2018年06月10日公開
2024年07月12日更新
赤ワインのおすすめ23選!人気の安いのから高級ワインまで紹介!
赤ワインは美容や健康維持におすすめされているけれど実際買う時には種類が多すぎて何を買ったらいいか分からないって悩んだことありませんか?赤ワインはフルボディ・ミディアムボディ・ライトボディの3段階の基準で好みの味わいを選ぶことができますが、同じ基準の中でも複雑に味の違いが出てきます。今回は値段の安いワインから高級ワインまでおすすめの赤ワイン23選をご紹介します。
目次
赤ワインとは
赤ワインは主に黒ぶどうから作る果実酒です。黒ぶどうは色の濃い品種で黒味がかった紫色の果皮をしているので濃い赤色のワインになります。黒ぶどうの果皮や種も利用して発酵させるためタンニンが含まれ渋みがあるのが特徴です。赤ワインは冷やすと苦みが増してしまうため常温で飲むのが適しています。
赤ワインと白ワインの違い
赤ワインと白ワインの違いは見た目通り「色」の違いです。赤ワインは黒ぶどうの果皮や種を一緒に果汁を絞り作るため、色素成分も一緒に染み出して濃い赤色になります。白ワインは果皮や種を取り除き果汁だけで作るのでワインに色が染みだしません。色が違うのはワインの作り方が違うからなのです。
赤ワインと白ワインは色以外にも違いがあります。まずポリフェノールを含む量は白ワインより赤ワインの方が圧倒的に多いです。味わいも異なり赤ワインは渋味が特徴で、白ワインは口当たりがなめらかで桃や林檎などのフルーツと似た味わいが特徴です。
出典: http://iewine.jp
熟成期間も異なり、赤ワインはタンニンやポリフェノールが多く含まれているため長期熟成向きで、熟成することで味や香りに奥行きが生まれます。逆に白ワインはタンニンやポリフェノールが少ないので長期熟成するタイプは少ないです。
その他のワイン
ワインには赤ワイン・白ワイン以外にも種類があるのを知っていますか?ロゼワイン・スパークリングワインも美味しいワインの一種になります。
ロゼワインとは
ロゼワインの大きな魅力は注いだ時の美しい色です。ロゼはフランス語で薔薇色を意味していてピンクとも称されます。作り方は赤ワインと同じで黒ぶどうを使用しています。発酵の途中で果皮を取り出すため赤ワインと白ワインの中間のピンク色に仕上がります。
作り方は赤ワインと同じですが、ロゼワインの味わいの表し方はボディではなく「しっかり」「スッキリ」などの表現を使用します。
赤ワインの味わいを表す「ボディ」とは
赤ワインを選ぶ時にボディという言葉をよく見かけます。実はボディとは主に赤ワインの味わいを表すときに使われます。味わいを表現するので一言で日本語に表すことが難しい言葉ですが主に口に含んだ時の印象を表現していると言われています。
出典: https://wired.jp
ボディには3種類あります。重厚感・コクがある・ふくよか等の印象を表すものが「フルボディ」、重厚感がほどほどなものは「ミディアムボディ」、フレッシュで軽めのものは「ライトボディ」と表現されます。フルボディは高級ワイン、ライトボディは安いワインと思われがちですが決してそういう区別ではありません。
ボディを決める要素はワインのアルコール度数やポリフェノールの違いといわれています。一概には言えませんがアルコール度数が高く、ポリフェノールを含む量が多いほどコクが強くなる傾向があります。ちなみに白ワインがの味わいはボディではなく甘口・辛口などで表現されます。
赤ワインはぶどうの種類で味が変わる
赤ワインと一口に言っても原料のぶどうの種類によって大きく味が分かれます。以前赤ワインを飲んだ時は苦手に感じたけど別の日に飲んだ赤ワインは美味しく感じたという経験をされた人も多いのではないでしょうか?その味の違いはぶどうの種類によるものです。代表的なぶどうの種類とブレンドワインについて紹介します。自分の好みの味がどのぶどうの種類なのかを覚えておくとワインを選ぶ時に役立ちます。
