仙台のお菓子でおすすめは？仙台でしか買えない人気商品をご紹介！

東北地方に旅行するといったら、仙台を選ぶ人が多いかも知れません。「杜（もり）の都」とも呼ばれるように緑が多く、街並みが他都市と比べ自然豊かだからです。そんな仙台に旅行に行った折、美味しいお菓子をお土産に買って帰る人が多いのですが、お土産としてふさわしいお菓子にどんなものがあるのか、ある程度知っていたら現地で迷わずにすみます。お土産に手頃なおしゃれで安い仙台のお菓子、定番から限定まで紹介します。

どら焼きといえば小豆が入っているものですが、この「生どら」には小豆のほか、口どけ滑らかなクリーム、カフェオレ、チョコレートといった、いわゆる洋菓子に使われる素材が入ったものをそれぞれ売っています。仙台では人気定番のお菓子で、仙台限定というわけではなく、周辺地域でも販売されています。安い値段で提供されていて買いやすく、どら焼きという目立たない商品ですが、和と洋が融合したおしゃれなお土産です。

フィナンシェとフルーツケーキなどが詰まった、おしゃれなお菓子です。ギフトセットですから贈答用やお土産として最初から作られているため、何も迷うことなく買えます。国産小麦に蔵王の地鶏卵、北海道産の発酵させたバター、ドライフルーツやアーモンドなど、こだわりある素材をたくさん使って作っています。セットですから全体の値段としてお得であり、個別に買うよりも安いため、仙台のお菓子のお土産として買いやすいです。

お菓子の名前からして洋菓子である「マカロン」をイメージしますが、「まころん」はそれを日本的に発展させたお菓子です。洋菓子のマカロンはアーモンドを使っていますが、アーモンドは昔の日本では入手困難だったため、落花生を代わりに使用して「まころん」を作りました。小さくて可愛くおしゃれなことから、仙台やその周辺地域では人気定番のお菓子ととなり、値段も安いため、お土産としても気軽に手に入れることができます。

笹かまや牛タンと合わせ仙台の三大名物に数えられ有名なのが「ずんだ餅」です。仙台限定というわけではなく、他の周辺地域にも郷土のお菓子として有名であり、また仙台地方のお菓子として全国的にも有名です。枝豆をすり潰して食塩と砂糖を一緒に混ぜ合わせ、その混ぜ合わせたものを餅にかけただけのシンプルなお菓子です。枝豆の若葉色が新鮮で、思わず手を伸ばして食べたくなうような色であるところがミソになります。

パティシエが作ったお菓子で、枝豆とロールケーキが融合しました。食感は柔らかふっくらとしていて、口の中でとろけるような感覚を味わえます。仙台だけで売られているものではなく、有名な百貨店やオンラインショップでも購入することができ、手に入れやすい商品です。しかし現地の仙台で購入するのはやはり格別な感じがしますし、おしゃれなお土産として喜ばれるでしょう。枝豆と生クリームの組み合わせが抜群です。

宮城県のブランド牛として有名な黒毛和牛の仙台牛、その仙台牛の良質な肉の粉末をポテトスティックにまぶしたお菓子です。上質な肉を使った焼肉のような味と、ポテトのサクサク感が絶妙にマッチしています。駄菓子によくある味とは一線を画し、実際に買って食べてみると、初めて値段分の価値があることが分かるでしょう。美味しい上質な味が舌の上に広がります。全国の販売指定店でも売られていているため知名度も高いです。

バウムクーヘンの中に小倉餡とクリームの二種が入って和と洋が混ざったような、おしゃれなお菓子です。仙台の戦国大名である伊達政宗が騎乗した絵巻物のようなパッケージが目を引きます。仙台だけでなく宮城県内の各地、岩手県や山形県、福島県といった場所でも販売されています。仙台を感じさせるお菓子で、甘くて美味しいのはもちろん、そのパッケージから戦国時代の歴史に色々と思いを馳せてみるのもよいでしょう。

沖縄の黒砂糖を使った仙台の美味しいまんじゅうのお菓子です。仙台限定のお菓子ではありますが、原材料に使われているのは沖縄の波照間産の黒砂糖で、海風によって吹き付けられミネラルたっぷりの土壌で育ったサトウキビの、黒砂糖を使用しているというのがポイントです。そして皮の部分に葛（くず）を入れているというのもポイントで、生薬や飼料、織物の原料にも使われる葛を入れることで絶妙なモッチリ感を実現しています。

