キャベツの賞味期限と保存方法まとめ!冷蔵・冷凍の違いとは?

年間を通して手軽に購入できて色んな料理に使える優れた野菜「キャベツ」。生のまま食べるも良し、加熱して食べるも良しの野菜のキャベツは季節によっては格安に手に入ります。しかし、1玉丸ごと購入しても、なかなか1度に使いきれないことも多い野菜の一つです。せっかく安価で購入しても無駄にするのは勿体ないです。スーパーで売られている生野菜には基本的に賞味期限は記されていません。今回は賞味期限の把握、キャベツの長持ち保存方法を冷凍、冷蔵、常温の順で紹介します。また、キャベツの栄養素もまとめました。

キャベツの賞味期限と保存方法まとめ!冷蔵・冷凍の違いとは?のイメージ

目次

  1. 1キャベツの旬は?
  2. 2キャベツの賞味期限と保存方法
  3. 3キャベツの冷蔵保存の賞味期限:1玉丸ごと
  4. 4キャベツの冷蔵保存の賞味期限:1/2・1/4カット
  5. 5キャベツの冷蔵保存の賞味期限:千切りやざく切りしたもの
  6. 6キャベツの冷凍保存の賞味期限は?
  7. 7キャベツの保存方法と賞味期限は?
  8. 8賞味期限切れのキャベツとは?
  9. 9キャベツの賞味期間はどのくらい?
  10. 10キャベツの栄養価について
  11. 11キャベツの賞味期限は保存方法によって異なる!

キャベツの旬は?

キャベツは年間通して3度シーズンが有り、その時期の旬のキャベツを食べることが出来ます。春キャベツ(4月〜6月頃)生食、加熱、芯まで柔らかく甘みが有り、春キャベツは特別感が有ります。夏キャベツ(6月〜9月)甘みが有り良くしまっています。冬キャベツ(11月〜 2月)加熱料理に適しています。キャベツを美味しく食するため賞味期限切れにならない様に期限の把握、保存方法を紹介します。
 

キャベツの賞味期限と保存方法

賞味期限は保存可能期間です。キャベツが美味しく食べられる期間、保存期間はどの状態でどんな保存方法かで決まります。キャベツは常温保存でも大丈夫です。ただし、キャベツの常温保存可能なのは冬だけです。キャベツは低温(0~5℃)での保存が適しているので冬以外の季節では外で保存することは避けましょう。

基本、冷蔵庫での保存をおすすめします。「常温保存」の場合、賞味期限は1~2週間程度,「冷蔵庫」で保存の場合、賞味期限は2週間、長くて1カ月です。
 

Thumbキャベツの保存方法と期間【丸ごと/千切り/ざく切り】冷凍保存や活用レシピも! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

キャベツの冷蔵保存の賞味期限:1玉丸ごと

まるまる1玉の保存方法はキャベツの芯を取ります。芯をそのままにしておくと葉の栄養分が奪われてしまい賞味期限切れが早くなります。キャベツの芯の部分をナイフなどでくりぬいて濡らしたキッチンペーパーや脱脂綿(時々交換)などを芯のあった部分に詰め込みます。
 

軽く濡らした新聞紙もしくはキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ軽く口を閉めます。袋のサイドに少し穴を開けるとキャベツが呼吸できます。芯のあった部分を下にして「冷蔵庫」の野菜室で保存します。

キャベツの冷蔵保存の賞味期限:1/2・1/4カット

切ったキャベツの保存方法は?1/4、1/2にカットしたキャベツは1玉のキャベツと比べ、切り口から痛みやすくなるので賞味期限切れが早いです。軽く濡らした新聞紙かキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れ「冷蔵庫」で保存、この方法でも1週間ほどしか持ちません。
 

カットした野菜は空気と触れる表面積が大きいため、「冷蔵庫」で保存しても酸化して傷んでしまいます。数時間後~翌日食べるなら容器に入れるかラップして「冷蔵庫」保存で大丈夫です。

