さんまの焼き時間の目安とは?魚焼き機やグリル・フライパンで調査!

秋の味覚の魚の中で代表格なのがさんまの塩焼きです。美味しいさんまの塩焼きといえば七輪でじっくりと焼いていくというイメージがあるかもしれませんが、家庭や煙が気になるマンションなどでも、煙らずに美味しくさんまの塩焼きを焼ける方法を紹介します。さんまの塩焼きを作る前の下ごしらえから、魚焼きグリルやフライパンでの焼き時間の目安、魚焼き機についてや魚焼き機でのさんまの焼き時間の目安を紹介するのでぜひ、秋の味覚さんまを食卓に加えてみてください。

さんまの焼き時間の目安とは?魚焼き機やグリル・フライパンで調査!のイメージ

目次

  1. 1さんまの塩焼きは人気の焼き魚
  2. 2さんまを焼く前に下ごしらえ
  3. 3さんまの魚焼きグリルでの焼き方
  4. 4さんまのフライパンでの焼き方
  5. 5さんまの魚焼き機での焼き方
  6. 6さんまの焼き方はこれで決まり!

さんまの塩焼きは人気の焼き魚

秋の味覚の中で魚といえばやはりさんま。そしてそのさんまの調理方法で多くの人から愛される定番調理方法が、さんまの塩焼きです。脂がのっていて、焼いている最中から脂の焼ける匂いがたまりません。香ばしいパリパリの皮を破ってみれば中はジューシーで柔らかい身がつまっていて、ご飯とお酒がついつい進んでしまう、食欲の秋には欠かせない焼き魚です。

さんまといえば七輪、というイメージも強いかもしれませんが、実は七輪がなくても魚焼きグリルやフライパン、魚焼き機で充分美味しく焼くことができます。今回は、さんまを焼く前に重要な臭みとりや内臓の取り方などの下ごしらえ、焼き加減や焼き時間の目安など、魚焼きグリルとフライパンと魚焼き機、それぞれ紹介するのでぜひさんまを焼くときに参考にして美味しいさんまの塩焼きを食べましょう!

さんまを焼く前に下ごしらえ

美味しいさんまを焼くには、焼き時間や火加減だけではなく簡単な下ごしらえもとても重要になってきます。臭みをとったり、内臓が苦手な方のために内臓をとったり、切れ目を入れて火の通りをよくしたり、簡単なことなのでぜひ実践してみましょう。

さんまの水洗いと内臓のとり方

さんまのウロコは買う時点でほとんどとれてしまっていますが、少量残っているので念のため包丁でやさしくウロコをとっておきましょう。ウロコをとった後はさっと水洗いして、キッチンペーパーで水気をふき取ります。

さんまの内臓が苦手な方のために、内臓の簡単な抜き方を紹介します。さんまの内臓には実は胃袋がなく、消化が早いのでえぐみが残りにくいので、さんまの内臓は魚の中でも美味しく食べれる方です。なので好んで食べる方も多いです。しかし、さんまの内臓には寄生虫がいる場合もあるので内臓をとると安心にもつながるので、内臓を簡単に抜く方法を覚えておいて損はありません。


内臓を抜く時の注意点なのですが、水洗いをする前に処理するようにしましょう。内臓をとった後に水で洗いすぎると旨味も一緒に流れてしまうからです。抜き方は、さんまの腹を下にして立て、頭の後ろの胸ビレの上辺りを目安に切れ込みを入れ、中骨に当たるくらいまで切り込みを入れます。この時勢い余って頭を切り落とさないように気を付けましょう。

次に、肛門のすぐ手前の辺りにも切れ込みを入れて、あとは頭部分をもってゆっくり引っ張っていけば驚くほど簡単にさんまの内臓を抜くことができます。頭と内臓がつながったままなので処理も楽です。ぜひ、この簡単な方法を活用してみてください。

さんまに切れ目を入れる

次に、さんまに切れ目を入れます。切れ目を入れる意味は、見栄えを良くしたり、火の通りを良くしたり、焼くときに皮がはじけてしまわないようにするなど、美味しく綺麗に焼き上げるためには必須です。

切れ目の形ですが、特に難しいものはなく、人によって切れ目の種類はバラバラです。「真ん中を横に一文字」、「大きなバツ印を1つ」、「小さなバツ印を2つ~4つ」などがよく使われる切れ目です。

さんまに塩をふる

ふり塩のコツは、少し高い位置から振るのと、両面均一にふることです。身が厚いところには少し多めに塩をふるようにしてみてください。塩の量は、さんま一匹に対しての塩の量はおよそ小さじ1/3くらい、ひとつまみで充分なのでかけすぎに注意してください。ふり塩をしてから15分ほど置いてから焼いた方が塩が入っていくので美味しく焼きあがります。

