ヨーグルトの効果を引き出すおすすめの食べ方とは！効能別に比較！

健康と美容に良く効果的だと評判のヨーグルトは、コンビニやスーパーに豊富な種類が並んでいて健康管理がしやすい食品です。注目が集まっている分、便秘に効果があるという話や、ヨーグルトの効能がある成分は胃酸で溶けてしまうから効果がない！という話まで、色々な話題がありますね。

本当に効果があるのか？健康管理にどのような効果があるのか？他にはどのような効能があるのか？を調査し、ヨーグルトを効能別を比較し、おすすめの物を選びました。ヨーグルトにはさまざまな効能がある事や、健康管理におすすめの食べ方がある事が判明したので、目的に合わせて食べ方や量を調節してくださいね。
 

まず、ヨーグルトで便秘が治る、効果があるというのはウソだ、という話題から触れていこうと思います。結論はヨーグルトが便秘に効果があるというのは、本当です。乳酸菌やビフィズス菌は、胃酸で簡単に死滅してしまうのは確かですが、乳酸菌やビフィズス菌をなるべく死滅させない食べ方があるのも事実です。

そして、死滅してもその効果がなくなる訳ではなく、むしろその死骸は腸内の善玉菌を増やし整腸作用として有効に働きかけます。仮に、胃酸で死滅してしまった乳酸菌やビフィズス菌の整腸効果がなくなるとしても、ヨーグルトの効能は整腸効果だけではありません。他にも健康や美容にいい効能がたくさんあります。

上にも挙げた通り、ヨーグルトの効能の一つは整腸作用による便秘改善です。便秘になると、身体に毒素や老廃物がたまってしまいます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は悪玉菌を追いやって、腸内環境を整えてくれます。

そして、腸を刺激し便通もよくしてくれるので、便秘改善に効果があります。お腹の健康管理に嬉しい効果ですね。ただし、食べすぎには注意してください。
 

身体に毒素や老廃物がたまると、細胞の入れ替わりであるターンオーバーが狂ってしまい、肌荒れを引き起こしてしまいます。ヨーグルトを食べ便秘を改善することによって、腸内の悪玉菌が減り、ニキビや肌荒れの原因である有害物質も生成されにくくなります。荒れる要素がなくなるので、美肌に繋がるのです。

美容に力を入れている方に、ヨーグルトは是非おすすめしたい理由の一つです。フルーツなどと一緒に食べることで、ビタミンなど美容にいい栄養素を摂ることができます。

こちらの効果は健康管理をされている方に特に注目して頂きたいのですが、ヨーグルトに含まれるバクテリア菌、詳しくはプリパイオティクス細菌の作用により、心臓病など生活習慣病の元である悪玉コレステロールが減少します。つまり、生活習慣病を予防する効果が期待できます。

ヨーグルトには豊富なカルシウムが含まれています。カルシウムが骨を丈夫にする事は有名ですよね。牛乳など、ヨーグルトに限らず乳製品に豊富に含まれており、骨や歯を強くして、骨粗しょう症を予防する効果があります。

お年寄りに多い骨粗しょう症ですので、こちらもやはり健康管理をされている方が多いと思います。是非ヨーグルトを日常的に摂って下さい。
 

ヨーグルトに含まれるカルシウムには、イライラを防ぐ効果もあります。イライラしてる人によく「カルシウムが足りてない」なんて言ったりしますよね。これはカルシウムに脳神経の興奮を抑える作用があるからなんです。

とはいえ私たちの身体には血液中のカルシウム濃度を常に一定に保つ仕組みがあり、不足した場合は骨に蓄えられているカルシウムから補われているので、実際に関わりがあるかというと、直接的にイライラにつながる訳ではないとも言えます。

イライラと深く関わりを持つ物質はセロトニンといい、これは幸せホルモンとも呼ばれているものです。セロトニンの原料となるトリプトファンというアミノ酸は、乳製品や大豆製品、ナッツ類などに含まれているので、こちらの影響が大きいでしょう。

ヨーグルトを食べると免疫力があがり、風邪やインフルエンザなどの病気にかかりにくい効能があります。それは腸内環境が、免疫力に関係があるからです。便秘改善作用や整腸作用のあるヨーグルトを食べることで腸内環境が良くなり、その結果免疫力があがります。

