オイルサーディンの食べ方は缶ごとそのまま?温め方と簡単アレンジ!
近頃よく耳にするオイルサーディン。オイルサーディンとはイワシの油漬けのことです。シンプルな物なので、アレンジ自在!そのまま食べても美味しいですが、せっかくなのでより美味しい食べ方をしてみませんか?温め方やアレンジの仕方、色々な食べ方を紹介します。
目次
オイルサーディンとは?
オイルサーディンとは、名前の通りでいわしを油漬けにした食べ物です。保存のために缶や瓶に詰められて販売されています。最近ではスーパーやコンビニでも見かける程、メジャーな食べ物です。魚に含まれているDHAやEPAといった栄養素が、漬け込んだ油にも含まれており、この油を別の料理に利用する方も多いです。
美味しいだけでなく体にも良いオイルサーディンは、ちょっとしたひと手間で、おつまみにもなる優れものです。調味料を掛けるだけでも美味しさが増すので、色々な味付けを楽しめることも魅力の一つです。そんなオイルサーディンの食べ方やアレンジレシピ、調理する際の温め方まで、魅力をとことん紹介していきます。
オイルサーディンの食べ方は?
オイルサーディンは上記でも紹介した通り、いわし(サーディン)のオイル漬けで、ほんのり塩味が利いており魚の旨みがギュッと詰まっています。缶や瓶のフタを開け、調理をせずともそのまま食べることが出来ます。さすがに油漬けなので、こってりしすぎて食べにくいという声もありますが、加熱することによって油分が軽くなり、食べやすくなります。
オイルサーディンは工夫次第でその味わいを変えることができます。チーズやレモン、七味唐辛子やニンニクなど調味料や食材をプラスするだけでも、だいぶ違うので気分に合わせて選ぶ事が出来ます。オリーブオイルを使用している物であれば、きのこなどの食材と一緒に加熱調理をして、アヒージョのようにバゲットで頂いても美味しいです。
缶ごと調理する食べ方・油汚れの洗い物を減らすテク
缶を開けて、お皿に移して見栄えよく頂いてもいいのですが、一人の時や気の置けない人と食べる時は、缶を開けそのまま食べても洗い物も出ず楽チンです。ここでおすすめなのが、オイルサーディンを温めて頂くことです。勿論そのまま食べても美味しいですが、手間を加えることでより美味しくなります。温めることで油もしつこくなくなり大変食べやすくなります。なるべく洗い物が出ない、缶ごと調理する温め方を紹介します。
缶のまま調理するオイルサーディンの食べ方
この方法はドラマや漫画でお馴染みの「深夜食堂」という作品に出てきた食べ方です。魚焼き網の上に蓋を開けたオイルサーディンの缶を置き、薄く切った玉ねぎを乗せて弱火で缶ごと煮込みます。玉ねぎに火が通ってきたら、火を止めて醤油を垂らす、という食べ方です。オイルにも玉ねぎにも、それぞれの味がしみ出して美味しく、とても簡単に作ることができます。
用意する食材も、オイルサーディンと玉ねぎだけの簡単なアレンジなので、チャレンジしやすくおすすめです。
缶ごと調理の食べ方レシピ・オイルサーディンのチーズ焼き
こちらはオーブンを使った方法で、オーブントースターなどがあれば簡単に調理することが出来ます。上のように、魚焼き網で調理してもチーズがとろっとして美味しいアレンジレシピです。用意するものはオイルサーディン1缶、ピザ用チーズや6Pチーズなど、コショウです。コショウは有れば粗びきの物がおすすめです。材料も簡単に揃うので、挑戦しやすいです。
まずはオイルサーディンの缶を開け、その上にチーズをまんべんなく乗せます。粗びきペッパーなどコショウを掛けて、そのまま缶ごとオーブンで170度5~6分焼きます。オーブントースターでも、表面がカリっと焦げてきたら完成です。マッシュルームやしめじなど、きのこなどの食材をスライスして乗せても美味しいです。
缶ごと温める食べ方の注意点
缶ごと調理する際は、缶に直火で調理する温め方はしないでください。オーブントースターや魚焼き網で加熱調理をする際も、缶がとても熱くなりますので火傷には十分注意してください。
オイルサーディンの食べ方アレンジレシピ
オイルサーディンの食べ方は色々あると説明しましたが、その食べ方のアレンジを紹介していきます。缶ごと調理する以外にも、食材と合わせておつまみにも、軽食にも、オイルサーディンを楽しんでください。
おつまみに前菜に食べ方いろいろ・トマトのマリネ
少しおしゃれに、オイルサーディンをトマトのマリネにするレシピです。材料があれば簡単に作れて、ワインにも合うおつまみです。用意するものはオイルサーディン1缶、トマト1個、玉ねぎ1/2個、リンゴ酢大さじ1、バジル適量です。
