2019年01月31日公開
2024年09月01日更新
シャンパンのアルコール度数は高い?酔いにくい銘柄も調査!
シャンパンは誕生日やお祝い事、パーティなどいろいろなシーンで飲まれ楽しい席にあると場も盛り上がります。シャンパンと言えばモエやドンペリなど有名な銘柄がありますがシャンパンの定義とは何でしょうか?また、シャンパンのアルコール度数は高いものから低アルコールと飲みやすいものもあります。おすすめするシャンパンや飲み方や注意点、アルコール度数を比較してみました。さらに酔いにくい銘柄のシャンパンも調査しましたのでアルコール度数を比較し参考にして自分あったシャンパンを見つけてみて下さい。
目次
シャンパンは度数が高いお祝いに欠かせないお酒!
シャンパンはおしゃれで美味しく、その魅力を知ってしまったら飲む頻度も増えるのではないでしょうか?モエやドンペリなどシャンパンの有名銘柄は誕生日のお祝いやパーティにも欠かせないお酒ですが、シャンパンの度数は他のお酒に比べると高いアルコール度数になっていますので、飲み方を注意しなければとても酔いやすいお酒と言えるでしょう。まずシャンパンの定義や大体どれくらいのアルコール度数なのかを紹介していきます。
シャンパンの大体のアルコール度数は?
シャンパンのアルコール度数は大体11%~12%です。飲みやすく感じるシャンパンですが、意外と高いアルコール度数になっています。他のお酒のアルコール度数はビールが約5%、焼酎が約25%、日本酒が約15%、ワインが約14%、ウィスキーが約40%です。焼酎やウィスキーも高いアルコール度数ですが割って飲むことを考えると、そのままで美味しく飲めるシャンパンのアルコール度数は高いと言えるのではないでしょうか?
シャンパンの定義とは?
皆さんはシャンパンの定義を知っていますか?詳しくシャンパンの定義を説明するとなると分からない方もいるのではないでしょうか?そこでシャンパンの定義について解説していきます。まずシャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方の特産のスパークリングワインのことをシャンパンと言います。スパークリングワインとは発泡性のあるワイン全ての総称です。シャンパンもスパークリングワインのうちの1つと言うことになります。
シャンパンと名乗る定義には、シャンパーニュ地方でも特定地域の特定のブドウ品種を用いてシャンパーニュ製法と呼ばれる伝統的な製法で製造して、アルコール度数が11%以上のスパークリングワインでなければなりません。フランスで成立した規制で、AOC基準の条件をクリアしなければなりません。また、シャンパーニュ地方で造られたものであっても、法律で定められた製法でない場合はシャンパンと名乗ることはできません。
シャンパンは酔いやすいから注意が必要
シャンパンの特徴の1つに、アルコール度数以上に酔いやすいという点があげられます。さっぱりとしていて飲みやすいので飲むペースも自然と早くなってしまうシャンパンですが、ビールと比べると約2,5倍程度のアルコールが含まれているので、気づいたら酔ってしまっていたと言うことも多くあるではないでしょうか?
