しいたけの保存方法と賞味期限まとめ!生椎茸は冷凍がおすすめ?

しいたけは購入してきたらどのように保存をするのが最適で、そして賞味期限はどれくらいもつのかわかりづらいです。しいたけは常温で保存するのか、それとも冷蔵もしくは冷凍で保存した方が良いのかを紹介します。さらにはその時の賞味期限やどのように保存したら良いのかも見ていきましょう。そしてしいたけはどのような状態になってきたら傷んでいるのかも今回は合わせて紹介していきます。

しいたけの保存方法と賞味期限まとめ!生椎茸は冷凍がおすすめ?のイメージ

目次

  1. 1しいたけの保存方法と賞味期限とは?
  2. 2生しいたけにはなぜ賞味期限の記載がないの?
  3. 3しいたけの保存方法
  4. 4しいたけの保存方法別賞味期限
  5. 5しいたけは冷凍保存がおすすめ
  6. 6冷凍保存したしいたけの使用方法
  7. 7しいたけはどのような状態になったら傷んでいる?
  8. 8しいたけは干ししいたけにすると長期保存が可能
  9. 9干ししいたけの賞味期限
  10. 10干ししいたけの戻し方
  11. 11新鮮なしいたけの選び方
  12. 12しいたけは冷凍保存が手軽で簡単なのでおすすめ

しいたけの保存方法と賞味期限とは?

スーパー等で売られている生しいたけには、一般的に賞味期限の記載がないものがほとんどとなっています。なのでしいたけがどのくらいの期間食べることができるのか、さらには保存方法はどのようにするのかといったことがわかり辛い部分があります。しいたけは保存方法によって賞味期限が変わってくるので、しいたけを食べる時まで保存方法をきちんとすることがしいたけを美味しく食べるコツです。

生しいたけにはなぜ賞味期限の記載がないの?

スーパー等で売っている食品のほとんどが賞味期限が記載されている商品となっているのですが、なぜ生しいたけには賞味期限の記載がないのでしょうか。特にスーパーで売られている生しいたけはパック詰めされて売られていることが多く、同じくパック詰めして売られているお肉や魚類には賞味期限の記載がされています。その理由は生鮮食品か加工食品かの分類によって変わってくるからです。

生しいたけは生鮮食品に分類されており、生鮮食品は商品名と産地しか記載義務がなく賞味期限を記載しなくても良いことになっています。そして加工食品は賞味期限の記載義務があるため、すべての商品に賞味期限が記載されています。野菜類のほとんどは生鮮食品に分類されているので賞味期限が記載されていないケースがほとんどなので、どれくらいの期間食べることができるのか自分で判断しなければなりません。

Thumbしいたけの賞味期限と日持ちは?カビ・白いものの見分け方や保存方法も解説 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

しいたけの保存方法

常温保存

しいたけの保存方法としては常温保存という方法がありますが、こちらの保存方法はあまりおすすめではありません。数日中に食べるなどしいたけを短い期間でしか保存しなくて良い場合には常温保存でも問題はないのですが、常温保存だと保存期間が短くしいたけがすぐに傷んでしまう可能性があるので注意が必要となります。なので購入したその日のうち使う等の時、保存期間が短い時にのみ常温保存はしない方が良いかもしれません。

常温保存でしいたけを置いてしまうとしいたけは水分が多いので痛みが早く、さらには傘の裏にあるメラニン色素によって全体的に黒くなってしまうことがあります。そうなることにより味が落ちたり、傷んでしまい食べられなくなってしまうため、常温で保存する時には濡らさないようにして比較的涼しく暗い場所で保存するようにすることがおすすめです。そうすることにより少し保存期間が長くなります。

冷蔵保存

一般的にしいたけは冷蔵保存する人が多く、スーパー等でしいたけを買ってきた後にパックのまま冷蔵庫へ入れるという人が多いようです。冷蔵保存は常温保存よりも保存方法としては適しており、常温保存よりも日持ちをさせることができます。さらにしいたけをパックのまま冷蔵庫へ入れられるので、手間もかからず誰でも簡単にできる保存方法なので多くの人がこの保存方法にしているようです。

しいたけをパックのまま冷蔵庫へ入れる人が多いですが、実はパックのまま冷蔵庫へ入れてしまうとしいたけの痛みが早まってしまうことがあります。しいたけは水分が多いので保存する時にはパックからしいたけを出し、キッチンペーパー等の水分を吸収してくれるものに包んで袋等にいれて保存するのがおすすめです。そうすることによってしいたけが傷みづらくなり、より日持ちをさせることができます。

