長芋の保存方法・期間と賞味期限は?冷凍庫と冷蔵庫でおすすめは?

残った長芋の保存に、どうしたら良いか迷ったことのある人も多いのではないでしょうか?長芋といえば、真っ先にとろろが思い浮かぶ身近な食材のひとつです。長芋はとろろだけでなく、炒め物や煮物にも向く使い勝手の良い食材ですが、元々大きいサイズで売られていることもあり、残りやすい食材でもあります。長芋は上手に保存すれば、長く楽しむことのできる食材です。そんな長芋のさまざまな保存方法を比較してみます。

長芋の保存方法・期間と賞味期限は?冷凍庫と冷蔵庫でおすすめは?のイメージ

目次

  1. 1使い勝手の良い常備野菜の長芋
  2. 2長芋の栄養と健康効果
  3. 3良い長芋の見分け方
  4. 4長芋のさまざまな保存方法
  5. 5丸のままの長芋なら常温保存も可能
  6. 6長芋を常温保存した場合の保存期限はどのくらい?
  7. 7一度切ってしまった長芋の冷蔵庫での保存方法
  8. 8冷蔵庫での長芋の保存期限はどれくらい?
  9. 9長芋は冷凍庫で冷凍保存できる?
  10. 10長芋の冷凍保存はすりおろしてからが一般的
  11. 11長芋を冷凍保存する前に一工夫
  12. 12冷凍保存した長芋の保存期限はどれくらい?
  13. 13長芋を処理した後の手のかゆみの正体と対処法
  14. 14冷凍保存した長芋の解凍方法は?
  15. 15結局長芋の保存方法で一番なのは常温?冷蔵?冷凍?
  16. 16上手に長芋を保存して最後まで活用しよう

使い勝手の良い常備野菜の長芋

長芋はすりおろしてとろろとしてご飯にかけても、とろろに手を加えて団子状にしても、美味しく食べられる便利な食材です。他にも炒めても揚げても美味しい長芋を、野菜庫に常備している家庭も多いことでしょう。とはいえこの長芋、売っているサイズが大きいのもあって、使い切るのもなかなか大変な食材です。そんな長芋を長持ちさせる保存方法の中から、常温・冷蔵・冷凍とおすすめの方法を紹介するだけでなく比較してみました。

長芋の栄養と健康効果

長芋は消化酵素のアミラーゼという物質を多く含んでいるため、ご飯やパンなどを始めとした炭水化物や、食べたものの消化を助けてくれます。さらに粘りの素となる糖たんぱく質のムチンという成分には、さまざまな健康効果があることがわかっています。新陳代謝をあげたり細胞の増殖機能を促進することで、老化防止に肌の健康を保つだけでなく、日々の食生活に取り入れることで基礎体力が向上する効果もあります。

ムチンの健康効果はこれだけではありません。血糖値を正常範囲内に整いやすくしたり、コレステロール値も正常値に導いてくれます。コレステロール値が正常値になれば、動脈硬化の予防になるだけでなく、高血圧の改善効果にもつながります。他にもディオスコリンという成分が、インフルエンザ予防に効果的だということが判明しており、長芋は生活習慣病予防や美容効果だけで終わらない優れた食品であるといえます。

良い長芋の見分け方

健康効果も高い長芋ですが、どうせ食べるならより美味しい良い長芋を買いたいものです。良い長芋のチェックポイントは、まず皮が自然な明るい肌色でツヤのあるものを選びましょう。不自然に白かったり黒ずんでいるものは、漂白剤を使っていたり傷んでいるので避けるようにします。さらにひげ根があるだけでなく、ひげ根の根元が黒ずんでいないものを選びます。ひげ根自体にも張りがありしっかりしたものがおすすめです。

長芋の表面にも要注目です。あまりデコボコしているようなものは避け、なるべく滑らかなものを選びましょう。天然の自然薯ならともかく、通常売られている栽培された長芋で表面がデコボコしているものは、発育不良などが疑われ、味が落ちるだけでなく傷みやすいこともあります。きちんと見極めるようにしましょう。もちろん表面に傷があるものは、すでに傷んでいる可能性が高いので、買うのはやめましょう。