ヨーグルトには、たんぱく質も豊富に含まれています。たんぱく質が不足すると、筋肉痛や肌荒れ、髪のパサつき、免疫力の低下など様々な症状を引き起こしてしまいます。それほど重要な栄養素ですが、大抵の人は十分に摂取できていないです。意識的に摂取していきたいですね。

たんぱく質が不足すると免疫力が低下すると書きましたが、逆にしっかりと補っておけば、免疫力に効果があるということです。

たんぱく質は、筋肉を作る上で大事な栄養素です。よくジムに通われるようなムキムキの方が飲まれるプロテインにも、たんぱく質など筋肉を作る成分が豊富に入っています。筋肉がつくと代謝もあがり、代謝があがると脂肪を燃焼しやすくなります。

さらにヨーグルトには、ビタミンB2も豊富に含まれており、ビタミンB2は脂肪の代謝を促す効能があります。脂肪の燃焼には不可欠な栄養素とまで言われています。たんぱく質で筋肉をつけビタミンB2で脂肪の代謝も上げると、ダブルで脂肪に効いてきますね。これがヨーグルトがダイエットに向いている理由です。

どの時間帯にヨーグルトを食べても便秘改善の効果があるのですが、一般的に朝に排便をする習慣があるので、朝にヨーグルトを摂る食べ方をした方が、その効果が得られやすいという考えです。日中は仕事や学校で、便意を感じても中々トイレに行きにくかったりしますよね。

こういった理由から、朝ヨーグルトを食べ、排便をする習慣をつけることで便秘改善に期待ができます。

しかし夜にヨーグルトを食べても、さまざまなメリットがあります。カルシウムにはリラックス効果があり、熟睡の助けとなります。寝る2時間前位にヨーグルトを食べることで更に熟睡の助けとなるでしょう。

そして、就寝中は骨の形成が行われるので、寝る前にカルシウムを摂ることは骨の形成促進になります。これは健康管理に役立てたいですよね。

そして最後に二日酔い防止の効果です。寝る前にヨーグルトを食べ腸内環境を整えておくと、肝臓への負担が減り、二日酔い防止に貢献します。実際にブルガリアでは二日酔い防止のためにヨーグルトを食べるそうですよ。

ヨーグルトは食べると少し満足感があり、食前に食べることでその後の食事の量を抑えることができます。置き換えダイエットとまではいきませんが、抑える力はあるので食前に食べる方法はダイエットに向いていると言えるでしょう。

おすすめは食後にヨーグルトを食べることです。食後は胃酸が弱まっているので、なるべく乳酸菌を死滅させず腸まで届けることができます。なので、お腹の調子を整えることを優先したい方は、食後にヨーグルトを食べるといいでしょう。

ここまでヨーグルトの効能など紹介してきましたが、注意して頂きたいのは食べすぎないことです。それは、食べすぎによって下痢を引き起こしてしまうからです。便秘の改善に、腸を刺激し排便を促す作用があることを説明しましたが、これがかえって強すぎて下痢になってしまいます。胃腸が敏感な方は、特に注意してください。

どの程度の量が適切かと言いますと、1日に100g程度が推奨されています。これを出来れば毎日摂る事が望ましいです。個人の体質にもよるので、下痢にならないようであれは、もっと食べても大丈夫ですし、100g程度でも下痢を起こしてしまう方もいます。

そして、ヨーグルト自体は低カロリーなので心配はいりませんが、気を付けていただきたいのは加糖タイプの物や、砂糖の入れすぎでカロリーを摂りすぎてしまう事です。そのままのヨーグルトは食べにくい場合は、工夫をして食べやすくしましょう。

一般的に、1週間～1ヵ月は同じ銘柄の物を食べ続けないと乳酸菌の力を発揮しないといわれ、しかし1ヵ月以上同じものを食べ続けると同じ菌ばかりになってしまい、菌がさぼりだすので変えなくてはいけないと言われています。ややこしいですが、大体1ヵ月程度でヨーグルトの銘柄を変えるようにして健康管理をしましょう。