冷凍保存

しいたけの保存方法として冷凍保存はあまり一般的ではなく冷凍保存をしている人もそれほど多くないのですが、しいたけを保存する時には冷凍保存をするのが一番しいたけを日持ちさせることができます。常温保存や冷蔵保存と比べると少し手間がかかってしまう保存方法なのですが、少しの手間でしいたけが日持ちする期間を延ばせるのでとてもおすすめになっています。

しいたけを冷凍保存する時にはまず買ってきたしいたけをパックから空け石突の部分を切り、しいたけの傘の部分のみにします。しいたけは水にとても弱いのでしいたけを水で洗わないように注意してください。その後食べやすい大きさにカットして、密封できる袋等に入れて冷凍庫へ入れれば完了です。少しの手間でしいたけをおいしくそして長期間保存できるので、冷凍保存はとてもおすすめとなっています。

しいたけの保存方法別賞味期限

常温保存

しいたけを常温保存した時の賞味期限は半日から一週間程度となっています。夏場の暑くて湿気の多い時期にパックのまま常温で保存していた時には半日程度の期間で傷んでしまう可能性があり、湿気対策としてキッチンペーパー等でしいたけを包み冷暗所で保管すると一週間程度の期間日持ちをさせることができるようです。このように常温保存でもしいたけをきちんとした方法で保存しているかによって日持ちする期間が変わってきます。

冷蔵保存

しいたけを冷蔵保存した時の賞味期限は約一週間程度となっています。しいたけを買ってきてパックのまま冷蔵庫へ直接いれるのと、パックから出してキッチンペーパーなどに包んでから冷蔵庫に入れるのでは賞味期限が変わってくることがありますが、大体しいたけを冷蔵保存した時には一週間程度の賞味期限となることが多いようです。ですがしっかり処理をしてから保存した方が、日持ちだけでなく味も美味しくなります。

冷凍保存

しいたけを冷凍保存した時の賞味期限は約二週間から一ヶ月近くまで日持ちをするようです。しいたけは常温保存や冷蔵保存するよりも、冷凍保存することによってかなりの期間日持ちをさせることが可能となります。冷凍庫の状態や冷凍保存の方法そして時期によって日持ちする期間は変わってくるようですが、それでも常温保存や冷蔵保存に比べると圧倒的に日持ちをする期間が長いためおすすめです。

しいたけは冷凍保存がおすすめ

しいたけを冷凍保存することにより、しいたけを常温保存や冷蔵保存をしていた時に比べて日持ちをするので、買ってきたしいたけを傷ませてしまうといったことが減り、食材を無駄にすることなく効率よく使うことが可能になります。少しの手間はかかりますがそれで食材を傷ませてしまう可能性が減るので、買ってきて使わない分のしいたけは冷凍保存をすることをおすすめします。

しいたけは約90%が水分でできているため、冷凍保存することにより細胞壁が壊れて味や栄養素といったものが溶け出しやすくなっています。そうなることによりしいたけを料理に使用した時に、生しいたけよりもダシが良く出たり香りがより良くなったりするので、常温保存や冷蔵保存したしいたけよりも美味しく料理に使うこともできるようになります。このようにしいたけは日持ちだけでなく味でも冷凍保存することがおすすめです。

冷凍保存したしいたけの使用方法

冷凍保存したしいたけはどのようにして料理等に使用したら良いかというと、冷凍保存したしいたけは解凍せずにそのままの状態で料理に使用しましょう。しいたけの約90%が水分でできていて、冷凍すると細胞壁が壊れてしまうのでその状態で解凍をしてしまうとしいたけ自体が萎れてグチャっとしてしまいさらには栄養素も解凍した時に溶け出してしまう可能性があるので、冷凍したしいたけを料理に使うときにはそのまま使いましょう。

冷凍保存したしいたけは細胞壁が壊れており味や栄養素が溶け出しやすい状態になっているので、スープ等に使うと生しいたけを使うよりもダシが良く出て味がとても美味しくなります。なので冷凍保存したしいたけはスープ類との相性が非常に良く、スープ類に使うしいたけは冷凍保存した方が味も栄養素も溶け出しやすいのでおすすめです。なので冷凍保存したしいたけは、解凍せずにそのままの状態で使うことがポイントになります。

しいたけはどのような状態になったら傷んでいる?

