2022年05月19日公開
2024年05月21日更新
カロリーが高い野菜ランキングを紹介!食べるときのポイントも解説
カロリーが高い野菜を種類ごとに分けて、ランキング形式で紹介します。野菜に含まれる栄養成分や糖質量も詳しく解説!カロリーの低い順から高い方へランキングにしているため、ダイエット中の食事に野菜を取り入れるときの参考にしてください。
目次
カロリーが高い野菜ランキングを種類別に一挙紹介!
野菜のカロリーを、種類ごとにランキング形式で紹介します。カロリーが低い順から高い方へ、ランキングで紹介しています。カロリーが同じ場合には、糖質量の低い順でランキングにしているため、ダイエットの参考にしてください。
また、野菜を食べるときのポイントも解説しています。野菜の上手な食べ方を知って、毎日の生活やダイエットに活かしましょう。
カロリーが高い野菜ランキング【葉菜類】
葉物野菜のカロリーを、低い順から高い方へランキングにしてまとめています。葉物野菜は種類が多く、カロリーや糖質量にも差があります。種類ごとの特徴を知って、ダイエットに活かしましょう。
第15位:みょうが
みょうがは100gあたり12kcalと低く、糖質も0.5gしかありません。非常にヘルシーで、ダイエット向けの野菜です。
みょうがの香りの正体は、アルファピネンという精油成分によるものです。胃液の分泌を活発にする作用があり、夏バテによる食欲減退に効果を発揮してくれます。
第14位:レタス
シャキシャキした食感が楽しめるレタスは、カロリーが低いダイエット向けの野菜です。レタスには食物繊維やビタミンCが含まれているため、美容を気にする女性にもおすすめです。
レタスはそのままサラダで食べることが多いですが、チャーハンやスープの具材にもよく合います。100gあたり12kcalと低いため、ダイエット中でも安心して食べられます。
第13位:小松菜
小松菜は100gあたり14kcalと低いですが、含まれる栄養成分は豊富です。含まれる栄養成分は、ビタミンA、ビタミンC、モリブデン、葉酸、鉄、カルシウムなどです。
小松菜は栄養価が高いだけでなく、アクが少ないという特徴もあります。そのため、生でスムージーとして飲むのもおすすめです。
第12位:白菜
鍋や煮込み料理の具材としてお馴染みの白菜も、カロリーは非常に低いです。100gあたり14Kcalと低いため、ダイエット中でも安心して食べられます。
糖質は1.9gとやや高いですが、問題となる量ではありません。白菜自体のカロリーや糖質量よりも、調理の際に使う調味料でカロリーが高くなってしまうため、気を付けましょう。
第11位:クレソン
クレソンは「オランダミズガラシ」というアブラナ科の野菜です。ピリッとした辛さが、肉料理の付け合わせとして重宝されています。
100gあたりのカロリーは15kcalで、糖質は0gです。ビタミンKやモリブデン、葉酸の含有量も高いため、ヘルシーで健康的な野菜です。
第10位:セロリ
セロリは100gあたり15kcalで、糖質は0.7gです。生食以外にも、その香りを活かして煮込み料理に使われます。
煮込むことで独特の風味が和らぐため、セロリの香りが苦手な人でも、食べやすくなるでしょう。また、セロリは多くの栄養成分を、バランス良く含んでいます。食物繊維の含有量も高いため、整腸作用も期待できます。
第9位:リーフレタス
リーフレタスは、成長しても丸くならない、非結球という種類のレタスです。クセがなく、生で食べても美味しいため、サラダには欠かせません。
100gあたり16Kcal、糖質は1.4gで、カロリーはレタスよりやや高いです。葉が柔らかく大きいため、肉を巻いたり、手巻き寿司で海苔の代わりに巻く食べ方もあります。
第8位:パクチー
パクチーは、エスニック料理に欠かせない香草です。クセのある独特の香りが強いため、好き嫌いは大きく分かれます。