長芋の皮にしっとり感があるのも大事な点です。皮がすでに乾ききってカサカサになっていると、中の鮮度を保つことができなくなっているため、すぐに傷んでダメになってしまう可能性があります。さらに全体の太さが均一で重みがあるのも、身が詰まっていて味が良い長芋です。カット済みの長芋を買うときは、切り口が白くてみずみずしさのあるものが、鮮度が良く劣化していない証拠でおすすめです。

長芋のさまざまな保存方法

単に使い勝手が良いだけでなく、これだけの健康効果のある長芋を、毎日の食生活に取り入れない手はありません。とはいえ、長芋といえば『大きい野菜』なので、保存方法に悩む人も多いでしょう。貰ったのはいいけれど、使いきる前に傷んでダメになってしまった経験を持つ人も多い、保存方法が難しいイメージを持つ野菜の1つです。そんな長芋を長く楽しむための保存方法と保存可能期限を、保存方法ごとに比較してみます。

丸のままの長芋なら常温保存も可能

長芋を常温保存する場合は、まだ切り分けていない丸のままの場合に限ります。まずは新聞紙で1本1本丁寧に包みます。新聞紙で包んだ長芋は、風通しの良い冷暗所で保存します。さらにダンボールにおがくずを敷き詰めた中に、新聞紙で包んだ長芋を入れて保存する方法もあります。長芋は高温に弱いので、気温が25度を上回るようになったら冷蔵庫で保存します。丸ごとの場合は新聞紙に包んだまま、冷蔵庫の野菜庫で保存します。

たとえ冬でも、長芋を暖房の効いた暖かい場所には置かないように気をつけましょう。私たちが食べている長芋は、栄養を蓄えた地下茎の部分に当たります。冬の寒い時期は休眠期にあたり、いわゆる眠った状態にあたります。長芋を保存するのに適した温度は3度前後と言われるように、暖かい場所に置くと目を覚まして、芽を出してきてしまうこともあるので要注意です。

長芋を常温保存した場合の保存期限はどのくらい?

長芋は常温でも長期保存が可能な野菜です。切らずに新聞紙に包んだだけの冷暗所での保存でも、1ヶ月程度は保存期限内で食べられます。冷蔵庫での保存期限も、丸ごと新聞紙に包んでの保存であれば、1ヶ月の保存期限があります。新聞に包んだだけでなくおがくずにも入れた場合には、長芋の保存期限はさらに延びます。おがくずでの保存の場合、長芋の保存期限は2ヶ月~3ヶ月とかなり長いので、ぜひ一度試してみてください。

一度切ってしまった長芋の冷蔵庫での保存方法

切った長芋の保存方法というと、多くのサイトで切り口の水分やぬめりを丁寧にふき取った後に、ラップをかけて輪ゴムでとめ、さらに新聞紙に包むか野菜用の保存袋に入れた後に、冷蔵庫の野菜庫で保存する、とあります。傷口から傷みやすい、というのも共通した認識ですし、紛れもない事実です。

ですが最近、クックパッドのレシピサイトから、カット済み長芋の別の保存方法が示され、支持を集めています。長芋の切り口の水気やぬめりを取り除くところまでは一緒なのですが、その後は乾いたキッチンペーパーを当てて輪ゴムでとめるというものです。キッチンペーパーで切り口を止めたら、冷蔵庫の野菜庫にそのまま保存するだけで、次に使うときに乾いた部分を切り取るだけです。

元々はラップを使って保存していたようですが、それでは短期間で傷んでしまった、というので独自に工夫された方法とのことです。支持する人も多く、新しいカット長芋の冷蔵保存方法として、トレンド化しています。ラップで保存していたけれど上手くもたない、という人には朗報といえる方法と言えます。

とろろも冷蔵保存できる?

長芋をすりおろしたものの、思った以上に余ってしまった、というのもとろろ作りでは良くあることです。そんな余ったとろろも冷蔵保存は可能です。ただしすりおろしたことにより、全体が空気に触れやすく、酸化しやすくなっています。酢を少し混ぜると変色を防ぐことができますが、入れすぎて酸っぱくならないように気をつけましょう。また、なるべく空気に触れないよう、密封袋に入れて保存すると良いでしょう。

皮をむいてしまった長芋も冷蔵保存できる?

