2019年03月07日公開
2024年09月07日更新
タイ料理は高カロリー?パッタイなどタイ料理10選のカロリーを調査!
パッタイのカロリーはタイ料理の中でも高カロリーなのを知っていますか?日本でもすっかり人気のあるタイ料理ですが、野菜がたっぷりといったイメージがあるので、低カロリーなイメージもありますが、高カロリーなタイ料理もあるのか気になります。そこで今回はタイ料理のカロリーについて着目し、タイ料理は高カロリー?パッタイなどタイ料理10選のカロリーを一挙調査しました。気になる糖質やダイエット中の食べ方や注意点などを紹介しています。タイ料理が好きな方は必見です。
目次
パッタイなどタイ料理には高カロリーメニューがある!
近年ではアジアンブームでタイ料理の美味しさにハマる方が多く、ランチタイムになると平日でも沢山の女性客で賑わいを見せています。タイ料理と言えば辛い香辛料によって、汗をかきながら食べるイメージが強く野菜も多いので、一見ヘルシーに感じますが実際どうなのか気になります。
そこで今回はタイ料理のカロリーに着目し、タイ料理は高カロリー?パッタイなどタイ料理10選のカロリーを一挙調査しました。
タイ料理は高カロリー?
タイ料理には、パッタイと言う「タイ風の焼きそば」があります。麺にはビーフンと言って米から作られた麺を使用しています。チェンマイではチキンパッタイやエビパッタイなどのメニューがよく見られます。そんなパッタイが高カロリーなのでは?と言う噂もちらほら聞きます。
その他にもタイ料理は油や香辛料、ココナッツミルクをふんだんに使用するので高カロリーだと言われることが度々ありますが、実際はどうなのでしょうか?そこで、人気のタイ料理を厳選して気になるカロリーについても紹介します。
パッタイは高カロリーで糖質も高め
美味しくて人気のパッタイですが、1人前のカロリーはなんと1000kcal超えだったことが分かりました。米から作った麺は食感がモチモチして美味しいですが、炭水化物なので糖質も高めになり、麺が油や調味料を吸うのでモンスター級のカロリーになります。
タイ料理はスパイシーな味付けが多い中で、パッタイは辛味がなく比較的甘みもあることから、子供も食べることができるので、これらが高カロリーになる理由の1つです。
中には低カロリーな料理も
タイ料理の中でもパッタイは特に高カロリーだということが分かりました。では、タイ料理の全てがこのようにカロリーが高いかと言うと、高カロリーの料理もあれば、中には低カロリーの料理もあるので安心してください。タイ料理の高カロリーメニューと低カロリーメニューも後に紹介しています。
腹持ちのいいタイ米を活用
出典: https://belcy.jp
タイ料理に欠かせない米と言えばタイ米です。形状は日本のジャポニカ米よりも粒が細長いのが特徴です。また、ご飯だけ単独に食べないのがタイ人の米の食べ方になります。
タイ米はジャポニカ米のように粘り気がなくてサラサラしているので、その特徴を活かした炒飯や汁気の多いカレーとの相性が抜群です。カロリーの方もジャポニカ米よりもやや高めですが、腹持ちが良いので少なめの量で調節して取り入れるようにすれば、ダイエット効果も期待できます。
高カロリーなタイ料理メニュー
ここからは、高カロリーなタイ料理メニューについていくつか挙げましたので、参考にしてください。どれも油を使って調理しているので高カロリーになっていますが、工夫次第でカロリーを減らすことも可能です。それでは順にみていきましょう。
パッタイ
高カロリーなタイ料理メニューの1つ目は、先程紹介したパッタイです。本場のパッタイは、6cmくらいに大きく切られた青ネギを添えて食べたり、砂糖やナンプラーをかけて食べます。
カロリーを気にしている方は、具だくさんなチキンパッタイやエビパッタイをオーダーし、なるべく麺が少な目で糖質を抑えるように心がければ、ダイエット中でもパッタイを食べることができます。通常のパッタイは1000kcalありますが、具沢山にすれば800kcalくらいに抑えられます。
ガパオ
次に紹介するタイ料理の高カロリーメニューはガパオです。ガパオライスとも呼ばれ、日本語では「鶏ひき肉のバジル炒めご飯」になります。カロリーはパッタイよりは低く約600kcalになります。
ピリ辛の鶏ひき肉は、鶏そぼろ飯のようで日本人の舌にも合うこともあり、日本でもポピュラーで人気のあるメニューです。初めてタイ料理に挑戦する方にもおすすめの定番料理です。
グリーンカレー
続いてタイ料理の高カロリーメニューはグリーンカレーです。ハーブや野菜が含まれているので低カロリーなイメージがありますが、パッタイに次ぐ高カロリーで約800kcalになります。
