ハイランドパークウイスキーの特徴と種類!12年や18年の味の評価は?
ハイランドパークウイスキーは、スコットランドのオークニー諸島の蒸留所で造れたスコッチウイスキーのことをいいます。その場所で造られているハイランドパークウイスキーは、香りに深みとコクがあり、さらにハーブと甘さがバランスよく感じることができて女性にも好まれる味わいです。ハイランドウイスキーには、12年もの、18年ものなどの種類があります。そのハイランドウイスキーの歴史について、さらにハイランドウイスキーのおすすめの飲み方について、味はどんな味わいなのか、専門家や飲んだ人の評価も紹介しましょう。
ハイランドパークウイスキーとは?
ハイランドパークウイスキーのハイランドパークは、スコッチ愛好家で知らない人はいないといわれている人気銘柄です。スコットランド最北部にあるオークニー諸島のカークウォールに蒸留所があります。
オークニー諸島は、スコットランド本土の北方の沖合に浮かんでいる70ほどの島々のことです。その島のひとつにあるカークウォールは、人口が1万人程度の中心都市です。その場所で造られているウイスキーがハイランドパークウイスキーです。
ウイスキーにとって味や香りは、とても大切な要素です。ハイランドパークの味や香りの特徴について、さらにハイランドパークの歴史、ハイランドパークウイスキーのおすすめの飲み方を紹介しましょう。
基本情報
ハイランドパークウイスキーは、スコットランド北部のオークニー諸島のカークウォール蒸留所で造られているウイスキーです。蒸留所の地下水を使用していて一部の麦芽はフロアモルティングを行っていてます。
オークニー諸島独特のピートを使用することで独特な個性が生まれています。ピートとは、ヒースというスコットランド北部の原野に多くある野草などが炭化した泥炭のことです。
ハイランドパークの香りの特徴はコクににあり、さらに深みを感じるスモーキーで、味わいはコクがありビターな華やかさを感じます。色は色鮮やかなオレンジの色をしています。
味や香りの特徴
ハイランドウイスキーの味わいは、酸味と甘さがちょうど良くあり苦味もわずかにあって、それを交互に感じます。他に柑橘系のフルーツも感じることができて、ナッツ類のようなコクと甘みを味わうことができて、水を加えると味わいも甘みを強く感じるようになります。
ハイランドパークウイスキーの香りは、口に含むとオークや燻製のようなスモーキーな香りを感じます。それはコクがあって深みを感じる、ほのかな甘さのあるスモーキーさです。ハーブ系の香りもします。水を加えるとハチミツや青リンゴの香りをしっかりと感じることができます。そしてかすかな薬のようなものも感じます。
歴史
ハイランドパークウイスキーのハイランドパークは、1798年に創業しました。ハイランドパークという名称は、蒸留所が建てられた場所がハイパークという地名だったことから、そこから取ったと言われています。最初からこの名称だったかは不明です。
現在では珍しくなったフロアモルティングを続けている蒸留所の中のひとつです。ウイスキーを造るためには、大麦を発芽させ麦芽にしてから糖化することが必要になります。大麦を発芽させて麦芽にすると、糖化酵素が活発に働きます。それを製麦、モルティングと言います。
フロアモルティングは、水分を含めた大麦を広げて丸一日、それを約一週間、季節によって変わりますが、シャベルなどを使用して人の力で攪拌を続けることをいいます。ハイランドパークのウイスキーは、19世紀後半にはもうすでに高い評価を受けていました。1979年には、ハイランドパーク 12年を発売しました。
おすすめの飲み方
ハイランドパークウイスキーのおすすめの飲み方ですが、それはウイスキーの良さを損なわないようにすることです。ストレートとロックだとしっかりとウイスキーの味わいを楽しめます。他のウイスキーを比較しても甘くてまろやかな味わいなので女性にも向いていて好まれています。
ロックだとキツイので苦手だと思う人には、水割りなどで割るのもおすすめです。香りや味わいは優しくまろやかです。
ハイランドパークウイスキーの種類
ハイランドパークウイスキーは、オークニー諸島の中のメインランド島の街、カークウォールに所在する蒸留所で造られています。
ハイランドパークウイスキーの種類には、ハイランドパーク12年バイキング・オナーやハイランドパーク18年バイキング・ブライド、ハイランドパーク25年、ハイランドパーク40年があります。それらのウイスキーの評価をいくつか紹介しましょう。
ハイランドパーク12年 バイキング・オナー
ハイランドパーク12年バイキング・オナーです。ウイスキーには熟成年数というものがありますが、12年はスタンダード品で、12年という期間はそれほど長い期間ではありません。しかし、価格を考えても味が良い人気の商品です。タイプとしては骨格がしっかりしているといわれています。香りや味は、熟成した豊かさを感じることができます。
評価
ヴァイキングといえば酒。
— 西荻窪 オールドアロウ (@The_Old_Arrow) January 1, 2019
酒とヴァイキングは切っても切り離せない、、、
ガブ呑みミードもいいですが、オークニー諸島のウィスキー、いかがでしょう。
