チャーシューの冷蔵・冷凍保存の方法は?賞味期限と日持ちさせるコツ

チャーシューの冷蔵、冷凍保存方法についてまとめました。チャーシューの賞味期限や日持ちさせる方法、チャーシューの種類ごとに適した保存方法を詳しく解説します。アレンジレシピも紹介しますので、上手に冷蔵、冷凍保存して美味しく食べ切りましょう。

チャーシューの冷蔵・冷凍保存の方法は?賞味期限と日持ちさせるコツのイメージ

目次

  1. 1チャーシューの上手な保存の仕方
  2. 2チャーシューに適した保存方法は?
  3. 3チャーシューの冷蔵保存の方法
  4. 4チャーシューの冷凍保存の方法
  5. 5チャーシューを日持ちさせるには
  6. 6チャーシューを使ったおすすめ活用レシピ
  7. 7チャーシューを上手に保存して活用しよう!

チャーシューの上手な保存の仕方

自宅で手作りすることも多いチャーシューですが、美味しく食べられる期間はどのくらいなのでしょうか?そこで本記事では、チャーシューを日持ちさせる冷蔵、冷凍保存方法と、美味しく食べられる賞味期限について解説します。

また、タレや煮汁を余すことなく活用するための保存方法と、チャーシューをアレンジした絶品レシピも紹介します。作り置きにもおすすめのチャーシューを、最後まで美味しく食べるための情報が満載ですのでチェックしてください。

チャーシューに適した保存方法は?

チャーシューは種類ごとに適した保存方法が違います。さらに、タレや煮汁も余すことなく保存する方法を紹介します。

常温保存は適していない

チャーシューは自宅でも比較的簡単に作れるため、作り置きとしても人気があります。作り置きする場合、まとめて大量に作るという場合も多いでしょう。その際気になるのが、美味しく食べられる日持ち期間と保存方法です。

チャーシューの原料は豚肉や鶏肉などの肉類ですので、常温で保存すると品質が劣化しやすくなります。季節や室温によって違いますが、早ければ数時間で腐ることも考えられる為、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。冬場でも食中毒の危険がありますので、室温が低くてもすぐに食べない場合は冷蔵保存が基本です。

チャーシューの種類で違う適した保存方法

チャーシューは使う肉の種類や部位によって、柔らかさや味わいが変わります。一口にチャーシューと言っても、あっさり低糖質な鶏チャーシューやこってり濃厚な豚バラチャーシューなど種類も多く、適した保存方法も変わってきます。

チャーシューは低温で調理すると、水分が多く、しっとり柔らかく仕上がります。水分が多く含まれたチャーシューは、冷凍すると細胞を壊し、解凍する時に水分が流れ出て美味しさが半減してしまいます。そのため、低温で調理した水分が多いチャーシューは冷蔵保存が向いています

逆に、脂質が多く水分が少ないチャーシューは、凍る際も細胞が壊れにくいので冷凍保存に向いています。とはいえ水分が少ないチャーシューでも、長期間冷凍すると味はどんどん落ちていきます。美味しく食べるには、なるべく早めに食べきるようにしましょう。

タレや煮汁も保存できる

チャーシューの味の決め手になるのが、砂糖や醤油などを煮詰めて作るタレです。チャーシューのタレには調味料の他に、肉の旨味が溶け込んでいるため捨てずに上手に活用しましょう。さらに煮汁にも肉や野菜のエキスがたっぷり含まれていますので、使い方次第で絶品料理にアレンジできます。

チャーシューの煮汁やタレは、冷蔵で1週間ほど、冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちします。煮汁やタレは、肉や野菜を取り除き、ザルなどでこすと日持ちするようになります。雑菌が繁殖しないよう清潔な容器に入れることも大切です。

タレや煮汁を冷蔵庫に入れておくと表面に脂が固まりますが、この脂も捨てずに料理に活用できます。チャーハンや野菜炒めに使うとコクが出て、中華料理店のような絶品料理が出来上がるので試してみてください。煮汁はスープやラーメンに、タレはチャーハンや煮物に使えますので、捨てるところなく活用できます。

チャーシューの冷蔵保存の方法

冷蔵したチャーシューの賞味期限は何日くらいなのか?美味しく食べられる日持ち期間について解説します。さらに、長持ちするための保存方法も要チェックです。

冷蔵保存の仕方とポイント

冷蔵保存に適したチャーシューは、低温で仕上げた水分量の多いジューシーなチャーシューです。上手に冷蔵するにはまず、チャーシューをしっかり冷ますことが大切です。温度が高いまま保存すると、味が落ちたり傷む原因になってしまいますので、必ずしっかり冷まします。

タレとチャーシューは清潔な袋や容器に、清潔なトングを使い入れます。雑菌が繁殖しやすくなるので、手を使うのは避けましょう。タレと一緒に保存すると味が濃くなりますので、別々に保存しても構いません。切り分けるのではなく、ブロック状で保存するとさらに長持ちします。