キャベツの冷蔵保存の賞味期限:千切りやざく切りしたもの

千切りキャベツやカットしたキャベツも冷蔵保存可能です。すぐに使うのでなければ、容器に入れるか水を含んだ紙で包みラップして「冷蔵庫」で保存します。千切り、ざく切りした野菜は表面の酸化、賞味期限切れが早いので保存期間は2~3日程度です。長期保存する場合は「冷凍庫」で保存がおすすめです。
 

スーパーやコンビニで売られている千切りキャベツは減菌処理がされ、温度管理や切り方で若干ですが長持ちします。未開封の状態で5日程もつ千切りキャベツも有ります。

キャベツの冷凍保存の賞味期限は?

長い日数を新鮮なまま保つには冷凍がベストです。賞味期限切れの時期を変えられます。キャベツはもともと寒冷地で栽培される野菜なので保存は冷蔵庫保存、冷凍庫保存が適しています。冷凍する野菜はきちんと洗い、水気を拭き取って千切り・ザク切りなどカットしてから保存します。生のままもしくは10~15秒ほど茹でてから冷まし、冷凍用の保存袋に入れしっかりと袋内の空気を抜いて冷凍庫に入れます。

 

冷凍するキャベツを洗い、千切り、ざく切りにして水につけて水分を含ませます。短時間であれば水分だけ吸うので栄養素が流失する心配は有りません。水切りをしたあとに冷凍保存をしておけば水分もぬけにくく「冷凍庫」に常備しておけば、いつでも好きな時に野菜が食べられます。生のまま冷凍保存2週間~1ヵ月、茹でてから冷凍保存1~2ヵ月

Thumbキャベツの冷凍保存方法と保存期間を調査!活用レシピもご紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

冷凍保存したキャベツの使い方は?

カット野菜を冷凍保存するコツは小分けします。使いやすくなるだけではなく使わない分のカット野菜が解凍されてしまうのを防げます。一度解凍したカット野菜を再冷凍すると味や栄養価が格段に下がります。解凍したカット野菜は使い切ります。基本的に冷凍したカット野菜は熱湯の入った鍋に入れる、フライパンで炒める、蒸し器で蒸すなど加熱調理をしながら解凍していきます。
 

冷凍キャベツの料理方法

キャベツを長時間加熱すると栄養素がが溶け出す心配があるので、生のままか、軽く炒める程度が一番です。加熱する場合はスープとして汁も飲むと、溶け出た栄養素をきちんと摂取することができます。

生のまま冷凍したキャベツは品質が落ちやすいので2週間〜1ヵ月程度が保存期間です。冷凍キャベツの使い方は生のまま使う場合は冷蔵庫内で解凍かレンジで軽く解凍して水気を絞ればしんなりした塩もみの様な状態です。コールスローや塩昆布和え、胡麻和え、からし和えなどにすぐに利用できて便利です。キャベツは冷凍しても白菜など他の葉物野菜よりも水分が抜けないので生のまま使うことができます。

茹でてから冷凍した場合の保存期間は1~2カ月ほど。炒め物や汁物に使う場合は凍ったまま調理します。しんなりした食感になるため、生の時の歯ごたえはなくなりますがソース焼きそばやあんかけ焼きそば、パスタ、スープ、みそ汁などに利用できます.。軽く電子レンジで解凍し、そのままお好み焼きや餃子の具にも利用できます。

キャベツの保存方法と賞味期限は?

