醤油の賞味期限が切れても大丈夫?開封後どれくらい?未開封との違いを解説

料理には欠かすことのできない調味料の代表とも言える醤油。そんな醤油の賞味期限について徹底調査!醤油は賞味期限が切れても大丈夫なのでしょうか?醤油の味に変化はあるのかなどについても見ていきましょう。また、醤油の開封後と未開封での賞味期限の違いはもちろん、その保存方法についても調べてみました。また、醤油を保存していると稀にみられる白いカビのようなものの正体についても見ていきたいと思います。

醤油の賞味期限が切れても大丈夫?開封後どれくらい?未開封との違いを解説のイメージ

目次

  1. 1醤油は毎日の食事に欠かせない調味料
  2. 2醤油の賞味期限は切れても大丈夫?
  3. 3醤油の賞味期限は開封後どれくらい?
  4. 4醤油の上手な保存方法
  5. 5醤油に見られる白いカビのようなものは?
  6. 6醤油は保存に気を付けて美味しいうちに使い切ろう

醤油は毎日の食事に欠かせない調味料

毎日の食事には欠かすことのできない調味料とも言える醤油。和食はもちろん、洋食を作る際にも大活躍するということもあり、普段から活用しているという主婦の方なども多いのではないでしょうか?また、醤油はスーパーなどの調味料コーナーでは必ず売っている調味料でもあります。それだけ、どの家庭にも欠かすことのできない調味料とも言えるのが醤油です。

醤油は煮物や炒め物などの料理の味付けに利用するだけではなく、刺身や冷奴、卵かけご飯など食材そのものにかけて楽しむことも可能です。また自宅でソース作りをする際などの隠し味などに活用することもできます。そうした点を考えると、やはり醤油は日常生活には欠かすことのできない調味料と言えます。

醤油の賞味期限は切れても大丈夫?

料理をする際はもちろん、食材にそのまま使っても美味しい醤油。調味料の中でも利用頻度の高い醤油ですが、そんな醤油に賞味期限はあるのでしょうか?あるとすれば、その賞味期限はだいたいどれくらいなのかということはもちろん、その保存方法についても見ていきたいと思います。同時に、賞味期限がきれた醤油は大丈夫なのかということについても見ていきましょう。

醤油の賞味期限は?

日常の中で利用頻度の高い醤油。そのため、滅多に賞味期限が切れるということは無いという方も多いかと思います。同時に、賞味期限を意識せずに使っているという方も多いのではないでしょうか?しかし、醤油の持つそのものの旨味や風味・美味しさを考えると、やはり賞味期限を意識することは重要です。

賞味期限とは、そもそも“その期限内であれば、美味しい状態で食べることができる”というものです。そのため、賞味期限が切れてしまったからと言って、すぐに利用することができなくなるわけではありません。しかし、その保存方法によっては、醤油の味が落ちてしまうということなどもあるため注意が必要です。まずは、醤油の未開封時の賞味期限を見てみましょう。

醤油は未開封であれば長期保存が可能

醤油の賞味期限は、醤油の容器に記載されていることがほとんどです。記載されている期限は未開封の状態での賞味期限となっています。未開封時の賞味期限は、メーカーや種類により多少の違いはあるものの、だいたい1~2年と設定されています。古くから日本の保存調味料として利用されてきた醤油。そうしたこともあってか未開封時の賞味期限はかなり長めです。

かなり賞味期限が長めの醤油。しかし、この賞味期限はあくまで未開封時の場合であって、開封した場合は適用されません。そのため、一度開封した醤油はなるべく早く使い切るというのが鉄則のようです。

賞味期限が切れた醤油は味を確かめてから使おう

未開封時は賞味期限が1~2年と長めの醤油。長期保存が可能ということで、まとめ買いもできるという点はありがたいものです。しかし、知らず知らずのうちにいつの間にか賞味期限が切れていたということも多いのではないでしょうか?醤油は、例え賞味期限が切れていたとしても、すぐに腐ってしまったり品質が落ちるということはないと言われています。

しかし、それでも多少は風味が落ちたり、醤油の色が濃くなってきたりという変化があります。そのため、例え未開封の醤油であっても、賞味期限が過ぎてしまっているという場合は、一度開封した際に、味やニオイに変化がないかという点を確かめるようにしましょう。

