【味噌汁のカロリー】低カロリー具材の味噌汁でダイエット！効果とやり方は？

和食に欠かせない味噌汁は、ただの口直しだけじゃありません。色々な具材を利用して作る味噌汁1杯には、どれ位のカロリーがあるのか、また味噌汁に含まれるダイエット効果にはどのような効果があるのでしょうか。

沢山の具で作る事が出来る味噌汁は、朝食や定食などに飲む機会が多いです。これから具材別に味噌汁1杯のカロリーを紹介します。

あさりの味噌汁1杯(153g)のカロリーは、約37kcalです。あさりには、貧血予防効果のある鉄分が1杯の味噌汁で鉄分を2.4mg摂取できます。また貧血予防と疲労回復効果のあるビタミンB12を多く含み、疲労や体力低下を起こす貧血の予防する効果があります。味噌汁1杯のビタミンB12は20.97цg含まれています。

あさりにはマグネシウムのタウリンが多く含まれています。タウリンはアルコールの代謝を高める作用があるので二日酔い予防があります。タウリンはあさりの出汁の素です。タウリンには、血液をサラサラにする作用があるので、中性脂肪値を低下させる効果があり、ダイエットに役立ちます。

また必須ミネラルの亜鉛も含まれていて、細胞分裂を助け、新陳代謝を上げる作用があります。それにより、美肌や美容効果、さらに健康効果もあります。あさりの味噌汁1杯のカロリーも低く、健康効果の高い味噌汁はダイエット時に飲むと、ダイエットでの栄養不足を補う事が出来ます。

玉ねぎの味噌汁1杯(200g)のカロリーは48kcalです。具材である玉ねぎには、ケルセチンとアリシンが含まれています。ケルセチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。活性酸素が血管の中に血栓を作るのを防いでくれます。これにより、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を防止する作用があります。

玉ねぎの辛み成分である、アリシンは血管を広げ、血行促進効果があります。体が温まり、代謝を良くするのでダイエット効果があります。また疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を助けます。そして、玉ねぎには、ビタミンB1も豊富に含まれています。アリシンと合わさり吸収がスムーズに行うので疲労回復効果が高いです。

アリシンは、水に溶けやすい性質ですので、お味噌汁で摂取するとしっかり栄養が摂れるので、おすすめの食べ方です。また味噌汁には、オリゴ糖も含まれているので、善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。玉ねぎの味噌汁もカロリーが低いですし、栄養豊富です。

大根の味噌汁1杯(174g)のカロリーは48kcalです。具材である大根は、食物繊維が入っています。食物繊維も多い野菜ではありませんが、味噌汁にして食べると大根を食べやすいので、食物繊維を摂取しやすいです。腸内を掃除し、腸内環境が整うと代謝が上がりダイエット効果を得られます。

また大根の味噌汁は食べ応えがあるので、お腹も満足します。カロリーが低いので、ダイエット中に飲むと満腹感を得るので食事量を抑えられます。

豆腐とわかめの味噌汁1杯(142g)のカロリーは42kcalです。この豆腐とわかめの組み合わせは、実は栄養を吸収するのに相性の良い組み合わせです。わかめに含まれているたんぱく質は豆腐に含まれているたんぱく質により吸収されやすくなります。また豆腐には、カルシウムの働きを助けるマグネシウムも多く含まれています。

また、わかめに含まれているアルギン酸は水溶性食物繊維の一種で、体内のナトリウムを吸着して排出するのでコレステロール値を低くし、高血圧防止の作用があります。

豆腐には、沢山の栄養素が含まれています。その中でもダイエット効果のある栄養成分のレシチンが含まれています。脂肪肝を減少させ、脂肪の代謝を活発にする作用があります。豆腐とわかめの味噌汁は低カロリーなのに栄養成分も豊富ですし、ダイエット効果のある豆腐も美味しく摂取できます。

豆腐と油揚げの味噌汁1杯(185g)のカロリーは50kcalです。豆腐と油揚げの組み合わせるとビタミンKが13.3цg含まれています。ビタミンKは血液を固める作用とカルシウムの代謝を助ける作用があります。これは、止血を助け、骨や歯を丈夫にする効果がビタミンKにあります。

食べる前に油揚げを湯通しして油抜きをしましょう。そうするとカロリーカットが出来ますし、油揚げの風味も豊かになります。ダイエット中に豆腐と油揚げの味噌汁を飲むと低カロリーなのにジューシーさが味わえるのでおすすめです。

味噌汁の種類に赤味噌と白味噌があります。白味噌(大匙1杯)のカロリーは33kcalです。赤味噌(大匙1杯)のカロリーは35kcalと数値に差はありません。この赤味噌と白味噌の違いは作る工程が違う為、使用された塩分と含まれた栄養素が違います。