美肌効果で比較し選んだヨーグルトは、明治ブルガリアヨーグルトは、パッケージにも記載がある「LB81乳酸菌」という乳酸菌に、高い整腸作用があり便秘解消効果が期待できます。その為、美肌効果が特に高いです。

便秘予防効果で比較し選んだヨーグルトは、ダノンBIOヨーグルトには、お腹に溜まったガスを解消させる効果があります。そしてこちらも便秘の予防効果が期待できます。4つの小分けタイプで、期間限定の味も出しており飽きがきにくいです。

画像のように、棒をさして冷凍し、アイスにする食べ方もあります。ダノンビオの蓋の裏には、メッセージが書いてあるのですが、この状態でも読めないことはないです。

健康管理に良いおすすめのヨーグルトは、こちらに含まれている乳酸菌は「OLL1073R-1」といい、長いネーミング後ろの三文字「R-1」を商品名にしたこちらのヨーグルトは、免疫力を強化しサポートしてくれます。体調を崩したくない、しっかり健康管理をしたい方におすすめです。

食べ方も、普通のカップタイプのヨーグルトと、飲むヨーグルトのタイプがあるので手軽に摂ることができます。両方とも、しっかりとその効果を発揮してくれます。

アレルギー緩和効果があり、花粉の時期におすすめしたいヨーグルトは、森永ビヒタスヨーグルトは酵素に強く、生きたまま腸まで届きやすい「BB536」というビフィズス菌が含まれており、花粉症などのアレルギー緩和効果が期待できるヨーグルトです。

ダイエットにおすすめの脂肪燃焼効果があるヨーグルトは、日本人の身体になじみ易いとされる「ガセリ菌SP株」や「ビフィズス菌SP株」という菌が含まれています。これらの菌は生きたまま腸に届きやすく、整腸効果と脂肪燃焼効果が期待できるとされています。

されている、なので実際に効果があるかは不明ですが、上に説明した通り、ヨーグルト自体は低カロリーで満足感があるので、脂肪燃焼効果がはっきりと出なくても、ダイエットの効果は発揮してくれます。

寝起きの悪い人や、朝がとても忙しい人にこそ、朝ごはんを食べる必要があります。食べ物がお腹に入る事で、胃腸が動き体内時計が朝だと認識するからです。朝日を浴びることも大事ですね。そして、脳のエネルギー源であるブドウ糖を摂ることで、頭が冴えた状態で活動することができます。

しかし、朝寝坊の人や忙しい人ほど、朝食を食べる時間が少ないかと思います。そこで簡単に用意して食べられる、ヨーグルトを食べる習慣をつけませんか？

朝トーストが焼けたら、バターやジャムをつけて食べますよね。このジャムをヨーグルトにもプラスすると、とっても美味しいのでペロリと完食することができます。使うジャムはなんでもOKです。いちごでも、キウイでも、お好みの物を使ってください。甘味があるので砂糖の代わりにうってつけの食べ方です。

朝食に、お皿に移すだけで食べられるシリアルは如何ですか？牛乳やココアをかけても美味しいですが、朝ヨーグルトを食べる習慣をつけるならば、ここはヨーグルトをかける食べ方がおすすめです。

意外なのが、ヨーグルトは牛乳のように液体ではないので、シリアルがふやけてしまわないことです！バリバリとした食感が残るので、しっかり噛んで食べることが出来、満足感もあり健康にも良い影響がでます。何より手間がかかりません！

ヨーグルトの話題で気になるのが、最近話題の水切りヨーグルト。まるでチーズのような芳醇な味わいになると評判です。作り方は至ってシンプルで、キッチンペーパーを敷いたザルに、ヨーグルトを入れ数時間～一晩程置いておくだけ。ヨーグルトは市販の物で大丈夫です。

スプーンですくっても崩れない固さになれば完成です。最近ではコップの上に置いてヨーグルトの水を切れる便利なアイテムが100均に登場しています。前日の晩に仕込んで、朝から水切りヨーグルトを食べるのもいいですね。

ヨーグルトの効能と食べ方の紹介はいかがでしたか？健康と美容にいいヨーグルトは、お年寄りや子供の健康管理にも役立てたいですね。比較し選んだおすすめのヨーグルトや、おすすめの食べ方も是非試してみてください。