万が一、味やニオイに異変があり、いつもの醤油とは違うように感じた場合は、思い切って処分してしまうのがいいかもしれません。それでも、やはりもったいないという場合は、賞味期限が切れてしまった醤油を掃除に活用するというのも一つの利用方法です。

醤油には油汚れを取り除く効果があるため、賞味期限が切れてしまい使えなくなった醤油をスポンジなどに染み込ませ、油汚れが気になる部分をそれでこすると綺麗に汚れを落とすことが可能です。汚れが落ちたと感じたらお湯などで軽く流しましょう。そうすることで、油はもちろん醤油のべたつきやニオイを感じることもありません。

醤油を用いた掃除は、レンジやコンロまわりなどの油汚れだけではなく、仏具や10円硬貨などを綺麗にするのにも使えるため、一度試してみるのもいいのではないでしょうか。食事に使用できなくなった醤油は、掃除に活用するというのも無駄なく賢い使い方と言えます。

未開封であってもなるべく早く使い切ろう

未開封の場合は、その賞味期限が1~2年とかなり長く保存できる醤油。日常生活で必ず使うものでもありますし、利用頻度も高く、長期保存も可能なためいくつあっても困りません。そのため、お歳暮などのちょっとした贈り物にも利用される醤油。醤油には、アルコールや乳酸、アミノ酸などがその製造方法から産み出た効果により、殺菌効果が高いとも言われています。

その殺菌力は、醤油で食中毒が予防できるというほどでもあります。そのため、未開封・開封後問わず、賞味期限が切れてもすぐに使えなくなるということはない醤油。腐りにくいとも言われています。また、よく使うということもあり、普段はあまり醤油の賞味期限を意識しているという方は少ないのではないでしょうか?

しかし、未開封であってもその保存方法や保管場所によっては色の変化や味が落ちたりと、多少の傷みも出てきます。もちろん、気が付かないうちに賞味期限切れになっているということもあるでしょう。それでも、醤油の殺菌効果や、醤油そのものの味を生かすためにも、できるだけ買い置きすることを避けて賞味期限内に使うのが一番です。

醤油の賞味期限は開封後どれくらい?

醤油の未開封時の賞味期限について見てきましたが、開封後はどれくらいの賞味期限なのでしょうか?未開封時は長期保存が可能ということであっても、なるべく早めに使い切ってしまうのが良いと言われている醤油。ここからは、そんな醤油の開封後の賞味期限について見ていきましょう。

記載の賞味期限は開封後には当てはまらない

未開封時の醤油の賞味期限は、メーカーや種類に多少の違いはあるものの、ほとんどが1~2年と記載されています。しかし、その賞味期限はあくまで未開封の状態でのものであり、開封後にはもちろん当てはまりません。では、開封後の醤油の賞味期限はだいたいどれくらいなのでしょうか?また、開封後の醤油に起こる変化などについても見ていきましょう。

醤油は空気に触れると酸化する

まず、醤油は一度開封すると、空気に触れることによって酸化が進んでしまい、味が落ちると言われています。最近では、その酸化を防ぐために空気に触れないように工夫された密閉ボトル式の醤油なども販売されています。それだけ、醤油は空気に触れることで味の変化があるということでしょう。

また、開封後は味が落ちるだけではなく、風味や旨味・香りなども落ちてしまうため、やはり早めに使い切るのがおすすめです。同時に、開封後の保存状態によってはさらに劣化が進み、雑菌が繁殖してしまうということもあり得るため、開封後はなるべく早く使い切ってしまうことを意識しておくのが良いと言えます。

開封後はなるべく早く使い切る

ここまでで、未開封時と開封後の醤油の賞味期限について紹介してきましたが、どちらもおすすめなのはなるべく早めに使い切ってしまうということです。特に、開封後は早めに使い切りましょう。これは、醤油だけではなくどの調味料にも言えることかもしれません。

その他の調味料はもちろんですが、醤油ならではの風味・旨味・香り・食材との相性・殺菌効果などを十分に発揮するには、やはり賞味期限を意識することはもちろん、はやめに使いきるというのが最も魅力的な活用方法と言えそうです。普段使うことの多い醤油だからこそ、賞味期限を意識して安心して美味しく利用していきましょう。

