しいたけは洗う?洗わない?汚れと虫の取り方・コツや保存方法まで紹介

一年中いつ食べても美味しいきのこですが、キノコの種類によっては洗わない方がいいものと洗う方がいいものがあるのをごぞんじですか?特に皆さんの中でキノコといえばしいたけの方が多いでしょう。そのしいたけは洗う方がいいのか、また虫や汚れが気になる方はどうやって取ろうかなど色々悩みますよね。そこで今回はそんなしいたけの洗い方から汚れ、無視の取り方の必要なやり方をご紹介しましょう。

しいたけは洗う?洗わない?汚れと虫の取り方・コツや保存方法まで紹介のイメージ

目次

  1. 1しいたけは洗うべき?洗わないべき?
  2. 2洗うなめこと洗わないしいたけの違い
  3. 3しいたけを含めた他のキノコは洗う必要がない
  4. 4しいたけは洗う必要がないきのこ
  5. 5しいたけの汚れを洗うつもりならばこうするほうがいい
  6. 6しいたけが洗う必要がないのはどうして?
  7. 7しいたけは洗う必要はないけど虫はいる?
  8. 8しいたけにいる虫を出す虫だし方法とは?
  9. 9洗う必要がないしいたけの適切な保存方法
  10. 10虫を出して食べるしいたけのおすすめ料理
  11. 11しいたけは洗う必要がない食材である
  12. 12しいたけの栄養素を洗わないことで調理しよう

しいたけは洗うべき?洗わないべき?

きのこといえば思い浮かべるのはしいたけです。所で野菜を料理する後洗う事が多いです。それはやはり土の汚れなどがあり、やはり衛生的な面から洗う事が多いです。しいたけ料理のレシピを見ても洗う人が多いです。しかし実際しいたけを洗うのは大丈夫なのでしょうか?中には洗わないで調理する人もいます。しいたけを洗う必要があるかどうかはいったいどういう所で必要なのか意外と皆さん知らないのではないでしょうか?

そこで今回しいたけというきのこを洗う必要があるのかどうかを含めてしいたけについて少し触れてみたいと思います。そもそもしいたけがどうやってできているのか、洗う必要はあるのか、洗わない人もいるけど、そこは大丈夫なの?と思う事があります。意外と知っているようで知らないしいたけについて触れてみる為に次からご紹介をしていきます。

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洗うなめこと洗わないしいたけの違い

きのこで洗うのであればなめことマッシュルームだけ

きのこの中で洗うものがあるとすれば実は二つだけです。一つはなめこです。なめこはぬるぬるしたものがあついていて、意外とそれが切らない人も多いのである程度洗って落とすことがあります。もう一つはマッシュルームです。マッシュルームは炒めて食べる場合洗う必要がありませんが、生食出来るキノコなので、その時は必ず洗う事を進めます。この二つ以外のキノコは実は洗う必要がほぼありません。その理由は次に紹介します。

しいたけを含めた他のキノコは洗う必要がない

そもそもどうしてなめことマッシュルーム以外のきのこは洗う必要がないかというとそれはしいたけを含めた多くのきのこにある栄養素であったり、きのこの特性があるからです。きのこの特性については後で細かく紹介します。ここで紹介するのは栄養素です。しいたけはきのこの中でもノーカロリーと言われているほどのダイエット食材でもあります。特に女性でダイエットをしたい人には最高の相棒というべきでしょう。

しいたけを含めエリンギ、まいたけ、えのき等のキノコを洗わない方がいいというのは色々な理由がありますが、主に言われている理由として旨味が流出すること、豊富な栄養素が消えてしまう事、水っぽくなってしまい、しいたけのおいしさを台無しにしてしまうことなど様々な理由を上げられます。つまり洗わない方が実は栄養素的にも大事な事なんです。しかしやはり洗いたいという人もいると思います。それは後で紹介します。

しいたけは洗う必要がないきのこ

しいたけを洗う必要がない理由

ここで洗わない方がいい理由である一つしいたけの栄養素について触れてみたいと思います。しいたけの栄養素はいろんな豊富なものがあります。その一つに”エリタデニン”という栄養素です。これは動脈硬化や高血圧予防に最適と言われています。もう一つは日光に30分から1時間当てるとビタミンDに変わるエルゴステロールという栄養素です。これは骨粗しょう症予防に効果があると言われています。まだまだ栄養素はあります。

 

これはしいたけ以外のキノコにもありますが、食物繊維が豊富なです。便秘気味の人は正しく食べてお勧めのキノコです。体内に吸収されそうになる脂肪を包み込んで体外へ排出し、腸の動きを活発にしてくれているのです。またダイエット食品としても使えますし、レンチナンという栄養素はがん細胞の増殖を抑える効果が期待されているものだと言われています。またβ-Dグルカンは免疫力向上効果が期待されていると言われています。

