めかぶ味噌汁の作り方を動画付きで解説【生めかぶ/乾燥めかぶ】

めかぶの味噌汁の作り方は簡単で栄養満点ととても好評です!生めかぶと乾燥めかぶでは作り方が違うので、今回この記事で参考にしてみてください。味噌汁のレシピはどうしても同じような具材を使ってしまい、味がマンネリ化しがちです。いつもワカメばかりを使っている人は、是非今回の記事を見てめかぶ味噌汁を作ってみてください。ワカメにはないトロっとした食感にやみつきになるはずです。

めかぶ味噌汁の作り方を動画付きで解説【生めかぶ/乾燥めかぶ】のイメージ

目次

  1. 1めかぶ味噌汁の作り方はとっても簡単!
  2. 2生めかぶの味噌汁レシピ
  3. 3乾燥めかぶの味噌汁レシピ
  4. 4めかぶの味噌汁アレンジレシピ
  5. 5生めかぶと乾燥めかぶの下処理方法
  6. 6めかぶの味噌汁を作ってみて

めかぶ味噌汁の作り方はとっても簡単!

「めかぶ」はぽん酢でそのまま食べることはあっても、それ以外で調理するのは難しいというイメージがあるかもしれません。しかし、意外にも調理は簡単で特にお味噌汁は簡単でおすすめです。その上、栄養素も高いので是非試してみて下さい。

めかぶとは?

実はめかぶとは皆さんがよく知っているワカメのことです。詳しく言うとワカメの根本のことを指します。なので、ワカメとめかぶは一緒の食材です。上の柔らかくて薄い部分が「わかめ」、下の少し硬く太い部分が「めかぶ」となります。

めかぶの健康効果

「フコイダン」免疫を高めてくれる効果が期待できます。風邪予防や髪の毛を強くしてくれるなど生活をする上で嬉しい効果がたくさんです。

「アルギン酸」体にたまった毒素を排出してくれる効果が期待できます。コレステロールや血圧が高い人などにおすすめの効果です。ダイエットを考えている人にもおすすめです。

「ヨウ素・カルシウム」骨を作る働きや新陳代謝を高める効果が期待できます。発育を助けることを考えると育ち盛りの子供や骨がもろくなり始める高齢者におすすめです。ツルっと食べられるので、小さい子どもや歯が弱くなってきた方にも食べやすい食材です。

生めかぶの味噌汁レシピ

生めかぶの味噌汁のレシピを紹介していきます。材料はとてもシンプルですが生めかぶは食感が大事ですので、火が通りすぎるとせっかくの食感が台無しになることがあります。火加減とめかぶを入れるタイミングをしっかり参考にしてみて下さい。
 

材料

材料は生めかぶが100g〜お好みの量、出し汁600cc、麦味噌大さじ2といたってシンプルな材料になっています。お好みで豆腐などを足しても美味しいです。

生めかぶはたくさん入れても美味しいのですが、初めて作るときは少なめをおすすめします。ワカメのように柔らかい食感に慣れていると、めかぶの硬さは少しつらく感じてしまうかもしれないからです。慣れてきたら量を増やしても美味しく食べることができます!

また、味噌汁使う味噌は赤味噌よりかは甘めの白味噌や麦味噌がおすすめです。赤味噌でも美味しいのですが、めかぶ自体が優しい味なので、味噌もあまり濃くない方が相性がいい美味しい味噌汁ができます。

作り方

まずは、めかぶを軽く洗い茎を取り棒状に刻んでいきます。あまり食感を残さずに、トロっと感を出したいときは細かく刻むのをおすすめします。お好みの量を器にいれます。

次にお好みのダシ汁を作り沸騰させ、少しダシ汁を取りお味噌を溶かし入れます。お味噌の風味が飛ばないように、お味噌を入れたらすぐに火を止めてください。そして、めかぶが入った器にお味噌を注いだら味噌汁の出来上がりです。

生めかぶの美味しい時期

めかぶは3月~4月にかけて旬を迎えます。ちょうど桜の時期と覚えておくといいでしょう。5月に入っても収獲はされるのですが、どうしても旬を過ぎると味が落ちてくるので注意です。

また、めかぶはワカメの根元にあたるので、ワカメが旬であればめかぶも旬であるという認識でも問題ありません。これで美味しいお味噌汁が食せます。

乾燥めかぶの味噌汁レシピ

乾燥めかぶは生めかぶに比べ、切ったりなどの工程がなく味噌汁に入れるだけと簡単なレシピになっています。手軽にめかぶを味噌汁で食べたいという人にはおすすめのレシピなので、是非参考にしてみてください。

材料

材料は乾燥めかぶひとつかみ、出し汁600cc、麦味噌大さじ2といたってシンプルな材料になっています。生めかぶの時と材料は変わらないのですが、乾燥めかぶはお味噌汁に入れたときに思った以上に膨らむので注意しましょう。膨らむと食べにくいお味噌汁になってしまいます。

作り方

作り方は簡単です。いつも通りに味噌汁を作り、お椀に注いだら上から乾燥めかぶを一つかみ入れるだけで簡単味噌汁の完成です。乾燥めかぶは膨らむので入れすぎに注意してください。

乾燥めかぶの賞味期限

気になる賞味期限ですが、乾燥めかぶはある程度下処理をして乾燥させているので製造されてから1年ぐらいもちます。

しかし、直射日光・開封したままなど保存方法によっては1年もたないこともあるので注意しましょう。

また、これは賞味期限なので味が少し落ちても食べれるという人は、1年過ぎても食べることもできます。賞味期限と消費期限の差は難しいですが、乾物なので保存をしっかりとすれば1年以上はもつこともあります。