パクチーは100gあたり18kcal、糖質は0.4gです。生のパクチーは香りが強いですが、乾燥することで匂いが和らぎ食べやすくなります。
第7位:ニラ
レバニラ炒めや餃子の具材としてお馴染みの、香りが強い野菜です。ニラは100gあたり21kcalで、葉菜類の中ではカロリーがやや高めです。
ビタミンAやビタミンE、葉酸、カリウム、食物繊維などを含んでいます。栄養価が高いため、美容や健康にも嬉しい効果をもたらしてくれるでしょう。
第6位:キャベツ
キャベツは100gあたり21kcal、糖質が3.1gです。カロリーは低いですが、糖質量の高さがやや気になります。また、キャベツは種類によって、カロリーが違います。
紫キャベツや芽キャベツは、一般的な種類のキャベツよりも、カロリーが高いため注意しましょう。キャベツは糖質がやや高いため、ダイエット中はドレッシングや調理方法に気を付けてください。
第5位:春菊
春菊は、爽やかな苦味とクセのある味わいが特徴です。えぐみも感じられるため、苦手だという人も多いでしょう。
しかし、春菊は栄養価が高い野菜で、ビタミンやミネラルをバランス良く含んでいます。100gあたり22Kcalとカロリーはやや高いですが、糖質は0.7gしか含まれていません。
第4位:水菜
水菜は100gあたり23Kcalで、糖質量は1.8gです。クセのないシャキシャキした食感が特徴で、サラダや鍋の具材として人気です。
食物繊維が豊富で、ダイエット中に不足しがちな栄養素も多く含みます。水菜は日本原産の野菜で、海外でも「MIZUNA」と和名で呼ばれています。
第3位:ほうれんそう
ほうれん草には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、マグネシウム、鉄といった栄養成分が含まれています。ほうれん草を使用する料理の種類も多く、和食にも洋食にも欠かせません。
100gあたり27Kcal、糖質量は0.2gです。栄養豊富で糖質量も低いため、ダイエット中は積極的に摂取することを、おすすめします。
第2位:長ネギ
ねぎは、鍋や味噌汁の具材、薬味など、さまざまな食べ方ができます。100gあたり28kcalで、糖質量は4.3gとやや高いです。
カロリーや糖質は高いですが、一度に100gも食べることは少ないため、少量であれば気にする必要はないでしょう。
第1位:玉ねぎ
煮込み料理、スープ、炒め物、揚げ物など、家庭料理には欠かせない万能野菜です。加熱すると甘みが増し、料理にコクと旨みをプラスしてくれます。
ランキングの中でも37kcalと高いため、食べ過ぎには注意しましょう。糖質量も100g中7.2gと高いため、ダイエット中は要注意です。
葉菜類のカロリー・糖質量一覧
カロリー | 糖質量 | |
---|---|---|
みょうが | 12kcal | 0.5g |
レタス | 12kcal | 1.7g |
小松菜 | 14kcal | 0.5g |
白菜 | 14kcal | 1.9g |
クレソン | 15kcal | 0.0g |
セロリ | 15kcal | 0.7g |
リーフレタス | 16kcal | 1.4g |
パクチー | 18kcal | 0.4g |
ニラ | 21kcal | 1.2g |
キャベツ | 21kcal | 3.1g |
春菊 | 22kcal | 0.7g |
水菜 | 23kcal | 1.8g |
ほうれんそう | 27kcal | 0.2g |
長ネギ | 28kcal | 4.3g |
玉ねぎ | 37kcal | 7.2g |
カロリーが高い野菜ランキング【果菜・茎菜類】
果菜類は果実を、茎菜類は茎を食する野菜で、種類が豊富にあります。果菜類と茎菜類のカロリーを、低い順から高い方へランキング形式でまとめているため、参考にしてください。
第15位:ふき
