味噌汁の保存方法を常温/冷蔵/冷凍で紹介!日持ちは?保存容器も紹介
味噌汁は毎朝食べるという方も多いかと思いますが、どのように保存していますか?味噌汁は常温で保存している方もいるかと思いますが、その保存方法が正しいのかどうか、また、冷蔵庫や冷凍庫に入れて味噌汁を保存しておく方法についても今記事では紹介しています。日持ちする期間の他にも、保存する容器や、便利に味噌汁を楽しむことができる味噌玉などについても紹介していきます。味噌汁の日持ちしやすくなる方法などについても紹介していますので、是非チェックしてみて下さい。
目次
味噌汁の保存方法や日持ちが知りたい
味噌汁は作る機会も多いメニューかと思いますが、鍋を使用して多く作ってしまうと余ってしまうという場合もあるかと思います。味噌汁は常温でそのまま保存しているという方も多いかもしれませんが、この保存方法は正しいのでしょうか。味噌汁は余ってしまったとき、どのように保存しておくのが一番よいのでしょうか?
今回の記事では、味噌汁を保存しておくのにおすすめの保存方法と、味噌汁を保存したときの日持ちについて保存方法別に分けて紹介していきます。
味噌汁を冷蔵庫や冷凍庫で味噌汁を保存しておく方法、そして便利な味噌玉の作り方や使い方についても紹介していきますので、味噌汁についての保存や日持ちなどについての今回の記事を是非チェックしてみて下さい。
味噌汁の保存方法【常温】
それでは、早速味噌汁の保存方法を見ていきましょう。最初に紹介する味噌汁の保存方法は、行っている方も多いかと思われる、常温で味噌汁を保存しておく方法です。
常温で味噌汁を保存しておくというのはそのままで保存できるお手軽な方法ですが、味噌汁を常温で保存しておく方法は向いているのか向いていないのか、そしてその日持ちの日数についても紹介していきましょう。
味噌汁は常温保存に向いていない
一番お手軽な保存方法である味噌汁を常温で保存しておくという方法なのですが、実は常温で味噌汁を保存しておくというのはあまり良い保存方法ではありません。味噌汁は発酵食品である味噌を使用していますので、傷んでしまうのが早いのだそうです。ですので常温で味噌汁を保存するというのはあまり向きません。
普段でも味噌汁を常温で保存しておく方法はあまりおすすめではないのですが、特に夏場の時期の常温保存は危険だそうです。朝、昨日作っておいた味噌汁を、食べようとしたら腐ってしまっているという事もあるそうですので注意してください。
常温で味噌汁を保存しておきたいということは、3時間おきほどの間隔で加熱しておくようにしてください。ただ、この場合でもやはり常温で置いておいた味噌汁はあまり長期間保存しておかない方が良いですから、常温の場合は早く食べきってしまうか、もしくは冷蔵庫、冷凍庫に入れて保存しておいた方が安心でしょう。
日持ちは?
それでは、味噌汁は常温で置いておくことでどれくらいの日もちがするのでしょうか?常温保存で味噌汁を保存しておく場合、6時間から1日ほどしか日持ちしないようです。
常温の日持ちの期間が意外と短いと思われた方も多いのではないでしょうか?安全に食べるという事を考えると、朝に作った味噌汁は少なくとも当日中に食べてしまった方が安心かと思われます。
味噌汁はあまり日持ちがしない食べ物となっていますので、少し経った味噌汁を食べる時には、においなどを確認しておくというのも重要です。味噌汁が腐っているのかどうか見分ける方法については、後程紹介していますのでそちらも是非チェックしてみて下さい。
味噌汁の保存方法【冷蔵】
それでは、続いては冷蔵庫で味噌汁を保存しておく方法を紹介していきます。常温で保存しておくのはあまり向かない味噌汁なのですが、冷蔵庫で保存しておく保存方法は一体どうなのでしょうか?冷蔵庫で保存しておく方法や日持ちする日数、便利な方法なども紹介していきます。
味噌汁の冷蔵保存方法
それは、味噌汁を冷蔵庫で保存しておき方法を見ていきましょう。味噌汁はお鍋で作るという方が多いかと思いますが、お鍋のまま冷蔵庫で味噌汁を保存しておく時は、そのまま鍋に入れて保存しておくことができます。
冷蔵庫で鍋を保存しておく場合には、鍋に蓋をして、一度加熱してから常温に戻しておくのがおすすめです。常温に戻した後に冷蔵庫に入れておけば、味噌汁を冷蔵庫で保存しておくことが可能です。
鍋が入らない場合の保存容器は?