カロリーそのものは高めですが、辛さで発汗作用をもたらすので、食べすぎなければ体内で脂肪を分解し、ダイエット中でも比較的摂りやすいです。グリーンカレーに添えられるご飯の量を減らすことでより糖質とカロリーを抑えらえます。
カオマンガイ
次は日本でも人気のタイ料理カオマンガイです。鶏のゆで汁で炊いたご飯の上にゆでた鶏肉をのせたチキンライスです。ショウガが臭み取りと味のアクセントになり、ナンプラーがじんわり鶏肉にしみこんで東南アジア全般で人気のメニューとなっています。
ゆでた鶏肉を使っているから、脂が取れてヘルシーだと思われがちですが、カロリーはグリーンカレーに続き約800kcalあります。注意点としては、さっぱりした食べやすい味付けなので、つい食べ過ぎてしまわないように、食べ方に気をつけましょう。
トードマンプラー
次はタイ風さつま揚げと言われているトードマンプラーです。酒のつまみとして食べるのが一般的です。油で揚げているので、グリーンカレーやカオマンガイより高い約850kcalになります。注意点としては、酒と相性がよく、気付かないうちに食べ過ぎてしまうこともあるので、ダイエット中の方は食べ方に気をつけましょう。
トードマンプラーは日本のさつま揚げにほんのりと辛さが加わったような口当たりです。白身魚のすり身にいんげんを加え、レッドカレーペーストが辛みの正体です。店によってはパクチーを混ぜ込むところもありますが、熱を加えていることによって、パクチーが苦手な人も食べやすいことで人気を誇ります。
低カロリーなタイ料理メニュー
ここからは、低カロリーなタイ料理メニューを紹介します。先程は高カロリーのメニューばかりが続き、タイ料理は高カロリーなものしかないのでは?と心配された方もいると思いますが、低カロリーなタイ料理も多くありますので、うまく組み合わせることがポイントになります。では順にみていきましょう。
ソムタム
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低カロリーなタイ料理1つ目はソムタムです。タイやラオスで食べられている青パパイヤのサラダで、たっぷりなのに約150kcalと低カロリーになります。食べ応えのあるパパイヤは満腹感を与えてくれるのでダイエット中の方にはおすすめの1品です。パパイヤは日本では食べ慣れないので、タイ料理店で挑戦してみるのも良いです。
ソムタムは、もち米と合わせて食べるのが鉄則ですが、カロリーが気になる方はジャスミンライスにしてみるのもおすすめです。米は糖質を含んでいますので、摂りすぎないことが注意点になります。
トムヤムクン
次の低カロリーなタイ料理は日本でもお馴染みのトムヤムクンです。タイ料理の火付け役になったと言われても過言ではないトムヤムクンは汁気の多いスープなので、約150kcalと低カロリーになります。エビがたっぷり入って食べ応えがあるのに低カロリーなので、ダイエット中の方にも嬉しい1品です。
トムヤムクンは、体に良い香辛料やハーブを使用しているので、心地よい発汗作用があり脂肪を燃焼してくれます。注意点としてはスープゆえの低カロリーメニューですので、米を入れて食べすぎたりしないように気をつけましょう。
トムカーガイ
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次の低カロリーメニューはまろやかなココナッツミルクスープのトムカーガイです。タイ料理にしては珍しく辛みのないココナッツミルクスープで、子供や辛いものが苦手な方にも安心していただけます。
タイではトムヤムクンと同じくらいに人気があるスープで、約300kcalになります。本場タイでは、ご飯にかけて食べる人も多いようですが、ダイエット中の食べ方の注意として、まろやかな味わいなので食欲が増しますので、ご飯の量を加減しないとカロリーオーバーになる恐れもあるので、気をつけましょう。
ラープ
次のヘルシータイ料理は、日本人にも親しみやすいハーブがたっぷりのラープです。ラオスでは「幸せ」という意味を持つラープは煎った米の粉を使ったイサーン地方の名物料理です。ひき肉やレバーに日本での馴染みのあるミントなどのハーブを添えたヘルシーなラープは、日本でも女性を中心に人気メニューです。
エッジの利いたスパイシーなサラダで食べ応えがあり、約200kcalという低カロリーなのでダイエット中の方も安心していただけます。炭水化物などの高糖質になるものがないので、もっと食べ応えをよくしたい方は、好みの野菜をプラスすることで、よりヘルシーで満腹感が得られ、オリジナリティーに富んだラープが味わえます。