赤味噌の塩分濃度は10~13%の割合に塩分が含まれています。赤味噌は大豆を煮戻しした後蒸して作ります。そして長時間発酵させる為、たんぱく質が豊富に含まれています。そのたんぱく質のアミノ酸と糖が反応をメイラード反応と言い、この反応により赤くなります。メイラード反応によって作られたメラノイジンは、強力な抗酸化作用があります。

白味噌は赤味噌に比べ塩分の濃度が低く5%~7%の割合に塩分が含まれています。白味噌は大豆を柔らかくなるまで煮て作ります。発酵時間も短いので、メイラード反応が起こりません。白味噌にはGABAが含まれていて、ストレスを解消とリラックス効果があります。リラックス効果で深い睡眠効果がある為、夜に白味噌の味噌汁を飲むと良いです。
 

具材別の味噌汁1杯のカロリーが解りました。味噌汁1杯のカロリーは大体50kcal以下と低いのでダイエット中に活躍するおかずです。それでは、味噌汁のダイエット効果には、どのような効果があるのでしょうか。

味噌汁のダイエット効果には体温を上げる効果があります。体温が1度冷えると、代謝は13%も落ちると言われています。体温が下がると血管が収縮して血行が悪くなります。血行が悪くなると、脂肪や糖分の代謝能力が下がってしまいます。ダイエット中はカロリーや栄養不足で体温が下がりがちになります。

体温が上がると、ダイエット効果を得られます。血行促進され代謝があがり、酵素の働きが活発になります。酵素が活発になると新陳代謝がUPします。寝ている間に冷えた体を温めてくれるので、朝食に味噌汁を飲むダイエットのやり方がおすすめです。

味噌汁のダイエット効果には便秘解消効果があります。味噌には発酵させて作る為多くの乳酸菌が含まれています。それに加え、サポニンや大豆ペプチドも含まれています。この乳酸菌が腸内環境を改善し、老廃物の排出を促します。そして、腸内にある悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす作用もあるので、腸内環境が改善されます。

大豆ペプチドとサポニンは、腸が正しく働く作用があり、ペプチドも整腸作用があります。赤味噌に多く含まれるメラノイジンも腸のぜん動運動を活発にして便秘解消に役立ちます。

味噌汁のダイエット効果には代謝を促進効果があります。前項でも記載しましたが、味噌汁には、便秘解消効果があります。腸内環境が整うと代謝が上がります。また、味噌汁には多くのビタミン群が含まれていて、ビタミンには脂肪や糖質を燃焼の促進作用があります。

また温かいお味噌汁で体温が上がると、基礎代謝や新陳代謝もあがります。体温1度上がるとジョギング30以上のカロリーと同等の約130kcalを普段の生活で消費出来るようになります。

味噌汁のダイエット効果には血行を促進効果があります。温かい味噌汁は体内を温めてくれます。体の内側から温まると血行がよくなります。また、味噌に含まれるサポニンは血流を改善し、コレステロールを下げる効果があります。

血行が促進されると、体内の老廃物を排出し、体温も上がります。体温が上がる事で多くのダイエット効果を得る事が出来ます。血行促進はダイエット効果をもたらす重要な役割をしています。

カロリー低い味噌汁には沢山のダイエット効果があることがわかりました。この味噌汁のダイエット効果をより得る為にはどのようなやり方で味噌汁ダイエットをすればいいのか紹介します。

味噌汁ダイエットのやり方に、朝食を味噌汁に置き換えるやり方があります。睡眠から冷めた体は内臓も活動していなく体温が低いので、朝食に飲むのがおすすめです。体温が上がるとダイエット効果を得やすいですし、具材の野菜や魚介などをたっぷり入れて食べれば栄養満点の朝食になります。

味噌汁1杯のカロリーは50kcal以下なので、朝食に置きかえると1日の食事の摂取カロリーを抑えることができますし、野菜をたっぷり入れて食べると食物繊維もとれて、代謝も良くなります。味噌汁ダイエットの朝食を味噌汁に置きかえるやり方はとてもおすすめです。

味噌汁ダイエットのやり方に、時間別に味噌の種類を換えるやり方があります。朝食には赤味噌の味噌汁がおすすめです。赤味噌には、大豆の豊富な栄養素を含み、また赤味噌に含まれているメラノイジンは血糖値の上昇を抑える効果があります。朝食は空腹時間が長く血糖値が上がりやすいので、朝食に赤味噌の味噌汁を飲むやり方がおすすめです。