しかし、冷蔵庫にもスペースがありますから、お鍋のまま冷蔵庫に入れておくのが難しいという場合もあるかと思います。そのような場合には、お茶碗などの小さい容器に味噌汁を移して、容器にラップをして保存しておくという方法でも保存できます。容器をそのまま温めれば楽しめるので、食べる時も簡単な冷蔵保存方法となっています。
また、ラップを使用せずに味噌汁を冷蔵庫で保存しておきたいという場合には、容器はタッパーを選んで味噌汁を保存しておくという方法もおすすめです。タッパーならラップがいりませんし、容量が大きい物ならたくさんの味噌汁を保存しておけますので場合によっては、タッパーに入れておいた方が便利かと思います。
日持ち
それでは、冷蔵庫で味噌汁を保存しておいたときの日持ち日数はどれほどになっているのでしょうか?冷蔵庫で味噌汁を保存しておいた場合、日持ちする日数はおよそ1日から2日程度日持ちするようになっているようです。
冷蔵庫での保存ならもう少し日持ちすると思われた方も多いかと思いますが、冷蔵庫に入れた場合でも次の日辺りには食べきってしまった方が良いようです。
ただ、今回紹介している日持ちの日数はあくまで目安であり、味噌汁に使用されている具材やみそ汁の状態、季節などによって保存できる日持ち日数は変わってきますのでその都度、冷蔵庫に入れたみそ汁がいたんでいないかを食べる前に確認しておくようにしましょう。
だし汁だけを作っておくと便利
味噌汁を冷蔵庫で保存しておいた場合、やはり味噌を使用していますので傷んでいないか心配だという方もいるかと思います。そんな方におすすめしたい方法が、だし汁のみを作っておくという方法です。
だし汁をあらかじめ作っておいて味噌汁を作るときにそれを活用するようにすれば、味噌汁を簡単に作ることができますのでおすすめです。朝は忙しいですから、味噌汁を時短で作りたいという方にもおすすめしたい方法です。
だし汁を前もって作っておいたという場合には、作っただしをよく冷まして、ピッチャーやタッパーなどの保存容器に入れておくようにしましょう。そのタッパーなどに入れただし汁を、冷蔵庫で保存しておけば冷蔵庫でしっかりとだし汁を保存しておくことができます。
ただ、味噌汁同様にだし汁も、あまり長い間保存しておくことはできません。作っただし汁を冷蔵庫で保存しておく場合には、2日を目安に使いきるようにしてください。
また、鍋でだしを作らなくても、水出しでだしを作っておくという方法もあります。それは、あらかじめ容器に水と昆布などのだし素材を入れておき、冷蔵庫で一晩おいておくという方法です。これなら鍋を使用しなくても出汁を作ることができますし、同時に冷蔵庫で保存しておくことも可能です。
味噌汁の保存方法【冷凍】
続いては、味噌汁を冷凍庫で保存しておく方法を紹介していきます。冷蔵では2日くらいまで保存して置ける味噌汁なのですが、冷凍で保存する方法では一体どうなのでしょうか?冷凍庫で味噌汁を保存しておいた場合の日持ちの日数や、解凍方法、味噌玉などについても紹介していきます。
味噌汁の冷凍保存方法
それでは、まずは味噌汁を冷凍で保存しておく方法を見ていきましょう。味噌汁を冷凍庫で保存しておく場合は、味噌汁がしっかり冷めてから密封容器に入れて、蓋をしておきます。密封容器に入れたみそ汁をそのまま冷凍庫に入れておけば、味噌汁を冷凍庫で保存しておくことが可能です。
しかし、味噌汁を冷凍保存してしまうと、風味が落ちてしまうのが難点です。冷凍に向かない味噌汁の具材を下記で紹介していますので、これらの具材が入っている味噌汁は冷凍しない方が良いかもしれません。
冷凍する際に避けた方が良い食材
それでは、冷凍保存に向かない味噌汁の具材とは一体どのような物なのかを見ていきましょう。冷凍保存に向かない味噌汁の具材は、ジャガイモや豆腐、こんにゃくなどです。
じゃがいもは崩れてしまいますし、豆腐はまるで高野豆腐の様な食感になってしまいます。こんにゃくに至ってはスポンジのような食感になってしまいますので、これらの具材は先に食べてしまうか、食感や風味が落ちてしまうのを承知したうえで冷凍するようにしましょう。
また、味噌汁の冷凍保存方法では向かない食材だけではなく、向いている食材というものもあります。味噌汁の冷凍保存に向いているという具材は、根菜類や葉物類、油揚げ、葱、玉ねぎ、キノコ類などです。
キノコ類は、むしろ冷凍することでうまみが増すとも言われています。ですので、キノコ類は冷凍しておくことでますます美味しく楽しむことが出来るでしょう。冷凍して味噌汁を保存しておく予定がある方は、是非キノコを具材として使用するのがおすすめです。
