ガパオライスはタイ料理で人気!自宅で作る簡単レシピと食べ方紹介!
エスニックな味わいが日本でも人気のタイ料理・ガパオライス。おしゃれなカフェなどでも提供されることが多いがパオライスを自宅で作れるとおしゃれですよね。今回は、そんなガパオライスを自宅で簡単に作れるレシピ・美味しい食べ方についてご紹介します!
目次
タイ料理の人気ご飯『ガパオライス』!
日本では和食をはじめとし、イタリアンや中華・フランス料理などなど…様々な国の料理が食べられます。そして、近年注目されている海外の料理がタイ料理です。タイ料理といえば、辛味・酸味・甘み・塩味・旨味・香りといった5つの味と香りが特徴の料理です。
香辛料や香味野菜・ハーブを多用していおり、複雑なお味が特徴のタイ料理。そんなタイ料理の中でも、本場・タイではもちろん、日本でも人気を集めているタイ料理が『ガパオライス』です!「美味しい!」と、タイ料理で人気を集めている『ガパオライス』とは一体どのような料理なのでしょうか?まずは、ガパオライスについてチェックしてみましょう。
美味しいとタイ料理で人気な『ガパオライス』とは…?
美味しいとタイ料理で人気な『ガパオライス』を、日本語で言うと『バジル炒めご飯』となるそうです。日本で食べられているガパオライスは鶏肉などといった肉類を多く使っているレシピが多いですが、本場タイでは、鶏肉のみではなく豚肉や、肉類の代わりに魚介類やキノコが用いられる場合も多いようです。
ガパオライスの『ガパオ』とは何…?
『ライス』が『ご飯』だということは皆さんお分かりでしょうが、ガパオライスの『ガパオ』とは一体何のことを指すのでしょうか…?お次は、ガパオライスの『ガパオ』とは一体何なのかについて、チェックしてみましょう。
ガパオとは…
『ガパオ』とは、シソ科メボウキ属の植物です。『ガパオ』の他に、日本語で『神目箒(カミメボウキ)』、ヒンディー語で『トゥルシー』 、英語で『ホーリーバジル』とも呼ばれています。日本では『ホーリーバジル』と呼ばれていることが多いバジルです。
そんなガパオは、葉に毛があるので生食には向かないと言われていますが、味のクセが少なく、爽やかな香りが特徴のハーブなので加熱調理として使用されることが多いハーブです。また、料理に使用されるのはもちろんのこと、インドでは医療用や宗教用の目的に使われており、薬効も期待されるハーブとしても注目されています。
タイでは一般的に使われている『ガパオ』ですが、日本ではなかなか手に入らないハーブとされているので代用として『スウィートバジル』を使うことが一般的とされています。
そのため、日本で食べている『ガパオ』料理は、『ガパオ』と謳っていながらも、入手困難なため多くの料理は『ガパオ』を使っていないものが多いので、細かく言ってしまうと残念ながら『ガパオ』とは呼べない料理であるようです…。
牛肉・豚肉または鶏肉とタイホーリーバジルを強火で素早く炒めたものが『パットガパオ』 。日本で指されている『ガパオライス』の『具』となるものです。日本ではこの『パットガパオ』を白飯と炒めたものが『ガパオライス』と呼ばれています。
本場・タイで「ガパオライス!」と注文しても通じない?
日本で親しまれているタイ料理・『ガパオライス』。しかし、本場・タイのお店で「ガパオライスください!」と注文しても実は通じない…ということをご存知でしょうか?
『ガパオ』はバジルのこと、『ライス』はご飯だとすれば、日本語で言うと『バジル炒めご飯』になります。タイの料理名は、食材をどのように調理しているか…という点が料理名になります。例えば、世界三大スープの一つとして有名なタイのスープ・『トムヤムクン』も、『トム』は『煮込む』、『ヤム』は『混ぜる』、『クン』が『海老』の意味です。
つまり、トムヤムクンを日本語にすると『海老の混ぜ煮込み』というような料理名になるのです。調理法が料理の名前に含まれているタイの人々からすれば、『ガパオライス』だと、「バジルとご飯だけ…?」という風に捉えられてしまう様です。そのため、日本で指されている『ガパオライス』には鶏肉などといった肉類も入っているので、別名で注文します。
日本で食べられているガパオライスを本場・タイで食べる場合は『カウ パッ ガパオ ガイ』と注文するのが正解です。『カウ』が『ご飯』、『パッ』が『炒める』、そして『ガパオ』が『ホーリーバジル』のことで、『ガイ』は『鶏肉』を指します。鶏肉ではなく、豚肉にして欲しい場合は、『カウ パッ ガパオ ムー』と言います。
ガパオライスの美味しい食べ方とは…?