醤油の上手な保存方法

長期保存が可能な調味料・醤油。普段の生活に欠かすことのできない調味料の一つとしても人気の醤油ですが、開封後はもちろん未開封の状態でも早めに使うのが良いと言われています。では、どのようにして保存するのがベストなのでしょうか?未開封時と開封後それぞれの醤油の上手な保存方法について見ていきましょう。

未開封の場合の保存方法

まずは、未開封の場合の醤油の保存方法についてです。未開封の場合の醤油は、高温・多湿を避けた場所に保存するのがベストと言えます。コンロの近くなど、高温になりやすい場所に保管すると未開封であっても醤油そのものの味や風味が落ちてしまうため、避けるようにしましょう。

きちんとした場所に保存しておくことで、未開封であれば1~2年の長期保存が可能な醤油。まとめ買いはもちろん、頂き物などで醤油がいくつかあるという場合は、高温・多湿を避けた場所で保管するようにしましょう。

開封後の醤油は冷蔵庫で保存

続いては、開封後の醤油の保存方法についてです。開封後の醤油に関しては、比較的温度変化の少ない冷蔵庫で保存するというのが適しています。また、醤油は酸素に触れることで酸化が進んでしまい、味が落ちる原因にもなるため、しっかりと栓を閉めるというのも重要です。

未開封時の醤油のように、明確に何日以内に使い切るのが良いということは言えないのですが、開封後は冷蔵庫などの冷暗所で保管し、なおかつ一か月以内に使い切るようにするのが醤油そのものの味を生かすことを考えても良いと言えます。

醤油に見られる白いカビのようなものは?

醤油の賞味期限や保存方法について見てきましたが、醤油を利用している中で稀に白いカビのようなものが醤油に浮いているというようなことを感じた方も少なくないのではないでしょうか?ここからは、醤油に見られる白いカビのようなものの正体について迫っていきたいと思います。さっそく見ていきましょう。

醤油を使っていると、保存期間が進むにつれて醤油の表面に白いカビのようなものが浮いているということが稀にあります。この白いものの正体をカビだと思い、すぐに捨ててしまったという方も多いのではないでしょうか?しかし、実はこの白いものの正体はカビではなく酵母菌が固まったものだそうです。醤油は本来、大豆を発酵させて作っているため酵母菌がたくさん含まれているのです。

その酵母菌が、結晶化されて醤油の表面に白く表れているというだけで、料理に使っても体に悪影響が出るということはありません。こうした白い結晶化された酵母菌が醤油の表面に出てきてしまうのは、開封した醤油を常温で保存しているということも一つの原因に上げられます。

体に悪影響はないものの、酵母菌が白い塊として表面に出てきてしまった醤油は、すでに風味などが著しく低下しているとも言えるため、刺身や冷奴など生の食材にそのまま利用するのではなく煮物や炒め物などで火を通してから利用するのがおすすめです。殺菌効果もある醤油ですが、保存方法によってはカビや雑菌が繁殖してしまうという可能性はゼロではありません。そうしたことも踏まえて、適切な場所で保存するようにしましょう。

醤油は保存に気を付けて美味しいうちに使い切ろう

長期保存が可能とは言え、開封後は酸化が進みやすいことから早めに使い切るのが良いとされている醤油。しかし、最近では開封後も醤油に空気が触れないようにと工夫された密閉タイプの容器に入った醤油も多くあります。

もちろん、そうした醤油は一般的なボトルタイプの容器のものに比べて値段が高いというデメリットもあります。しかし、一人暮らしなどで中々すぐに醤油を使い切るのが難しいという方は、醤油そのものの味を美味しく楽しむためにも安心感のある密閉タイプの容器の醤油を利用するのもいいかもしれません。しかし、その場合でもやはり、開封後は冷蔵庫で保管するように意識しましょう。

普段から使用頻度の高い醤油だからこそ、未開封や開封後に関わらず、きちんと保存方法に注意し美味しいうちに使い切るようにしましょう。また、万が一賞味期限をかなり過ぎてしまったという場合や、カビや雑菌が繁殖してしまって味やニオイが落ちているという場合でも、捨ててしまわずに油汚れ部分の掃除に使ってみるなどして、無駄なく利用するようにしましょう。

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