香りとほろ苦さが特徴的な、春の訪れを知らせてくれる野菜です。市場に出回っているふきのほとんどは、愛知県産の愛知早生という品種です。
ふきは100gあたり11kcalしかありません。糖質量も1.7gと低いため、ダイエット中でも安心して食べられます。
第14位:ズッキーニ
ズッキーニは100gあたり14kcal、糖質量1.4gのヘルシーな野菜です。ズッキーニの見た目はキュウリに似ていますが、実はかぼちゃの仲間です。
ソテーや煮込み料理、揚げ物など、ズッキーニが主役のレシピも多くあります。ズッキーニはかぼちゃの仲間ですが、生で食べることも可能です。サラダやナムルにして、生のズッキーニも味わってみてください。
第13位:きゅうり
きゅうりは100gあたり14kcal、糖質量は1.9gです。世界一栄養がない野菜といわれていますが、全く栄養が無いわけではありません。
きゅうりには、ビタミンK、ビタミンC、モリブデンが多く含まれています。サラダやスティックなどにして、手軽に食べられる点も魅力です。
第12位:トマト
真っ赤なトマトは、サラダにしても煮込み料理にしても美味しい野菜です。トマト100gあたりのカロリーは、20kcal、糖質量は3.7gです。
トマトにはビタミンCやビタミンEが、豊富に含まれています。抗酸化作用の強いリコピンも含まれているため、紫外線が強い夏にぴったりです。
第11位:アスパラガス
アスパラガスは100gあたり22kcal、糖質量は2.1gです。葉酸やビタミンKといった栄養成分の他に、有名なアスパラギン酸も含まれています。
アスパラギン酸はアスパラから発見されたため、この名前がつきました。体内のエネルギー代謝を活発にする働きがあり、ドリンクにも用いられています。
第10位:ピーマン
ピーマンは、100gあたり22kcal、糖質は2.8gです。独特の苦味があるピーマンは、ビタミンCやビタミンKが豊富に含まれています。
熟すと赤や黄色になり、カロリーと糖質量もやや増加します。苦味が和らぎ甘みが増すため、ピーマンが苦手な人でも食べやすくなるでしょう。
第9位:なす
なすは100gあたり22kcal、糖質量は2.9gです。なすは油と相性が良いですが、吸収しやすい性質があります。
天ぷらや炒め物にすると、カロリーが大幅に増えるため注意しましょう。カロリーを抑えたい場合は油を使用せず、レンジで調理するのがおすすめです。
第8位:たけのこ
たけのこは100gあたり26kcal、糖質量は1.5gです。水煮のたけのこは年中手に入りますが、旬のたけのこの美味しさは格別です。皮付きの筍は、春先の短い期間しか食べられません。店頭で見かけたら、ぜひ購入してみてください。
第7位:ししとう
ししとうは、別名「獅子唐辛子」とも呼ばれるナス科の野菜です。ピーマンと見た目が似ているのは、同じナス科の仲間であるためです。
ししとうは100gあたり27kcal、糖質は2.1gになります。また、ししとうにはカプサイシンが含まれているため、辛みを感じることもあります。
第6位:ブロッコリー
ブロッコリーは栄養価が高く、アスリートにも好んで食べられています。100gあたりのカロリーは33kcalで、糖質量は0.8gしかありません。
たっぷり食べてもほとんど糖質がなく、ダイエットに適した食材といえます。ブロッコリー自体はヘルシーですが、マヨネーズやドレッシングのつけ過ぎには注意しましょう。
第5位:かぼちゃ
かぼちゃは100gあたり91kcal、糖質量は44.9gもあります。ダイエット中はカロリーよりも、糖質のとりすぎに要注意です。
天ぷらや煮物など、調理方法によっては、糖質量がさらに増加します。プリンやタルトなど、スイーツとして食べる場合も注意しましょう。
第4位:とうもろこし