メルロー(Merlot)
メルローの特徴は豊かな果実の風味とまろやかさです。メルローを使用した赤ワインは軽い飲み口が特徴で飲みやすく、赤ワイン初心者でも楽しめる品種です。
ピノ・ノワール(PinotNoir)
サクランボの香りが特徴のピノ・ノワールはベリー系の果実の風味を感じられ色・味わいともにエレガントで繊細なのが特徴です。栽培が難しいため高級ワインとして販売されていることが多いです。
ネッビオーロ(Nebbiolo)
イタリア北部で主に栽培されている品種で、栽培の難しさからイタリアの最高級ワインに多く使われている品種です。ネッビオーロはしっかりとした酸味が特徴で魅惑的な香りが魅力の品種です。
カベルネ・ソーヴィニョン(CabernetSauvignon)
カベルネ・ソーヴィニョンは「ぶどうの王様」と呼ばれるほどワイン用ぶどう種の中で一番人気の品種で生産量世界一を誇ります。販売されている品種も豊富で安いワインから高級ワインまで使われています。
シラー(Syrah)/シラーズ(Shiraz)
シラーはフランス原産のぶどう種、シラーズはニュージーランドやオーストラリアで栽培されているぶどう種の名前です。スパイシーな味わいが特徴で辛口の赤ワインに使われています。
コンコード・ブラッククイーン(ConcordBlackQueen)
信州ワインを代表するぶどう種のコンコード・ブラッククイーンは日本で作られる国産ワインに多く使われている品種です。日本産の赤ワインは安い価格で手に入り、飲みやすいものも多いのでおすすめです。
ブレンドワイン
複数のぶどうをワイナリーが独自の配合で作り上げたものがブレンドワインです。それぞれのワイナリーが独自の味覚を追及して作り上げているので味・香りの種類が豊富なのが特徴です。1,000円以下の安い商品も多いです。
1000円以下のおすすめ赤ワイン
高級なイメージの強い赤ワインですがブレンドワインであれば1000円以下で楽しめるワインもあります。ブレンドワインは赤ワインの中でも安定した味わいで初心者の方でも飲みやすい赤ワインです。ブレンドワインの中にはワンコインで手に入る安いものもあります。
おすすめ赤ワイン「グラディウムテンプラニーリョホーベン」
900円で買えるスペイン産の人気赤ワインはテンプラニーリョ100%使用の赤ワインです。果実に丸みがありなめらかな舌触りが特徴で、バランスのとれた味わいはグイグイ飲んでも疲れずに飲み進めることができます。濃い赤ワインが苦手な人にもおすすめです。
おすすめ赤ワイン「コノスルカベルネ・ソーヴィニョンヴェラエタル」
安い美味いを兼ね備えた人気の赤ワインのひとつであるコノスルは700円前後で買えるお値打ちな赤ワインです。使うぶどうも一種類だけで凝縮された果実感と舌に残る渋味が肉料理とピッタリです。
おすすめ赤ワイン「フロンテラ・カベルネ」
フルーティーで適度な重厚感も楽しめるチリ産ワインで価格も650円(税抜)と安いのでデイリーワインにおすすめです。ベリー系のフレッシュな果実と民都と若干の青みを感じる香りが特徴です。味わいのバランスがとれた赤ワインです。
おすすめ赤ワイン「シンフォニアシラー」
辛口で重厚感があるシンフォニアシラーはラベルのチェロがその味を物語っています。実はチェロには二重人格のような性質があると言われており、この赤ワインもシラーならではのしっかりとした果実味とタンニン、両方のバランスが絶妙にとれた赤ワインです。情熱と穏やかさを併せ持つ魅惑の飲み口です。
おすすめ赤ワイン「サンタバイサンタカロリーナ」
