2022年06月07日公開
2024年12月11日更新
お好み焼きの切り方は関西と関東で違う?地域で違う理由や口コミも
お好み焼きの切り方が関東と関西で違う理由を徹底調査!格子切り派とピザ切り派のそれぞれの口コミと、地域によって切り方が異なった理由や背景もまとめています。また、関東と関西で異なるそれぞれのお好み焼きの食べ方についても、解説します。
お好み焼きの切り方の種類と地域別の違いを解説!
お好み焼きは、日本人が大好きな人気食の一つです。実は、関東と関西では切り方が違います。関西の人が関東のお好み焼き屋さんへ行き、その切り方に驚いたというケースもあるようです。
そこで、関東と関西のお好み焼きの切り方について、調査しています。それぞれの切り方がなぜ地域によって違うのかという理由や、口コミも紹介します。
お好み焼きの切り方の種類
種類①ピザ切り
ピザ切りは、お好み焼きの中央に十字の切り込みを入れ、さらに中心から放射状に切っていく切り方です。大きさが均等になるため、複数人でシェアする時にも、平等に分けられるという特徴があります。また、切った後の見栄えも良く、きれいに切り分けられます。
種類②格子切り
格子切りは、お好み焼きの中央を十字に切った後、更に縦横に切り込みを入れていく切り方です。格子状に切ることで一口サイズになり、箸でつまみやすく食べやすいという特徴があります。一人でお好み焼きを食べる時に最適な切り方です。
種類③ひと口切り
鉄板で焼かれているお好み焼きの隅を、コテで小さな三角形に切っていく切り方です。もんじゃ焼きのように、コテでそのまま食べる場合に使われます。一口で食べやすく、小さく切り分けられるため、火傷の心配もありません。
お好み焼きの食べ方の違い
お好み焼き屋さんで食べる際、どのように食べるかについても違いがあります。最も一般的な食べ方は、出来上がったお好み焼きが皿で提供され、箸で食べる方法です。一ヶ所の調理場で焼き、離れた座席に提供する店が多いため、主流となっています。
関西などの本場でよく見られる食べ方は、座席に鉄板があり、鉄板からそのままコテで切って食べる方法です。熱い鉄板の上から食べるため、お好み焼きが冷めにくく、熱々の状態で食べられます。
箸やコテのほか、お好み焼きを折りたたんで食べるという方法もあります。お祭りの屋台などでは、食べ歩きがしやすいように、折りたたんで提供されることが多いです。箸やコテがいらず、手軽に食べられます。
お好み焼きの切り方が地域で違う理由
地域別のお好み焼きの切り方
ピザ切りと格子切りは、それぞれどの地域で使われるのでしょうか?ピザ切りは関東や東北地方に多いとされ、格子切りは関西をはじめ、東海地方や中国地方に多いとされます。
大阪や兵庫、広島焼きで有名な広島、焼きそばを乗せて焼く静岡など、独自の文化を持つ地域も格子切り派が多いです。
関東でも東京や神奈川、千葉など、地方出身者や人口の流動の激しい地域では、格子切り派の方が多数でした。四国や九州の一部地域では、ピザ切り派が多数です。
関東でピザ切りが多い理由
関東や東北でピザ切り派が多いのは、東京のソウルフードであるもんじゃ焼きが、深く関わっています。もんじゃ焼きは複数人で鉄板を囲み、皆で分けて食べるというスタイルが主流です。さまざまな味のもんじゃ焼きを頼み、それぞれをシェアして違いを楽しみます。
関東ではもんじゃ焼きの流れを受けて、お好み焼きは皆でシェアするものという考え方が、根付いています。そこで、複数人で平等に分けるため、ピザ切りが主流となっているのです。
ピザ切り派の口コミ
お好み焼きの切り方に関東と関西あったの知ってた?何気なくお好み焼き切って食べたら「やっぱり関東の子やな!」って言われた!(関西の方は格子切りって方らしい) pic.twitter.com/7hASaGEGL1
— きしまさ (@kisimasa0802) April 6, 2022
今夜更かしSP見てるんだけど
— かずま@教官覚醒モード (@Q_Trepe_FFtmna) October 15, 2019
ごめん、関西人やけど
お好み焼きの切り方
関東風やわw
関西の切り方したことない…
なんであんな小さく切らなきゃいけないの(笑)
お好み焼きの切り分け方😊
— シロぶさ (@cbr1100xx_sc35) August 15, 2020
関西からしたら変な切り方やって思うかもやけど東海はこれが普通❓🤔の切り方😊👍 やと思う🤣 pic.twitter.com/VUvVQ7KPNT
関西で格子切りが多い理由
関西でのお好み焼きの食べ方は、戦後に大阪や広島で流行した、一銭洋食という食べ物が元になっています。一銭洋食は、水で溶いた小麦粉にネギや細かい肉片などを混ぜて焼き、ソースをかけたものです。
一銭洋食は、もんじゃ焼きのように複数人でシェアすることはなく、一人で食べるものです。この流れを受けて、関西ではお好み焼きは一人一枚食べるものという考えが、根付いています。そのため、自分の食べやすい大きさに切る格子切りが、主流なのです。
格子切り派の口コミ
お好み焼きヽ(*´∀`*)ノ
— 霧島 (@0n1a1o8) May 22, 2021
関西人なんで格子切りですドヤァ pic.twitter.com/AXx2ra0NUb
鋭い!そもそもお好み焼きは一人一枚食べるものと思ってたので均等に分けるという発想がなかったです……!
— なしゃこ@フルリモート社畜 (@nashacom) August 4, 2018
東京と関西広島とかでは食文化が違います
— きょろ@ (@kyoro_2525) August 4, 2018
関西、広島ではお好み焼きは1人1枚食べるのが普通なので細かく一口サイズにヘラでして食べて行きます
関東はお好み焼きはみんなで食べる認識なのでピザのようなカットになります。
おそらく発祥地と伝わった地域での認識の差ですね
お好み焼きの切り方は地域によって違いがある
日本では、地域によって食文化が異なりますが、お好み焼きの切り方にも違いがありました。関東では複数人でシェアするため、ピザ切りが主流です。関東ではお好み焼きは一人一枚という考え方があるため、格子切りが主流になります。
異なる地域の人とお好み焼きを食べる際には、トラブルにならないように、あらかじめ切り方の違いを覚えておくと良いでしょう。