甘みが強いとうもろこしは、100gあたり92kcal、糖質は20.7gもあります。とうもろこしの糖質量が高いのは、7割が炭水化物のためです。糖質量が非常に高いため、ダイエット中は食べ過ぎに注意しましょう。
第3位:グリーンピース
えんどうまめの未熟な種子が、普段よく食べられているグリーンピースです。グリーンピース100gあたりのカロリーは93kcal、糖質量は7.4gです。トッピングなどで少量食べる程度であれば、ダイエット中も特に問題なく食べられます。
第2位:にんにく
にんにく100gあたりのカロリーは134kcal、糖質量は20.6gです。にんにくはカロリーも糖質も高いですが、薬味や隠し味程度であれば問題ありません。
1片の重量は約6gで、その場合は8kcal、糖質が1.24gです。丸ごと食べるのでなければ、ダイエット中でも問題ないでしょう。
第1位:枝豆
枝豆は100gあたり135kcal、糖質量は3.8gです。糖質は低いですが、カロリーがかなり高めです。お酒の席で、枝豆を食べる機会は多いでしょう。その際は、意識しないと食べ過ぎてしまうため、注意しましょう。また、塩のかけすぎにも要注意です。
果菜・茎菜類のカロリー・糖質量一覧
カロリー | 糖質量 | |
---|---|---|
ふき | 11kcal | 1.7g |
ズッキーニ | 14kcal | 1.5g |
きゅうり | 14kcal | 1.9g |
トマト | 20kcal | 3.7g |
アスパラガス | 22kcal | 2.1g |
ピーマン | 22kcal | 2.8g |
なす | 22kcal | 2.9g |
たけのこ | 26kcal | 1.5g |
ししとう | 27kcal | 2.1g |
ブロッコリー | 33kcal | 0.8g |
かぼちゃ | 91kcal | 44.9g |
とうもろこし | 92kcal | 20.7g |
グリーンピース | 93kcal | 7.6g |
にんにく | 134kcal | 20.6g |
枝豆 | 135kcal | 3.8g |
カロリーが高い野菜ランキング【根菜類】
根菜類のカロリーを、低い順から高い方へランキングにして紹介します。根菜類はカロリーも糖質も高いため、ダイエット中の人はランキングをぜひチェックしてください。
第10位:大根
大根は100gあたり18kcal、糖質は2.8gです。根菜類の中ではカロリーと糖質も低いため、ダイエット中でも安心して食べられます。大根はほとんどが水分のため、栄養が少ないと思われがちです。
しかし、大根にはビタミンAやビタミンKも、豊富に含まれています。さらに、食べ物の消化を促進するアミラーゼ酵素も含まれており、胃もたれを解消する効果もあります。
第9位:かぶ
かぶは100gあたり20kcal、糖質は3.1gです。かぶは種類が多く、色や形、大きさなど、さまざまな品種が存在します。地域に根ざした在来種が多いのも特徴で、種類は80以上ともいわれています。
普段料理に使用している部分は、肥大した根の部分です。葉の部分も栄養価が高く、春の七草にも用いられます。
第8位:生姜
生姜100gあたりのカロリーは30kcal、糖質は4.5gです。生姜は、料理の隠し味や臭み消し、風味付け、薬味として、多くの料理に用いられます。
また、生姜に含まれるショウガオールとジンゲロールという成分には、血行を良くしたり、抗酸化作用、抗菌作用があります。
第7位:にんじん
にんじんは100gあたり37kcal、糖質は6.5gです。カロリー、糖質量ともにやや高いですが、食べすぎなければ問題ないでしょう。
にんじんは、緑黄色野菜の代表として知られており、ビタミンAとカロテンを多く含みます。油との相性が良いですが、ダイエット中は調理方法にも注意しましょう。
第6位:里芋
里芋は100gあたり58kcal、糖質は10.8gもあります。糖質が高いため、食べ方には注意したほうが良いでしょう。
