ハーブソルトを手作りしよう!おすすめや人気の作り方を紹介!

ハーブと塩を合わせて手作りできる、ハーブソルトを手作りしてみませんか?市販のものでも、人気なハーブソルトを料理に使うのもおすすめですが、手作りのものは、好みのハーブを使って、料理にあわせて香りを加えることができます。また、料理そのものの塩分の量をおさえることもできて、健康のためにもおすすめです。人気のハーブソルトの作り方、手作りるす上で、気をつけて欲しいポイントを紹介していきます。

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目次

  1. 1「ハーブソルト」ってどんなもの?
  2. 2人気のハーブソルトを使ってみよう!
  3. 3ハーブソルトを手作りする前に気をつけたいこと
  4. 4ハーブソルト作りに役立つドライハーブの作り方
  5. 5基本のハーブソルトの作り方
  6. 6ハーブソルトに使うハーブの種類の選び方
  7. 7和風料理にもおすすめのハーブソルトの作り方
  8. 8スパイシーな料理におすすめのハーブソルトの作り方
  9. 9人気のクレイジーソルトの代用にもなるハーブソルトの作り方
  10. 10手作りハーブソルトが活かせるレシピ「野菜との組み合わせ」
  11. 11手作りハーブソルトは美容にも活かせる!お風呂で使う
  12. 12手作りでも美味しいハーブソルト

「ハーブソルト」ってどんなもの?

ハーブソルトは、塩とハーブを合わせた、ハーブの香りも一緒に楽しめる塩のことです。料理にハーブをよく使うヨーロッパなどでは、家庭でも一般的にあるもので、市販されているものだけでなく、手作りをしている家庭もあります。またハーブを栽培していると、思っていた以上にハーブを摘むことができて、料理やお茶にする以外の活用法としても、おすすめな使い道がハーブソルトです。

ハーブソルトは人気がって、市販されている種類も多いので、それを料理に使うのもよいのですが、好みのハーブを使って、オリジナルのハーブソルトを作ることもできます。ハーブソルトにすると、塩分量を抑えても、風味があり料理にうま味を感じられるようになります。おすすめの作り方や活用法、人気のハーブソルトなどを紹介していきます。

人気のハーブソルトを使ってみよう!

ハーブソルトの代表ともいえる「クレイジーソルト」は、日本でも人気があります。1960年代にアメリカで発売され、今では世界中で使われています。多国籍の人々が暮らすニューヨークで誕生し、さまざまな国の料理も共存している都市だからこそ商品として販売されはじめました。ジェーンという60才の女性が、家庭で作っていたものをクリスマスプレゼントに配ったものが好評で、商品化されたものです。

人気のクレイジーソルトは、岩塩とハーブ、そこにスパイスが入り、万能調味料として使われています。化学調味料は使っていず、基本のものは、岩塩、ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリー、オレガノが原材料となっています。塩と同じように使うことができ、味付けにも下味にも活用できます。今では、コショウ、ガーリック、レモンペッパーなど個性的な種類も増えて、多くの料理に使うことができます。

日本では、マジックソルトという名前で、エスビー食品が製造販売しているものもあります。こちらは、クレイジーソルトよりも多いハーブやスパイスをバランスよくブレンドしたもので、トマトパウダーや砂糖を加えるなどで、より複雑かつ、料理を選んで下味に活用できるものになっています。

ハーブソルトを手作りする前に気をつけたいこと

ハーブソルトに使う塩は何でもよいのですが、できれば天然の塩を使うのがおすすめです。岩塩であれば、小さく砕く必要がありますが、あえて大粒にして、塩を主張したハーブソルトに仕上げることもできます。また、海の塩などでしっとりしているものの場合、あわせたハーブもしっとりと湿り気をおびると、腐りやすくなるので、塩は乾煎りしてから使うようにします。

ハーブソルトを手作りしたら、保存にも気を配ってください。ジャムの空き瓶などでの保存で十分ですが、瓶が清潔であることと、洗ったりアルコール消毒したりした水分が残らないようにします。水分が残っていると、せっかく手作りしたハーブソルトが湿気てしまい、塊りとなって使いにくくなってしまいます。塩、ハーブともに乾燥状態を長く保てるように、お菓子や海苔などに入っている乾燥材などを入れておくのもおすすめです。

ハーブソルト作りに役立つドライハーブの作り方

ハーブを栽培している場合や、スーパーなどでまとめてフレッシュハーブを購入したけれど使いきれない場合は、ドライハーブにしてしまうと、保存性も高く、また塩とも混ざりやすくなり、手作りハーブソルトにも使いやすくなります。