サンタバイサンタカロリーナ(カベルネ・ソーヴィニョン/シラー)はチリ産の赤ワインでハンバーグ・メンチカツなど肉系のおかずと一緒に飲むのにおすすめの赤ワインです。価格も498円(税込)と安いのでデイリーワインとして人気です。
おすすめ赤ワイン「ボルサオクラシコティント」
ワイン評論家のロバートパーカー絶賛のボルサオクラシコティントはまろやかな酸味とのバランスがよく、まったりとした果実味が特徴のブレンドワインで価格は773円(税抜)で安いです。柔らかい口当たりとほのかに残る酸味がクセになるおすすめの赤ワインです。
おすすめ赤ワイン「デル・スールカベルネ・ソーヴィニョン2017」
安い価格の赤ワインはブレンドワインがほとんどですが「デル・スールカベルネソーヴィニヨン2017」はカベルネ・ソーヴィニョン100%の赤ワインです。価格も500円(税別)とかなり安い価格で手に入るので驚きです。ミディアムボディと表記されていますが重厚感のある味わいはフルボディのような飲みごたえです。濃いめが好きな方におすすめの赤ワインです。
おすすめ赤ワイン「ウッジアーノ・キャンティ・プレステージ2016」
1000円以下で買えるキャンティの中で高い人気を誇るのがウッジアーノ・キャンティ・プレステージ2016です。安い価格のキャンティはいろいろ赤ワイン市場に出ていますが、その中で味は群を抜いています。以前1500円以上の価格でしたが以下は753円(税込)で買うことができます。
おすすめ赤ワイン「王様の涙」
王様の涙はスペインの代表的なぶどう種「テンプラニーリョ」をメインにブレンドされたもので、スペインの代表的なテーブルワインとして人気があります。ミディアムボディですが少し甘めでとても飲みやすい赤ワインです。一度開封して空気にふれさせてから飲むと美味しくなると評判なので開封後すぐに飲み切らずに試してみてください。
1000円~3000円以下人気のおすすめ赤ワイン
友人宅でのパーティーへの手土産やちょっとしたプレゼントにしても喜ばれる赤ワインなら少しグレードアップして3000円以下の価格で選ぶのがおすすめです。
おすすめ赤ワイン「シャトー・ポンテ・フュメ2007」
昔ながらの製法で作られたボルドーワインとしても人気があるシャトー・ポンテ・フュメ2007は自然栽培に拘ったワイナリーで作られているフランス産の赤ワインです。色合いはガーネットで、プラムのような果実の香りと木々の香り、熟成したからこそのスパイスや落ち葉の香りのニュアンスが楽しめる赤ワインです。価格は2138円(税込)です。
おすすめ赤ワイン「ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」
ネット上でも高評価のこちらのワインは1500円前後で購入でき、同価格で販売されている赤ワインの中でも旨くて、香りがいいと評判です。天才醸造家ジュゼッペ・カヴィオラを招いた名を上げたウマニ・ロンキ社のコスパ抜群の赤ワインです。
おすすめ赤ワイン「コレッツィオーネチンクアンタ̟+2」
数々の受賞歴を持つおすすめの赤ワインです。フルボディの重厚感と飲みやすい甘さが合わさった味わいで2894円(税込)とは思えない赤ワインです。ワイングラスに注いだ時の美しい濃いルビー色が特徴で目でも楽しめます。
おすすめ赤ワイン「ヴェルデエルモソ・ホーベン」
テンプラニーリョ100%使用の赤ワインでティンタ・デル・パイスとも呼ばれます。ビオディナ農法でぶどうの樹一本につき2房までに制限して栽培していて1500円で買える赤ワインとは思えないこだわりです。深みのある味わいですがスッキリとしているので食事に合わせやすいです。
おすすめ赤ワイン「シャトー・ピュイゲロー」
1900円で購入できる赤ワインですが3000円以上の値打ちを感じられる高級感のある赤ワインです。メルローとカベルネ・ソーヴィニョンを軸に作られていて落ち着いた雰囲気を感じられる赤ワインです。
