お好み焼きの切り方は関西と関東で違う?地域で違う理由や口コミも

お好み焼きの切り方が関東と関西で違う理由を徹底調査!格子切り派とピザ切り派のそれぞれの口コミと、地域によって切り方が異なった理由や背景もまとめています。また、関東と関西で異なるそれぞれのお好み焼きの食べ方についても、解説します。

お好み焼きの切り方は関西と関東で違う?地域で違う理由や口コミものイメージ

目次

  1. 1お好み焼きの切り方の種類と地域別の違いを解説!
  2. 2お好み焼きの切り方の種類
  3. 3お好み焼きの切り方が地域で違う理由
  4. 4お好み焼きの切り方は地域によって違いがある

お好み焼きの切り方の種類と地域別の違いを解説!

関東と関西で切り方の違うお好み焼き

お好み焼きは、日本人が大好きな人気食の一つです。実は、関東と関西では切り方が違います。関西の人が関東のお好み焼き屋さんへ行き、その切り方に驚いたというケースもあるようです。

そこで、関東と関西のお好み焼きの切り方について、調査しています。それぞれの切り方がなぜ地域によって違うのかという理由や、口コミも紹介します。

お好み焼きの切り方の種類

種類①ピザ切り

関東の切り方で切ったお好み焼き

ピザ切りは、お好み焼きの中央に十字の切り込みを入れ、さらに中心から放射状に切っていく切り方です。大きさが均等になるため、複数人でシェアする時にも、平等に分けられるという特徴があります。また、切った後の見栄えも良く、きれいに切り分けられます。

種類②格子切り

関西の切り方で切ったお好み焼き

格子切りは、お好み焼きの中央を十字に切った後、更に縦横に切り込みを入れていく切り方です。格子状に切ることで一口サイズになり、箸でつまみやすく食べやすいという特徴があります。一人でお好み焼きを食べる時に最適な切り方です。

種類③ひと口切り

コテを使って切られるお好み焼き

鉄板で焼かれているお好み焼きの隅を、コテで小さな三角形に切っていく切り方です。もんじゃ焼きのように、コテでそのまま食べる場合に使われます。一口で食べやすく、小さく切り分けられるため、火傷の心配もありません。

お好み焼きの食べ方の違い

地域によって食べ方や切り方が違うお好み焼き

お好み焼き屋さんで食べる際、どのように食べるかについても違いがあります。最も一般的な食べ方は、出来上がったお好み焼きが皿で提供され、箸で食べる方法です。一ヶ所の調理場で焼き、離れた座席に提供する店が多いため、主流となっています。

関西などの本場でよく見られる食べ方は、座席に鉄板があり、鉄板からそのままコテで切って食べる方法です。熱い鉄板の上から食べるため、お好み焼きが冷めにくく、熱々の状態で食べられます。

箸やコテのほか、お好み焼きを折りたたんで食べるという方法もあります。お祭りの屋台などでは、食べ歩きがしやすいように、折りたたんで提供されることが多いです。箸やコテがいらず、手軽に食べられます。

お好み焼きの切り方が地域で違う理由

地域別のお好み焼きの切り方

地域によって切り方が異なるお好み焼き

ピザ切りと格子切りは、それぞれどの地域で使われるのでしょうか?ピザ切りは関東や東北地方に多いとされ、格子切りは関西をはじめ、東海地方や中国地方に多いとされます。

大阪や兵庫、広島焼きで有名な広島、焼きそばを乗せて焼く静岡など、独自の文化を持つ地域も格子切り派が多いです。

関東でも東京や神奈川、千葉など、地方出身者や人口の流動の激しい地域では、格子切り派の方が多数でした。四国や九州の一部地域では、ピザ切り派が多数です。

関東でピザ切りが多い理由

関東の切り方で食べられるお好み焼き

関東や東北でピザ切り派が多いのは、東京のソウルフードであるもんじゃ焼きが、深く関わっています。もんじゃ焼きは複数人で鉄板を囲み、皆で分けて食べるというスタイルが主流です。さまざまな味のもんじゃ焼きを頼み、それぞれをシェアして違いを楽しみます。

関東ではもんじゃ焼きの流れを受けて、お好み焼きは皆でシェアするものという考え方が、根付いています。そこで、複数人で平等に分けるため、ピザ切りが主流となっているのです。

ピザ切り派の口コミ

関西で格子切りが多い理由

関西の切り方で食べられるお好み焼き

関西でのお好み焼きの食べ方は、戦後に大阪や広島で流行した、一銭洋食という食べ物が元になっています。一銭洋食は、水で溶いた小麦粉にネギや細かい肉片などを混ぜて焼き、ソースをかけたものです。

一銭洋食は、もんじゃ焼きのように複数人でシェアすることはなく、一人で食べるものです。この流れを受けて、関西ではお好み焼きは一人一枚食べるものという考えが、根付いています。そのため、自分の食べやすい大きさに切る格子切りが、主流なのです。

格子切り派の口コミ

お好み焼きの切り方は地域によって違いがある

地域によって切り方が異なるお好み焼き

日本では、地域によって食文化が異なりますが、お好み焼きの切り方にも違いがありました。関東では複数人でシェアするため、ピザ切りが主流です。関東ではお好み焼きは一人一枚という考え方があるため、格子切りが主流になります。

異なる地域の人とお好み焼きを食べる際には、トラブルにならないように、あらかじめ切り方の違いを覚えておくと良いでしょう。

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