ゴールドキウイとグリーンキウイの違いとは？特徴や栄養を紹介！

ゴールドキウイとグリーンキウイあなたはどちらが好みですか？ここでは、ゴールドキウイとグリーンキウイの見た目による果肉の色や味わいはもちろん、それぞれの特徴や栄養など、さまざまな違いについてみていきます。

ゴールドキウイとグリーンキウイの一番分かりやすい特徴は、キウイを切った時の断面、果肉の色です。ゴールドキウイの果肉は、ゴールドのような黄色みがかった色、グリーンキウイの果肉は、緑色をしています。どちらも瑞々しく果汁をたっぷり含んだ果肉です。

ゴールドキウイとグリーンキウイには、見た目にも違いがあります。グリーンキウイは、表面に短い細かなチクチクとした毛で覆われて、丸みを帯びた少し濃いめのグリーン色をしています。一方、ゴールドキウイは、グリーンキウイに比べて細長い形状をしています。表面は産毛のような毛はあるもののつるんとした見た目と触感で、形は一方の先端が尖ってゴールドという名前の通り、黄色みがかった色をしています。

ゴールドキウイとグリーンキウイの味の違いは、ゴールドキウイは甘いキウイ、グリーンキウイは酸味があるキウイという説明が一番分かりやすいでしょう。実は、ゴールドキウイは、日本でキウイフルーツといえばゼスプリが有名ですが、そのゼスプリ社が、酸味が苦手な人が多い日本人向けに開発した品種です。グリーンキウイに比べて、甘みが強く、グリーンキウイにある独特のすっぱい後味はなく、すっきりした甘さです。

キウイフルーツの原産国は中国ですが、多くの品種が生まれたニュージーランドのキウイが有名です。日本に出荷されているキウイの半数以上がニュージーランド産のゼスプリのキウイです。ゼスプリ社のキウイは主にニュージーランドで作られていますが、その生産量の75%が日本向けのキウイフルーツです。

キウイフルーツの種類で果肉が黄色いのが特徴のニュージーランド産のゼスプリゴールドキウイの旬は、4月下旬から9月にかけて、その後の11月中旬から12月にかけてが旬になります。11月中旬から12月にかけて市場に出回るゴールドキウイは、なんと日本産のゴールドキウイです。

そもそもゴールドキウイは、ゼスプリ社が日本人の味覚に合わせて開発した糖度の高いのが特徴のキウイフルーツです。ゼスプリゴールドキウイは、日本では2県で契約栽培が行われています。場所は、佐賀県と愛媛県で生産しています。国内で作られたゴールドキウイは、11月中旬から市場に出回る旬の時期になります。ニュージーランド産と佐賀産、愛媛産の味比べ、味の違いを比べてみるのも楽しい食べ方です。

キウイフルーツは、大きく分けるとグリーンキウイとゴールドキウイの2種類に大別されます。ここでは、ゴールドキウイの品種についてみていくことにしましょう。ゴールドキウイの特徴といえば、グリーンキウイと比べて見た目が少し細長く、一方の先が尖った形状をしています。果肉は、ゴールドっぽい黄色みがかった色をしています。

品種は、ゼスプリゴールドで、ゼスプリ社が開発したものです。このゼスプリゴールドから、ゴールドキウイの他に、有機栽培されたオーガニックゴールドキウイや新品種のサンゴールドがゴールドキウイの種類です。

ゴールドキウイは、日本人向けに開発された品種で、国内でも佐賀県と愛媛県では、ゼスプリ社からライセンスを受けてゼスプリブランドのサンゴールドキウイ、ゴールドキウイを栽培しています。国産キウイは12月頃から出回り始めます。キウイにひとつずつ貼られているゼスプリのシールに国産と表示してあるのが目印です。

ゴールドキウイの品種や種類でも書いた通り、キウイフルーツは、グリーンキウイとゴールドキウイの2種類にに分けられます。では、グリーンキウイの品種もみてみましょう。グリーンキウイは、果肉が緑色の酸味の強いキウイのことです。キウイフルーツといえば、このグリーンキウイが一般的です。グリーンキウイの主な品種は、ヘイワード種とスウィートグリーン種です。

では、それぞれについて紹介していきましょう。ヘイワードは、ほとんどのグリーンキウイがこの品種になります。丸みを帯びた楕円形で表面は細かな産毛に覆われています。グリーンキウイもうひとつの品種であるスウィートグリーンは、ゼスプリ社が開発した、グリーンキウイの新しい品種です。