キャベツはまるまる1玉購入したりカットされているものを購入したりしますが、大抵が一度に使いきれないため保存することになります。キャベツの保存の最適温度は0~5℃で、最適湿度は95~98%で湿度がしっかりと保たれた状態がポイントです。湿度を維持するためにも水を含んだ新聞紙などで包んでポリ袋に入れて「冷蔵庫」で保存します。
 

キャベツを保存するときは芯を下に向けて立てて保存します。キャベツやキュウリなど縦に伸びる野菜には上下感覚があり鮮度を保つためにも立てて保存するようにします。キャベツはカットするよりも一枚一枚葉をはがして使うようにします。切り口の酸化をを防いで水分を保持できます。

キャベツの選び方

同じ大きさなら重たいもの、巻きがしっかりとしているもの、春キャベツはふんわりとしたもの外側の葉が緑色のもの、キャベツは巻きがしっかりとしているものほど美味しいです。巻きが分かりにくい場合は、重さで判断します。お尻部分の軸が大き過ぎると育ち過ぎているため程よい大きさのものを選びましょう。

賞味期限切れのキャベツとは?

キャベツの賞味期限は冷蔵庫保存で1玉、2週間~1ヵ月、カットしたもので2日〜3日、野菜の中でもキャベツは賞味期限が長いと言えます。賞味期限切れの兆候として少し葉が黒ずんできたり、葉がシワシワになってきます。この症状は傷みかけですがまだ食材として使えます。匂いが出たら賞味期限切れで食材にはなりません。

キャベツの賞味期間はどのくらい?

低カロリーで食物繊維も豊富であることから、ダイエットに使われることが多いのですが、賞味期限を保つには工夫が必要です。キャベツは保存が効くといっても日が経つにつれ鮮度は落ちていきます。鮮度が落ちないような工夫をしっかりと行い美味しい状態で食べましょう。「冷蔵庫」でキャベツ丸ごと保存2週間〜1ヵ月、1/2や1/4にカットされたキャベツの保存期間は1週間程度です。

千切りやカットキャベツはすぐに傷んでしまいます。数日は保存したいという場合には酸化防止として、千切りキャベツにレモンやお酢を少し混ぜ合わせて保存すると変色はある程度防ぐことができます。キャベツを千切りにしてボールに塩を適量振り手でギュッギュッと揉み、量が1/3位に減ってしんなりしたら水で綺麗に塩を洗い流してギュッと手で水気を絞るフリーザーバッグに使いやすい分量に分けて入れ「冷凍庫」保存です。

茹でキャベツの保存方法は?茹でたキャベツは器に入れてサランラップをして「冷蔵庫」で保存します。その状態で1~3日程度もちます。茹でてしまうと傷みが早くなりますので、できれば次の日には食べて下さい。ですが、食べるまでに時間が空いてしまうようなら冷凍保存です1~2ヵ月保存できます。賞味期限切れにならない様気をつけて下さい。

キャベツの栄養価について

キャベツの栄養、キャベツの特筆すべき栄養素は「ビタミン」です。ビタミンC、ビタミンK、ビタミンUです。ビタミンCは風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。ビタミンKは血液の凝固促進や骨の形成に貢献しています。ビタミンUには胃酸の過剰分泌をおさえたり胃の粘膜を保護・修復する作用があります。

 

キャベツのビタミンCは淡色野菜でトップ! キャベツのビタミンK含有量は野菜の中でもトップクラスです。中でもレッドキャベツには1.5倍以上含まれています。ビタミンUは、キャベツから発見されたことからキャベジンと呼ばれています。胃腸が弱い人、脂っぽいものを食べる時にあわせて摂取したい栄養素です。


 

キャベツにはカルシウムも含まれ、骨や歯を形成する働き、筋肉の収縮、細胞の機能調整、神経の興奮を抑える効果などがあります。特にカルシウムは外側の葉と芯の近くに多く含まれています。カルシウムだけでなく、リン・カリウム・マグネシウムなどのミネラル分が多く含まれ、体を助けるさまざまな作用が期待できます。

キャベツの賞味期限は保存方法によって異なる!

キャベツは多くの西洋野菜の中でも、最も日本の風土になじみ、日本の家庭料理に溶け込んだ野菜です。キャベツには豊富な栄養素が含まれています。それぞれの栄養素を効率よく摂取する食べ方、賞味期限、保存方法「冷蔵」「冷凍」を参考にして美味しく長くキャベツ料理を楽しんでください。

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