そして、意外ですが貝類のしじみなども冷凍しておくことが可能となっているようです。しじみから美味しいだしも出ますので、冷凍しておく予定のある味噌汁にしじみを使用するというのもおすすめとなっています。
あらかじめ味噌汁と冷凍して保存しておく予定があるという方は、味噌汁を作る際に具材の種類に気を付けた方が良いかもしれません。
日持ち
それでは、冷凍で味噌汁を保存しておいた場合、どれくらい日持ちがするものなのでしょうか?味噌汁を冷凍保存しておいた場合の日持ち日数は、およそ2週間程度になっているようです。やはり冷凍ですから、かなり長めに保存をしておくことができます。ただ、先ほども紹介した通り冷凍に向かない具材もありますので、具材には注意しましょう。
解凍方法
それでは、冷凍した味噌汁を解凍して楽しむ方法を紹介していきます。解凍する場合には、食べる前日から半日前に冷蔵庫に入れて自然解凍しておくようにしましょう。解凍された状態から味噌汁を冷蔵庫で溶かしたのち、レンジで温めてから食べます。レンジから取り出す際には、熱いのでやけどに注意するようにしましょう。
味噌玉を作ればさらに便利
また、味噌玉というものを作っておくと、更に便利に楽しむことができます。味噌玉というものを作っておくと、忙しい時でも簡単に味噌汁を作ることができるとして人気となっています。好きな具材で作ることができますし、味噌玉を使用して簡単に味噌汁を作ることができることから人気となっています。
それでは、味噌汁を簡単に作ることができるという味噌玉の作り方とはどのような物なのかを見ていきましょう。味噌玉の作り方はかつお節や顆粒出汁、味噌と具材を合わせて1食分ずつ丸めてラップで包むだけとなっています。その名の通り味噌で作った球になっており、お湯をかけるだけで手軽に味噌汁を楽しむことができるようになっています。
また、この簡単に作れて気軽に味噌汁を楽しむことができる味噌玉は、冷凍して保存しておくことが可能となっています。ラップに包んだ後の味噌玉は、冷凍用の容器や、フリーザーバッグなどに入れて保存しておくことが可能となっています。冷蔵庫でも良いのですが、冷凍庫に入れておくことで更に長い期間保存をしておくことができます。
作った味噌玉は、冷蔵庫では約1週間、そして冷凍庫では約1か月ほど保存しておくことが可能となっています。手軽に味噌汁を楽しむことができる味噌玉が1か月ほど冷凍保存しておくことができると、毎日の朝食に便利に活用することが出来そうです。
また、味噌玉は冷凍して保存しておいた場合でもお湯をかけただけで楽しむことができますので、冷凍した場合でも解凍したりする手間が無くて手軽に味噌汁を楽しむことができるという点は変わりません。
味噌汁を日持ちさせるコツ
それでは、続いては味噌汁を日持ちさせるコツについても見ていきましょう。味噌汁を日持ちさせる保存方法は冷凍保存であるという事は先ほど紹介したのですが、味噌汁自体を長持ちするように作るという方法もあります。どのように作れば味噌汁を長持ちさせることが出来るのか、順番に紹介していきます。
塩分濃度を高めにする
まず最初に紹介する、味噌汁の日持ちを長くする方法は「塩分濃度を高めにする」という方法です。冷凍保存して味噌汁を保存しておく予定がある人は、塩分濃度をあらかじめ高めにして作っておくと極力風味も落とさず、美味しいまま味噌汁を楽しむことができます。しかし、この方法は味噌汁を作っている時にしか調節することができません。
出来上がった味噌汁を塩分高めにしておくにはどうすればよいのかというと、保存しておく前に一度味噌汁を煮詰めておくというのがおすすめです。味噌汁を煮詰めておくことで水分が適度に飛んで、味噌汁の塩分濃度を上げるおくことができます。
塩分の濃度が高めになってしまう事で、塩分量が気になってしまうという場合もあるかもしれませんが、そういった場合には味噌汁の飲む量を減らしておくなどして調節しておくのをおすすめします。
早く冷まして保存する
また、味噌汁の日持ちを長くするには早く冷まして保存するという方法もおすすめです。先ほど、常温で味噌汁を保存しておくといたむのが早くなってしまうという注意点を紹介したのですが、冷蔵庫や冷凍庫などで保存しておく場合も、常温で置いておく時間が長いと傷みやすくなってしまいます。
しっかりと冷ましてから冷蔵庫や冷蔵庫や冷凍庫に入れておくというのは大切なのですが、あまり常温で味噌汁を放置してしまわないように注意しましょう。
味噌汁のおすすめ保存容器
それでは、続いては味噌汁を保存しておく際の、おすすめの保存容器について紹介していきます。味噌汁の保存方法などについては紹介しましたが、味噌汁を保存しておく容器は何にするのが良いのでしょうか?