特に、煮物に加える砂糖やみりんの量には、要注意です。小さいサイズの里芋は、1個20g程度です。食べるときは、大きさや個数にも気を付けましょう。
第5位:長芋
長芋は100gあたり59kcal、糖質は12.9gです。糖質が高いため、食べ過ぎには注意してください。
すりおろした長芋をご飯にかけて食べるとろろご飯は、美味しいと人気ですが、カロリーも糖質も高いです。麺類にとろろをかける場合も、カロリーや糖質がかなり高くなることを、認識しておきましょう。
第4位:ごぼう
ごぼうは100gあたり65kcal、糖質は9.7gもあります。太めのごぼう30cm程度で100gになるため、目安として覚えておくと良いでしょう。
木の根のような見た目と歯応えが特徴のごぼうは、葉酸、マグネシウム、カリウムといった栄養と、食物繊維が豊富です。料理に使用する際は、水にさらしてアク抜きしてから使用しましょう。
第3位:れんこん
れんこんは100gあたり66kcal、糖質量は13.5gです。れんこんにはビタミンCやパントテン酸、カリウム、マンガンなどの栄養成分が含まれています。
シャキシャキした歯応えが魅力のれんこんですが、すりおろすともっちりした食感に変化します。煮物や揚げ物、焼き物など、バリエーション豊富なレシピを楽しめる野菜です。
第2位:じゃがいも
でんぷんを多く含むじゃがいもは、カロリーも糖質も高い根菜です。100gあたり76kcal、糖質は16.3gも含まれています。中サイズのじゃがいもは、1個130g程の重量があります。
ポテトサラダやフライドポテト、グラタンなど、カロリーや脂質が高いメニューも多いため、食べ方にも注意しましょう。
第1位:さつまいも
さつまいもは100gあたり132kcalで、糖質量は29.2gもあるため、ダイエット中は食べ過ぎに注意しましょう。
さつまいもの天ぷらは、カロリーも糖質も大幅に増えるため、ダイエット中に食べるのは避けたほうが良いでしょう。また、甘みが強い種類のさつまいもほど、カロリーが高いため注意が必要です。
根菜類のカロリー・糖質量一覧
カロリー | 糖質量 | |
---|---|---|
大根 | 18kcal | 2.8g |
かぶ | 20kcal | 3.1g |
生姜 | 30kcal | 4.5g |
にんじん | 37kcal | 6.5g |
里芋 | 58kcal | 10.8g |
長芋 | 59kcal | 12.9g |
ごぼう | 65kcal | 9.7g |
れんこん | 66kcal | 13.5g |
じゃがいも | 76kcal | 16.3g |
さつまいも | 132kcal | 29.2g |
カロリーが高い野菜ランキング【きのこ】
カロリーが低いきのこは、ダイエットの心強い味方です。食物繊維が豊富で栄養価も高いため、積極的に食事に取り入れましょう。
第10位:マッシュルーム
コロンと丸い形が特徴的なマッシュルームは、シチューやアヒージョなど、洋食に取り入れられることが多いきのこです。100gあたり11kcal、糖質量は0.1gと低いため、とてもヘルシーです。
マッシュルームはきのこで珍しく、加熱せずに生で食べられます。マッシュルームは菌の種類によって、ブラウンとホワイトの2種類が流通しています。2種類のうち生食に向いているのは、クセが少ないホワイトです。
第9位:しめじ
グルタミン酸を豊富に含むしめじは、汁物や煮込み料理に加えると美味しいダシがでます。年中安定した価格で購入できるのも、大きな魅力です。100gあたり14kcal、糖質は1.1gと低いため、安心して料理にたっぷり加えることができます。
第8位:なめこ
ぬるぬるした食感が特徴的ななめこは、味噌汁や麺類の具材としてよく食べられています。100gあたり15kcal、糖質は1gしかありません。
