煮卵の賞味期限!市販・作り置きの日持ちは?生やゆで卵と比べると?

煮卵の賞味期限は意外にも知らないことが多いようです。そこで煮卵の賞味期限についてまとめてみました。市販品と作り置きの日持ちや上手な保存方法などをメインに、賞味期限切れを防ぐ絶品レシピなどを紹介!煮卵について役立つ知識を身につけましょう。

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目次

  1. 1煮卵の賞味期限を徹底解説!
  2. 2煮卵の賞味期限
  3. 3煮卵の賞味期限を長持ちさせる保存方法
  4. 4煮卵の作り置き方法
  5. 5煮卵の賞味期限切れを防ぐ消費レシピ
  6. 6煮卵の賞味期限まとめ

煮卵の賞味期限を徹底解説!

ラーメンのトッピングやおつまみにぴったりな煮卵は、手作りされることも多い食べ物です。賞味期限が切れそうな生卵の消費方法としてもよく用いられています。そんな時、「煮卵の賞味期限はどれくらいだろう?」と思ったことはありませんか?

生卵の賞味期限は知っていても、煮卵の賞味期限はあまり知らない・気にしないという方が多いようです。本記事ではそんな煮卵の賞味期限についてまとめてみました。市販品と作り置きの日持ちや賞味期限切れの煮卵について徹底解説!更に、保存方法や賞味期限切れを防ぐ消費レシピなども紹介していきます。

煮卵の賞味期限

本項では煮卵の賞味期限をメインに、「市販品または作り置きの日持ちはどれくらいなのか?」という疑問を解決していきます。更に生卵やゆで卵との賞味期限を比較してみたので、保存の参考にしてみてください。

煮卵や味玉の賞味期限は作り方によって異なる

煮卵の賞味期限は作り方や黄身の状態、漬け込み具合によって異なります。黄身が完全に固まった濃い味の煮卵ならば、賞味期限は7日~10日ほどです。半熟の場合は味が濃くても、3日~4日ほどしかもちません。「漬け込んでいるから賞味期限が長い」とのイメージを思っている方が多く、中には「2週間以上大丈夫」だとしている方も見られました。

ですが実際は固ゆでの場合でも、1週間程度しかもちません。手作りの場合は半熟の状態で仕上げることが多いと思いますので、さらに注意が必要となります。市販されているモノも固ゆで状態と半熟状態とで、同じく期限に差があります。

作り置きの煮卵の賞味期限

作り置き煮卵の賞味期限は先ほど紹介した通り、固ゆでならば7~10日ほど、半熟ならば3~4日ほどです。ですがこれはしっかり漬け込んだモノの賞味期限ですので、あまり漬け込んでいないモノは少々期限が短くなってしまいます。ですのでより長持ちさせたい場合は、よく味を染み込ませるようにしましょう。

市販の煮卵の賞味期限

市販の煮卵には1週間程度賞味期限があるとされています。ですが、これはあくまでも未開封の場合ですので、開封後は賞味期限内でもなるべく早く食べるようにしてください。市販品のパッケージには賞味期限が記載されていますので、きちんとその期限を守るようにしましょう。

生卵の賞味期限と比較

生卵の賞味期限は、パック後(製造後)14日間と設定されています(夏場に生で食べることが前提)。冬場ならば更に賞味期限は伸びるとされています。意外にも卵は生の状態が1番賞味期限が長く、ゆで卵などよりも倍近く日持ちするのです。

ですが、生卵はいつのまにか賞味期限を切らしてしまうことが多い食材です。よって期限はしっかりチェックするように心掛けましょう。生卵の賞味期限切れは火を通すことで防ぐことができますので、ゆで卵などにしてしまうのがおすすめです。

ゆで卵の賞味期限と比較

ゆで卵の賞味期限は、殻がついた状態で3日~4日程度、殻をむいた状態ならば12時間以内です。どちらも固ゆでの状態で冷蔵した場合の賞味期限で、半熟卵の場合はさらに期限が短くなります。ゆで卵を長く保存したい場合には固ゆでにし、殻はむかないようにしましょう。

基本的に半熟卵は賞味期限がかなり短いので、作った当日中に食べきるようにしてください。煮卵にしたとしても多少賞味期限が伸びる程度なので、なるべく早く食べきってしまうのがベストです。

賞味期限切れの煮卵は食べても大丈夫?