ドライハーブにするには、フレッシュなハーブの葉を摘んで、お皿の上にキッチンペーパーをのせて、天日干しをしておきます。この時風が吹くと飛んでしまうので、ザルなどをかぶせるか、室内の直射日光が入る窓辺で、ある程度の水分をぬいておきます。その後、ハーブが重ならないように、キッチンペーパーに並べて、電子レンジの弱で3分ほど加熱します。様子をみて、追加で2分くらい加熱します。

電子レンジでの加熱はいきなり500W、600Wといったもので加熱すると、水分が一気に抜けすぎて、焦げてしまうことがありません。オーブンを使った後にほんのりと余熱が残るなかに入れて、乾燥させるのもおすすめです。完全に水分が抜けると指先でつぶすすだけで、パリパリと砕けやすくなります。この状態で細かくして瓶詰めや冷凍保存しておくと、長期保存も可能になります。

天候の好い日に、車のダッシュボードに、フレッシュハーブをおいて、乾燥させるという方法もあります。車内温度は高くなるので、電気代をかけることもなく、焦げる心配もなく、乾燥させることができる裏ワザでもあります。

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基本のハーブソルトの作り方

ハーブソルトの基本は、好みの塩とハーブを、ブレンドすれば作ることができます。ただ、保存性も高く、塩とハーブがうまく混ざりやすくするためのコツがあるので、基本のハーブソルトの作り方を紹介します。塩をフライパンで乾煎りして、水気をとばします。または、耐熱皿に塩を広げて、ラップをしないで電子レンジで加熱すしてもかまいません。塩をサラサラにしてしまい、冷まします。

ハーブ3種類くらい準備し、フレッシュなものなら、水気をしっかりとふき取ってから、細かく刻みます。ドライなものならそのままでよいので、塩とハーブが1対1くらいの割合になるように、ボウルやビンにいれて、混ぜるだけです。ハーブの種類が多い時には塩1に対してハーブ2や3といった割合でも構いません。ドライハーブであれば、長期保存に向きますが、フレッシュなものは傷みやすいので、2~3日で使い切るようにします。

初めてハーブソルトを作るのであれば、ドライバジル大さじ2、ドライタイムとパセリを大さじ1、あればローズマリーを大さじ1/2、天然塩を大さじ4といった具合で混ぜたものを試してみてください。バジルは主張が強すぎないのでベースにして、そこに柔らかな甘みのタイムと苦みも感じるパセリを加えることで、風味が広がります。

岩塩を大さじ4に、ローズマリー、タイム、パセリ、オレガノを各大さじ1ずつあわせたものも、どんな料理にも使うことができ、オリーブオイルとあわせて、ドレッシングとしても活用できます。ローズマリーは、肉や魚の臭みとりに使、タイムは防腐剤の役割と香りづけに、オレガノはわずかな苦味と辛みで、料理に奥深さをだしてくれます。どれも単独のハーブとしても人気で、フレッシュでもドライでも手に入りやすいものです。

ハーブソルトに使うハーブの種類の選び方

ハーブは植物としても種類が多く、オイルに浸したり、香りを抽出してアロマオイルが作られることもあります。ハーブそれぞれの香りが違うように、手作りしたいハーブソルトのイメージで、ハーブを選ぶこともできます。

柑橘系の香りをつけたいときには「レモンピール」「バジル」など、スパイス系の香りが欲しいなら「フェンネル」などがおすすめです。強い香りが欲しいなら「ローズマリー」や「セージ」、反対に香りは控えめだけれども、使いやすく、他の種類とも混ぜやすいものは「タイム」「パセリ」「オレガノ」などです。もし、料理だけでなく、ボディマッサージやバスタイムに使いたいのであれば「ローズ」「ラベンダー」などがおすすめです。

反対に、ハーブソルトにあまりおすすめできないのは、ハーブティーで使われるようなハーブ類です。「ミント」「カモミール」といったものは、初心者には香りの主張が強すぎて、苦味が勝ってしまうこともあるので避けるのがおすすめです。お茶にするハーブは、熱湯を注ぐと香りが強く広がるように、ハーブソルトに何種かのハーブと混ぜ合わせた時に、まとまりがなく、味や香りの主張が強くなりすぎます。

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和風料理にもおすすめのハーブソルトの作り方

ハーブソルトというと、ヨーロッパやアメリカのもののようですが、日本にも古くから料理に使われている植物がたくさんあります。和のハーブというよりも、薬味といわれることが多いですが、ショウガ、シソ、山椒などがあります。日本は海に囲まれているので、海水から作られる塩を使うのもおすすめです。ただ、岩塩に比べて、しっとりとしているので、電子レンジで加熱するか、フライパンで乾煎りしてから使います。