冷蔵保存したときの賞味期限

冷蔵したチャーシューは、上記のように正しく保存すると1週間ほどは日持ちします。冷蔵保存する場合は雑菌をいかに繁殖させないかがポイントになりますので、調理の際も清潔を心がけてください。チャーシューを調理する際に、生姜やこしょうを使うと日持ちしやすくなりますので、心配な方は多めに加えると良いでしょう。

チャーシューの賞味期限は1週間ほどではありますが、美味しく食べるにはやはり早めに食べきることをおすすめします。

チャーシューの冷凍保存の方法

チャーシューを冷凍する際のポイントと、賞味期限について解説します。さらに、上手に解凍する方法も紹介します。

冷凍保存の仕方とポイント

冷凍保存に適したチャーシューは、脂質やゼラチン質の多いチャーシューです。冷凍保存しておけばかなり日持ちしますので、多めにストックしておくことも可能になります。冷凍保存する場合も同じように、まずはしっかり冷ましておくことが大切なポイントです。

冷蔵の場合はブロック状で保存するのがおすすめですが、冷凍の場合はお好みの厚さにスライスしても大丈夫です。スライスしたり角切りにしたり、使う料理に合わせて大きさを変えて切っておくととても便利です。

切ったチャーシューは1食分ずつラップで包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。この時、金属トレーに乗せると、急速冷凍できて美味しさを保ったまま保存できます。

冷凍保存したときの賞味期限

冷凍保存したチャーシューの賞味期限は1ヶ月程度です。ですが、家庭の冷凍庫は業務用に比べると温度管理が難しく、庫内を開け閉めすることで温度が上がってしまいます。冷凍焼けしたり霜が付いて品質が悪くなることも多いので、なるべく早めに食べ切りましょう。

まとめて冷凍すると解凍しにくくなるので、1食分ずつ冷凍するのもポイントです。空気が入らないようぴっちりラップで包み、空気が入らないよう保存袋の口を閉じて冷凍しましょう。

チャーシューの上手な解凍方法

チャーシューを美味しく食べるには、上手に解凍することも大切です。一番簡単な解凍方法は冷蔵庫で自然解凍することです。解凍する量にもよりますが、朝食べる場合は前の晩に、夜食べる場合は朝のうちに冷蔵庫に入れておけば良いでしょう。この方法で解凍するとドリップも出にくくなり、美味しく食べられます。

逆に電子レンジで解凍する方法は、あまりおすすめできません。電子レンジで解凍すると急激に温度が上昇し、肉が縮んで水分や肉汁が流れ出てしまいます。その結果、固くなる、パサパサするといった美味しくないチャーシューになってしまいます。

チャーシューを日持ちさせるには

チャーシューを日持ちさせるにはいくつかのポイントがあります。美味しく食べきるための5つのポイントを、チェックしていきましょう。

濃い味のタレにする

チャーシューを日持ちさせるには、味付けも重要なポイントになります。チャーシューは冷蔵で1週間ほど日持ちすると説明しましたが、薄味のものはあまり日持ちしません。醤油や砂糖などの調味料には、細菌が繁殖しにくくなる効果があるため、濃い目で調理すると日持ちします

健康のために薄味で調理する場合は、なるべく早く食べきるようにしましょう。逆に保存性を高めて日持ちさせたい場合は、濃い目の味付けにしてください。

切らずにブロックで保存する

チャーシューはスライスするより、ブロック状のままの方が日持ちします。なぜならチャーシューを切る時に、手や道具を清潔にしていても雑菌を100%防ぐことは難しいためです。さらにスライスすることで空気に触れる断面が多くなり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

すぐに食べる分には問題ありませんが、作り置きでなるべく長持ちさせたい場合はブロック状で冷蔵しましょう。逆に冷凍する場合は、解凍しやすくなるのでスライスするのがおすすめです。

真空パックにする

食品は空気に触れていると雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、なるべく空気が入らない状態で保存することが大切になります。家庭でも真空保存できる器具が販売されていますが、持っている方は少ないでしょう。

完全な真空にならなくても、手で空気を抜きながら袋の口を閉じたり、ストローで空気を抜くなど、なるべく空気が入らない状態を保つようにしてください。

冷蔵庫の状態にも注意

冷蔵庫内に食品がぎゅうぎゅうに詰まっていると、温度が下がりにくくチャーシューが傷みやすくなります。チャーシューを日持ちさせたい場合は、庫内の温度が下がりやすいよう食品の詰め込みは控えましょう。庫内の容量を7割ほどに抑えると冷えた空気が循環しやすくなります。