おすすめ赤ワイン「グラン・サングレ・デ・トロ」
グラン・サングレ・デ・トロの生産者であるトーレスは数えきれないほどの高評価を受けスペインワインを牽引する名生産者です。カタルーニャの中でも地域を限定し厳選したブドウを長期熟成して作った赤ワインは深く重厚感があり舌触りは絹をイメージさせます。2200円(税抜)とは思えない高級感のある赤ワインです。
おすすめ赤ワイン「コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・レ・ベック・ファン・ルージュ」
ローヌ随一のワインの目利きとして有名なミッシェル・タルデューが手掛けるタルデュー・ローランの中でも高い人気を誇る赤ワインです。素敵なグルメという意味の名前をつけられているほど食事との相性がよいのが特徴です。とても高級感があり上品な赤ワインで樽ではなくステンレスのタンクで仕上げているため飲みやすさが魅力です。
3000円~5000円以下人気のおすすめ赤ワイン
3000円~5000円の価格帯の赤ワインになると安いとは言えない価格なので、その赤ワインを選んでも美味しく味わい深いワインを楽しむことができます。その中でも人気の高いおすすめ赤ワインを紹介します。
おすすめ赤ワイン「プリヴァーダ」
著名なワイン評価誌で軒並み90点以上を獲得した濃い赤ワインの決定版ともいえるプリヴァータは樹齢50年~80年の古樹のぶどうを使用しています。豊かな果実味と分厚いタンニンが特徴の赤ワインで3240円の価格とは思えない価格以上の高級感を味わえます。濃密で官能的な味わいを楽しめるので濃い味の赤ワインが好きな方に人気です。
おすすめ赤ワイン「シャトー・ローラン・ド・ビィ'12」
クリュ・ブルジョワ・カップ2015でベスト12ワインに選出されたり、ロバート・パーカーも絶賛しパーカーポイントでも90点台の常連になるほどの高評価を誇る高級赤ワインです。ブラックチェリー・イチジクのような香りをベースにしたバランスの良い赤ワインでトマトソースやビーフシチューと相性が良いです。
5000円以上人気のおすすめ赤ワイン
1本5000円以上となるとなかなか手が出せない高級ワインですが、記念日などの特別な日に特別な赤ワインをいただくというのも素敵ですよね?高級な赤ワインだと長期熟成した奥行きのある味わいを楽しむことができます。
おすすめ赤ワイン「エル・イクシール・レッド’12」
グラスに注いだときの深い赤紫色が魅力的なこの赤ワインは赤い果実やブラックベリーの香りと、ミントの香りも楽しめます。フルボディですが口当たりが良いので人気の赤ワインです。最高級クラスの品質との評判高いイクシールワインです。
おすすめ赤ワイン「シャトー・グリュオー・ラローズ2011」
シャトー・グリュオー・ラローズはボルドー格付け第2級のシャトーで、その中でもトップクラスの生産量で安定した品質で人気です。王のワインとも言われていて特別な日にピッタリの高級赤ワインです。ステーキとの相性がよく、イオンなどで購入できます。
おすすめ赤ワイン「シャトー・ムーラン・リッシュ2009」
第2級シャトーのレオヴィル・ポワフェレのセカンドワインで、ファーストワインに使われる畑より内陸の畑で栽培された樹齢40年以上のぶどうを使用している。2009年は特に当たりで価格は10000円前後するが見かけたら購入必須の人気赤ワインです。
おすすめ赤ワインを飲んで自分だけのお気に入りを見つけよう
お値打ち価格の赤ワインから高級な赤ワインまでを紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?ぶどうの種類により好みの味わいが異なりますので今後の赤ワイン選びの参考にしてください。いろいろな赤ワインをためしてみてお気に入りの貴方だけの赤ワインを見つけてください。