーに制限をすると、男性の場合どれほど減量できるのでしょうか？男性の場合もまず、1食の摂取カロリー目安を表で確認し、-500キロカロリーをすることで1食分の減らせるカロリーが分かります。1年間でどのくらい体重が減るのか、計算式にあてはめて把握しましょう。

1食500キロカロリーの食事にすると、30代の成人男性の場合、通常必要な1食分のカロリーは、約883kcalです。1日1食を500kcalにした場合、1食で減らせるカロリーは383kcalとなります。1週間だと約2,681kcal、1ヶ月だと約11,490kcal、1年だと約139,795kcalです。

男性の場合も、脂肪1kgを減らすのに必要なカロリーは7,000kcalです。計算式で当てはめると、139,795kcal÷7,000kcal=19.9kgです。1年間で19.9kg減らせる計算になります。

毎食500キロカロリーを基準に考えるためには、まず普段口にする食べ物や飲み物のカロリーを知っておく必要があります。ご飯1杯だと、普通盛りは約235kcalです。500キロカロリー以内であると思いますが、食事1回分ご飯だけということはなかなか無いでしょう。

ご飯に味噌汁を付けた場合、豆腐とわかめの味噌汁のカロリーは1杯204gで56kcalです。さらに鮭の塩焼きは100g換算で128kcalです。このようにトータルで見ていくと、あっという間に1食分500キロカロリーになります。

自炊の場合でも1食500キロカロリーに抑えたい場合は、しっかりと献立メニューを考える必要があります。

外食のメニューは、高カロリーなメニューもありますが低カロリーなものもたくさんあります。ダイエット中でも十分に外食チェーンを利用することができます。

メニュー例を上げると、サイゼリヤの「海老と野菜のトマトクリームリゾット」は302kcalと炭水化物ながら500キロカロリー以内のメニューです。お肉が食べたい場合は、デニーズの「ドライエイジングビーフ牛みすじステーキ」がオススメです。カロリーは437kcalと低カロリーなのが嬉しい外食メニューです。

例を上げた以外にも、500キロカロリー以内のメニューがたくさんあります。外食チェーン店でのメニュー表には、カロリーが記載されています。記載されているカロリーを参考に上手に利用しましょう。

近年コンビニに並ぶ食べ物は、外食チェーン並みに充実しています。高カロリーメニューだけではなく、時代やニーズに合わせた低カロリーメニューも豊富です。コンビニのおにぎりは、1個約200キロカロリーです。1日に2～3個食べられる計算になります。また、ダイエットメニューで大人気のサラダチキンは、セブンイレブンだと約109カロリーです。

コンビニ食でも高カロリーになりすぎず、上手に組み合わせることでバランスのとれた500キロカロリーの食事をすることが出来ます。

普段我々が口にしている食べ物のカロリーの例を上げると、コンビニのおにぎり1個は160kcal～220kcal ・パンケーキ1皿は600kcal～1500kcal・牛丼一杯並サイズは約700kcal ・カフェのフラペチーノは約300kcal～600kcal・ハンバーガーは約300kcal～600kcalです。500キロカロリーは、意外とすぐ超えてしまうことが分かります。

500キロカロリーを運動で消費しようとすると、どれぐらいの運動量が必要になるでしょう？カロリーを消費するには、有酸素運動が効果的と言われています。ジョギングの場合、「体重(kg)×距離(km)」で計算できます。

例を上げると、体重60kgの人が5km走れば約300kcal消費となります。60kg以下の人の場合、もう少し長い時間やらないと消費できません。また、60kg以上の人ならもう少し短い時間で消費できます。500キロカロリーの消費は汗もたくさんかきます。決して楽ではありません。

ただ単に500キロカロリーの食事を続けるだけでは、体重を落とすことが難しい場合もあります。500キロカロリー制限に組み合わせて、より効果的にダイエットができる方法を紹介します。

500キロカロリーの食事メニューから無理に糖質を0にする必要はありません。しかし、白米1杯のカロリーだけで約160kcal分あります。白米を玄米やもち麦に置き換えることがオススメです。食べ応えは、白米と変わりません。玄米やもち麦にはビタミンなどの栄養素も多く含まれており、ダイエットの強い味方です。

500キロカロリーの制限をしている方でも、水分はこまめに補給しましょう。水分は、体内の血流の流れや内臓の働き、体の老廃物を外に排出するなど重要な役目をしています。1日の水分補給の目安は、2リットルです。砂糖が入ったジュースやアルコールは厳禁です。カフェインが含まれていない麦茶やミネラルウォーターがオススメです。

毎食500キロカロリー制限を実践する方は、毎食500キロカロリー以内の食事制限だけではなく、運動を併せて行いましょう。カロリー制限ダイエットでは、体のエネルギー量が普段よりも少なくなってしまいます。痩せやすい体を作るには、運動をして基礎代謝を上げることが大事です。