最近は大きな種類も販売されていますが、出回っているなめこのほとんどが小粒です。なめこのぬめりは、水溶性食物繊維によるものです。洗いすぎると栄養が逃げるため、軽く洗うと良いでしょう。
第7位:まいたけ
まいたけには、プロアテ-ゼという栄養成分が豊富に含まれています。プロアテーゼには、タンパク質を分解する作用があるため、肉と一緒に漬け込むと柔らかくなります。
香りが良くシャキッとした食感も楽しめて、そのまま焼いて食べるのもおすすめです。まいたけは100gあたり16kcalで、糖質はほとんど含まれていません。食物繊維も豊富なため、ダイエットにもおすすめです。
第6位:しいたけ
旨味成分が豊富なしいたけは、日本人に馴染み深いきのこです。乾燥したしいたけの戻し汁からは、旨味たっぷりで上品なダシが取れます。しいたけは100gあたり18kcalで、糖質は1.4gです。
しいたけに含まれているエリタデニンには、血液をサラサラにする効果があります。そのため、生活習慣病が気になる人は、積極的に摂取しましょう。
第5位:ひらたけ
ひらたけは香りと歯応えが良く、世界中で親しまれているきのこです。特にオリーブオイルと相性が良いため、ソテーにしたり、パスタの具材にするのがおすすめです。
100gあたり20kcal、糖質は3.6gで、糖質量がやや高いですが、食べ過ぎなければ問題ありません。
第4位:えのき
えのきは、真っ白な見た目と、シャキシャキした歯応えが特徴的なきのこです。スーパーで見かけるえのきは白いですが、野生のえのきは茶色でカサも大きいため、同じ種類のきのこには見えません。
えのき100gあたり22kcalで、糖質は3.14gです。じっくり煮込むととろみが出るため、歯応えを楽しみたい場合は、さっと火を通しましょう。
第3位:松茸
松茸といえば、いわずと知れた高級食材です。いまだに人工栽培の方法が確立されておらず、国産松茸は希少とされています。松茸のカロリーは23kcalで、糖質量は3.5gです。まつたけは香りが強いため、少量でも風味を強く感じることができます。
第2位:エリンギ
エリンギは100gあたり24kcal、糖質は3.1gです。ヨーロッパ原産のエリンギは、日本に自生していません。
コリコリした歯応えがアワビに似ていることから、白アワビ茸と呼ばれることもあります。また、さつまいもよりも食物繊維が多く、天ぷらやソテーなど、幅広い調理法で楽しむことができます。
第1位:きくらげ(乾燥)
乾燥きくらげは100gあたり167kcalと、きのこランキングの中でダントツの高さです。しかし、カロリーが高いのは、乾燥して量が増えているためです。一般的に料理で使う場合は、乾燥したきくらげを100gも使うことはありません。
水で戻すと約10倍に膨らむため、10gのきくらげも100g程度に戻ります。その場合、カロリーは約16kcalになります。
きのこのカロリー・糖質量一覧
カロリー | 糖質量 | |
---|---|---|
マッシュルーム | 11kcal | 0.1g |
しめじ | 14kcal | 1.1g |
なめこ | 15kcal | 1g |
まいたけ | 16kcal | 0.9g |
しいたけ | 18kcal | 1.4g |
ひらたけ | 20kcal | 3.6g |
えのき | 22kcal | 3.14g |
松茸 | 23kcal | 3.5g |
エリンギ | 24kcal | 3.1g |
きくらげ(乾燥) | 167kcal | 13.7g |
野菜を食べるときのポイント
ヘルシーな野菜はダイエットの強い味方ですが、食べ方には注意が必要です。野菜を食べるときに気を付けるポイントを知って、ダイエットを成功させましょう。
ポイント①糖質量にも気を付ける
ダイエット中はカロリーだけでなく、糖質量にも注意が必要です。空腹時に糖質量の多い食べ物を食べると、血糖値が急上昇します。上がった血糖値を下げるために、インスリンが分泌されます。