ハイランドパーク12年「ヴァイキング オナー」と、オークニーを支配していた残忍なヴァイキング「エイナル (エイナー)」のウィスキー。 pic.twitter.com/kLkoSrMABd
本日買いました。ハイランドパーク12年ヴァイキング・オナー。すごくまろやかなウイスキーです。スムースにぬめやかに口に拡がっていきます、薄い油の様な。味はオレンジ的な感覚とチョコっぽさを感じました、塩味も少し。独特で美味ですね。3700円、40度。低刺激でしっとりと飲めます、好きですこれは pic.twitter.com/frVSTD19NS
— ひまたに (@namitaro533) August 2, 2018
□ハイランドパーク12年□
— ウイスキー大好き@コナン君のお酒 (@whisky_daisuki_) May 11, 2019
代表的なアイランズモルト。
味わいはオイリーで、口に含むと皮一枚かぶせて味わっている様な甘みを感じる。
好きな人は多いが私個人として「別に」という感じの一本。
勉強として飲んでみるのもいいかもしれない。https://t.co/Rxd0k2FssG
ハイランドパーク12年バイキング・オナーの評価をいくつか紹介しましょう。ハイランドパークウイスキーは、バイキングの地のウイスキーで長年愛されているウイスキーです。
味はまろやかでスムースにぬめやかに口に広がるということです。味わいはオイリーで、口に含むと皮一枚かぶせて味わっている様な甘みを感じるということです。そして、味わいが豊かなウイスキーですが、自分は別に、そうでもないという評価です。
ハイランドパーク18年 バイキング・ブライド
ハイランドパーク18年バイキング・ブライドは、スコットランドの最北部にある蒸留所で造られているシングルモルトです。18年も他と同じように時間と手間をかけた伝統的な製法で造られています。
香りはコクがありオレンジ、マーマレードなど熟成感があって複雑なアロマを感じることができます。味わいは、熟したオレンジとチョコレート、甘さを感じまろやかでスムースです。フィニッシュは繊細であり複雑です。
評価
#ハイランドパーク 18年 ★7
— ひとくちウイスキー (@hitokutiwhisky) August 28, 2018
香:ずっしりとした香り立ち。ドライベリーの甘さと磯の風。墨汁と紅茶を混ぜたような重みのある香り。マーマレード、蜂蜜、黒糖、麦芽、胡椒。弱くヨードとミント。やや硫黄。
味:重い舌触りと喉越しで、満腹感がある。甘く辛い個性的な味わい。スモーキーな鼻抜け。 pic.twitter.com/EURqgtVoTa
先日知人に、阿佐ヶ谷のBARに連れて行って頂きました(*^^*)
— 小本 幸奈 KomotoYukina (@actorYukina) January 17, 2019
3種類ウイスキー飲んで、
1個目がこれ!!
「ハイランドパーク 18年」
女性向けと言われるウイスキーらしいですね^^*
これがめっっっちゃ美味しかった((←真顔 pic.twitter.com/0Gq5krfrDC
ハイランドパーク18年飲みました♫RT @camachic: 「タリスカー10年」久しぶりに飲んだら、上品な味の奥にワイルドさが潜んでいて旨かったです! RT @bartentter: みなさまの好きなウイスキーを教えてください。
— 環八ライダー (@KanpachiRider) January 11, 2011
ハイランドパーク18年 バイキング・ブライドの評価をいくつか紹介しましょう。18年の香りは、ドライベリーの甘さ、磯、墨汁と紅茶を混ぜたような重みのあるずっしとした香りがあるそうです。味は、重い舌触りと喉越しがあり、満腹感があるとのことです。
他に、阿佐ヶ谷のBARで飲んだ3種類のウイスキーの中で、ハイランドパーク18年が一番美味しかったとのことです。女性向けと言われるウイスキーはとても美味しかったそうです。
ハイランドパーク25年
ハイランドパーク25年は、スコットランドの北側にあるオークニー諸島にある蒸留所で造らたハイランドパークウイスキーの種類の中のひとつです。色はきれいな琥珀色です。
香りは、はっきりとして強くリッチで黒蜜や黒砂糖、イチジクの酸味も感じられて、スモーキーなヘザー・ハニーのテイストのさわなかなピートです。数が少ないシェリー樽のファーストフィルを使用しています。抜きに出た複雑さを感じることができます。
評価
ケイデンヘッドのハイランドパーク25年とボウモア14入荷。
— 赤田英伸 (@barhideout) October 2, 2013
ケイデンヘッドは無濾過・無着色でやってるボトラーです。
コスパを考えるとボウモアが当たりです。
ハイランドパークは少し時間が経ってからの方が良くなるのかも。 pic.twitter.com/oVksZRwvUq
ハイランドパーク25年ボトラーズ。香りと色と、口に広がる余韻は初めて飲んだ時の記憶をしっかり思い出させてくれる。香り高くて優しい記憶。 pic.twitter.com/OKNaa7rWVp
— 着物きたソムリエ@英語勉強中 (@wine_ganbaruyo) March 29, 2017
ハイランドパークの25年!