毎食500キロカロリー制限を実践する方は、必ず食事のカロリー計算はしっかり行うようにしましょう。正確な数値まで計算することで、500キロカロリー以内に収めるダイエットを継続しているというモチベーションがアップします。

毎食500キロカロリー制限を実践する方は、食事の記録を付けましょう。食事の記録を付けることで、体重変化の目安になります。また、詳細を記載しておくことで次の食事の献立メニューを考えるヒントにもなります。

毎食500キロカロリー制限を実践する方は、食事の栄養バランスを意識しましょう。ただカロリーを制限するだけでは体調を崩しやすく、ダイエットが継続できない場合が非常に多いです。食事のカロリーを減らしつつも、食事栄養バランスはきっちり意識して品数を増やしてみましょう。

毎食500キロカロリー制限を実践する方は、目標体重を設定しましょう。目標体重を設定することで、モチベーションが格段にアップします。最初は無理な目標体重を設定するのではなく、実現可能な数字に設定しておくことが、継続させるポイントです。

500キロカロリーで食事をするとき、数値を厳守してはいるものの、炭水化物ばかりであったり、野菜の量は多いけれどタンパク質が不足していたりと偏りがある場合があります。カロリー数値にとらわれ過ぎず、献立メニューのバランスに注意をしましょう。

毎食500キロカロリーの食事だと、慣れないうちは食欲が暴走してしまう場合があります。どうしても抑えられない場合は、間食のメニューを考えてみましょう。スナックなどのお菓子類ですと、せっかくの毎食500キロカロリー制限が無駄になります。

食欲が暴走してしまう場合のオススメの食べ物は、ドライフルーツやナッツ類です。どちらも噛みごたえがあり、低カロリーかつビタミンなどの栄養素が豊富です。美肌や美容効果もあるため、特に女性にオススメしたい対処法です。適度な量を食べるようにしましょう。

食事の急激なカロリー制限は、身体に危害を及ぼします。食べ物や飲み物を極端に減らすことで、早い段階のうちに効果が出たとしても、すぐにリバウンドしてしまう可能性があります。体重や体脂肪が減るだけではなく、筋肉も約30％程減ることとなります。

また、副作用として吐き気・疲れやすさ・下痢・寒気・生理不順・抜け毛等に悩む方も多いです。拒食症や過食症を繰り返す摂食障害に陥ってしまう場合もあります。急激なカロリー制限はせず、3食しっかり献立メニューを考えた食事をしましょう。

500キロカロリーの食事ダイエット方法で、不健康になってしまったモデルさんが居ます。アメリカ人のリザ・ゴールデン＝ボウワニさんは、2012年にパリ＆ミラノ・コレクションなどかつてはハイファッションの世界で活躍しているモデルさんでした。

しかし、当時仕事のため1日の食事を500キロカロリーに抑えていました。過激なダイエットのため、ある日彼女は栄養失調で気を失い倒れてしまいます。

この例は毎食500キロカロリーではなく、1日3食のトータルが500キロカロリーという極めて危険な食事制限ダイエットです。カロリー制限ダイエットは、ただ単にカロリーを低くすれば良いというわけではありません。

500キロカロリーで抑える朝食の献立は、ホテルや旅館のような定食が理想とされています。和食の場合、ご飯・お魚・卵・納豆・おひたしなどがオススメです。朝から味が濃すぎず、しっかり野菜を摂取できると良いです。炭水化物・脂質・たんぱく質の三大栄養素が含まれたメニューであればベストです。

洋食の場合、全粒粉のパンやライ麦パンなど噛み応えのあるものがオススメです。おかずはタンパク質がとれるハムエッグやチーズ、ヘルシーなサラダ、フルーツ入りヨーグルトがオススメです。

500キロカロリーで抑える昼食の献立は、午後からの仕事や勉強の原動力になるので、活動元になる食べ物がオススメです。朝食が和食だった場合は、反対に野菜たっぷりのサンドイッチなど洋食系を。朝食が洋食だった場合は、魚定食などバランスが整ったメニューがオススメです。

500キロカロリーで抑える夕食の献立は、ご飯や糖質類は少なめにし、野菜を中心としたレシピの食事内容にしましょう。身体が温まる具だくさんの味噌汁や、野菜たっぷりのスープがオススメです。また、豆腐や納豆など大豆製品の食べ物を献立に加えることもオススメです。

500キロカロリーの食事がどのぐらいの量なのかを紹介しました。ただ単に毎食の食べ物を500キロカロリー以内にするわけでなく、毎食バランスの良い献立メニューで栄養素を取り入れることが大事です。上手に賢くカロリー制限をし、ダイエットをしましょう。