くじら肉を使っているのではなく、くじらの形をしたもなかです。お土産としてふさわしい箱売りの本商品は仙台限定で、ばら売りなら池袋でも販売されています。味は7種類、ワイン・味噌・コーヒー・ゴマ・抹茶・青のり・小倉といったバラエティ豊かな品揃えです。手作りで保存料・着色料など不使用というのも重要なポイントです。宮城県沖を遊泳しているくじら、大昔から海を守って来たといわれるくじらにちなんだお菓子です。

お神酒用として純米吟醸酒を作っていた酒蔵と、仙台にある老舗のお菓子屋がコラボして生み出されたのが本商品です。純米吟醸という米と米こうじだけで作られた美味しい清酒がゼリーというお菓子になったもので、とても珍しいです。歴史と伝統ある老舗同士が協力して開発した商品なので、それぞれの技術が組み合わさり上等なお菓子を実現しています。仙台だけで売られ、しかも夏季限定なので、夏場の珍しいお土産として喜ばれます。

仙台藩の慶長遣欧使節として欧州にまで渡った支倉常長（はせくらつねなが）を記念して作られたお菓子です。クルミの入った白餡をしっとりした生地で包み込んだクッキーのような商品で、和と洋が詰まった仙台限定の隠れた銘菓です。普通のクッキーと違い食感が柔らかで甘く、白餡の美味しさがたまらなく美味しいです。しかも手作りならではの温かさと美味しさがあり、地元の人の間ではかなり人気のあるお菓子として定着しています。

四角い形にしているのは、どの部分から食べてもすぐにあんこの部分に到達するということを狙って作られたお菓子です。味は何種類もあって、あんこや餅、クルミ、芋など、たくさんの味を楽しむことができます。砂糖の他にハチミツが使用されていて、濃厚でコクのある自然な甘さを醸しています。店舗が仙台市内にしかありませんので、仙台限定のお菓子となっています。四角い形なので丸いどら焼きより腹いっぱいになります。

一見すると女性向けのお菓子ではないように思いますが、この仙台名物の一つである牛タンとパイというユニークな組み合わせが受けています。牛タンパウダーをまぶしたパイは意外にも美味しく、サクサクとした食感に甘い口当たりが何ともいえない味を実現しています。値段も手頃で安いですから、仙台地方のお土産として買いやすいというのも女性に人気の理由です。似たようなお菓子として静岡県浜松名産のうなぎパイがあります。

お菓子職人が手作業で作った、冬季限定のお菓子です。まずお菓子の缶の見た目の色が美しいです。そして蓋を開けてみると「らくがん粉」という米を原料にした粉が目に入り、それを一時的に取り除いてみれば、中から霜ばしらがお目見えします。その名の通り霜柱のような飴で、口に入れるとスッと溶けるように消えてなくなります。この繊細な食感ととろける甘さが女性に大人気を誇っています。らくがん粉は保存用として再利用します。

仙台駅から少し離れた場所に、ある焼き菓子工房があります。それがこちらのお店で、オーナーの子どもがアレルギーを発症したことでアレルギーに対応した優しい焼き菓子を作ろうとして生まれました。卵を不使用、オーガニックのシナモンや北海道産の小麦、自家製の酵母を使用するなど、とてもこだわりを持って作っています。仙台の伝統的なお菓子というわけではありませんが、アレルギーのある子どもがいる母親には人気です。

松菓堂菓子店というのは仙台ではなく松島にあるお店ですが、そこで作られた美味しいカステラが仙台でも売られています。可能な限り地場産の原材料を使用して、品のある甘さともっちりした食感を実現しています。ハチミツを使用していますので、とても自然な甘さです。カステラ自体の見た目が美味しそうなのはもちろん、地味ながらもオシャレな包装と安い値段で買いやすいというのが仙台のお土産として女性に人気を博しています。

ずんだ餅は前にも紹介しましたが、こちらはそのずんだ餅がより食べやすくなり、しかも山形県の特産品である「だだちゃ豆」という品種の枝豆を使用しているというこだわりようです。見栄えはあまりよくない枝豆ですが、他の枝豆よりコクのある風味と甘みを持った美味しいもので、それがこのミニずんだ餅の上に載せられています。ツルツルした食感の餅と相性が良く、しかも小さく可愛らしくておしゃれだと女性の間で評判です。