皮をむいた長芋も、冷蔵保存は可能です。ただし、空気に触れて酸化して色が悪くなるのを防ぐために、水1Lに対し大さじ2杯ほど入れた、薄めの酢水に5分~10分浸しておいた後、軽く水洗いをして酢を洗い流してから良く水気をふき取って、空気に触れないように2重にしたラップでしっかり包んだ後に、密封袋に入れて、冷蔵庫の野菜庫で保存します。

冷蔵庫での長芋の保存期限はどれくらい?

長芋の切り口を綺麗にふき取った後、ラップで包んでゴムでとめ、新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜庫で保存する方法の場合、1週間~長くて10日としています。すぐに食べてしまう分には十分な期限ですが、丸々1本貰ったときには、なかなか厳しい日数といえるかもしれません。

一方、クックパッド発のカット済み長芋の保存方法の場合、利用分だけ皮をむいて使った後に、余計な水分とぬめりをふき取り、使うごとに新しいクッキングペーパーで切り口を保護しながら保存した場合、1ヶ月以上保存可能とのことです。ただし、中にはクッキングペーパーを変えるようにしていたにもかかわらず、6日目で変色し、10日目で腐ってしまったという意見もあります。

長芋も生鮮食品のため、きちんと保存していても傷んでしまうことはあります。上記の失敗したという意見もたまたまなのか、他に要因があったのかはわかりません。ですが長芋が生鮮食品である以上、保存期限に関係なく、早めに食べるようにしたほうがいい、という点では変わりありません。

とろろの冷蔵庫での保存期限はどのくらい?

とろろを密封袋に入れて保存しているとはいえ、作る段階でもそれなりに空気に触れて酸化は始まっています。保存期限は2日~3日ですが、なるべく早く食べきるようにしましょう。冷蔵庫にしまう前に小さめの密封袋を使って、余分な分にまで空気に触れさせることがないように、必要な量だけを取り出しやすいよう小分けにしてしまっておくのもおすすめです。

皮をむいてしまった長芋の冷蔵庫での保存期限はどのくらい?

皮をむいてしまった長芋は、とろろよりは日持ちしますが、酢で下処理をしておいたとはいえ、保存期限は1週間ほどです。空気に触れる面が少ないという点でとろろよりも日持ちがいい、というレベルだと認識しておくと良いでしょう。生鮮食品は文字通りの生ものなので、少しでも早く使い切ってしまったほうが味の劣化もなく、美味しく楽しめます。

真空パック詰めの長芋の保存期限はどのくらい?

スーパーでよく売っている真空パックの長芋は、きっと普段から皆さんも一番利用していることでしょう。ですがあの長芋のパックには、消費期限も賞味期限も表示がありません。書かれていることといえば『早めにご賞味ください』とだけで、いつまでに食べたらいいのか迷う人もいることでしょう。真空パックとはいえ、生鮮食品のために期限表示義務がないだけで、もちろん早めに食べるに越したことはありません。

真空パックだから急いで食べなくても大丈夫じゃない?と思ったら大間違いです。うっかり半月も冷蔵庫の野菜庫に入れっぱなしにしておくと、真空のはずだったパックがパンパンに膨らんでいることもあります。これは長芋が呼吸で出した炭酸ガスが、パックの中に溜まって膨らんだためです。無害ですが、人によって舌がピリピリしたり酸っぱく感じることもあるようです。買ってきたらすぐにパックから出して、正しく保存しましょう。

長芋は冷凍庫で冷凍保存できる?