めかぶの味噌汁アレンジレシピ

めがぶだけのお味噌汁だと飽きてしまうので、今回は様々なめかぶの味噌汁アレンジレシピを紹介します。

ミネラル豊富な海藻類で具がたっぷりトロトロ
めかぶのおみそ汁「新じゃが」、その他に「ねばねばのなめこ」「手毬麩」を加えたアレンジレシピの作り方をご紹介します。

作り方が簡単な味噌汁レシピばかりなので、是非参考にしてみてください。めかぶだけではない味わいが楽しめるはずです。

めかぶと新じゃがの味噌汁

 

  • 新じゃが100g
  • 生めかぶの日だの部分50gほど
  • 水400ml
  • 味噌大さじ1と1/2~2弱程

 

  1. 新じゃがは洗い土を落とします。皮ごと6~7mm幅の半月切りまたは、銀杏切にします。
  2. めかぶはひだの部分だけを使います。
  3. 鍋に水400mlと新じゃがを入れて火にかけます。
  4. 沸いたら火を少し弱め、じっくり3分ほど煮てじゃが芋に火を通します。
  5. じゃが芋に火が通ったら、味噌(味噌大さじ1と1/2~2弱が目安)を溶き入れます。
  6. めかぶを入れます。すると少しとろみがつきます。
  7. その後、再沸騰させた後に火を止め、最後にめかぶを入れてさっと混ぜます。
  8. めかぶの色が変わり、味噌汁に軽くとろみがついてきたらできあがり。

めかぶと新じゃがんの旬は同じ時期なので、是非試してほしい味噌汁のアレンジレシピです。新じゃがのほくほく感とめかぶのとろとろ感を楽しんでみてください。じゃがいもは火の通りが遅いので、中まで火が通っているか確認するのを忘れないようにしましょう。

めかぶとなめこのねばねば味噌汁

 

  • めかぶ20g
  • なめこ1袋
  • 味噌大さじ2
  • だし汁600cc
 
  1. まず鍋にだし汁を入れます。
  2. その中になめこを入れて沸騰させてから灰汁を取り火を止めます。
  3. 味噌を入れ溶かしたらめかぶを入れて出来上がり。

 

めかぶのとろとろ感だけではな物足りない人におすすめのアレンジレシピです。なめこのねばねば感がめかぶとマッチして栄養満点のお味噌汁になります。この時のお味噌は赤味噌がおすすめで、美味しい味噌汁になること確実です。

味付めかぶと手毬麩で味噌汁

 

  • 水140cc
  • 手毬麩(他の麩でもOK)10個ぐらい
  • 味付き「めかぶ」1食分35g
  • 味噌大さじ1
 
  1. 鍋に分量の水を入れて麩をもどします。
  2. 火をつけて沸騰したら火を弱めて味噌を溶き入れます。
  3. 火を止めて、めかぶを加えて完成です。

お麩のシンプルな味がめかぶを引き立ててくれる、おすすめのアレンジレシピです。お麩を入れただけではそこまで味が変わらないですが、めかぶと喧嘩することなくお味噌汁の中に馴染んでくれる食材なのでおすすめです。

生めかぶと乾燥めかぶの下処理方法

いくらいい素材でも下処理が間違っていると台無しになってしまいます。正しい方法で下処理をして美味しいめかぶを楽しみましょう。今回は生めかぶと乾燥めかぶ、どちらでも対応できるように2パターンで説明しています。

生めかぶ

海藻にはゴミが付いていることが多いので、お水で隅々まできれいに洗いましょう。ごみが残っていると不衛生でもありますし、料理したときに美味しさが半減してしまいます。

次にみみと茎に分けます。みみは薄くひらひらした部分のことで、茎は固めで真っすぐな部分を言います。太さが違うので茹で時間も違いますし、食間も違うので下処理の段階で分けでおくと便利です。

みみは約10秒、茎は約20秒ぐらい沸騰したお湯で湯がくのがベストです。そのあと、ジップロックなどにいれて冷蔵・冷凍保存するのがおすすめです。

乾燥めかぶ

生タイプのめかぶを乾燥したのが乾燥めかぶは、そのままの状態のものや千切りになったものがあります。水で戻して使うのが一般的で生タイプよりも歯ごたえがあるのが特徴です。

商品によって戻し方が違いますが、一般的には水でめかぶについているごみを取り熱いお湯に約5分つけておきます。大きいものになると20分以上の場合があるので、様子を見ながらしましょう。戻し汁はうまみ成分がたくさん入っているので、捨てずにお味噌汁にいれたりするのがおすすめです。

乾燥めかぶも戻した後は、小分けにして冷蔵・冷凍保存するのがおすすめです。細切りになっている乾燥めかぶは下処理せずそのまま食べられる場合があります。

めかぶの味噌汁を作ってみて

めかぶと聞くとパックに入っていて、付属のタレをかけてそのまま食べる印象が強いですが今回のようにお味噌汁に入れて食べてみるのもいいと思ったのではないでしょうか?

今回紹介したレシピ以外にもめかぶを使った料理はたくさんあります栄養素も多く値段もそこまで高くないので、是非ご自宅の食卓に並べてみてはどうでしょうか?

加熱の仕方によって歯ごたえが変わったり、味付けの仕方によってめかぶの新たな発見に繋がるかもしれません。まずは、めかぶのお味噌汁から始めてみましょう!

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