茶色や緑色を基調にした色合いで、地味ながらもおしゃれな見た目で、アーモンドやチョコレート、紅茶の味が甘くて香ばしい、女性に大人気のお菓子です。手作りのため一つ一つ形や大きさが微妙に違い、そこがまた温かさと美味しさを感じさせる作りになっていて、女性客から高い評価を得ています。仙台の伝統的なお菓子ではないですが、名物の一つとして定着し、比較的安い値段で購入しやすいのも人気の秘訣となっています。

東北大震災があった後に、復興した畑の大豆で作ったきなこをまぶしたお菓子シリーズです。きなこクランチに黒蜜きなこもち、きなこおかきの3種類あり、どれも1,000円以内で買えて安いです。ちょっと高いお菓子を買うような感覚で購入ができ、しかもきなこらしい明るい色合いのパッケージなので、おしゃれな見た目であるのも人気の理由です。仙台に行ったらこのおしゃれで安いお菓子を気軽に手に入れてみましょう。

宮城の地元の餅米を使い、砂糖やクルミなどを入れ蒸して作ったお菓子です。仙台のしょう油を使って仕上げています。他のお土産と比べると地味で素朴で目立たないお菓子ですが、地元の人々には愛されていて、消費期限は10日間とわりと長くもつことから、保存食としても人気な商品です。一つ一つ時間をかけてゆっくりと味わい楽しむことができるでしょう。蒸したお菓子なので、少量でお腹いっぱいになりやすいのもポイントです。

ゆべしを取り扱っている販売店はたくさんあります。「仙台菓子処 味佳嵯」「みちのく菓子処 仙台 甘仙堂」など、仙台市やそれ以外の東北地方の地域でも販売されていて、無数の購入場所があります。通販で購入することもでき、10個入で1,000円前後というわりと安い値段で買えます。甘くてしょっぱい、そんな素朴な味わいが評判で、好き好きは分かれるものの、根強いファンから末永く愛されています。

サクサクと香ばしく、濃厚で優しい甘みが口の中に広がるモナカです。お菓子メーカーが自社の畑で作ったもち米を原料にし、中身の餡は北海道産のものを使用、安全で安心できる素材を使っているのが特徴です。サイズはミニから大型までそろっていて、食べたい量や食べやすいサイズを選べるのもポイントです。こちらも消費期限が10日ほどと比較的長く、少しずつ食べて、一気に食べたくない人のお土産として最適な仙台のお菓子です。

仙台市をメインに周辺都市にも展開中です。サイズはミニ・小型・中型・大型と4種類、それぞれ1個当たり税込み61円・125円・174円・230円です。内容量は種類ごとに違い、1,240円から4,300円と幅があります。インターネットでの購入にも対応していて、美味しい上に手に入りやすいと評判です。味はちょうど良い甘さということで、購入者の間では総じて高評価です。モナカ以外にもたくさんのお菓子があり、そちらも評判です。

上質なカステラ生地の中に甘いカスタードが入っています。カスタードの他にチョコレートも販売されていて、2種類の味を楽しむことができます。ばら売りもされていますので、本当に欲しい量だけを購入することができます。包装は仙台の銘菓らしい絵柄で、見た目の繊細さとおしゃれな色使いのデザインも女性の目をひき、そして脱酸素剤が入っているおかげで賞味期限が10日程度あり、じっくり時間をかけて味わうことができます。

「菓匠三全」という名前の店舗があり、仙台市を中心に数多く展開しています。仙台市以外では松島町にも展開していて、購入できる場所は多いです。10個入りが1,850円程度、20個入りが3,700円程度と、決して安いとはいいにくい価格帯です。しかしそれだけ品質が良いことの裏返しで、口コミの評価でも値段に見合った満足感があると評判です。公式サイトでの通販はないですが、Amazonや楽天などの通販サイトでは販売されています。

粉というレベルまでいきませんが、細かく刻まれた牛タンの断片がせんべいの中に散りばめられています。カレー味に仕上げられていますので、多くの人の口に合うでしょう。子どものお菓子にはもちろん、お酒のおつまみとしても合っています。賞味期限は製造日から120日とありますので、インスタントラーメンなみの長さであることが分かります。ただ、賞味期限が長いぶん、食品添加物や化学調味料などが何種類も入っています。

仙台市内にある「青葉亭」というお店で購入することができます。10枚入りのものが税込み680円、20枚入りのものは税込み1,350円と、比較的安い値段で販売されています。青葉亭の公式サイトで通販もしていますから、仙台の現地まで行かなくても自宅に送ってもらうことができます。購入者の口コミではカレー味ということで食べやすく、美味しかったと高評価が多いです。普通の味の牛たんせんべいに飽きた人にも向いています。

