仙台でしか買えないお土産13選！地元民おすすめのスイーツも！

今回のテーマは仙台でしか買えないお土産です。仙台は東京から新幹線で約1時間半の東北最大の街です。ここは海が近いこともあり、美味しい海産物が取れるところです。また米どころとしてひとめぼれやササニシキを中心に良質なお米が取れる米どころでもあります。そのため、水産加工品やお米を使ったお菓子、お酒などの名産品が多く、それらは非常に人気があります。

また、江戸初期に伊達政宗に作られた城下町でもあるので、美味しいスイーツもたくさんあります。そんな仙台の、地元の人がおすすめする、仙台でしか買えないお土産を今回は調べてみます。出張や旅行で仙台に行く際には参考にしていいお土産を入手してみてください。

仙台に行ったら食べたいものの1つが牛タンです。仙台の牛タンは厚みがあってジューシーで、牛タンのイメージが変わります。その人気の牛タンがお土産として持ち帰ることができる加工品が売っています。メーカーはたくさんありますが、王道は「伊達の牛たん」です。味はシンプルな塩味がおすすめで、牛タン本来の旨味を感じることができます。

これは冷凍されていますので、食べるときは解凍し、フライパンかホットプレートで牛タンの両面をしっかり焼いてから食べてください。賞味期限は冷凍の状態で270日です。値段は135グラム入りで1680円です。他に味噌味のものもあります。牛タンが家で食べられるとは、これぞ仙台でしか買えないお土産です。他にも牛タン製品では牛タン入りのシチュー、カレーのレトルトなども人気があります。

この「伊達の牛たん」が買えるのは仙台市内で6店舗ほどありますが、「伊達の牛たん」の本店はJR仙台駅西口1.2分ほどの所です。営業時間は10:00-22:00です。他にも仙台駅構内にも売店がありますし、駅ビルのエスパル1階にも店舗はあります。「伊達の牛たん」は飲食店もありますので、食べてからお土産を購入してもいいですね。

宮城県は太平洋に面しており、宮城の東側の三陸海岸、特に松島は牡蠣の養殖のでは有名な場所です。その牡蠣を使った「かきのやわらか煮」は、お土産として密封パックに入って売られています。特に美味しいのは「かきや NO KAKIYA」のものです。ここは仙台市の定禅寺通りにある小さな和風のオイスターバーで、地元の人にも人気のお店です。

こちらの「かきのやわらか煮」はランチタイムの人気メニューの「かき丼」にも使われているものです。しっとりしていて食べ応えもあります。熱々のご飯に乗せてかき丼にしても、そのままお酒のおつまみにしても美味しいです。値段は50グラム入り×6個で2580円です。他にもオリーブオイルに漬け込んで、ガーリックと唐辛子の風味のするものもあります。

この「かきのやわらか煮」は冷凍品なので、食べる時は自然解凍して食べてください。賞味期限は冷凍状態で約3ヶ月です。売られている数が少ないですので、これも仙台でしか買えないお土産の1つです。「かきや NO KAKIYA」は地下鉄勾当台公園駅から徒歩8分の所で、営業時間は11:00～15:00、17:00～22:00で水曜定休です。

宮城県と山形県の県境に位置する蔵王山の麓に「蔵王酪農センター」はあります。ここでは100頭以上の牛やヒツジ、ヤギなどの家畜を飼育しており、採れた生乳を使って加工品を作って販売しています。「蔵王クリームチーズ」はその1つで、新鮮な生乳と脂肪分40～50％の生クリームで作っているので、コクがあるのにまろやかな味になっています。味はバニラ、ブラックペッパー、トマト&バジル、ガーリックなど約10種類あります。

仙台いちご、ラフランスなど仙台らしいフレーバーもあり、仙台でしか買えないお土産と言えます。「蔵王クリームチーズ」はやわらかいので、そのままパンやクラッカーに塗って食べたり、チーズケーキなどのスイーツの材料としても人気です。ワインにも合うので、この時期、ボジョレーヌーボーと一緒に食べるのもおすすめです。

「蔵王酪農センター」は仙台市からはかなり離れた蔵王町にありますが、「蔵王クリームチーズ」は仙台駅構内の「おみやげ処せんだい」で購入することができます。営業時間は7:00～22:00です。1個120グラムで551円で、賞味期限は120日になります。仙台でしか買えないお土産のチーズ、ぜひ試してみてください。