また、塩でさんまの臭みをとる方法もあります。軽く塩を振ってから10~15分ほど置くと水分が出てきます。この出てくる水分にさんまの臭みの原因があるので、出てきた水分をやさしくキッチンペーパーで拭き取りましょう。そのあと、通常のふり塩よりも少なめに塩を振ってすぐ焼きます。

さんまの魚焼きグリルでの焼き方

さんまをグリルに入れる前の大事なひと手間

下ごしらえも済んで、早速さんまをグリルに投入したいところですが、美味しく焼き上げるためにもうひと手間かけてみましょう。このひと手間でさんまのパリッとした皮目の食感と、柔らかい身を楽しめる塩焼きが作れます。

手順はとても簡単です。油をしみこませたキッチンペーパーで網をぬぐい、油を網全体に塗ります。こうすることで、さんまを途中ひっくり返すときに皮がはがれずに綺麗な皮目のまま仕上げることができます。

そしてグリルに火をつけて強火で3~5分ほど熱したら準備完了です。この予熱で庫内の温度はなんとピザ窯と同じ、250℃~300℃程になります。高温で一気にさんまの表面を焼き固めることによってさんまの美味しさを中に閉じ込めて、パサつかずに焼き上げることができます。

さんまを焼く時の火加減は?

予熱も完了したら、さんまをいよいよグリルに投入です!そこで、さんまを焼く時の火加減の目安ですが、グリルで焼く場合強めの中火が最も適した火加減です。最初からずっと弱火でじわじわ焼くと、水分が飛んでしまいぱさぱさした仕上がりになってしまうので注意しましょう。あとは様子を見ながら焦げないように弱火にしたり強火にしたり調整してみてください。

さんまの焼き時間の目安

グリルでさんまを焼く時の焼き時間は、最初の片面は7~8分、裏返した後の片面は5分ほど焼くのが目安です。さんまを裏返すときに身が崩壊してしまわないように慎重に裏返しましょう。また、両面焼きグリルの場合は裏返す必要はなく、焼き時間の目安は9~10分になります。

しかし、焼き時間に頼りすぎず、様子を見ながら適切な焼き時間で焼いてください。長すぎると焦げますし、短すぎると生焼けになってしまうので、焼けているかわからないときはしっかり確認も行いましょう。

さんまのフライパンでの焼き方

家庭に魚焼きグリルがない場合や、洗い物を楽にしたい時、フライパンを使うと便利です。料理家によると、油と一緒に旨味のつまった汁も流れ出てしまう、皮がパリッと仕上がりづらい、などデメリットもあるようなのですが、家庭で美味しく食べる分には充分な仕上がりなので、お手軽にさんまの塩焼きを食べるという点ではフライパン調理を推奨します。

さんまをフライパンに入れる前の大事なひと手間

グリルで焼く時と同じく水洗いや切れ目を入れる、塩を振るなどの下ごしらえをします。フライパンにさんまが丸ごと一匹はいらない場合は半分に切ってください。焼くときは、クッキングシートもしくは魚用ホイルをフライパンに敷いてその上にさんまを並べます。焼いている途中に出てきた油をふき取るためにキッチンペーパーが必要なので用意しておきましょう。

そして、さんまを最初から弱火でじりじり焼いていくと皮がはがれてしまい見栄えも皮のパリッとした食感も楽しめなくなるので、グリルと同じく事前に軽く予熱しておきましょう。

さんまを焼く時の火加減は?

さんまをフライパンで焼くうえで火加減はとても重要です。弱火だとぱさぱさ、強火だと焦げてしまいます。なので、予熱してから表になる方を下にしてさんまを並べ、中火で焼いていきましょう。そして、焼いている間は目を離さずに、火の微調整をしながら慎重に焼いてください。

さんまの焼き時間の目安

焼き時間の目安は、中火で5~10分ほど焼き、ひっくり返してから更に4~5分ほどです。蓋はしない方がいいです。蓋をすると蒸気がこもってしまいさんまの皮をパリッと仕上げることができません。蓋はせずにじっくりと焼いていきましょう。

裏返すときに、トングや木べらやフライ返しなどを使うと、さんまの皮がはがれにくく、身がくずれにくいのでおすすめです。焼いている最中にさんまから脂が出てきます。そのまま放置するとさんまが自身の油で揚げ焼き状態になり生臭い仕上がりになってしまうので、こまめにキッチンペーパーで油をふき取ってあげましょう。

大体焼きあがって皮もはがれないくらいになったら、敷いていたクッキングシートを外して直焼きで1分ほどさっと焼き上げます。こうすることでよりパリッとした皮目になります。案外フライパンでも皮のパリッとした食感に美味しく焼き上げることができるので、片付けが面倒なときなどにもぜひぜひ活用してみてはいかがですか?