トマトはくし切りに、玉ねぎも薄くスライスします。これらをオイルサーディンのオイルごとボウルに入れ、リンゴ酢で和えます。味がしみ込んできたら、バジルを加え、お皿に盛りつけます。切って混ぜるだけの簡単レシピです。おつまみにも、前菜にも活用できます。
軽食におすすめ・アラビアータパスタ
オイルサーディンを使ったアラビアータパスタのレシピです。用意するものはオイルサーディン1缶、パスタ250g、玉ねぎ1/2個、マッシュルーム2~3個、トマト缶1つ、塩コショウ、オリーブオイル、お好みでニンニク1片、鷹の爪です。仕上げに粉チーズをふると、まろやかになります。ニンニクや鷹の爪は苦手な方もいるので、お好みで調節してください。
玉ねぎとマッシュルームは薄切りにします。ニンニクは皮を剥いてみじん切りにします。チューブの物でも大丈夫です。フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れ炒めます。香りが立ってきたら切った玉ねぎとマッシュルームを加え炒め、トマト缶、オイルサーディンを追加します。茹でたパスタを絡めて、味をみて塩コショウで調節してください。仕上げにお好みで粉チーズを振ります。
バゲットと頂く・オイルサーディンの食べ方レシピ
バゲットと頂くガーリックオイルサーディン
バゲットと頂く、ニンニクを使ったオイルサーディンのアレンジレシピです。用意するものは110g程のオイルサーディン1缶、ニンニク1片、醤油、塩コショウ、バゲットです。バゲットはお好きな厚さで構いませんが、薄切りにすると食べやすくおすすめです。
切ったバゲットはトースターでカリっとするまで焼いておきます。オイルサーディンの蓋はあけて、耐熱皿などを用意しておきましょう。ニンニクは縦半分に切り、芽をとり木べらなどで潰してオイルサーディンに乗せます。塩コショウを振り、トースターでグツグツするまで焼きます。グツグツしたら、取り出し醤油を少しかけ、バゲットと盛り合わせて完成です。オイルサーディンのオイルごと頂きましょう。
バゲットと頂くさっぱりレモンのアヒージョ
こちらもバゲットと頂くことが出来ます。アヒージョなので、オリーブオイルが使われているオイルサーディンを使ってください。他に用意するものはニンニク1片、レモンスライス、お好みのハーブです。レモンは柑橘系であればスダチやカボス、ライムでもOKです。
ニンニクは薄切りに、レモンは輪切りの物を8等分~16等分に切ってください。ニンニクをオイルサーディンの間にはさみ、ハーブを散らしてトースターで焼きます。ニンニクが焦げない程度で取りだし、レモンを乗せたら完成です。おすすめの食べ方は、カリっと焼いたバゲットと一緒に召し上がって頂くことです。レモンを乗せることで酸味が加わり、味が引き締まるので、アヒージョとしての食べ方にとても合います。
おすすめのオイルサーディン
コンビニで買えるオイルサーディン・缶つまプレミアム
コンビニで購入することができるオイルサーディン缶でおすすめがこちらの「缶つまプレミアム・オイルサーディン」内容総量105gで税抜き450円です。国産の良いイワシを、塩とエキストラバージンオリーブオイルで漬け込んであります。缶のタイプなので、アレンジをする際に魚焼き網やオーブンを使った温め方ができます。
缶つまにはオイルサーディンだけでなく、子持ちししゃもやほたて、牡蠣、豚の角煮などラインナップがたくさんあり、コンビニで手に入ることから家飲みに最適なおつまみです。サーディンの物には、オイル漬けの他に醤油と生姜の和風サーディンや、ピリ辛ハバネロサーディンなど、バリエーションも豊富で色々な食べ方が楽しめます。
瓶入り燻製イワシ・パストデコのスモークオイルサーディン
こちらの「スモークオイルサーディン」は、内容総量250gで500円程度で売られています。主に通販サイトで購入することができますが、スーパーなどでも稀に見かけます。燻製のイワシをオイルで漬けており、その燻製の風味が、よりオイルサーディンの味を引き立たせています。
このスモークオイルサーディンは、イワシを燻製にしているので魚の臭みをまったく感ず、とても食べやすいオイルサーディンです。勿論おつまみにも、アレンジ次第で前菜にもパスタの食材にもなります。
オイルサーディンを色々な食べ方で試してみよう
オイルサーディンの事を知っていただけましたか?イワシの油漬けである事や、少ない食材・調味料でもより美味しくできる事は、オイルサーディンを身近な食材と感じることができますね。缶ごと調理するオイルサーディンの温め方では、魚焼き網やオーブントースターを使う温め方を紹介しました。どれも簡単・美味しく頂けるアイデアなので、ぜひ活用してみてください。