鶏肉などの肉類をホーリーバジルで炒めたタイの定番料理・ガパオライス。そんなガパオライスを食べる際、あなたはどんな食べ方をしていますか?ご飯の上に乗った具を崩しながら一緒に食べますか?それとも、ご飯と具を全部混ぜてから食べますか?
タイ人のガパオライスの食べ方は…
タイ人たちの食べ方について調査してみたところ、ガパオライスの食べ方に対して特別なルールは特にないようですがタイの人たちは、ご飯と具を混ぜずに、ご飯の上に乗った具を徐々に崩しながら食べる人が多い様です。
タイ人たちは具を崩しながら食べることが多い様ですが、具とご飯を全て混ぜてから食べても、別にルール違反ということにはならないようです。ですから、自分が食べやすい・美味しいと思える食べ方でガパオライスを楽しむのが良いでしょう!
ガパオライスは意外と簡単に作れる!レシピは?
辛味・酸味・甘み・塩味・旨味・香りといった5つの味と香りが複雑なタイ料理。そんなタイ料理の中でも日本人たちに親しまれているメニューが『ガパオライス』です。タイ料理は香辛料や香味野菜・ハーブなども多く使う料理が多いので、自宅で作るにはハードルが高く感じられますが、ガパオライスなら意外と簡単に作ることができるようです。
そこでお次は、自宅で簡単にガパオライスが作れるレシピをご紹介します!作ると、自宅でもおしゃれなカフェ飯が楽しめるガパオライスはおもてなしにもぴったりなので、ぜひレシピは覚えておきましょう。
ガパオライスの簡単レシピ
ガパオライスの材料
ガパオライス(2人分)を作る際の材料についてですが、鶏ひき肉200g・卵2個・玉ねぎ2分の1個・ピーマン1個・赤ピーマン1個(パプリカでの代用も可)・にんにく1片・豆板醤小さじ2分の1・ホーリーバジル(スウィートバジル)5〜10枚・黒こしょう少々・ごま油小さじ1。そして調味料類がナンプラー小さじ2・濃口しょうゆ小さじ1・オイスターソース小さじ1・砂糖小さじ2分の1です。
ガパオライスのレシピ
まず、ナンプラー・濃口しょうゆ・オイスターソース・砂糖を合わせ、よく混ぜておきます。次に、ピーマン・赤ピーマン(パプリカ)・玉ねぎを1cm角切りに。にんにくはみじん切りにしておきます。野菜を切り終えたら、フライパンにごま油を入れて弱火で豆板醤・にんにくの香りが立つまで炒めます。
香りが立ってきたら、玉ねぎを加えてサッと軽く炒め、鶏ひき肉を加えてバラバラになるように炒めましょう。鶏ひき肉がほぐれてきたら、ピーマン・赤ピーマン(パプリカ)を加えてサッと炒め、あらかじめ混ぜ合わせておいた調味料を加えて炒め合わせます。最後にバジルを手でちぎりながら加え、軽く混ぜ合わせればガパオライスの具は完成です。
バジルは全部ちぎって入れずに盛りつけ分を確保しておくことを忘れないようにしましょう。また、肉や野菜を炒めているフライパンとは別に、ごま油(分量外)を熱して目玉焼きを作っておきましょう。ご飯の上にガパオの具・目玉焼きを乗せて黒胡椒を振り、残しておいたバジルを飾ればガパオライスの完成です!
ガパオライスを美味しく作るコツ
ガパオライスを美味しく作るコツとして意識して欲しいのが、鶏肉の脂です。炒めていると鶏肉から脂がどんどん出てくるので、肉や野菜を炒め終わったら大さじ1くらいの脂を残し、残りの脂は捨ててしまうようにしましょう!余分な脂が多いと、調味料が薄くなったり水っぽく仕上がってしまうので、自宅で簡単にカフェのようなお味を再現するには鶏肉から出た脂を忘れず捨てましょう。
《まとめ》ガパオライスの簡単レシピ・美味しい食べ方調査
ガパオライスの簡単レシピ・美味しい食べ方調査まとめのご紹介はどうでしたか?日本で親しまれているタイ料理の定番・ガパオライス。本場・タイでは呼び方が異なり、『カウ パッ ガパオ ガイ』というものが、日本で食べられている鶏肉のガパオライスであるという事を覚えておきましょう。
また、おしゃれなカフェ飯としても近年人気を集めているガパオライスはレシピを覚えておけばホームパーティーやおもてなしの際にも喜ばれます。タイ料理というと調理が難しそうに感じますが、ガパオライスなら自宅でも意外と簡単に作る事ができるので、自宅で気軽にタイ料理を楽しんでくださいね!