2019年07月30日公開
2024年09月23日更新
コストコのパンの美味しい食べ方と冷凍保存の方法!美味しく解凍する方法も
コストコはとにかく大きくて量が多い商品を安価に購入できることで人気ですが、中でもパン類は安価で購入できると人気の商品です。味も保証付き、小さ目でほんのり甘いディナーロールをはじめ、モチモチのベーグルまで種類も豊富です。しかし、大量にあるため食べきれるのか心配になりませんか?そこでコストコのパンの美味しい食べ方や上手な冷凍保存方法、そして上手なパンのアレンジレシピを紹介します。冷凍の保存方法や食べ方に困ったときの参考にしてください。
目次
コストコのパンは冷凍保存がおすすめ
ココストコのパンはとにかく大量に入っています。そのため大家族でもない限り短期間で食べきるのが難しいという方が多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのが冷凍保存です。
常温保存でも問題はないのですが、雨の多い時期や夏場はすぐパンにカビが生えてしまうため、余ったパンは早めに冷凍保存することで、出来立ての美味しさを保つことができます。上手な保存方法を知って美味しくいただきましょう。
冷凍保存できるコストコのパンの種類
コストコのパンはほとんどの種類が冷凍保存が可能ですが、マドレーヌなどお菓子系の物はそのままの方が美味しくいただけます。ここでは冷凍できる主なパンの種類を紹介します。
ディナーロール
数十種類のパンが販売されているコストコの中でも人気ナンバー1といっても過言ではないのが、ディナーロールです。ディナーロールは丸みを帯びた四角形でほんのり甘く小ぶり、フワフワとした食感が特徴です。また様々なアレンジもしやすいシンプルなパンです。
アメリカではこういった形態のパンを総称しディナーロールと呼んでいて、ホリデーシーズンには欠かせないパンです。コストコらしく1袋に36個前後も入っていて、総重量は約1.3kgもあります。いくら小ぶりとはいえ食べきるのには時間がかかってしまうので、適切な保存が必要になります。
その他の種類
コストコでディナーロール以外で人気なのがクロワッサンやベーグルです。クロワッサンは外はパリパリ、中はふんわりしていて、ベーグルはモチモチとした食感です。その他、ハード系のバケットやアメリカでは一般的に食べられているコーンブレッド、食パン系のホテルブレッドやマフィンなど挙げればキリがないほどでです。
これらのパンは全て冷凍保存が可能です。クイニーアマンなどパリパリした菓子パンも冷凍可能ですが、解凍した際にパリパリ感は失われがちです。
コストコのパンの冷凍保存と美味しく解凍する方法
冷凍可能なパンがわかったら、次は冷凍方法と解凍方法についての説明です。冷凍も解凍も一手間加えるだけで、冷凍庫の臭いを避け解凍した時に美味しくいただくことが出来ます。
カットする
パンを購入して冷凍する場合、ラップなどに包んでそのまま冷凍する方が多いのではないでしょうか?それでは、せっかくのパンの美味しさが損なわれてしまいます。解凍時に美味しく食べるためには、まず食べる厚さや大きさで均一にパンをカットしましょう。
パンの主成分はでんぷん質です。でんぷんは冷蔵庫で劣化しやすいので、素早く冷凍することで美味しさが損なわれません。そのため、食べる大きさにカットした方が良いのです。
冷凍手順
続いては冷凍方法です。カットしたパンはひとつずつ空気が入らないようにラップで包んでください。このときラップを二重にすることで冷凍庫の臭い移りの防止に効果的です。そして、密封袋に均一に入れ乾燥しない様に空気を抜いてください。
急速冷凍機能がついている場合は、その機能を利用しましょう。冷凍は早ければ早いほどパンの劣化が防げます。機能がない場合は金属性のバットなどの上にパンを乗せれば早く冷凍することが出来ます。
保存期間
冷凍していれば長期保存も可能と思われがちですが、美味しさをキープできるのは2週間程度です。長くても1ヶ月以内には消費するようにしてください。
これ以上になると風味が損なわれ、表面の水分が蒸発、脂肪分が酸化して冷凍焼けを起こしやすくなり、せっかくの美味しいパンも台無しになってしまいます。そのため出来るだけ早く消費することをおすすめします。
解凍方法
続いては解凍方法です。自然解凍が最も美味しく食べられるのですが、時間がかかるのは嫌、すぐに食べたいという場合はレンジで解凍しましょう。ラップに包んだままレンジで解凍すると水分が飛んでしまうため、霧吹きでや濡れ布巾などでパンの表面に水分を加えてください。
500Wのレンジなら20~30秒ほど加熱、その後オーブントースターで焼くことで、表面がカリッとしたパンが出来上がります。ふわふわのまま食べたい場合はレンジだけでも大丈夫ですが、表面にしわが出来やすいので状態を見ながら暖めましょう。
時間があるときは前日から冷蔵庫で自然解凍し、パンの表面を濡らしてオーブントースターで焼くことをおすすめします。オーブントースターで焼く場合、表面にアルミホイルを乗せれば焦げを防げます。
常温や冷蔵保存はできる?