ネット上を見てみると、賞味期限をうっかり切らしてしまう方が多くみられました。果たして賞味期限切れになってしまっても食べて大丈夫なのでしょうか?結論から言うと半熟のモノは、期限を切らしたら食べない方がベターです。固ゆでの場合はしっかりと漬け込んでいれば、10日から数日程度過ぎてしまっても大丈夫だと言われています。

ですが、保存中に雑な扱いをしてしまうと、漬け汁に雑菌が繁殖している場合が多くなってしまいます。また市販のモノも保存を雑に行うと期限内でも、だめになってしまうことがあります。ですので作り置きのモノも市販のモノもしっかりと正しい方法で保存するようにしましょう。

ネット上では「賞味期限切れになったモノを食べても大丈夫だった」という声が多くなっていました。ですが、中には食べる前から異変を感じてやめておいた方も多々見られます。異臭がする場合や黄身・白身が変色するなどの変化見られた場合には、決して食べないようにしてください。

ここまである程度ならば大丈夫だというように紹介しましたが、賞味期限切れになったモノを食べるのはあくまでも自己判断となります。問題なく食べられた方も見られましたが、少しでも不安であるならば食べないようにしましょう。

煮卵の賞味期限を長持ちさせる保存方法

煮卵をより長持ちさせるためには、一体どのように保存すればいいのでしょうか?食品の保存方法は様々ありますが、中でも煮卵にベストな方法を紹介します。

基本は冷蔵保存

煮卵は基本的に冷蔵するようにしましょう。常温で放置してしまうと腐りやすく、特に半熟の場合は腐敗がかなり速まってしまうので必ず冷蔵庫に入れるようにしてください。漬け汁に漬けたままにするとより長持ちします

おすすめは、ジップ付きの袋に漬け汁ごと入れて密封する方法です。または深めのタッパーに漬け汁ごと入れると良いでしょう。漬け汁が保存料の役割を担ってくれるので、捨てずに一緒に入れるようにしてください。また漬け汁にお酢を適量加えると、より長持ちさせることができます。

煮卵は冷凍できる?

「冷凍すればもっと長持ちするのでは?」と考える方も少なくないでしょう。ですが残念ながら煮卵は冷凍できません。白身がスカスカになってしまい、とても不味い状態になってしまいます。ですが細かく刻んだものをマヨネーズ等で和え、フィリング状態にすれば1か月程度の冷凍が可能です。

半熟のまま保存する時の注意点

半熟のまま保存する際は、しっかりと冷蔵庫に入れて清潔な状態を保つことが重要です。半熟卵は基本的にあまり日持ちしないため、固ゆで卵よりも気を付けなければなりません。特に夏場には賞味期限内でもだめになってしまうことがあるので、注意するようにしましょう。

またジップ付きの袋に入れる場合は、卵が割れてしまわないよう慎重に扱ってください。卵が割れて黄身が流れ出てしまうと、他の卵も早くだめになってしまいます。

煮卵の味が染みすぎることはない?

漬け汁に漬けたままにすると、味が染み込みすぎてしまうとの心配が生じます。ですが、実際は一定まで味が染みるとそれ以上染みることはなく味が濃くなりすぎる心配はありません。ですので、しっかりと漬け汁に漬けたまま冷蔵庫に入れるようにしてください。

煮卵の作り置き方法

本項では煮卵の作り置き方法について紹介します。簡単に美味しく仕上げられるレシピを紹介するので、生卵を消化したいときなどはぜひ参考にしてみてください。

煮卵の作り置きの材料

作り置きするのに必要な材料は、卵・醤油・みりん・お酒が基本です。本記事で紹介するレシピは、さらに砂糖と和風顆粒出汁を加えたものです。砂糖はパルスイート等でも代用することができます。

中には簡単に麺つゆだけで味付けをするレシピもありますので、手軽に済ませたいときにはぜひそちらをチャレンジしてみてください。また焼き肉のたれや餃子のたれなどを使用した様々なアレンジレシピもあるので、色々試してみてもいいかもしれません。
 

煮卵の作り置きの作り方

材料

  • 卵 8個
  • 醤油 大さじ4
  • みりん 大さじ4
  • 料理酒 大さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • 和風顆粒出汁 少々


作り方
  1. 鍋に醤油・みりん・料理酒・砂糖・和風顆粒出汁を加えて熱し、アルコールを飛ばして漬けだれを作ります。
  2. 沸騰したお湯に卵を入れます。入れる際にお玉を使うと割れずに入れることができます。
  3. 6分半茹でます。途中黄身が偏らないようお玉でぐるぐるかき混ぜてください。
  4. 茹で上がったら氷水に入れます。卵が冷えたら殻をむいていきましょう。
  5. 殻をむいた卵をタッパーに入れ、たれも加えていきます。
  6. キッチンペーパーを上に乗せ、さらにその上からたれをかけると全体に味を染み渡らせることができます。
  7. 蓋をして、1日冷蔵庫で漬け込んだら完成です。