長芋は冷凍庫でも保存できます。クックパッドを始め、さまざまな料理サイトでも、長芋の冷凍保存方法が紹介されています。長芋の冷凍保存方法は2通りあります。使うときに力は要るもののメリットもある塊での冷凍方法と、先に用途に合わせて下処理を済ませてしまう方法です。それぞれの方法を紹介します。

Thumb長芋は冷凍保存できる?とろろにして変色やかゆみを防ぐコツや解凍の仕方も | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

長芋の冷凍保存はすりおろしてからが一般的

長芋を冷凍保存する前に、先に用途に合わせて下ごしらえをしておくと、使うときが楽になります。炒め物や煮物用に短冊に切っておくこともありますが、通常はすりおろしてとろろにしてから保存します。どちらの場合にも冷凍用のジップ袋に、短冊切りの場合には重ならないように、とろろの場合には薄く延ばしてから密封します。取り出すときの開け閉めで酸化しないように、なるべく子袋に保存するのがおすすめです。

長芋はすりおろしてから冷凍保存しても、元の粘りやとろみを失いにくい特徴があります。長芋が残った場合には、すりおろしてとろろにしてからジップ袋に薄くのばして入れて、箸などで線引きするように小分けにしてから冷凍しておくと、使いたいときに必要な量が出しやすく、使い勝手もより良くなるのでおすすめです。

長芋を塊のまま冷凍保存することもできる

冷蔵保存同様に皮をむいた長芋は、再び解凍したときに空気に触れて酸化するので、酸化と変色の予防のために下処理をしてから冷凍保存します。水1Lに大さじ2杯の酢を入れた、薄い酢水に5分~10分ほど漬け込んでおきます。その後漬けておいた長芋を取り出したら、ペーパータオルで水分を丁寧にふき取ります。2重にしたラップで長芋を丁寧に包んで、冷凍用の保存袋に入れたら空気を丁寧に抜いて、冷凍庫で保存します。

冷凍しておいた塊の長芋も、そのままおろしてとろろにすることができます。使う分だけラップをはがして、ラップを持ってすりおろしたら、またそのままラップをして冷凍庫に保存します。凍ったままの長芋をするのには、当然のごとくかなりの力を必要としますが、生のまますりおろすよりも、滑らかでクリーミーで舌触りの良いとろろに仕上がるだけでなく、手がかゆくならなくなるメリットもあります。

長芋を冷凍保存する前に一工夫

せっかく長芋を冷凍保存しても、変質して風味が落ちてしまっては元も子もありません。生の長芋のとろろは、先に出し汁を足してから急速冷凍したほうが変質しにくくなります。また長芋を煮物用に冷凍保存するときには、輪切りか半月切りにした後硬めに茹でて冷水で冷やし、キッチンペーパーなどで丁寧に水気をふき取ってから冷凍保存し、使うときにはそのまま解凍せずに調理します。

他にもちょっとした工夫で、冷凍保存した長芋のとろろを欲しいだけ取り出しやすくできる、アイデアあふれる方法があります。誰でも簡単にできる方法なので、毎日手軽にとろろを楽し見たい人は、ぜひ一度ためしてみてはいかがでしょうか?

すりおろした長芋を1人分に小分け保存するのに簡単な方法

すりおろした長芋を、それなりの大きさのある製氷器に入れてから、1つ1つに取り出しやすいように楊枝を立て、そのまま冷凍庫に入れて凍らせます。そうすると簡単に約1人分の、キューブタイプの冷凍とろろが出来上がります。製氷器から取り出し、他の冷凍とろろとくっつかないように、小さめの冷凍用ジップ袋に並べて入れて冷凍保存すると、使うたびに酸化しにくくなるので傷みにくいだけでなく、使いやすいのでおすすめです。

冷凍保存したとろろを解凍して使うときは、解凍した後にもう一度とろろをすり鉢ですりなおすと、すりたてのような粘りととろみが出てきます。長芋の粘りととろみは、とろろの大切な美味しさの1つです。すりなおすことでより滑らかさも増して、食感も良くなります。せっかくならより美味しく食べたいものです。ぜひ一度お試しください。

長芋を急速冷凍保存するコツ

食べ物を冷凍保存するときには、急速冷凍するほうが傷みが少なくおすすめです。業務用の冷凍庫であれば急速冷凍の機能が付いていますが、家庭用の冷蔵庫の冷凍庫では冷凍庫の温度を下げたり、冷気の循環を強める機能くらいしかありません。そんな家庭用冷蔵庫の冷凍庫でも、急速冷凍させるコツがあります。金属製のパッドを使う方法です。

金属製のパッドでも、特にアルミのパッドは熱伝導率が良いため、効率的に一気に冷凍させることができます。今回の長芋のとろろのように、薄くのばしてから詰めたものを冷凍させるときには、特に高い効果を発揮してくれる方法です。長芋の冷凍とろろは、長芋本来の粘りやとろみを失うこともないので、効率よく冷凍して常備しておきたい一品です。

冷凍保存した長芋の保存期限はどれくらい?