夜に飲むお味噌汁は白味噌がおすすめです。白味噌に含まれているGABAは、ストレスを解消させリラックス効果があります。ストレスで神経が高ぶるとグルタミン酸が発生し、暴食などの異常な行動を起こします。GABAでストレス解消し、安眠することにより代謝があがります。夕食に白味噌を飲むやり方がおすすめです。

味噌汁ダイエットのやり方に低カロリーの具材と合わせるやり方があります。味噌汁のみのカロリーは、出汁と味噌だけで約40kcalと低カロリーです。置き換えではなく、他の食事と一緒に食べる場合には、具材を低カロリーのもの、野菜や豆腐、海藻類などを合わせましょう。おかずなどで不足している栄養素を補うのがおすすめです。

味噌汁1杯はとてもカロリーが低く、豊富な栄養があります。カロリーは低いですが、塩分も含まれている為、味噌汁を飲み過ぎると塩分過多になり、むくみやすくなったり、様々な健康に悪影響を及ぼしてしまいます。味噌汁の出汁や味噌を塩分控えめにし、飲み過ぎないようにしましょう。

味噌汁のダイエットのやり方を紹介しました。これから、味噌汁ダイエットした方の口コミを紹介します。成功、失敗の体験の口コミを観て、参考にしてください。

味噌汁ダイエットをしている方の口コミで成功している方の口コミです。味噌汁ダイエットの書籍も数多く出版されています。#今日から味噌汁ダイエット開始と、宣言している口コミも数多くありました。成功した人の口コミで多かった味噌汁ダイエットのやり方は、食事の前に味噌汁を飲む方法です。

この味噌汁ダイエットは、緩やかに体重が落ちていくダイエットで、しっかり食事をするので満腹感を得ながらダイエットが出来るので持続しやすいのがメリットです。

味噌汁ダイエットの失敗された方の口コミです。緩やかに体重が落ちるので、モチベーションが上がらず途中で止めてしまう口コミも多いです。また、味噌汁は具材を換えてアレンジしないと味に飽きてしまい挫折してしまう口コミもありました。

これから味噌汁ダイエットを始めようと思っている方に、おすすめのレシピを紹介します。テレビ番組で放送された長生き味噌汁のレシピも紹介します。

• 玉ねぎ1個
• 白味噌80g
• 赤味噌80g
• リンゴ酢大さじ1杯

1. 玉ねぎの皮をむき、すりおろします。
2. すりおろした玉ねぎに、白と赤の味噌とリンゴ酢を入れて良く混ぜて出来上がりです。

この長生き味噌汁は人気番組で放送されると次の日のスーパーに赤味噌が売り切れになるほどでした。この長生き味噌汁は、味噌にリンゴ酢と玉ねぎを入れることで、生活習慣病の予防、疲労回復効果に体脂肪の減少効果、便秘の改善等、ダイエット効果も得られます。
 

• 鶏挽肉80g
• 長ネギ40g(長ネギの4/5位の長さ)
• 生姜ひとかけ
• 調整豆乳100ml
• 長生き味噌(普通の味噌も可)60g
• 水(200ml)

1. 長ネギと生姜をみじん切りにします
2. ひき肉に長ネギと生姜を入れて混ぜ鶏団子にします。
3. 水を鍋に入れ沸騰させたら、鶏団子を入れていきます。
4. アクを取り、豆乳入れてひと煮立ちさせます。
5. 長生き味噌(普通の味噌)を入れて溶かして、お好みで塩こしょうして出来上がりです。

この豆乳味噌汁は、クリーミーで洋風の味噌スープのようです。豆乳のコクが美味しく、いつもと違う味噌汁の味で、少し飽きてきた時におすすめです。

• オクラ4本
• もずく80g(1パック)
• もやし1/2袋(100g)
• 長生き味噌(普通の味噌)60g
• 水300ml
• ごま油少々

1. オクラを小口切りにします。
2. お鍋に水をいれ沸騰したらもやしを入れます。
3. ひと煮立ちしたら、もずくとオクラを入れ1分ほど煮ます。
4. 火を止め、味噌を入れて食べる前にごま油少々いれて出来上がりです。

もずくとオクラは水溶性食物繊維が豊富ですので、摂取すると便秘解消効果があります。ダイエット中ですのでごま油は風味が付く程度の少なめにしましょう。しかしこの、ごま油を少し入れることにより、中華風になり、味噌汁の風味が変わって美味しいです。

味噌汁は低カロリーで、栄養も満点です。入れる具材によって味も変わり、栄養も更に増すのでダイエット中にはおすすめです。野菜入りのお味噌汁を3食食べても150kcalと低カロリーなので、塩分摂取量を気にしながら活用してください。自分の食生活に合うダイエットのやり方を見つけて、健康的に味噌汁ダイエットをしましょう。