仙台の名物である枝豆をすり潰したずんだを中に包み込んだ、外側は真っ白なチーズケーキです。枝豆のコクのある濃厚な味わいをしっかり感じることができる逸品です。冷蔵状態での購入の場合は3日しかもたない短い賞味期限になっていますが、冷凍状態で購入ができ、冷凍なら20日程度まで賞味期限を保つことができます。ただし、解凍したあとは可能な限りその日のうちに食べましょう。解凍後の賞味期限はとても短いです。

販売店は「萩の月」と同じ菓匠三全が運営する「ずんだ茶寮」です。税込みで1,080円となっていますが、380gというボリュームで、お腹一杯になる量です。しかも上質な味ですから、満足感はきっと高いでしょう。実際の口コミ評価でも、枝豆の味がとても美味しく、そしてその濃厚さからお腹一杯になると評判です。和と洋の良さを融合させたお菓子で、真っ白でおしゃれな外観なのも人気の理由の一つとなっています。

北海道産の小豆と宮城県や山形県などの特産枝豆を使用した二種類あるお菓子です。どら焼きのような感じで、もっちりしっとりした柔らかな食感がします。名前は賞味期限の長さとは関係のない話が由来ですが、それでも14日間程度の賞味期限があり、他の仙台お土産と比較しても長い部類に入ります。お菓子の形やパッケージのデザインは、修行層がかぶる編み笠や袈裟などから採り入れています。上品な味は茶菓子にぴったりです。

「喜久水庵」というお店が販売しています。8個入りで1,099円という値段で売っています。他の仙台のお土産と比較しても、とりわけ高いというわけではなく、買い求めしやすい値段です。インターネットの公式サイトで通販もやっていて、現地の仙台に行かなくても購入することは可能です。美味しくてお腹一杯になると評判ですが、お茶と一緒に飲まないと喉に詰まりそうになるとの声もあり、食べるときその点だけ注意が必要でしょう。

「塩釜まんじゅう」といわれるお菓子で、青じその粉末を使って磯の香りを出し、高級な砂糖を使用、ササニシキというお米で周りの皮を作り、そして絶妙な塩加減で作った饅頭です。正しくは仙台ではなく宮城県の塩釜市で発祥したお菓子になります。塩を使っているということもあり、賞味期限は20日間と比較的に長く、長期にわたり味わうことが可能です。甘くてしょっぱく柔らかいという不思議なおいしさと食感を楽しめます。

「菓匠 榮太郎」や「梅花堂」など、様々なメーカーで販売されています。その店舗のエリアは仙台市やその周辺都市にまで及んでいて、色々な場所で買うことができます。だいたい1,000円から2,000円ぐらいの価格帯で販売されていて、決して安いわけではありませんが、お土産としては買いやすい値段といえます。「しおがま饅頭」は日本の神話に由来するお菓子でもあり、そういう観点からも興味のある人が購入しています。

仙台の三大名物の一つである「笹かまぼこ」は、厳密にいうとお菓子ではありませんが、おやつやおつまみ感覚で食べられる優れた名産品です。小判型で可愛らしくもありおしゃれな感じのする笹かまぼこは、仙台地方という海の幸豊かな場所だからこそ育まれたもので、地元の人々からも観光客からも愛されています。真空パックのものは冷蔵状態下で賞味期限が20日程度あり、意外な長さを実現しています。

仙台地方の数ある蒲鉾店でたくさん販売されています。1個当たりの値段は税込みで140円程度のところが多く、お土産としては安いです。そのため現地の人々は日常的に笹かまを購入していて、食べる前に焼いたりしょう油マヨネーズをかけたりして美味しく食べています。口コミでも魚肉の濃厚な旨味が美味しいと評判です。また、福島県における原発事故を受け、蒲鉾店によっては放射性物質の検査で安全性をしっかり確認しています。

いかがでしたでしょうか？「杜の都」とも呼ばれる仙台には、その風情とともに美味しいお菓子がたくさんあることを知って頂けたと思います。仙台に旅行や出張に行った折に、お土産として持って帰りたくなるお菓子を数ある中から選べば、きっと相手に喜ばれるでしょう。高価なお菓子から手頃で安いお菓子まで、仙台らしい伝統的なお菓子から現代的なおしゃれなお菓子まで、魅力に溢れたそのお菓子をぜひ、その手にしてみてください。