長芋の冷凍保存期限は、カットした場合でも、丸ごとの場合でも、とろろにした場合でも、そして加熱した場合でも一様に1ヶ月です。暑い夏場は下処理の段階で傷みが進行してしまうため、1週間ほど短めの3週間を保存期限として、利用しきるようにしましょう。冷凍にしても保存期限があるため、美味しく食べられる分だけ購入するようにしましょう。冷凍した日にちを忘れないように、袋に日付を書くようにすると良いでしょう。

長芋を処理した後の手のかゆみの正体と対処法

長芋を切ったりすったり、あるいは特に生で食べたときに、手や口がかゆくなることがあります。あのかゆみの原因は、シュウ酸カルシウムという長芋に含まれる成分です。シュウ酸カルシウムは、細い針のような構造をしているため、皮膚や粘膜を刺激してかゆく感じるのです。よく長芋によるアレルギー反応のようにとられがちですが、あくまでシュウ酸カルシウムの刺激によるものなので、アレルギーではないもののかぶれることも。

シュウ酸カルシウムは劇薬にも指定されている成分で、結石のほとんどがこのシュウ酸カルシウムの塊です。長芋も食べ過ぎたら危険なの?と思うかもしれませんが、長芋に含まれる程度の量なら問題ありませんので安心してください。むしろ問題なのは、このシュウ酸カルシウムによるかゆみです。このかゆみのために長芋とかのイモ類が嫌い、という人も多いです。

このシュウ酸カルシウムは、酢で酢酸カルシウムとシュウ酸に分かれて構造が変わり、刺激が和らぐ性質があります。長芋をすりおろしたら手がかゆくて仕方なくなった場合や、食べたら口元を始めちくちくする場合には、酢水に手をつけてしばらく置いたり、酢の物を食べたりすると、シュウ酸カルシウムが分解されてかゆみが引きます。結石が気になる人は、カルシウムの多い食品と合わせると、体外に排出されやすくなります。

冷凍保存した長芋の解凍方法は?

冷凍保存した長芋は、電子レンジの解凍機能を使ってもなかなか上手にいかず、食感が悪くなってしまいます。そんな冷凍長芋に向いた解凍方法は、常温での自然解凍です。使う1時間ほど前に出しておけば、使いたいときには元のとろろに戻っています。ただし真夏の暑い時期は、冷蔵庫での解凍のほうが食中毒の心配もなく、使おうと思ったら暖まってた、なんていうことも避けられます。その分早めに冷凍庫から出しておきましょう。

結局長芋の保存方法で一番なのは常温?冷蔵?冷凍?

長芋の保存方法は季節や状況で優劣が変わりますが、丸のままの長芋の場合は、新聞紙に包んでそのままおがくずに入れて常温保存、気温が25度を超えたら新しい新聞紙に包みなおして冷蔵庫の野菜庫で保存、が一番長持ちします。ですがいつかは切って調理することになります。

長芋を一度切ったら、保存期限の長さでも扱いやすさや品質の安心感でも、冷凍保存が一番適しているのは間違いありません。長芋を冷凍保存用に下処理をするときは、熱に弱く酸化しやすい長芋の性質を考えて、涼しい時間帯に手早く処理するようにしましょう。

上手に長芋を保存して最後まで活用しよう

長芋はとろろにしてもいろいろな料理と合うだけでなく、それだけでも立派なおかずになってくれる便利な野菜です。しかも夏はスタミナ食として、冬はインフルエンザ予防にとさまざまな健康効果もあるため、こまめに食べるようにしたい野菜でもあります。上手に保存して、毎日美味しく長芋料理を楽しんでください。

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