さんまの魚焼き機での焼き方

家に魚焼きグリルがない場合や、さんまを焼くときに出る煙や匂いが気になる、マンションなどに住んでいる方だと特に煙が気になることでしょう。そんな時に魚焼き機を購入してみてはいかがですか?近年の魚焼き機は技術の進化で煙やにおいがほとんど出ない製品も多く販売されており、注目を集めています。

製品によってはオートメニューがついているのもあり、さんまや魚を焼く以外にも活用方法が豊富です。また、デザインもかわいらしいものもあり、インテリアとしても活躍しそうです。

魚焼き機は機種によって性能差が大きい

一括りに魚焼き機といってもその機能や使い勝手は千差万別です。その価格や機種によって、火力が強かったり弱かったり焼き時間が長かったり短かったり、防臭効果があるものとないもの、一度に魚を焼ける量など性能差があります。その性能について紹介します。

魚を焼く以外にもオートメニューで燻製や焼き芋、焼きリンゴまでいろいろなものが作れる魚焼き機は価格が高いことも多いです。しかし、一家に一台あればいろんな料理を手軽に作ることができるのでおすすめです。

庫内サイズが大きいもので一度にたくさんの魚を焼けるものもあります。大きいものだと、さんまを半分に切らなくても4尾一度に焼けるものもあり、便利です。逆に、コンパクトな魚焼き機だと一度に焼くことのできる量は少ないですが、狭い台所においても圧迫感がなく場所も取らないので一人暮らしの方はコンパクトなものを購入する事も多いです。

煙やにおいを軽減する機能がある有能な魚焼き機。お手軽価格の商品に多い、防臭効果と自己再生能力のあるセラミックフィルターを設置した魚焼き機があります。さらに強い効果がある触媒フィルターを採用した魚焼き機もあります。セラミックフィルターでは分解できないようなものも分解するので、強い消臭・消煙効果があり、少し価格は高いですが確実な防臭効果を実感できます。

焼き網に魚がくっついてしまわないようにコーティング加工された魚焼き機は多く販売されています。焼き網にフッ素加工やシリコンコーティングなどが施されていて、身崩れも皮がはがれてしまうこともなかなかありません。購入するときはぜひ、コーティングされているものを選びましょう。

さんまを魚焼き機で焼くメリット

まず、先にも紹介したように煙が出にくいので、においを気にせずにふっくらジューシーに焼けます。フライパンやグリルとは違い、裏返さなくても庫内の上下にあるヒーターで両面が焼けるので料理の時間短縮にもつながり、忙しい主婦の方にはもってこいの商品でしょう。確実に美味しいさんまの塩焼きを調理することができます。

さんまを調理し終わった後の片付けもとても楽なのが魚焼き機のいいところです。簡単に分解してきれいに丸洗いできるので常に清潔に保つことができますし、洗い物が面倒じゃありません。清潔に保つことで、魚焼き機自体の寿命を延ばすこともできます。魚焼き機を購入するときは分解して丸洗いできるものを選びましょう。

さんまの焼き時間の目安は魚焼き機の機種次第

焼き時間はその魚焼き機の火力の強さによって幅があります。ですが、大体10~20分前後で焼けるものが多いです。出来れば、火力の強いものを選んだ方が賢明でしょう。焼き時間が多少長く感じても、裏返す手間がないので気にしなくてもいいかもしれません。

さんまの焼き方はこれで決まり!

さんまの塩焼きの下ごしらえから、魚焼きグリル、フライパン、魚焼き機での焼き方や焼き時間、火加減などについて詳しく紹介しましたがいかがでしたか?さんまの塩焼きを美味しく作る方法は理解できましたか?魚焼きグリルがなくても、コツさえわかればフライパンで簡単に美味しく焼けますし、もしも家庭にグリルがなくて秋の味覚さんまを楽しめていない場合にはぜひ役立ててみてくださいね。

また、魚焼き機もとても便利で煙やにおいを気にせず手軽に調理できるのでこれを機会に興味を持ってもらえると幸いです。魚焼き機があれば魚料理が作りやすくなり、煙を気にしてあまり作れなかった魚の焼き料理も料理の献立に加えやすくなることでしょう。

秋の味覚さんまは美味しいだけでなく、栄養価が高くて体にも良いです。アルコールを分解する効能があるのでお酒のおつまみにも最適です。秋の夜長にさんまを肴にしんみり楽しむのも素敵な味わい方ですね。ぜひ、秋の味覚さんまを家庭で手軽に美味しく焼いてみてください。

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