市販品やお店のモノにも劣らない絶品な半熟煮卵が簡単に作れる作り置きレシピです。漬け汁は麺つゆでも代用が可能ですが、自分で調味することでよりプロのような仕上がりにすることができます。難しい作業はありませんので、ぜひチャレンジしてみてください。

レンジを使った煮卵の作り方

調味料にゆで卵を加え、レンジで加熱するだけで何と最短10分で煮卵が完成します。漬け込む時間がない時でも、しっかり味の染みた煮卵を作れる大変魅力的なレシピです。市販品よりも安く済み、かなり短時間で済むので朝の忙しいお弁当作りや何か一品足したい時におすすめです。

作り置き煮卵は早めに食べ切る

作り置き煮卵は濃い味にすれば長持ちさせることができますが、なるべく早く食べきるのがベストです。市販品には保存料などが使用されていることがあるため、作り置きよりも多少長持ちします。ですが手作りするとそういったものが入っていないため、比較してしまうとどうしても賞味期限は短くなってしまいます。

さらに固ゆで煮卵の賞味期限は7~10日ほどあると紹介しましたが、4日目位から劣化が始まることもあるそうです。ですので期限内でもしっかり卵の状態を確認してから食べるようにしてください。

煮卵の賞味期限切れを防ぐ消費レシピ

煮卵はそのまま食べても美味しいですが、たくさん食べるとなると飽きがきてしまいます。そこで煮卵の賞味期限切れを防ぐ絶品レシピをまとめてみました。マンネリ化打破したい方、卵好きの方は必見です。

玉めし

材料

  • 塩 大さじ1
  • 卵 8個
  • すき焼きのたれ 200cc
  • 醤油 20cc
  • 塩 少々
  • 米 2合
  • 煮卵のたれ 大さじ4


作り方
  1. 熱湯に大さじ1の塩を加えて、6分半ほど茹でて半熟卵を作ります。
  2. 茹で上がったらすぐに氷水に取り、殻をむいてください。
  3. すき焼きのたれ・醤油・塩を混ぜて煮卵用のたれを作ります。
  4. 出来上がったたれに殻をむいた半熟卵を、最低1時間は冷蔵庫で漬け込みます。
  5. お米に水と煮卵用に作ったたれを加えて、ご飯を炊きます。
  6. 炊きあがったら全体を混ぜます。
  7. ラップの上にご飯を広げてから、真ん中に煮卵を置いてください。丸くなるようラップを使って煮卵を包みましょう。
  8. お好みでゴマをかけたり、海苔を巻いたりしたら完成です。

福岡県のご当地名物料理である玉めしを紹介しました。半熟の煮卵を味付きご飯で包み込むんだおにぎりとなっています。「両方味がついてしまうと濃くないのか?」と思われがちですが、とろっとした黄身のおかげでマイルドな味わいになります。

味玉サンド

材料

  • 味付き玉子 2個
  • マヨネーズ 大さじ1
  • 味付き玉子のつけ汁 小さじ1/2
  • 8枚切りの食パン 2枚


作り方
  1. 味付き玉子をスライサーなどで細かくし、ボウルに入れます。
  2. そこにマヨネーズと味付き玉子のつけ汁を加えて混ぜていきます。
  3. 片方の食パンに(2)を乗せます。端まで乗せず、中央に多くなるよう乗せていきましょう。
  4. もう片方の食パンを上に重ねて、耳を落としたら完成です。

煮卵で作る和風玉子サンドのレシピです。煮卵を使うことで味付けをする必要がなく、手軽に美味しく仕上げることができます。和風な具材とパンの組み合わせは意外かもしれませんが、相性がいいのでぜひ試してみてください。

味玉メンチ

味玉を丸ごとメンチカツの中に入れたボリューム満点・味玉メンチのレシピです。卵が1個入るだけでかなりボリュームが出るため、これ1つで立派なおかずになります。揚げても中の黄身は固まらず、トロっとしたままの状態で頂けます。ソースをつけず、そのままの状態でお召し上がりください。

味玉入りメンチカツのレシピ・作り方 | Happy Recipe(ヤマサ醤油のレシピサイト)

煮卵の賞味期限まとめ

煮卵の賞味期限は意外にも生卵よりも短く、冷凍もできません。ですので、賞味期限切れになってしまう前に食べきるようにしましょう。作った日を袋やタッパーに記載すれば、賞味期限切れを防ぐことができるのでおすすめです。

煮卵だけでなく、卵類はうっかり賞味期限を切らしてしまうことの多い食材です。ですので生卵やゆで卵の賞味期限はしっかりチェックし、切れそうなときには煮卵にしてより長持ちさせましょう!

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