だけどこの時は洗うほうがおすすめ

しかし洗わないしいたけでもこの時は洗う必要がある時があります。それはBBQの時です。塩水をボウルに作ってそこにしいたけをいれるやり方です。このやり方はBBQでしいたけを焼く時に起こりえる問題があるからです。しいたけは「たれ」を吸い込みにくい素材でもあります。たれをつけてもかさが丸い為に味がしみ込みません。しかし塩味を事前に浸けておくとそれだけで味になります。漬けるのは調理直前がおすすめです。

しいたけの汚れを洗うつもりならばこうするほうがいい

どうしても汚れが気になって洗わないと無理という人もいると思います。そんな人にお勧めするのがさっと水で洗うか、もしくはペーパータオルで気になる所だけを拭きとるぐらいにしましょう。これだけ栄養価が豊富なしいたけの栄養素が洗う事ですべて流れてしまうよりは洗わない、そして拭き取る程度にするのが一番美味しいしいたけを食べることが出来ます。折角のおいしさを洗うと台無しです。出来るだけ洗わない方がいいです。

しいたけが洗う必要がないのはどうして?

そもそもどうしてしいたけを洗う必要ないのかというとしいたけを含めたキノコ類は他の野菜と栽培方法が違う事も洗わない理由があります。それは他の野菜は農薬を使っている可能性もあれば土汚れが残っていたりする可能性があります。また根っこの部分の野菜は逆しっかり洗わないといけません。しかし、しいたけを始め洗う必要がないキノコ類に関しては違います。そもそも栽培方法が他と違うので洗わないのです。

しいたけはしっかり管理した土地で販売されている事が多いこと、そして農薬はほぼ使う事ない栽培方法で栽培されている為に洗わないのです。しいたけの栽培は90%以上が菌床栽培が多く、その菌床栽培は、床におかくずに米ぬかなどを混ぜてそこにしいたけの菌を混ぜてしています。またこの栽培に関しては殆どが管理された工場で生産されているので害虫はもちろん農薬も使う必要がほぼないです。その為に洗わないでいいのです。

しいたけは洗う必要はないけど虫はいる?

しかし洗わないでいいからと安心してはいけません。しいたけの栽培の90%は菌床栽培ですが、残りの10%は原木栽培という栽培方法を取っています。注意がいるのはこの原木栽培されたしいたけには汚れはもちろんありますが、虫がいることがあります。家庭菜園でしいたけを作っていたり、しいたけキットでの菜園でも同様の事があります。自然の中で育つものは美味しいですが、やはりその分虫がいたり、汚れが市販より目立ちます。

そんな時はどうしたらいいのでしょうか?そんな虫がいるのかいないのか確認できる方法があります。それは次に細かく説明します。そもそもしいたけにいる虫ってなに?と思う方も多いと思います。しいたけにいる虫はキノコバエといううっかり気づかず食べても身体には影響はありませんが、やはり虫がいるのといないとでは違います。必ず次にご紹介する虫だし方法を使ってかならず原木栽培や菜園でもらったしいたけはしてください。

しいたけにいる虫を出す虫だし方法とは?

しいたけにいる虫は洗う事では出てこない

原木栽培や菜園で作られたしいたけだけにするのは、菌床栽培の場合はほぼ虫は存在していません。市販で買うしいたけの100%はほぼ菌床栽培のしいたけです。しいたけ狩りなどで取ってきたしいたけは虫だしを必ずしてください。虫だしと一緒に汚れもその時に落ちてくれるので一石二鳥です。なのでめんどくさがらずにやってください。栄養素を気にする人もいますがこのやり方であれば栄養素の流出も最小限に抑えることができます。

汚れも一緒に落とせるしいたけの虫出し方法はこちらです。いたって簡単です。1リットルの水に対して塩大さじ1~2入れてしいたけをいれて20~30分放置しておけばいいのです。そうすると汚れはもちろんですが、隠れていた虫が浮いてきます。なので出てきた虫はちゃんと流しておいてください。虫だしをすればもう自由に調理することができます。もちろん天日干しして干ししいたけを作るのも悪くありません。

洗う必要がないしいたけの適切な保存方法

所でしいたけ狩りに家族で行くスーパーで買うよりも多めの量のしいたけが出ますよね。やはり料理もいろんなレシピがありますが、保存方法もかなり悩みどころです。そこで保存方法について一つアドバイスをします。しいたけは最大でも3ヶ月まで持つと言われています。冷凍で保存するか、冷蔵庫で保存するかで変わってきます。冷蔵庫の場合は1ヶ月が限界です。新聞で包みポリ袋にいれて暗所のような環境にしてから保存します。

ちなみに冷凍すれば3ヶ月はほぼもちます。しかし丸の型で保存すると場所を取りかねないので、できれば細かく切ってジッパーに入れて保存するのが一番いいです。また料理の種類によってしいたけを分けて保存するのもいいと思います。また冷凍保存した場合、栄養素を壊さないためにも冷水解凍が一番おすすめです。しいたけの豊富な栄養素をふんだんに使えるようにおすすめのレシピをいくつかご紹介しましょう。