ヤムウンセン
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低カロリーなタイ料理メニューの最後は、ヤムウンセンです。ウンセンとは春雨を意味します。春雨はかさ増し料理になるので、食べ応えがあります。さまざまな香辛料やパクチー、エビなどを添えていただくヘルシーサラダで279kcalです。好みでイカやタコ、キクラゲや春菊を入れるなど、アレンジを加えてみても楽しいです。
春雨はじゃがいもなどの芋のでんぷんから作られているので、一見ヘルシーに見えますが糖質が高い食材になります。食べ方の注意点として、ダイエット中の方は春雨の量に気をつけてください。少量で十分かさ増しになりますので、沢山入れないようにしましょう。春雨はお湯で戻してから混ぜると味がよくなじみます。
タイ料理のダイエット中の食べ方や注意点
ここからは、タイ料理のダイエット中の食べ方や注意点について紹介します。ダイエット中の方も安心して食べれるヘルシーなタイ料理があるのは分かりましたが、より工夫できる点はあるのか、その食べ方や注意点についてもう少し詳しく説明していきます。
パッタイよりもグリーンカレー
パッタイは米から作った麺を使用し、炭水化物なので糖質も高いのは説明した通りです。油で炒めて調味料で味付けをするので、それらが麺に染み込みます。さらにパッタイの注意点は意外なことに一番多く使われている調味料が「砂糖」になります。タイ料理には甘辛い味付けが多く、タイ原産の「タイ砂糖」も多く使われています。
パッタイはタイ料理の中で1番カロリーが高いメニューなので、パッタイを選ぶならグリーンカレーをおすすめします。その理由としてグリーンカレーも野菜や肉は油で炒め、ココナッツミルクを使用しているので、カロリーが高い部類のメニューではありますが、実に奥深い味わいとタイ料理で絶大な人気を誇っています。
そして何よりグリーンカレーに含まれているココナッツミルクには美容効果があり、スパイスの脂肪燃焼効果が期待され、さらにはグリーンペーストの辛さで食べるのがゆっくりになるため、満腹感が得られやすいという特徴があるからです。米には糖質もヘルシーなジャスミンライスの使用がおすすめです。
ダイエット中で糖質の多いパッタイを我慢している方におすすめなのは「パッキーマオ」という料理です。キーマオとは酔っ払いの意味で、酔っ払いも目を覚ますほどの辛さの炒め麺というのが名前の由来になっています。辛い分少量でも満足感が得られるのが狙いですが、辛いのが苦手な方には向いていません。辛さが得意な方はぜひ挑戦して下さい。
野菜が多いメニューを選ぶ
タイ料理はほとんどのメニューに多くの野菜が使われています。そして栄養バランスが良いのでヘルシーなメニューもたくさんあることが分かりました。野菜には多くの栄養素が含まれていて、特にビタミン群やカリウム、食物繊維、フィトケミカルなど、他の料理と比べてみても栄養価が豊富です。
タイ料理は新鮮な生野菜を添えていただくことも多いので、決してダイエットに不向きな料理ではありません。家庭でタイ料理を作る場合の食べ方の注意点は、炭水化物は少なくし、野菜は好みのものをアレンジして加えて下さい。これでダイエット中でも美味しくタイ料理を堪能することができます。
スパイス料理を上手に組み合わせる
グリーンカレーやトムヤムクンなど、タイ料理は油やココナッツミルクなどのカロリーが高いのは事実です。しかし、タイ料理で使われているスパイスには脂肪燃焼や代謝促進の効果があります。発汗作用のあるスパイスは体を温めさらに燃焼するので、どんどん摂り入れてほしい香辛料です。
タイ料理で人気のトムヤムクンなどにはお酢がたくさん使われており、独特の酸っぱさがあるのが特徴です。日本でもお酢は馴染みのあるものですが、お酢にはスパイス同様に脂肪燃焼や代謝促進の効果の他に、むくみ解消の効果も期待できます。タイ料理はお酢をたくさん使うことで塩分の使用量が少なく、減塩にもつながります。
タイ料理の中でも高カロリーなパッタイに注意!
今回は「タイ料理は高カロリー?パッタイなどタイ料理10選のカロリーを調査!」をテーマにしてお届けしました。タイ料理には高カロリーなメニューもあれば低カロリーのメニューもありました。
食べ方をアレンジするなどで、糖質を減らし野菜豊富で満足のいくメニューが存在し、注意点をしっかり守ればダイエット中でも美味しくタイ料理を味わえることが分かりました。
皆さんもタイ料理の奥深さと魅力を知り、高カロリーなパッタイは食べすぎないように気をつけて、野菜と香辛料をバランスよく組み合わせながら、タイ料理を堪能して下さい。