鍋のままでも大丈夫
基本的に味噌汁は、お鍋のまま保存しておくという方も多いかと思いますが、冷蔵庫で保存しておく場合には、その鍋に入れたまま保存してしまっても大丈夫だそうです。入れ替えなくてもそのまま保存しておくことができますので、手軽に保存しておきたいという方は鍋のままで冷蔵庫に入れておく方法をおすすめします。
匂い移りが気になるならタッパーへ
鍋に入れたまま冷蔵庫に味噌汁を保存しておく方法は、手軽で良いのですが冷蔵庫の中のにおいを吸い取ってしまい、嫌なにおいがしてくるという場合もあります。また、その逆で冷蔵庫の中に味噌汁のにおいが残ってしまうという事も考えられます。
冷蔵庫のにおいが気になるという方は、味噌汁は鍋のまま冷蔵庫や冷凍庫に入れておくという保存方法はやめておいた方が良いでしょう。ではどうやって保存しておけばよいのかというと、それはやはりタッパーに入れておくという方法です。
タッパーなら密封されていますので、においが漏れる心配が少なく、しっかりとみそ汁を保存しておくことが可能になっています。
味噌汁が腐っている場合の見分け方
最後に、腐っている味噌汁の見分ける方法についても紹介していきます。冷蔵庫に入れておいた味噌汁も、やはり日持ちの日数には限界があって腐らないというわけではありません。味噌汁が微妙な状態の時に腐っているのか、それとも飲めるのかを見分ける方法を紹介していきますので、参考にしてみてください。
異臭がする
まず最初に紹介する、味噌汁が腐っているのかどうかの見分け方は、「異臭がするかどうかで見分ける」という見分け方です。味噌汁は腐っていると、納豆を入れてもいないのに納豆を入れたかのようなにおいがするようです。
納豆のにおいというとなかなか強烈ですから、見分ける方法としては分かりやすいかと思います。味噌汁が腐っているのかどうかは、まずにおいでチェックしてみましょう。
カビが生えている
続いて紹介する、味噌汁が腐っているのかどうかの見分ける方法は「カビが生えているかどうか」で見分けるという方法です。味噌汁はカビが生えると、表面にカビが浮いていたり、具材にカビが生えていたりするようです。
匂いが大丈夫でも、具材やみそ汁の表面にカビらしきものが浮いていたら、食べるのは控えておいた方が良いでしょう。これも、先ほどと同じく食べる前に味噌汁が腐っているのかどうか見分ける方法の一つです。
すっぱい味がする
また、味噌汁が腐ってしまっていると酸っぱい味がするようになります。これは食べてしまってからになるのですが、画像のように梅干しまでと行かなくても酸っぱい味がしたら味噌汁を食べるのは止めておきましょう。
酸っぱい味がする時はおかしな匂いがする場合も多いかと思いますので、やはり匂いや見た目で見分ける方法で確認しておくのが重要となってきます。
長期間保存していた
また、保存しておいた期間で見極めるという方法もおすすめです。匂いやかびが生えているかどうかで見極めるといい方法も重要ですが、これらの状態に当てはまらない場合でも、長期間保存しておいたという場合はやはり食べるのはやめておいたほうがいいでしょう。
味噌汁は日持ちしないので保存方法に気をつけて
今回の記事では、味噌汁を保存しておくいろいろな方法や、どういった容器で保存しておくのが良いのかなどについて紹介してきました。発酵食品の味噌を使用している味噌汁は、常温で保存しておくのはあまり向きません。
味噌汁を保存しておく時には、冷蔵庫に入れておくか、冷凍庫で保存しておくのがおすすめです。便利な味噌玉を作ったり、だし汁を活用したりなどいろいろな楽しみ方がありますので、こちらも是非試してみてください。味噌汁はあまり日持ちしない食材ですから、保存方法に気をつけて早めに楽しむようにしましょう。