笹かまも仙台では人気のあるお土産です。仙台の笹かまぼこは、仙台近郊で獲れた白身魚を使って作られています。笹かまは各店によって魚の配合や製造方法などは違うので、味もずいぶん違っています。おすすめは笹かまぼこの名付け親で、地元では有名な「阿部蒲鉾店」の「笹だより」です。「阿部蒲鉾店」は創業80年を超える老舗かまぼこメーカーです。ここのものはスタンダードなものから、薫製のものなど、数種類のものがあります。

その中でも「笹だより」は手のひらサイズのミニ笹かまぼこで、しそ、チーズ、えびの3種類の味があります。笹かまぼこ自体のプリッとした弾力のあるおいしさと、そこに練り込まれたシソやスモークチーズ、エビの香りが上品で美味しいです。パッケージもお菓子のようにかわいらしいので、職場で配るのにもおすすめです。普通のサイズでなく、ミニサイズのところが、仙台でしか買えないお土産らしいところです。

賞味期限は要冷蔵で1週間と短めになります。笹かまはビールや日本酒と一緒に食べると合いますし、お子様のおやつにもいいです。「阿部蒲鉾店」の本店は地下鉄あおば通駅から歩いて2.3分の所です。営業時間は10:00〜19:00です。

「岩井洋菓子店」の「ハイデルブルグ」はこだわりの食材で作った柔らかなスポンジの生地で、ガナッシュクリームを挟んでいるスイーツです。「100人が食べたら、100人がうまいと言う伝説のお菓子」というキャッチフレーズが付いています。これはある会合でこの「ハイデルブルグ」を出したらみんなが美味しいと言ったというエピソードから来ています。確かに万人うけする味です。

「ハイデルブルグ」は長方形の形がドイツのハイデルベルク城の石垣をイメージさせるということで、「ハイデルブルグ」と名前がつきました。味はチョコレート、ホワイトチョコ、抹茶の3種類があり、値段は1個130円から売っています。優しい食感のスポンジにこだわり、それを生かすために珍しいクリーム状のガナッシュを挟んでいます。コーヒーに合うお菓子で、地元の人もおすすめのスイーツです。

仙台市内の「岩井洋菓子店」2店舗でしか売っていませんので、これもまた、希少価値が高く、仙台でしか買えないお土産と言えます。賞味期限は要冷蔵で約1週間と短めです。「岩井洋菓子店」の本店の場所は北仙台駅から徒歩10分ほどの所で、営業時間は9:00～20:00です。

「霜ばしら」は1675年創業の老舗中の老舗、「九重本舗 玉澤」の10月～4月の寒い時期限定で販売される飴菓子です。これは湿気、衝撃、熱に弱い繊細な飴で、缶を開けると白い粉の中に立っている姿がまるで霜柱のように見えることから名付けられました。繊細なお菓子なので、寒い間だけの限定となります。口にふくむと、氷のように静かに溶けて無くなるのが特徴の飴菓子です。

「霜ばしら」は一度食べると何度も食べたくなる名品で、人気のスイーツなので、1日に作ることのできる数が限られています。そのため希少価値も高く、大切な人へのお土産におすすめの名品です。これは仙台でしか買えないお土産として地元の人にも有名です。寒い時期に仙台を訪れたなら、ぜひ購入してみてください。1缶40グラム入りで2160円です。賞味期限は約3ヶ月になります。

「九重本舗 玉澤」の本店は長町駅から徒歩15分ほどの所です。営業時間は9:00～17:00で日曜定休です。駅ビルのエスパル地下1階にも直営店が11月15日にオープンしましたので、こちらの方が便利かもしれません。

「森の芽ぶきたまご舎」は宮城県と山形県の県境にまたがる蔵王山の麓にあるたまご専門店です。ここでは蔵王の契約農家が作るこだわりの「蔵王の芽ぶき卵」を使ってお菓子を作り、販売しています。こちらの人気商品の「たまごがふわり」はふわふわのスフレ生地の中に、たまご舎特製のカスタードクリームと蔵王産のクリームチーズを使用したチーズクリームが入った、こだわりのおすすめスイーツです。