しいたけが傷んでいる状態はまず異臭がしたり酸っぱい匂いがしたりなど、匂いが普通のしいたけと違っている場合には傷んでいる状態となります。しいたけが傷んでいるかどうかはまず匂いを嗅いでみて、もし匂いが大丈夫そうだったらしいたけ本体を見ていきます。まずしいたけの傘が黒く変色している場合は、既にしいたけが傷んでしまっているので食べることができません。

しいたけの傘が黒く変色している以外にも、しいたけの傘の裏が変色している場合やしいたけを触ったときにぬめりがある場合はすでにしいたけが傷んでいる状態になります。さらにしいたけにカビが生えている場合も傷んでいるので注意が必要です。しかししいたけの表面が白くなっている場合はしいたけの菌糸かもしれないので、カビかどうかきちんと見分けて菌糸なら食べることができます。

しいたけは干ししいたけにすると長期保存が可能

しいたけが大量にあり冷凍保存しても食べきれないぐらいある場合には、少し手間がかかりますが干ししいたけにすることをおすすめします。冷凍保存で約一ヶ月近く保存ができるのですが、それ以上に日持ちをさせる方法が干ししいたけになります。生しいたけから干ししいたけにするには少し手間がかかり、さらには料理に使うときなどは干ししいたけを戻さなくてはならないなど少し大変かもしれませんが、しいたけを傷ませることなく長期間保存できるのでおすすめです。

しいたけは生の時よりも干した方が旨味や栄養価も高くなり、さらには干ししいたけの戻し汁もうまく活用することができればよりしいたけを美味しく味わうことができます。特に干ししいたけで出汁を取るとしいたけ本来の旨味を感じることができ、生しいたけで出汁を取った時と違った味わいも楽しむことができます。しいたけを長期間保存する時には干ししいたけにすることがおすすめです。

干ししいたけの賞味期限

スーパー等で干しシイタケを購入した時には、パックの裏などに賞味期限の記載がされているケースが多いです。しかし自分で干ししいたけを作ったときにどれくらいの期間保存が可能なのかわかりづらいですよね。干ししいたけの賞味期限は一般的には約1年くらいとなっており、保存状態によってはもっと日持ちをするケースもあるようです。カビなどがあるかどうかしいたけの状態を見て判断をすることが大切になります。

干ししいたけを保存する時には生しいたけを保存する時と同じように、湿気や高温を避けて冷暗所等で保存をするとより日持ちします。特に湿気には弱いため、外気に触れないように保存袋等でしっかりと密封をして保存することをおすすめします。干ししいたけが外気に触れてしまい湿気を吸収してしまうと、しいたけにカビが生えてしまう可能性があるので注意しましょう。

干ししいたけの戻し方

干ししいたけを料理等で使用する時に干ししいたけを戻して使うのですが、戻し方に干ししいたけを美味しく食べるポイントがあります。干ししいたけはゆっくりと冷水で戻すのが基本で、傘を上向きにして干ししいたけにきちんとかぶるくらいの冷水を入れて戻します。冷蔵庫に入れてから約半日くらいの時間をかけてゆっくりと戻すと干ししいたけがより美味しくなります。

干ししいたけを戻すことに約半日も時間をかけたくない人は、干ししいたけを戻す時に時短できる方法があります。その方法とは干ししいたけをレンジで加熱をして戻すという方法です。干ししいたけにきちんとかぶるくらいの量の水をいれ、電子レンジで3分程度加熱します。その後加熱したしいたけを常温で覚めるくらいの時間置いておくと干ししいたけを簡単に戻せますが、冷水で戻した時よりも味が落ちてしまうので注意しましょう。

新鮮なしいたけの選び方

スーパー等で並んでいるしいたけはたくさんありるため、どのしいたけを買ったら良いのか迷ってしまうことも多いです。新鮮なしいたけを選ぶときには、肉厚で石突の部分が短くそして太いものを選ぶと良いでしょう。肉厚なしいたけはしいたけ独特の歯ごたえを楽しむことができ、さらに旨味の多いため美味しくしいたけを食べることができます。健康に育ったしいたけは、石突が短く太い傾向にあるのでそこも確認しましょう。

新鮮なしいたけを選ぶときには、傘の裏側もきちんと見ておくことをおすすめします。しいたけの傘の裏側が白く、ヒダの部分もきれいになっているものが新鮮なしいたけになります。傘の裏側が変色していたり、ヒダの部分にハリがないものは鮮度が少し落ちているしいたけになるので注意しましょう。さらに傘の開き具合も約8割程度のものが新鮮になっているので、そちらもきちんと確認しておいたほうが良いでしょう。

しいたけは冷凍保存が手軽で簡単なのでおすすめ

しいたけには様々な保存方法があり、保存方法によって賞味期限も様々です。その中でも冷凍保存は保存する時も簡単で、さらに使う時にもそのまま使えるためおすすめです。冷凍保存することにより、しいたけを長期間保存することが可能になるため、買ってきたしいたけの使わない分を冷凍保存することでしいたけを無駄にすることなく美味しく食べることができるでしょう。

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