虫を出して食べるしいたけのおすすめ料理

洗う必要がないしいたけ料理①しいたけのチーズ焼き

最初にお勧めするのはしいたけの肉厚を利用したしいたけのチーズ焼きです。作り方は簡単です。しいたけの石づきを切り落として、かさを上向きにしたあと、醤油を適量垂らしてとろけるチーズをのせてチーズがとけて、こんがり焼けるまでオーブントースタもしくはフライパンで焼き上げると完成です。チーズと醤油があればすぐに出来る夕食の一品です。子どもたちも喜ぶ一品です。パセリがあれば少量焼き上がった上に乗せます。

洗う必要がないしいたけ料理レシピ②しいたけのてんぷら

次におすすめするしいたけの栄養素を取り入れる料理は天ぷらです。まさしくてんぷら粉と水があればすぐに出来る料理です。しいたけに十字に切り込みを入れててんぷら粉につけてあげるだけ。忙しい時やしいたけ狩りにいってしいたけを取ってきた時には正しくおすすめのメニューです。新鮮なうちにてんぷらにして食べるしいたけの天ぷらは最高においしいでしょう。あげすぎないようにしいたけの色が見える程度であげるといいです。

洗う必要がないしいたけ料理レシピ③しいたけのボイル焼き

次におすすめするしいたけレシピは、ダイエット中の人におすすめともいえるメニューです。しいたけのノーカロリーはダイエットの人にはありがたい食材です。そのしいたけですが一番シンプルに取れるのがボイル焼きです。しいたけにかるく塩胡椒をして、アルミホイルに包みます。その時玉ねぎなど添えるとちょっと豪華になります。それをフライパンの上において蒸し焼きすれば完成です。即席ダイエットメニューとも言えます。

しいたけのおすすめレシピ④しいたけのバター焼き

次におすすめするのは冷凍したしいたけを使うレシピです。しいたけは焼いても栄養素がほどんと落ちないと言われています。そこでおすすめするのは細かく切ったしいたけを使ったしいたけのバター炒めです。冷凍のままのしいたけを温めたフライパンの上に入れます。ある程度溶けてしっかり火が通った所で、バターを入れて焼き上げると完成です。最後にわけぎをいれて添えるとちょっと鮮やかになります。お酒のつまみにいいです。

おすすめしいたけを使った簡単レシピ⑤しいたけの中華スープ

最後にお勧めするしいたけレシピは、中華スープを使ったしいたけの中華スープ風です。しいたけの栄養素は炒めるときは流れませんが、煮込んだりするとその汁に栄養素が行くことがあります。しいたけが苦手ない人もいると思うのでそういう人におすすめできます。作り方は簡単です中華スープの素にしいたけ、わかめを入れて火が通ったら最後にネギをいれたら完成です。仕上げにごま油を軽く入れると中華風になります。

しいたけは洗う必要がない食材である

ここまでしいたけの洗浄を始め色々とご紹介してきました。洗わなくていいというメリットの意味もうまく理解して頂けたかと思います。これだけ栄養素が豊富のしいたけを水で洗ってしまうとやはりもったいない気もします。汚れが気になった時は本当に拭き取る程度でいいのです。水が必要なのは虫だしをするときだけだと分かれば、いつもの料理に洗っていた手間が省かれます。必ず市販以外の椎茸はすべて虫だしをしてください。

今までしいたけをわざわざ洗っていた人にはショックな事実からもしれません。しかし、これからは洗わずにそのまま調理で使えばいいと分かっただけでも大きいと思います。そんなしいたけですが、まだまだ栄養素を無駄なくとることが出来る料理はいっぱいあると思います。しいたけの洗浄しない理由はすべてしいたけの為であり、また食べる人達が美味しいしいたけを口に入れることが出来る大事な理由でもあったと分かりました。

しいたけの栄養素を洗わないことで調理しよう

しいたけに含まれる豊富な栄養素は本当に調理の仕方もありますが、その前にちゃんとしいたけに対しての知識があるかで無駄なく摂取できるものです。今回しいたけを洗わない事を知ることでその栄養素を無駄なく取れることも紹介しました。しいたけは今も市販出回っているのはほぼ菌床栽培で必要がない事があります。しかし知識として知っていればしいたけを無駄なく、美味しく食べれる料理ではないでしょうか?

しいたけの旨味や栄養素を台無しにするかしないかはいかにしいたけに対する知識があるかないかだけです。今の時代ネットを開ければしいたけのことだけでもたくさん載っている時代です。うっかり食べた時に虫がいたー!と騒ぎになるよりはちゃんと必要な下ごしらえも乗っているので、美味しいしいたけをぜひ食べてください。

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