老若男女ともに人気のある味です。味はチーズクリームの他に「ほんわかおぐら」味もあります。甘さ控えめのあずきがカスタードクリームに入っていて、和と洋のバランスが抜群のおすすめスイーツです。値段は5個入り918円です。冷蔵品になりますので、賞味期限は4日と短く、仙台でしか買えないお土産の1つです。「森の芽ぶきたまご舎」では他にもプリンやケーキをたくさん扱っています。

「森の芽ぶきたまご舎」の本店は蔵王なので、仙台からかなり離れていますが、仙台駅の駅ビルのエスパルの地下1階にも店舗があります。営業時間は10:00～20:30です。

仙台の老舗茶舗「お茶の井ヶ田」の「喜久福」は生クリーム入りの大福で、仙台の地元の人で知らない人はいないというほどの定番の和スイーツです。これはひんやりしたお餅に、餡と生クリームを包んだ大福で、お餅は薄く、ふんわりと優しく餡を包んでおり、とろけるような口当たりです。餡の甘さは控えめかつ上品で、様々な味の生クリームが中に包まれています。餡と生クリームが絶妙なバランスです。
 
 

味は、ずんだ、ほうじ茶、抹茶など様々な種類があります。1番人気は抹茶味ですが、仙台名物のずんだ餡は仙台でしか買えないお土産らしく、他県の人にあげるには喜ばれるおすすめのスイーツのお土産になります。 冷凍状態で販売されていますので、食べるときは自然解凍してから食べるようにしてください。しっかりと解凍してもおいしいですし、半解凍で食べれば、アイスのようにシャリシャリとした食感も楽しめます。

仙台でしか買えないお土産なので、賞味期限は冷凍状態で30日、解凍後は2日と短いです。「お茶の井ヶ田」の本店は地下鉄勾当台公園駅から徒歩4分の所で、営業時間は10:00〜19:30です。

「ふじや千舟」の「支倉焼（はせくらやき）」は1958年に発売され、仙台では定番の手土産として地元民から愛用されている仙台銘菓です。仙台の有名人といえば伊達政宗ですが、その重臣で慶長遣欧使節としてスペインへ派遣された支倉常長も有名で、この方に由来するお菓子です。「支倉焼」はクルミ入りの白餡を上質なバターたっぷりのクッキー生地で包んで、焼いた人気スイーツです。

生地はしっとりとして優しい口当たりで、白餡は上品な甘さに香ばしいクルミが引き立ちます。和と洋が混じり合ったお菓子は支倉常長の人生のようで、地元はもとより、東北県外にもファンが多いようです。全国的には知名度はまだまだ低く、取扱店舗も限られている仙台でしか買えないお土産の「支倉焼」ですが、地元民一押しのスイーツです。値段は6枚入りで1080円、賞味期限は10日です。

「ふじや千舟」の本店はJR仙台駅西口から徒歩10分ほどの所で、営業時間は8：00～19：00です。しかし、JR仙台駅構内のおみやげ処せんだい2号店でも「支倉焼」は買えます。営業時間は7：15～21：15です。駅ビルのエスパル地下1階にも店舗があり、買うことができます。営業時間は9：00～21：00です。

「三色最中」は「寿の三食最中本舗」の人気商品です。「三色最中」の名前の通り、3色の餡が最中に入ったお菓子です。3色とは「小豆つぶ餡」と「白餡」に「ごま餡」か「抹茶餡」のうち1つが選べて、3種類の餡が1つの最中に入っています。割りやすい形状なので、3つに割ってそれぞれの味を食べ比べてもいいですし、そのまま味を混ぜて食べてもいいです。

大きさは、大、中、小の3種類あり、個装されているので、会社用のお土産としてもおすすめです。扇が3つ並んだ最中の形も、奥ゆかしくて城下町の和スイーツらしいです。値段は小サイズが9個1507円、中サイズが9個1750円、大サイズが9個2603円です。仙台でしか買えないお土産なので、賞味期限は夏場は7日、冬場は10日と短めです。

「寿の三食最中本舗」の本店の場所は宮城県の名取市ですが、仙台駅の駅ビルのエスパルの中にも店舗はありますので、こちらでも「三色最中」を買うことができます。営業時間は10:00～20:30になります。

「伊達絵巻」は仙台銘菓として有名な「萩の月」のメーカー、「菓匠三全」の作るお菓子です。この「伊達絵巻」も萩の月同様、和と洋の混じり合ったスイーツです。これは新鮮な卵で練り合わせた生地を一層一層丁寧に焼いてバームクーヘンを作り、この中に、小倉餡とクリームを入れています。この生地は一滴の水も使わないというこだわりぶりです。個包装されているので、会社用のお土産にもおすすめです。
 