また、シャンパンには炭酸が含まれていますが、炭酸は胃壁を刺激して、アルコールの吸収が促進されます。炭酸の圧が強く、胃壁が刺激されるほどアルコールの吸収が早い性質があります。なので炭酸圧が強いシャンパンほどアルコールの吸収が早くなり、酔いやすくなるので注意が必要です。
シャンパンのアルコール度数を有名銘柄で比較
シャンパンやスパークリングワインにもたくさんの種類がありますが、その中でもモエやドンペリの有名銘柄を選んでアルコール度数を比較してみます。おしゃれで美味しくて飲みやすいシャンパンですが、酔ってしまってはせっかくの美味しいシャンパンも楽しく味わえません。アルコール度数を知ってよりシャンパンの味わいを感じましょう。赤ワインと白ワインも比較してみましたのでアルコール度数の参考にしてみて下さい。
モエ アンぺリアル
出典: https://wowma.jp
シャンパンの代名詞でもあるモエ・エ・シャンドン。世界で最も愛されているシャンパンと言われています。そしてモエシャンの中で最も有名でスタンダードなシャンパンがモエのアンぺリアルではないでしょうか?アルコール度数は12%です。辛口の白いシャンパンでさっぱりとしています。バランスの良い味わいで、どんな料理にも合い、引き立たせてくれる万能なシャンパンです。
ドンペリ
シャンパンのなかでも言わずと知れた最高級ランク、ドンペリは世界的に有名です。正式名称はドン・ペリニヨンです。アルコール度数は12,5%とやや高めになっていて辛口で透明に近い黄金色が特徴です。味わい深く、のどごしが良い炭酸で飲むペースも早くなってしまいますが、やや高いアルコール度数なのでゆっくりと楽しみましょう。ドンペリは記念日や贈り物としても最適で素晴らしい演出をしてくれるシャンパンです。
赤ワインと白ワイン
発泡性のあるワイン、代表的なシャンパンで有名銘柄のモエやドンペリのアルコール度数を紹介しましたが、ワインにも赤ワインや白ワインなどがあり、さらにワインと一言で言っても様々な種類がありアルコール度数も幅広くあります。赤ワインと白ワインのアルコール度数はどのくらいなのでしょうか?
普通のワインのアルコール度数は12%と設定しているようです。赤ワインと白ワインを比較すると白ワインよりも赤ワインの方が平均的にアルコール度数は高くなります。そして、赤ワインは一般的に低アルコールのもので約11%、高いアルコールのもので14%程です。白ワインは低アルコールのもので約7%、高いアルコールのもので赤ワインと同じように約14%程と言われています。
シャンパンのおすすめ銘柄!度数が低いものも?
種類が豊富にあるシャンパンですが、その中でもおすすめの銘柄を紹介していきます。アルコール度数が高いシャンパンですが、調査してみるとアルコール度数が低いものもありました。シャンパンが飲みたくてもアルコール度数が高くて飲めないという方にもおすすめなので是非参考にしてみて下さい。
スパークリングワインなら低アルコールの銘柄豊富
シャンパンの定義の1つにアルコール度数が11%以上でなければならないと紹介しました。モエやドンペリなど高級なシャンパンになるとアルコール度数は12%から12,5%のものがほとんどですが、スパークリングワインであればシャンパンの風味はそのままで2%から4%など比較的に低アルコールのものが揃っています。
シャンパンの炭酸が苦手な方やお酒が弱い方でも飲みやすくて楽しめ、価格もリーズナブルなのでちょっと飲みたいと思ったときなどには最適です。スパークリングワインは低アルコールで銘柄も豊富にあるのでシャンパンのアルコール度数が苦手な方でもチャレンジしやすいのではないでしょうか?
2%の低アルコールでで安心「サンテロ ドュエ」
サンテロデュエはアルコール度数がわずか2%のスパークリングワインです。弱発泡性で甘口、イタリア産の白ワインになっています。デュエ!とは、イタリア語で数字の「2」を意味しているそうです。マスカットのフルーティーさがあり、とても飲みやすい口当たりでワインとしての完成度も高くなっています。女子会やパーティーにピッタリでお酒が強くない方からも大好評のスパークリングワインです。
ほのかな甘みとキリッとしたマスカット「チェレット モスカート ダスティ」