インスリンには、血中の糖質を脂肪に変える作用があるため太るのです。ヘルシーなイメージのある野菜ですが、思いのほか、糖質量が多いものもあります。
野菜の種類によって、糖質量は大きく変わります。特に根菜類は糖質が高いため、ダイエット中は食べ過ぎに注意しましょう。
ポイント②よく噛んで食べる
小さい頃、よく噛んで食べるように注意をされた人も多いでしょう。もちろん、野菜も他の食材同様に、よく噛んで食べたほうが、ダイエットや健康にも良いです。
よく噛むことで脳内には、神経ヒスタミンという物質が分泌されます。この作用で満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことが可能です。
さらに、よく噛むことで胃腸の血流が増え、消化活動も活発になります。健康やダイエットのためにも、野菜はよく噛んで食べるようにしましょう。
「早食いは太る」と、よくいわれます。その理由としてまず思いつくのは、早食いの人は過食しやすい、ということでしょう。ところが、最近、それだけではないことがわかってきました。「早く食べる人よりも、ゆっくりよく噛んで食べる人の方が、エネルギーを多く消費し、太りにくい」というのです。
ポイント③食べる時間帯に注意する
ヘルシーな野菜であっても、食べる時間には注意が必要です。夜になると、食べたものはエネルギーとして、体に蓄積されやすくなります。そのため、遅くても夕食は18時まで済ませるようにしましょう。
食べる時間だけでなく、夕食は食べる量にも気を付けてください。朝食や昼食はエネルギーとして使用されますが、夕食は食べ過ぎた分、蓄積されやすくなってしまいます。
ポイント④ドレッシングのかけ過ぎに注意する
野菜を生のまま、サラダで食べるという人も多いでしょう。サラダはヘルシーなイメージですが、かけるドレッシングの種類や量によっては、太りやすくなります。
さらに、ドレッシングには塩分も多く含まれています。ヘルシーな野菜を食べているつもりが、塩分の摂りすぎになっては元も子もありません。
また、天ぷらや煮物など、野菜の調理方法にも注意が必要です。天ぷらの油や衣、煮物の調味料も、太る原因となります。野菜を食べるときは、調味料や調理方法にも気を付けましょう。
ポイント⑤野菜ジュースは野菜の代わりにならない
野菜不足を補うために、市販の野菜ジュースを飲んでいる人も多いでしょう。手軽に野菜の栄養素をとれる野菜ジュースは、とても便利です。しかし、野菜ジュースは生野菜の代わりにはなりません。
野菜はジュースに加工する段階で、加熱処理をしています。加熱することで、ビタミンCや酵素は失われてしまうため、野菜そのものの栄養成分はとれないのです。
もちろん、全ての栄養成分が失われているわけではありません。熱を加えると、吸収されやすくなる栄養素もあります。美味しく手軽に飲めるというメリットもあるため、上手に生活へ取り入れましょう。
ポイント⑥食べ過ぎない
野菜はヘルシーですが、食べ過ぎは胃腸の負担になります。食物繊維が豊富な野菜もあるため、便秘になったりお腹を壊す可能性もあります。
野菜ばかり食べて、他の食材を食べずにいると、栄養バランスが崩れることもあるでしょう。ダイエット中であっても、適切な量の炭水化物や脂質も必要です。野菜ばかりを食べないように、栄養バランスにも注意してください。
カロリーが高い野菜は食べすぎないように注意しよう
ヘルシーなイメージがある野菜は、種類によってカロリーや糖質量に大きな差があります。ランキングを参考に、よく食べる野菜のカロリーや糖質量をチェックしましょう。
ランキングを見てわかるように、根菜類は特にカロリーと糖質量が高いです。ダイエット中はできるだけカロリーと糖質量が低い野菜を選び、調理方法や食べ方にも注意しましょう。