見た目は、ヘイワードと変わりませんが、果肉の色が、ヘイワードと比べると少し明るい緑色をしています。味は、名前の通り、グリーンキウイよりも酸味が穏やかなキウイです。

キウイを選ぶ際には、形がふっくらと艶のあるもの、果肉は果汁がたっぷりと含まれているハリのあるものを選ぶようにしましょう。触ってまだ果肉が固いゴールドキウイは、程よい柔らかさになるまで常温で追熟します。柔らかくなったゴールドキウイは、冷蔵庫で保存します。完熟しすぎると、甘味は増しますが、果肉の色が悪くなるので早めに食べるようにしましょう。

キウイの特徴、主な栄養素といえばビタミンC(アスコルビン酸)です。ビタミンCには、ストレスや風邪予防になる抵抗力を強化する働きがあるほか、抗酸化作用によって、美肌やアンチエイジング効果、がんや動脈硬化の予防、などにも効果が期待できる栄養素です。　

特にサンゴールドの品種、果肉が黄色いキウイは、ビタミンCの含有量がレモンの8個以上、サンゴールドキウイを1日1個食べるだけで1日に必要なビタミンC量を摂取することができます。ビタミンCは、熱を加えると壊れてしまう特徴があります。キウイは生で食べるようにしましょう。

また、キウイには食物繊維も豊富に含まれています。特に、グリーンキウイには、バナナ3本分の食物繊維が含まれています。食物繊維には、水に溶ける水溶性の食物繊維と水に溶けにくい不溶性の食物繊維の2種類がありますが、キウイにはこの2種類の食物繊維がバランスよく含まれていますので、腸内環境を整え、便秘改善の効果も期待できます。

キウイには他にもさまざまな栄養が含まれているのが特徴です。キウイに含まれているビタミンEは、特にキウイの種類では、サンゴールドキウイ、果肉の色が黄色みがかった甘いキウイがおすすめです。ビタミンCとビタミンEのバランスがよく、どちらにも含まれている抗酸化作用の相乗効果によってアンチエイジング効果が期待できます。サンゴールドキウイに含まれているビタミンEはりんご7個分に匹敵します。

キウイに含まれている栄養素のひとつ葉酸は、妊娠中の女性に必要な栄養素です。葉酸は、造血ビタミンとも呼ばれているビタミンです。葉酸が不足すると、貧血や神経障害を起こすリスクが高まるといわれています。

特に妊娠中や授乳中の女性には欠かすことができないビタミンのひとつです。キウイの種類は、グリーンキウイ、ゴールドキウイのどちらの色でも葉酸は含まれていますので好みのものを意識して摂取するようにしましょう。葉酸は加熱すると失われやすい栄養素なので、生のまま食べるようにしましょう。

キウイフルーツに含まれている特有の栄養成分がアクチニジンです。その特徴は、タンパク質の分解を促す働きがあることです。肉や魚に含まれているタンパク質がキウイと一緒に摂ることによって消化されやすくなります。

このアクチニジンが含まれているキウイの種類や品種は、果肉の色が緑色のグリーンキウイに豊富に含まれています。アクチニジンという名称も、グリーンキウイから発見された酵素で、キウイフルーツの属名である「Actinidia」から名付けられました。

ゴールドキウイとグリーンキウイの違いについて、いかがでしたか？キウイフルーツには、さまざまな栄養素があります。キウイを代表する栄養素のビタミンCのほかにも、食物繊維やビタミンE、葉酸にアクチニジンといった栄養素のほかにも、カリウムやポリフェノール、有機酸といった栄養素を備えた、健康に美容におすすめのキウイフルーツです。品種や種類、色によっても違いがありました。

ゴールドキウイとグリーンキウイを比べてみると、ゴールドキウイには、ビタミンCとビタミンEがグリーンキウイより豊富に、また、グリーンキウイには、グリーンキウイにしか含まれていないアクチニジンをいう栄養素が含まれていました。最近では、国産のキウイを見かけることも多くなりしたが、キウイといえば、日本ではニュージーランドのゼスプリ社のもの。

そのゼスプリ社のゴールドキウイを佐賀県と愛媛県でも栽培していることはあまり知らせていないのではないでしょうか。国産のゴールドキウイの目印は、キウイにひとつひとつに貼られたシールに国産と表示しています。見かけたら是非、国産のゴールドキウイを食べてみましょう。1日1個のキウイを食べて、健康と美容を手に入れましょう。