チェレットモスカートダスティは、モスカート(マスカット)種のほのかな甘みと爽やかな香りがありキリッとした微発泡性のスパークリングワインです。「最上の畑で最上の酒をつくる」というポリシーを貫くイタリアワインの王様のバローロで有名なチェレット社の低アルコールのワインで、アルコール度数は5,5%と低くなっています。食前酒としても女性の方に人気があるようです。
果実の味わいがそのままの「プレミアムフルーツワイン 完熟赤ぶどう」
プレミアムフルーツワイン完熟赤ぶどうは、厳選した赤ワインに完熟した味わいの赤ぶどう果汁をブレンドした贅沢なフルーツワインです。アルコール度数は3%と低くなっているのでジュース感覚で飲むことができるのではないでしょうか?甘味があり濃厚なぶどうの味わいがあるのが特徴です。
シャンパンの飲み方
シャンパンは炭酸がのどごしを良くしてサラッとした飲みやすい味わいがあり、ついつい飲むペースも早くなってしまって飲みすぎてしまうシャンパンですが、いつの間にか酔ってしまったと言うことがないようにシャンパンの飲み方を紹介します。ポイントを押さえて飲めば最高のシャンパンもより一層美味しく味わえるのではないでしょうか?シャンパンで悪酔いしないためにも飲み方の参考にしてみて下さい。
少しずつゆっくり飲む
まずお酒の飲み方の基本とも言えますが、シャンパンは少しずつゆっくり味わって飲みましょう。シャンパンだけではありませんが、炭酸が入っているものは胃壁を刺激してアルコールの吸収を早めます。初めからペースを上げて飲んでしまえばアルコール度数も高くなっているので酔ってしまいます。シャンパンは誕生日やお祝い事にも多く飲まれますが、素敵な場で悪酔いしない為にもシャンパンの味を味わいながら飲みましょう。
水やおつまみと一緒に飲む
シャンパンは水やおつまみと一緒に飲むことも酔わないためのポイントとなります。シャンパンに限りませんがお酒をひたすら飲むのは酔う原因の1つになるので注意が必要です。アルコールを摂ると脱水症状になるので飲んだシャンパンと同じだけの水も飲むようにし、チェイサーをシャンパンと一緒に置いておくのが良いでしょう。
また、シャンパンやお酒のアルコール摂取を空腹時にするとアルコールの血中濃度が急激に上がってしまい酔いやすくもなるので注意しましょう。なのでシャンパンなどお酒を飲む前に少しでもおつまみを食べておくことが大切です。特に乳製品が良いでしょう。乳製品は脂肪分が多く含まれているので胃腸の粘膜を保護してくれる効果が期待でき、お酒の吸収を抑えてくれます。
ほろ酔い程度でやめておく
シャンパンは飲みやすく美味しいので、自分が思っている以上に飲めてしまうかもしれませんが、ほろ酔い程度でやめておくことも大切です。アルコールによって脳が麻痺することを酔うと言います。シャンパンをどのくらい飲んだらほろ酔いになるかを知っておくことが大切です。人それぞれ個人差はありますが、シャンパン1杯を120mlと考えて、大体ですが約4杯程度でほろ酔い期になるようなので参考までに覚えておきましょう。
適温で楽しむ
最後にシャンパンを美味しく飲む飲み方として適温でシャンパンを楽しむことをおすすめします。シャンパンやスパークリングワインは発泡性を生かすために基本的には5℃くらいに冷やして飲むのが良いでしょう。シャンパンやスパークリングワインは温度が高いと炭酸が膨張してしまい気圧が高くなり、その圧力で抜栓するときに勢いよく栓が飛び出したり泡が吹き出して風味が落ちてしまいます。丁度よい温度で管理しておきましょう。
それぞれシャンパンの種類によって温度は違いますが、家で飲む場合ドンペリは9℃から12℃ほどが適温とされています。甘口のシャンパンは4℃くらいにキリッと冷やして、爽快な味わいの辛口のシャンパンは6℃から8℃と冷やしすぎないのがポイントです。適温に注意して美味しくシャンパンを味わいましょう。
シャンパンは度数に注意してゆっくり味わって楽しもう
美味しくて飲みやすいシャンパンなので低アルコールなのかなと思いがちですが、約12%とアルコール度数は高くなっています。シャンパンは度数が高いのに飲みやすく、盛り上がる場やパーティーやお祝いなど楽しい席で飲むことが多いシャンパンなのでついつい飲みすぎて酔ってしまうこともあると思いますが、シャンパン本来の美味しさを味わうためにも、ゆっくりと楽しめるような飲み方をすることをおすすめします。
また、シャンパンのアルコール度数が苦手な方やお酒の弱い方でも低アルコールのスパークリングワインなら銘柄も豊富にあるので安心して楽しめます。是非自分に合ったシャンパンを見つけて味わってみて下さい。