塩とあわせるものは、ドライパウダー状にした生姜、山椒、唐辛子などの組み合わせが、肉料理にも魚料理にも合います。カルパッチョなら、お刺身を皿に盛り付けて、みょうがやシソの千切りをのせ、そこに和のハーブソルトをふって、エクストラバージンオリーブオイルをまわしかければ、和のカルパッチョになります。

白いご飯をおにぎりにする時には、塩だけの塩むすびも美味しいものです。そこにすだちや柚子の香りを加えるわのハーブソルトを使ってみるのも、いつもと違うおむすびができます。すだちや柚子の皮はよく洗って水けをしっかりとふき取ります。目の細かなおろし金で皮のすりおろして、フライパンで乾煎りします。そこに塩を1対1くらいであわせて、さらに乾煎りしてできあがりです。

スパイシーな料理におすすめのハーブソルトの作り方

ハーブソルトを何種類か手作りすると、ハーブの香りが強くなってしまい、料理にあわせるとどれも、何となく似たような風味になってしまうこともあります。そうした場合には、カレーソルトを1種作っておくと、料理の味わいに幅がでて、子どもにも人気のから揚げやポテトフライといった料理にも使いやすくなります。材料は、ターメリック、クミンを各小さじ2、ガラムマサラ、塩を各小さじ1をよく混ぜ合わせるだけです。

大人向け、辛い物が好きなら、作り方でカイエンペッパーやチリパウダーを少々加えるのもおすすめです。カレーを作るときに、肉にこのカレーソルトをまぶしておくのもおすすめです。このカレー色のハーブソルトは、肉などにまぶして揚げる、炒めるという使い方をすると、熱が加わることでよりスパイシーさが際立ちます。

人気のクレイジーソルトの代用にもなるハーブソルトの作り方

クレイジーソルトがない時や、近い味を手作りしたときには、人気のクレイジーソルトの原材料である、岩塩、ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリー、オレガノの中で、手に入るものを調合します。岩塩とこしょうを基本として、スーパーの調味料売り場にある、ガーリックパウダーやオニオンパウダーをいれます。底に、タイムやドライセロリ、オレガノといったものを混ぜ合わせます。

クレイジーソルトの代用でも、十分にサラダにふりかけたり、単純なものでは、トマトスライス、ゆで卵、ゆでたじゃがいもや枝豆にふりかけるだけでも、いつもと違う味わいを楽しむことができます。人気のクレイジーソルトが好きなら、アレンジして自分好みのクレイジーソルトも手作りしてみてください。

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手作りハーブソルトが活かせるレシピ「野菜との組み合わせ」

手作りのハーブソルトの仕上がり具合を堪能するには、野菜をオーブンで焼いただけのもので味わうのがおすすめです。季節の野菜を食べやすい大きさに切って、耐熱皿に並べて、手作りハーブソルををふりかけます。200度に熱したオーブンで20分ほど焼くだけです。玉ねぎは季節を問わずに使うことができますので、夏なら、トマトやズッキーニ、ナスなど、冬にはカブやにんじん、レンコン、長ネギなどがおすすめです。

きのこ類が豊富にあるなら、オリーブオイルで炒めて手作りハーブパスタで味付けをして、パスタに和えるのもおすすめです。ハーブソルトは万能調味料として、何でも使うことができます。

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手作りハーブソルトは美容にも活かせる!お風呂で使う

ハーブソルトは料理用が人気がありますが、実はバスタイムにもおすすめです。浴槽にお湯をはって、そのなかに少量のハーブソルトを入れることで、香りが広がり塩の成分が、体を温め、毛穴の引き締め効果も期待できます。バスソルトとして、ひじ、ひざ、かかとなどのマッサージに、オリーブオイルなどと混ぜて使うこともできます。ただ、お風呂に入れた時には排水する時に、ハーブが排水溝につまらないように気をつけてください。

手作りのハーブソルトを、お風呂で使うのが心配というときには、先ずは足湯に使ってみるのもおすすめです。半身浴ほどの手間もかからず、大き目の洗面器があれば、リビングでもゆっくりと足を浸して温まることができます。足湯用のハーブ湯の作り方は、熱めのお湯をはって、そこに手作りのハーブソルトを大さじ1くらいいれてかき混ぜるだけです。香りが足りないようなら、フレッシュなハーブを加えるのもおすすめです。

手作りでも美味しいハーブソルト

人気のハーブソルトは、手作りでも簡単に作ることができます。好きな香りのフレッシュハーブやドライハーブと、岩塩が基本ですが、慣れたら自己流でアレンジした組み合わせでの作り方も楽しめるのが、ハーブソルトの魅力でもあります。料理の風味を広げるためにも、ハーブソルトの手作りに挑戦してみてください。

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