— †† (@iDRI2DLHvjkBP1f) March 12, 2017
白い花の蜜そして蜂蜜のような香り熟した果実の香り
渋味があり、とてつもないスパイシーさ
しかしそれは不快な刺激とは無縁の力強さである。
一瞬の甘味、しかし芳香が思いっきり広がる!
加水で甘味が見えてくる
そして何故だか梅のような香りを連想した。 pic.twitter.com/rhHfjss8cz
ハイランドパーク25年の評価を紹介します。ハイランドパークは時間が経ってからの方が良くなるかもとのことです。ハイランドパーク25年は、香りと色、口に広がる余韻は初めて飲んだ時の記憶をしっかり思い出させてくれて香り高く優しい記憶になるということです。
他に、白い花の蜜そして蜂蜜のような香り熟した果実の香り渋味があり、とてつもないスパイシーさがある、一瞬の甘味、しかし芳香が思いっきり広がる!と評価しています。
ハイランドパーク40年
ハイランドパーク40年は、豊富な赤褐色に近い琥珀色をしていて香りは柑橘系と甘いチョコレートを感じることが出来ます。長い年月の熟成した深い味を楽しむことができます。黒糖やラムのような甘さ、後味はサトウキビの搾り汁のような感じがずっと舌に残ります。世界的なウイスキー評論家も大絶賛したウイスキーです。
評価
ハイランドパーク40年。60年代後半流通品。
— WhiskyYuki (@porcelain1985) December 23, 2018
つまり1920年代蒸留酒の超オールドボトル。 もう一回飲みました。
芳醇なランシオ香、長熟アルマニャックみたい。 pic.twitter.com/qs8ygbj58y
シングルモルトスコッチウィスキー
— 王田珈琲専門店 (@coffeeandscots) May 31, 2018
ハイランドパーク40年(byダンカンテイラー'66-'06)
ここいらでいっちょ景気のエエやつご紹介しときます。ダンカンテイラーによる長熟
ピアレスシリーズならではのフルーツ感。こちらは南国系ではなくイチゴの様
景気の良いお値段で!
オススメはブレンド珈琲です pic.twitter.com/HTpfmZltoH
ハイランドパーク40年の評価を紹介します。1920年代蒸留酒の超オールドボトル。芳醇なランシオ香、長熟アルマニャックみたいとのことです。ピアレスシリーズならではのフルーツ感、南国系ではなくイチゴの様でだとのことです。他にも甘すぎ辛すぎずアルコールの刺激は弱めでしっかりとピート薫る爽やかな香りだという評価もあります。
ハイランドパーク12年が高評価な理由
ハイランドパーク12年のハイランドパークは、スコットランドの北の方にあるオークニー諸島のカークウォールという街の蒸留所で造られたウイスキーです。
すべてではないですが麦芽をフロアモルティングして造られていることで、オークニー諸島独自のピートの香りの原酒が生まれます。スタンダード商品であるハイランドーパーク12年が高評価な理由について紹介しましょう。
理由①数々の受賞歴
ハイランドパーク12年が高評価な理由について紹介しましょう。1798年から始まったハイランドパークの歴史ではウイスキーの種類もさまざまあって、数々の受賞歴がありますが、2013年にThe Scotch Whisky Masters銀賞を受賞しています。
理由②専門家や評論家も絶賛
ハイランドパーク12年が高評価な理由です。ウイスキーファンだけでなく専門家や評論家らの評価も高く、ウイスキー評論家のマイケルジャクソンさんは、「全モルトウイスキーの中で最もオールランダーで秀逸な食後酒」と最高の評価をしました。
理由③ボトルの希少性
ハイランドパーク12年が高評価な理由です。ハイランドパークは、繰り返しリニューアルを行っているので、終売になると二度と手に入りません。新しくなるのは、ウイスキーそのものだけでなく、ボトルのデザインも変更されています。以前のボトルを手に入れたい人も多くさらに希少価値が高まるというわけです。
ハイランドパークウイスキーは絶妙なバランス
ハイランドパークウイスキーは、18世紀末に創業した蒸留所で造られたウイスキーです。スコットランドの北方にあるオークニー諸島の中心にあるメインランド島のカークウォールにハイランドパークはあります。
ハイランドパークウイスキーのおすすめは、ストレートとロックです。ウイスキーのそのままの風味や味わいを感じることができるからです。ハイランドパークウイスキーは、12年から18年、25年、40年などの種類があります。
ハイランドパークウイスーキーは、ある時期になるとリニューアルするので終売してしまうので希少価値が高くなります。ウイスキーの味もボトルのデザインも変わってしまって2度と手に入れることができなくなります。これら歴史ある絶妙な味わいのハイランドパークウイスキーについて解説しました。ぜひ参考にしてみてください!