賞味期限切れの見分け方

傷んだチャーシューは口に入れると、舌がピリピリしたり酸味を感じます。納豆のような臭いや酸っぱい臭いがする、糸が引いてぬめりがある、カビや白い膜が張っている場合も傷んでいる可能性があります

この他にも何らかの異変を感じたら、食べるのをやめてください。また品質が劣化してしまうので、一度解凍したチャーシューを再び冷凍することもやめましょう。

チャーシューを使ったおすすめ活用レシピ

チャーシューを使ったおすすめアレンジレシピを紹介します。メインやおつまみなど、さまざまな料理にチャーシューを活用してみてください。

鶏チャーシュー丼

【材料】

  • 鶏もも肉…2枚
  • ネギ…適量
  • はちみつ…適量
  • のり…適量
  • 糸唐辛子…適量
  • 白ごま…適量
<A>
  • 砂糖…大さじ2くらい
  • 生姜…少々
  • 醤油…2周くらい

【作り方】
  1. 鶏肉のドリップをクッキングペーパーで拭き取ります。
  2. 鶏肉の厚みが均等になるよう、切って開いて薄くします。
  3. (2)をくるくる丸めて、タコ糸でしっかり縛ります。
  4. はみ出た皮は中に入れて、形を整えます。
  5. (4)を耐熱皿に乗せ、ラップをして500wのレンジで5分加熱します。
  6. ネギを切って水にさらしておきます。
  7. 熱したフライパンに油を入れ、鶏肉を入れて蓋をして加熱します。
  8. 時々ひっくり返しながら焼き、焼き目がついてきたら皿に残った肉汁を加えます。
  9. 水を適量加え、Aの調味料を加えたら蓋をしてさらに煮ます。
  10. タレを絡ませながら煮詰め、仕上げにハチミツを加え混ぜ合わせます。
  11. 鶏肉が浸るくらいの小鍋に移したら、クッキングペーパーを被せて一旦冷まします。
  12. 冷めたらタコ糸を切ってカットし、ご飯の上に海苔、チャーシューを乗せます。
  13. 煮詰めたタレをかけ、白ごま、糸唐辛子、白髪ねぎをあしらって完成です。

鶏肉で作ったチャーシューはあっさり食べやすく、甘辛いタレとよく合います。フライパンでしっかり焼き色をつけてから、じっくり煮汁を絡めて煮ていきましょう。チャーシューは熱いうちに切ると崩れやすいので、しっかり冷ましてからカットしてください。

ピリ辛ネギチャーシュー

【材料】

  • チャーシュー…100g
  • 長ネギ(白い部分)…1/2本
  • 糸唐辛子…適量
<タレ>
  • ごま油…大さじ1
  • 顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1
  • 豆板醤…小さじ1
  • ラー油…適量
  • 黒こしょう…適量

【作り方】
  1. タレの材料を全て合わせておきます。
  2. ネガネギは薄く斜め切りにし、5〜10分水にさらします。
  3. 切ったチャーシューにラップし、500wのレンジで30秒加熱します。
  4. チャーシューの表面を軽く炙り、食べやすく切ります。
  5. (1)のタレにネギ、チャーシューを入れてよく和えます。
  6. 器に盛り付け、糸唐辛子をあしらったら完成です。

お酒によく合うに、チャーシューのおつまみレシピです。チャーシューは冷蔵しておくと固くなるので、レンジで加熱してから炙りましょう。ビールや日本酒が進む、ピリッと辛い刺激的な一品です。

チャーシューパスタ

【材料】

  • パスタ…200g
  • チャーシュー(ブロック)…190g
  • メンマ…50g
  • 長ネギ…1/2本
  • 水…700cc
  • 塩…適量
  • 食べるラー油…大さじ3
  • バター…10g
  • 青ネギ…お好みで
  • こしょう…適量
  • すき焼きのたれ…大さじ3

【作り方】
  1. 長ネギは薄く斜め切りにし、食べるラー油を絡めておきます。
  2. チャーシューは角切りにします。
  3. 電子レンジ専用容器に水、塩、パスタを入れ、600wで10分ほど加熱します。
  4. フライパンにバターを加熱して、チャーシュー、メンマを炒めます。
  5. パスタ、すき焼きのタレを加えさらに炒めたら器に盛り、青ネギを散らして完成です。

チャーシューといえばラーメンのイメージが強いですが、パスタとも相性抜群です。チャーシューのこってりした旨味で、いつもとは一味違う食べ応えのあるパスタに仕上がります。パスタはレンジ加熱すると簡単ですが、もちろん通常通り茹でても構いません。

チャーシューを上手に保存して活用しよう!

そのまま食べたりアレンジしたり、さまざまな形で大活躍するチャーシューの保存方法についてまとめました。チャーシューは作り置きにも適していますので、多めに作って上手に保存しましょう。タレや煮汁も美味しく活用できますので、無駄なく美味しく食べ切ってください。

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