パンも最も美味しく食べられる保存方法は常温です。数日で食べきれない場合、特に梅雨時期から夏にかけ湿気の多い時期にはカビ菌の活動が活発化するため、パンにカビが生えやすくなってしまいます。
2~3日で食べきれる場合は常温保存でも大丈夫ですが、袋に結露などつかないよう注意することが必要です。2~3日で食べきれない場合は冷凍保存しましょう。
一方、冷蔵保存ならカビが生えづらく大丈夫ではないかと思われるかもしれませんが、冷蔵庫はパンに含まれている水分を失わせてしまい、固く乾燥したパンになってしまいます。冷蔵保存はパンには不向きです。
コストコのパンの美味しい食べ方
次は美味しい食べ方を知っていきましょう。コストこのパンはベーシックでシンプルな商品が多いので、さまざまなアレンジが出来易く飽きずに食べることができます。
ディナーロールでフレンチトースト
- ディナーロール2個
- A砂糖大さじ1
- Aたまご1個
- A牛乳100cc
- Aバニラエッセンス(あれば)適量
- メープルシロップ適量
- 粉砂糖適量
- バター10g
- ディナーロールを2~3等分にカット
- Aの材料を混ぜて卵液をつくり、ディナーロールを裏返しながらタマゴ液を浸透させる
- 弱火~中火のフライパンでバターを溶かし、両面じっくり焼く
- メープルシロップかけ粉砂糖ふるったら出来上がり
コストコの小ぶりなディナーロールは朝食や小腹がすいたときのおやつにぴったりサイズです。その特性をいかしフレンチトーストにすればフンワリ柔らかなフレンチトーストが出来上がります。プルプル系のフレンチトーストが食べたい場合は前日から卵液に漬け込み冷蔵庫で保存、焼けばプリンのようなプルプル系が出来上がります。
ディナーロールラスク
- ディナーロール7個
- バター適量
- グラニュー糖適量
- ディナーロールを五等分に切る
- 切ったディナーロールの表面バターを塗り上からグラニュー糖を適量かける
- 170度のオーブンで10分焼いたら出来上がり
ディナーロールの大量消費にぴったりな食べ方がラスクです。小ぶりなディナーロールは少しつまみたい時に合うサイズのラスクができあがります。またレシピも簡単、家にある材料で作ることができるのも魅力です。
ディナーロール揚げパン風
- ディナーロール4個
- バターまたはマーガリン10g
- 砂糖小さじ4
- きなこ(好み)
- ディナーロールを240度のオーブンでで2分ほどトーストする
- トーストしたディナーロールの表面全体にバターまたはマーガリンを多めに塗り砂糖をふりかけ出来上がり。好みできなこをふりかける
カロリーが高くなりがちな揚げパンも、このレシピならカロリーオフすることができます。きなこは事前に砂糖を混ぜたものをふりかければ味にムラが無くなります。
バケットでブルスケッタ
- Aトマト1個
- Aオリーブ油小さじ2
- A塩小さじ1/2~1
- Aバジル(生)5~6枚
- A粗びき黒コショウ少々
- バゲット1/2本分
- ニンニク1/2片
- オリーブ油適
- トマトは種とヘタを取って1cm角に切り、水気をしっかりきる
- バジルは細かく刻む
- バゲットは食べやすい大きさに切る
- Aの材料を混ぜ合わせ冷蔵庫で冷やしておく
- バゲットにオリーブ油を薄くぬってトースターでこんがりと焼き、焼き上がりにニンニクをこすりつける
- 食べる直前にAの材料をバケットに乗せたら出来上がり
イタリアンの定番・ブルスケッタもコストコのバケットで簡単にできます。お酒のおつまみとしての食べ方はもちろん、ホームパーティーの一品としても彩りを加え活躍してくれる一品です。にんにくの香りが強いのを好む場合は摩り下ろしにんにくをバケットに擦り込むと香りが引き立ちます。
コストコのパンを冷凍保存して美味しく食べよう!
安価で大量に購入できるコストコのパンはコスパが良く、家計に優しい商品です。一度に消費できないときは、冷凍方法や解凍方法を参考にして下さい。気になる乾燥や臭いを防げます。
同じような食べ方に飽きた方は簡単にできる味しくいただけるアレンジレシピを参考にしてください。いつも食べているコストコのパンが一味違った一品に生まれ変わります。