賞味期限は約2週間ほどです。形状が歴史絵巻のようになっているのも面白いです。「菓匠三全」では「伊達絵巻」の製造途中で割れたりかけたりした部分を集めたものを「絵巻久助」という名前で売っていますが、格安で味はもちろん変わりません。これは地元の人が贈答用でなく、自宅用としてよく買うもので、仙台でしか買えないお土産です。もし、これが売り場に出ていたら、自分用のお土産にぴったりです。

「伊達絵巻」の値段は12個入りで1300円です。「絵巻久助」は250グラム入りで189円と破格値です。「菓匠三全」の本店の場所は地下鉄大町西駅から徒歩6分ほどの所です。営業時間は8:00〜19:00です。他にも仙台駅の駅ビルのエスパルの地下1階にも店舗があります。

「仙台ガラス」が仙台を流れる川の砂を溶かして作ったガラス製品です。色が茶色と緑の中間のダークな色合いで、落ち着いた感じが仙台らしいです。仙台では元々、江戸時代にガラス製品を作っていましたが、それが江戸後期に途絶えてしまい、製法がわからなくなっていました。それを復活させるべく、試行錯誤の末に2010年にできたのが「仙台ガラス」です。シンプルなデザイン手作りで飽きが来なく、味のある手作りの風合いです。

これは仙台市内にしか取扱店がないので、まさに仙台でしか買えないお土産と言えます。この「仙台ガラス」に仙台の地酒を入れて飲めば、自宅でも仙台の旅の思い出がよみがえりそうです。値段は1個2000円の酒杯から4000円のワイングラスまであります。安いものではありませんが、目が飛び出るほど高いということもないので、手作りのガラスの肌触りを楽しんでください。

「仙台ガラス」が買えるのは仙台市内で15店舗ほどありますが、JR仙台駅中央改札横のおみやげ処仙台で売っています。営業時間は7：15～21：15です。

「ロールバーン」と言えば、国内メーカーのDELFONICS（デルフォニクス）のリングノートのことです。様々な色やサイズがあったり、様々な場所で限定のデザインのものがあったりと人気のノートで、よく使っている人を見ます。ミシン目が付いているので切りやすく、バンドがついているのも使い勝手をよくしてくれます。この「ロールバーン」のノートで仙台限定デザインのものがあります。

デザインは3種類あって、伊達政宗柄とこけし柄、杜の都ということで木の柄の3種です。サイズは大小の2種あります。ノートの他にもクリアファイルもあるので、おしゃれなお友達へのお土産におすすめです。仙台限定販売なので、これもまた、仙台でしか買えないお土産です。値段はノート大が500円、クリアファイルは400円と手頃です。

「ロールバーン」の仙台限定デザインのノートが買えるのは仙台パルコ本館1階の「Smith仙台」です。場所はJR仙台駅の西口すぐの所で、営業時間は10:00〜21:00です。

今回は仙台でしか買えないお土産について調べてみました。売っている店舗が少なく希少価値が高いものや、売っている時期が短いもの、冷蔵や冷凍状態で賞味期限が短いもの、仙台限定で売っているものなどがありました。仙台のお土産といえば、牛タンや萩の月、ずんだなどが思い浮かびますが、仙台にはそれだけでなく、たくさんの美味しいものがあります。

というのも仙台は三陸海岸という良質の漁場に近く、米どころとしても有名です。また、仙台の北には蔵王山があり、それらから取れる海の幸、山の幸によって美味しいものがたくさん作ることができるからです。また、仙台は江戸初期に独眼竜政宗が作った城下町です。その影響で、美味しいお菓子もたくさんあります。そんな仙台は城下町ならではの伝統と歴史で美味しいものが根付いた場所です。

よって仙台には地元の人が知る、仙台でしか買えないお土産もたくさんあるわけです。緑が豊かな杜の都、仙台は、秋保温泉や仙台城、少し足を延ばせば名所で有名な松島もあります。東北では比較的雪も少なく、温暖で、人口が多く住みやすい、そんな仙台に行った時には、ぜひ地元の人が知る、仙台でしか買えないお土産を入手してみてください。